如月お茶会

これまたマーマレードをたっぷり入れた生地を入れて茹で蒸しに~
首を長くして待つこと100分
オーブンで焼くより倍の時間がかかるけれど
お陰でしっとり密な優しい食感のプディングになる
ほかほかプディングに
この楽しみのためならなんなく耐えられる(笑)
レモンにライム、きりっと爽やかな柑橘類は夏のイメージ
でも国産が手に入りやすいのはやはり寒いこの季節
テーブルに春の気分をもたらしてくれる
ラミントンも
ラズベリーピュレとマンゴーピュレでピンクと黄色の春色に
さっきまで寒そうな色合いだったテーブルも
春色お菓子たちのおかげで
枯れテーブルに花が咲きました
気分は花さかばあさん(笑)
ノーベイクチーズケーキ
来月のレッスンで登場のローズショートブレッドも
春らしさに一役
アフタヌーンティーはスコーンやサンドイッチがないと
と思いがちだけれど
紅茶に甘いもの
そして楽しい会話があれば それでOK
ひとつの正解なんてなくて
人それぞれの答えがある
でも一つどうしても欠かせないのは
紅茶より、甘いものより
楽しく、くつろいで過ごしてもらいたい、の気持ちかな
そして自分も一緒にしっかりその時間を楽しむこと
この日もしっかり楽しみ過ぎるくらい楽しみました
ほんとうのところ
冬が好きだったりするので
2月が31日まであればいいのにな、なんて思う如月の朝
#
by lesgalettes
| 2026-02-12 08:55
| アフタヌーンティー&ティー
|
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ヴィーガンベイキング



ジンジャーアイシングたっぷりのフラップジャック的なもの、

ヴィーガンベイキングの素材として
こめ油のマーガリンで作ったショートブレッドの上にチョコレート
さらにアクアファーバ(ひよこ豆缶の缶汁)で作るメレンゲをのせて焼いたトレイベイクなど
今から10年ほど前に考え出されたというアクアファーバ
アクア=水 ファーバ=豆
その名の示す如く豆の水
豆の煮汁に砂糖を加えながら泡立てると
メレンゲとそっくりなものが出来上がる
これでパブロヴァはじめ メレンゲ菓子が作れる、というのは知っていたものの~
あえてやってみようとしなかったのは
どこかヴィーガンブームに
「今どきの若者は~」的な年寄り感情を抱いていたのかも
モノによるとは思うけれど
このお菓子に関しては卵白のメレンゲとほぼ区別がつかない
むしろメレンゲでたまに気になる卵白臭がないのはプラスポイント

もう一つ気になっていたのは
サイリウムハスク
オオバコ科の植物の種子の外皮を粉状にしたもので
イギリスではヴィーガンベイキングの際 卵の代用品として使われることも
ほぼほぼ植物繊維というこの粉
日本ではダイエットや
米粉パンを作るときの繋ぎとしてよく利用されているよう
これもまた 見ないふりをしていた食品のひとつ
キャロットケーキ
卵の代わりに水で溶いたサイリウムハスクを入れ
途中 ボウルの中で怪しげな様相を見せる物体に疑いのまなざしを向けながら
型に入れてオーブンに投入することしばし、、
これもまた
自分の疑いの眼(まなこ)と
想像力の欠如とバイアスを束にして突きつけられた結果に~
ふつうに美味しい、、
イギリスのようにヴィーガンクリームチーズが手軽に入らないので
今回のフロスティングに関しては 甘みが強く要再考なものの
スポンジ部分は もともとキャロットケーキはバターではなくオイルだし
人参にスパイスがたっぷり入るので
風味的にもこれと言って何の問題もない仕上がり
いくらでもこういうキャロットケーキは世の中にあるよね
テクスチャーもそんな感じ
困った。。。楽しい(笑)
ヴィーガンベイキング
非常に面白かった一方、一抹の寂しさを感じたのは
あの明るい気分をもたらす卵の鮮やかな黄色がないこと
バターの優しい鳥の子色?(薄い優しい黄色)もないし
ボウルの中はいつもグレーな物体
お陰で この日のデザート用に準備していたキャビネットプディングが
いつも以上にどうだ🌟と
その鮮やかな黄色を張り切り気味に主張していました
やって出来ないことはないだろうけれど
無理してあるものに似せたものを作るより
その素材で美味しくできるものを考えだす方が
よりナチュラルで美味しいものが作れる気がする
人間も然り
何かに似たものになろうと無理して頑張って
なにかの「似たもの」になるより
持っているものでより良いものをと目指す方が
きっと個性的で魅力あるものになれる
万人受けしなくともいいから
いいと思ってくれる人が周りにちょっといる
そんな風がいいな
#
by lesgalettes
| 2026-02-08 06:01
| イギリスのおいしいもの
|
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今日は何作る?

