2025秋イギリス旅(アンティーク編)

タイミングが合えば
イギリス各地で開かれているアンティークフェア もいい
今回
ウェールズに向かう道すがら立ち寄ったのは
Shepton Mallet 近くのショーグラウンドで開かれていた
ジャイアントフリーマーケットという名の
ヴィンテージフェア
建物の中には200~300のブース
外にも同じくらい多くの出店者がお店を広げています

ヴィンテージの家具に小物
ファブリックに ガーデングッズ
カトラリーや 食器類
本に おもちゃ
ジュエリーに時計
こんなものどうするの?という一見ガラクタでも
誰かにとっては探し求めていたお宝

すれ違う人が大切そうに抱えているもの(戦利品)を見るのも
フェアの楽しみ
何故にそれが欲しかったの⁈
みんな実に不思議なものを さも満足そうに抱えて歩いている(笑)

わたしが気になるのは
ヴィンテージやアンティークの調理道具や食器
カトラリーや クロス類
本などなど



一番最後まで悩んだのは
ウエルッシュスプーンラック
ウェールズ特有のそれは
滞在したウェールズの家の壁にもかけてあり、とても気になっていたもの
木製の階段式になったスプーンラックは
穴に木のスープスプーンを差し込むスタイル(下の写真)

右は滞在した家のスプーンラック↑
写真左下のスプーンラックはアンティーク屋さんで20万円ほど
状態の良いものは20~40万も当たりまえ
なかなかの高級品です
こんなものはじめ
ウェールズのアンティーク屋さん巡りは いつもと違うモノたちに出会え
なかなか楽しいのでした
我が家の戦利品はまた後ほど、、
#
by lesgalettes
| 2026-01-23 10:53
| イギリス散歩
|
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2025秋イギリス旅(コッツウォルズ編)

産業革命以降イギリス中に張り巡らされた鉄道ですが
第二次世界大戦前後あたりから
自動車と高速道路の発達に伴い需要が減退
多くの鉄道が廃線となりました
が、そこは蒸気機関車発祥の地イギリス
鉄道好きは筋金入り
現在は 何十年と廃線になっていた線路を復活させ
当時の機関車を磨き上げ
ボランティアにより運営される保存鉄道が全国各地に点在します
その数は100とも150とも
白い煙を吐きながらやって来る機関車を
目を輝かせて見つめる姿はなんとも微笑ましい限り
わたしが気になるのは
正直、機関車より お茶休憩のできるリフレッシュメントルーム(笑)
どんなケーキがあるかな~~
クランペットに コーヒー&ウォルナッツと王道のお菓子が並ぶ中
ひと際目を引いたのが
レトロな空間で今風の華やかさを放つキャロットケーキ
近頃流行りのドライのエディブルフラワーのせ
頼んじゃいますよね
お味の方は~
スポンジもバタークリームもなかなかの甘さで
紅茶がすすむ進む(笑)
ポットにかぶせられた手編みのティーコージーと相まって
なんともイギリスらしいほっこりとした時間を楽しみました
帰りの汽車の中では
コッツウォルズらしい緑広がる丘陵地帯を眺めながら
テイクアウトした巨大ティーケーキでティータイム☕
アフタヌーンティー列車から フィッシュアンドチップス列車まで
その他様々なイベント列車が走るこのGWSR
結構アクセスしづらいところにある保存鉄道が多い中
ここは観光の途中でも 割合利用しやすい場所にあります
もう一か所立ち寄ったのが
前々から行きたい行きたいと思いつつ後回しになっていた
その名もHook Norton 村にある
1849年創業の長い歴史を誇るブリュワリー
ここの何が気になっていたかというと
ヴィクトリア時代に建てられた独特の塔型醸造所
その屋根はどこか日本の天守閣風
中に入ってみたい!とずっと思っていたのでした
それプラス
いつかテレビで観た
近隣パブへのビール配達の様子がクラシカルで格好よく
その馬たちがご褒美にパブでビールをもらって
ごくごく飲んでいる様子が何とも言えず可愛かったのです🍺
フェアはじめ特定の時のみ
この日も馬さんたちは厩舎でのんびりしていました🐴
申し込んでいたのは
醸造所の見学ツアー
ヴィクトリア時代に建てられた6階建ての現役ブリュワリー
1899年に導入された蒸気エンジンもいまだ現役
各工程の説明を聞くこと1時間半
ひたすら淀みなく続く話し…
もう途中から耳と頭が英語を聞くことを拒否
(頭の中は早くビール飲みたいなぁ、、)
話しかけられないように
質問されないように
なるべく目を合わせないようにしていました(笑)

最上階のビールを冷やすための銅製の巨大容器↑
(これは現在使われていません)
さぁようやくお待ちかねのテイスティングタイム
ここでの説明は工場の説明より理解しやすい(笑)
ご自慢の各種カスクエール他
冷えたケグエール
飲みきれないほどの種類
どれもそれぞれ美味しいけれど
こんなにたっぷり飲みきれない!
捨ててもいいよ、って言われても
それはね~~
こんなに滔々と90分語ってくれたビールを捨てるなんてとてもとても、、

説明しっかりで2時間くらいの見学コースだったはず
日本の素人向けの見学コースと比べると
イギリスのそれはなかなか懇切丁寧
イギリスでは
ホームブリューイング(自宅でのビールの醸造)も人気だし
聞く側の知識もあるので適当な説明だと満足してもらえないからかもしれない
鉄道にビール
イギリスの年配男性が好みそうなコッツウォルズの一日でした
#
by lesgalettes
| 2026-01-20 10:04
| イギリス散歩
|
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2025イギリス旅秋(アイアンブリッジつづき)

当時の衣装を着た人たちがナチュラルに歩き回っています
もちろん話しかけてもOK
広い敷地の中には
鉄を作る高炉や鍛鉄工場
レトロな遊具の並ぶ広場に 緑広がる田園地帯
子供たちの課外学習でも使われる当時の学校や
様々な建物や景観が保存、再建されているので
ゆっくり眺めていたらたっぷり一日はかかります

キャンドル工房に
印刷屋、写真館に、漆喰屋さんに靴職人
それぞれ当時の様子をデモンストレーションと共に説明してくれるので
とても分かりやすい
特に興味深々なのはハイストリートエリア
食料品店はじめ
いくつかの店舗では実際にお買い物をすることもできます
量り売り用の大きな大きなゴールデンシロップの缶!↓

歩き疲れたら
フィッシュアンドチップス屋さんで揚げたてチップスを買い
パブのお庭でビールを一杯、なんてもことも🍺


楽しかったのは一般住宅(当時としてはちょっと裕福な層)
装飾品にあふれた居間
赤々と火が燃える暖炉のあるキッチン兼食堂

この日は平日でお客さんはわたしたちだけ
ゆっくりおしゃべりしながら
家中回って100年前の暮らしぶりを説明してもらいました
デモンストレーションしてくれたのはスコッチパンケーキ
(ドロップスコーンとも)
日本のホットケーキを小さく薄くしたようなものを
暖炉につるしたグリドルで焼いていきます
暖炉脇のオーブンは
なかなかか温度が上がらないのでケーキ類を焼くのは難しいとのこと

次のお客さんがやって来る頃には
美味しそうなスコッチパンケーキが焼けました
このブリスツヒルはじめ
イギリスには昔の町と暮らしを再現した沢山のオープンエアミュージアムがあります
大人はノスタルジーを楽しみ
子供たちは歴史と文化のお勉強を楽しくできる素敵な場所
大きなところなら
小さいけれど ヨークシャーのライデイルにある
Ryedale Folk Museum も可愛い
そういえば
今回行こうと思っていて行けなかったウェールズの
イギリスはミュージアムだらけ
どんな田舎に行っても
その地域の歴史を伝える小さなミュージアム(郷土資料館的な)がよくあり
大抵はその村の歴史を知るボランティアのおじいさんおばあさんがいて
そこだけ不思議な
時の止まったような空間になっている
イギリスの地方に行くと思うのは
一見都会より閉鎖的に見えるけれど
郷土愛が強い分
その地の文化について
知りたい、レスペクトしているという態度が相手に伝われば
むしろ都会より好意的に受け入れてくれるということ
おかしな英語を話す変な外人でも
飛んでいきたいな🛫
#
by lesgalettes
| 2026-01-17 11:38
| イギリス散歩
|
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2025年イギリス旅秋(世界遺産編)