↑柚子があるから柚子のケーキ

変わり種を入れるときに考えるのは
そのひとの好きなお菓子の傾向から
どんなテクスチャーのものを好むのか、そこからスタート
(多少びっくりしては欲しいけれど
好みじゃないと困るので)
ソフトでふんわりしたお菓子が好きなひと
みっちりどっしりしたものが好きなひと
滑らかしっとり食感が好きなひと
素材の好みもあるけれど
テクスチャーの好みって 結構大きい
(レバニラは嫌いだけれど
レバーパテは好きとかね)
どんなものでも どんなテクスチャーでもどんとこい!
っていうひとの場合は
素材の組み合わせで面白がってくれるパターンも多いので
そっちを考えてみたり、、
なんて、実は言うほど真剣には いつも考えてはいないのだけれど
イングランド北部ヨークシャーエリアのフルーツケーキ
濃い紅茶に漬けたたっぷりのドライフルーツがぎっしり入った
ずっしり重い でもその分、油分、粉分控えめなので
ある意味あっさりとした(異議を唱える意見もありそう?)ケーキ
ヨークシャー地方の食べ方としては
このケーキに 地元のチーズであるウエンズリーデイルチーズを添える食べ方
はじめてウエンズリーデイルのクリーマリーを訪ねた時
その食べ方を知ってから
なるほどね~とお気に入りの食べ方
紅茶もいいけれど ちょっとお酒が欲しくなる組み合わせ
白くて脆い あっさりとしたハードチーズ
癖がないので
アプリコットやベリーなどが混ぜ込まれているバリエーションもよく見かけます
プレーンのウエンズリーデイルチーズは
フルーツケーキの他に
アップルパイに添えて食べるのも人気
(アップルパイのフィリングに一緒に焼きこむパターンもあるけれど
アップルパイ全体が脂っぽくなってしまうで
添える方が断然美味しい、と今は思う)
バームブラックとチーズとお茶だけではなんだか寂しいので
何を追加しよう~と考えた結果
目に入ったのは あまりの新鮮さに前日大量買いしてしまったセロリ
セロリ。。。
バランスを考えるとスープか?
いやいや、やっぱりプラウマンズランチでしょ
急遽卵を茹でてスコッチエッグ作り🥚
パンがない
買いに行く暇はないから、ソーダブレッドにしよう
あとはただ並べればいいだけのプラウマンズランチ
美味しいイギリスのマチュアチェダーがまだ残ってる
ピクルスに
りんごに
チャツネにトマトに、、
これは紅茶より断然ビールよね🍺
なんて思いながら ひとりスコッチエッグをぴちぱち揚げる
試しに一つカットしてみたら
わ、まだお肉がちょっとレア?
ついついぎりぎりを責めるのは悪い癖
色々並べてるうちに
主役だったはずのバームブラックとウェンズリーデイルチーズがわきに追いやられている
今日のゲストは何でも来い
むしろ「変わっているものほどウエルカム」派
でも、例え見慣れたお菓子でも
作り手の違いを楽しんでくれる、そんなお客さま
何でも喜んでくれるのは間違いない
*
何を作ろうか紙とペンを手に考える
悩ましいけれど好きな時間
☆★お知らせ☆★
3月のレッスンのメニューと日程UPしました
お申し込みスタートは
2月11日(水)21時~になります
#
by lesgalettes
| 2026-02-04 09:03
| イギリスのおいしいもの
|
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「バットでトレイベイク」レッスン

この本では全て一つのサイズのバットで作るため
そのバットに合わせて
これまでの本で登場しているお菓子も分量が調整してあります
大体⅔量くらいになっているものが多いので
ちょっと大きすぎるなぁと思われていた方にはちょうどいいかも
これも、これまでの卵2個使用する直径20㎝の丸形で作るものから
全体量が2/3量に減っています
でも表面積は増えているから
物足りなさは意外とないはず
華やかにイメージチェンジ
難しそうに見えますが
みんな初めてでもこんなにきれいに出来上がりました✨
そう、実はとっても簡単なのです
何故このデコレーションにしたかって?
それは~
全部同じ型で焼くもので
当然のことながら ぜ~~んぶ茶色の平たい長方形のケーキ
見分けがつかなくなっちゃうから(笑)
お次はオールドファッションブレッドプディング
よく聞くブレッドアンドバタープディングとは別物
フルーガルな
余って固くなってしまったパンの再利用法
ちぎったパンを牛乳に浸し
ドライフルーツやスパイス、卵などを加えて焼いたもの
ずっしりどっしり、重くなってしまいがちなこのお菓子
今の時代でもとっつきやすく、食べやすくする秘訣はオレンジ
もちろん加えなくとも作れるけれど
入った方が絶対に美味しくなる
みんなどう反応するかなぁとちょっぴり心配していましたが
「3種のうちで一番好き!」と言ってくれる人も案外多くて
ほっと一安心