産業革命に湧くイギリス
当時の主要な輸送手段は水路
大量の石炭や原料や製品を運ぶのにイギリス中に運河が張り巡らされました
これもその一つ
谷をまたいで運河を通し、そこをナローボートが走る
この橋の完成は1805年
200年以上も前にどうやってこの巨大な建造物を作ったのか、、
実際に足元から見上げ
その上を歩いてみると余計に想像がつかなくなる
昔のナローボートは馬が、時には人が引っ張っていたので
(今はもちろんエンジン付き)
この水路の脇にも道があり、今は歩いて渡ることができるのです

高いところがあまり得意じゃないわたしは
背筋がぞくぞく腰がひけ
自分の意気地のなさに笑っちゃう高さ
観光用のナローボートで渡ることもできるので歩くのが怖い人はそれもいいかも
(ただしナローボート側には欄干がないので船なのに上空を走っているような不思議な浮遊感
それはそれで怖いかもしれない
)
蒸気機関車が発明され
1830年代、40年代、鉄道が水路にとって代わると次第にその役割も変わっていきましたが
今も年間1万捜ものナローボートが通るのだとか
橋の上から眺めるディー川やウェールズの緑豊かな風景は
観光客を集めるには十分な資源
この日も多くの人たちがのんびり散策を楽しんでいました
そしてもうひとつ
何故か訪れていなかった世界遺産
「アイアンブリッジ」
これもまたイギリス産業革命のシンボルともいえるもの
1779年に完成したそれは
世界初の鋳鉄製アーチ橋
この辺りは石炭や鉄鉱石など 産業革命の素となった資源が大量に採れた場所
セヴァーン川を挟んだ町と石炭が産出するコールブルックデールの移動を容易にするために
そして川を通過する大きな船の往来を妨げないよう設計されたもの

分かるんです
どうして以前このアイアンブリッジや水道橋に興味を持たなかったのか、、
それはそれらが砂糖で出来ていなかったから、、、
つまり
これらをただの石や鉄の塊としてしか見ていなかったのです
それを作るに至った背景
作るための計画、創意工夫、労力
建設に関わった人たちがその人生の持ち時間の中から費やした時間
そしてそれらがもたらした価値
何も見ようとしていなかったから
これはわたしの好きな甘い美味しいものじゃない
そう決めつけて触れようとしなかったのは
多分、余裕がなかったんだろうなぁ
他に興味があるものがあり過ぎて

~~~なぁんて言いつつ
結局はこうなる(笑)
否が応でも目につくのは美味しいもの
染みついた粉もの察知能力は致し方ない
アイアンブリッジのたもとにあるパイ屋さん
(察知能力がなくても目に入る(笑))
見るからに美味しいオーラを放っている✨
一歩入ればそこには黄金色に焼けたセイボリーパイたちが勢ぞろい!
昔ながらのドリーを使ってポークパイを作っている様子も垣間見れます

ここのパイは最近食べた中では間違いなくトップクラスの美味しさ
B&Bのボリューム満点の朝食直後で
あまり買えなかったのが残念だったけれど
アイアンブリッジ見学後は周辺のミュージアム巡り
どうしてイギリスに住んでいる頃ここを訪れなかったんだろう
そう後悔するほどの充実ぶりでした
セヴァーン川を挟んだ峡谷は今はアイアンブリッジ峡谷と呼ばれ
周辺で採れた産業革命の礎となった石炭、鉄鋼石、粘土、石灰岩を使って作られた
鉄製品、タイル、陶磁器などそれぞれを知るためのミュージアムがごっそり

ついつい見てしまう調理関係の鉄製品↑
本当はもっと大きく立派な鉄製品の展示が多いのだけれど(笑)
上の写真はアイアンミュージアム
イギリスの産業革命は
ここコールブルックデールの地で
エイブラハム・ダービーがコークスを使い
近代的な製法で質のいい鉄を作りだす方法を発明したことから始まったと言われています
セヴァーン川はブリストル湾まで繋がる大きな川
製品を海まで運ぶ事ができました
下の写真はコールポートの村にある陶磁器ミュージアム
この辺りは良質の粘土が採れた上に
燃料の石炭も豊富だったため
タイルにレンガ、陶磁器産業が盛えた土地

陶器好きの方ならご存じコールポートの窯も1790年代にこの地で生まれました
高級陶磁器メーカーのコールポート
美しい絵付けが豪華なティーセット
優雅なフィギュリンに花瓶
我が家とは縁遠いジャンルの陶磁器たち
観るには素晴らしく
手に入れたいとは思わずに済む
まさに芸術作品


一つ一つ手で作られる陶花は
まるでシュガーペーストのよう

この焼きっぱなしのお花一つから購入もできちゃいます↑
(無事に持って帰れる自信がなくて買わなかったけれど)
どこもゆっくり時間をかけてみたい充実のミュージアム
それがいくつもいくつもあるのだからもう大変
アイアンブリッジは1日あれば十分よね
なんて思っていたわたしがやっぱり愚かでした
何百年と続いてきた農業中心の人々の暮らしを一気に変えた産業革命
その中心となった地の見学を1日で終えられるわけがない。。。
また行くしかない
美味しいパイも食べられることだし。。。
#
by lesgalettes
| 2026-01-14 09:40
| イギリス散歩
|
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お疲れ様お茶会

改めてその手軽さを実感
オールインワン手法(材料全部を一度にボウルに入れて混ぜる作り方)なので
生地作りが簡単だったり
焼き時間が短いのに加え
あの型どこにしまったっけ?と探したり
型の下準備などにかける手間もミニマム

おまけに作ったのは


ただ、謙虚そうなことを言う割に
ストレスフリーなことこの上ない
ケーキも薄いのであっという間に冷めてくれるから
アイシング仕上げなどにも割とすぐに取り掛かれる
この日のように幾種も作りたいときは本当に助かっちゃう
このバット、トレイベイクって言えるサイズ??
なんて思っていたけれど
慣れてみると
日本の家庭で、日本のオーブンで作るには
これくらいがきっと一番ちょうどいい
出来上がった姿は
イギリスのそれと比べたら小さいけれど
でも立派なトレイベイク

どんと大きく切り分けて
おやつにしてもいいし
小さくカットしてきれいなお皿に盛ってあげれば
来客時のお茶菓子や アフタヌーンティーなどにも十分対応
とにかくバーサタイル
たっぷりクリームといちごをサンドした
セイボリーチーズケーキに りんごとブルーチーズのミニタルト
リクエストのあったマッシュルームパテに
ライ麦やオーツを使ったクラッカー類

この日のゲストは
「バットで作れるかんたん英国菓子」を生み出してくださった有難~~いメンバー
わたしの重いおしりをたたいて
背中を押して
エールをかけてくれて
褒めてくれて
鼓舞してくれたおかげで
この本がある
南に足を向けて寝れない
北枕にならないからちょうどいいか
~なんてことではなくて
わたしなぞに声をかけてくださって
ほんとうに本当に有難い🙏🏻

いざ作り始めると
あれが嫌だこれが嫌だ
わがままもソコソコ言うし
面倒くさい著者だったに違いない
そして年が明け1月
そんなこともすべてが終わり
本を前にして
みんなで楽しく、この本の作成過程のこと
関係のないこと、あれやこれや沢山お喋りして
過ごした楽しい時間
このご縁に改めて感謝するのでした🙏🏻
皆それぞれ好きなモノ、得意な分野があって
それぞれ力を出し合って何か一つのものを作り上げる
よく考えると
本って面白いかもしれない
今更って言われそうだけれど
#
by lesgalettes
| 2026-01-10 17:56
| 日常
|
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お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
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