今回のブレッドプディングは
表面にデメララシュガー(粒の大きな茶色のお砂糖)をたっぷりかけて焼いているので
カリカリ&もっちり生地のコントラストがまた楽しい♪
冷めたらトースターでカリッと焼きなおすのもあり
3品目は「ノーベイクチーズケーキ」
日本でいうところのレアチーズケーキです
イギリスのレアチーズケーキは
ゼラチンを入れず
泡立てた生クリームをクリームチーズに混ぜて、ふんわり固めるタイプがメジャーですが
わたしが感動したのは今回の本でご紹介しているタイプ
ゼラチンどころか
生クリームもお砂糖も使わない
クリームチーズに混ぜるのはコンデンスミルクとレモン果汁
それだけ
それだけなのにしっかりミルキーでナイフでカットできる硬さの
美味しいチーズケーキが出来てしまうのです
初めて食べたときは 本当にびっくり🌟

これにはコンデンスミルクの甘さにぴったりの
いちごソースを添えるのがおススメ
何故かイギリスのチーズケーキは
ベイクドでもレアでも いちごトッピングが大定番🍓
日本ではブルーベリーの方が多いかな

ちなみに現在イギリスでもっとも人気のチーズケーキは
市販品なら NYチーズケーキ
レアタイプは簡単なので手作り派に人気
そしてバスクチーズと共に
ここ数年見かけるようになったのが「ジャパニーズスフレチーズケーキ 」
わたしの子供時代にはほぼこれ一択だったチーズケーキが
今やイギリスで新食感チーズケーキとして紹介されるようになるとは、、、
このBBC のレシピは今どきイギリス風に
味噌キャラメルトッピングですが
*
2時間で3品
あっという間に華やかデコレーションのキャロットケーキに
ブレッドプディング、そしていちごソース付きのチーズケーキまで作れてしまう
バットトレイベイク
気楽にあれもこれも楽しんでいただけたら嬉しいです♡
*
本を手に取っていただけるだけでも十二分に嬉しいのに
今月はお花などの💐お心遣いも
ほんとうにありがとうございました
ご褒美だぁ
今年分のいいことまだ残っているかな
もとい、
悪いこと以外は全部いいこと
ということは 「いいこと」とはエクストラいいこと、
勘違いしがちだけれど
「ふつう」と思っていること=いいこと
(悪いことだってもしかしたら
100回くらい目をこすったら いい面が見えるかもしれない)
では 今年もエクストラいいことがあるよう
マイペースで頑張ります🙌
#
by lesgalettes
| 2026-01-30 07:18
| レッスン
|
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2025秋イギリス旅〆

車で走っていると あっちこちで城の跡に遭遇します
その数は600以上とも
ウェールズの面積は四国ほど
そこに600を超える城跡や古城があるというのだから
それはしばしば目に入ろうというもの
なんでも
コンウィ城やカーナーヴォン城のような世界遺産にも指定されているものから
崩れかけた城壁が残るだけのもの
ローマ時代のものから中世のもの
海を望むもの 山の上の断崖絶壁の上にそびえるもの
どれもシンデレラ城のようなお姫様が住むキラキラしたそれではなく
いつ攻めてくるか分からない敵を見張り
攻め入られても長く持ちこたえられるよう堅牢堅固な作り
その地を統治している長の威厳を示し、睨みを利かせるための
住まいであり要塞

だから
その壁の厚さは驚くほど
下の写真のケアフィリー城に至っては4mもの厚みがあるそう
1200年代に建てられたそれは
2重の城壁と周りをぐるりと囲む堀で
一度も落城しなかったことで有名
中世の城塞建築の傑作と言われています

現在内部は、子供たちの遠足先にも人気なのも納得の
分かりやすい展示多めの楽しめる空間
自然に古城に特有の文化に
見どころたっぷりのウェールズでしたが
一番の思い出はなんといっても
憧れのおうちで数日過ごせたこと

静まり返った夜
マグカップを手に暖炉の前で
火を眺め ぼーーーっと過ごす時間
時差ボケで眠れないのも悪くないな、と思った初めての経験
じき身体も温まって
パチパチと薪の爆ぜる音に眠気もやって来る
薄暗い部屋の灯り
WiFiもないここは 些末なものを忘れられる空間
目が覚めればまた俗に戻り
スーパーやファームショップでのお買い物に嬉々として出掛けるのだけれど(笑)
バラブリスに ウエルッシュケーキ

ラバーブレッド(岩海苔のようなもの)も見つけました
ウェールズではこれをベーコンの油で炒めてトーストにのせたり
オーツと混ぜて丸めたものを焼いて食べたりします
スーパーでついつい買ってしまうのは
変わり種ビスケットと 変わり種紅茶
お馴染みジャミードジャーも
ストロベリー味に チェリー味
アップル&ブラックベリー味がある!とついついかごに🧺

ジャファケーキのホットハニー味は
何気にちゃんと辛くて面白い🌶
(オリジナルの方が100倍美味しいけれど)
紅茶の変わり種は
チェリーベイクウエルタルト味に
ジャムドーナッツ味
レモンドリズル味に ダイジェスティブビスケット味
ウエルッシュケーキ味も🐲

大量購入するビスケットや紅茶の多くはレッスンの時に
みんなで楽しむ用
アンティークも少々
今回買ってきたカトラリーやポットのセットなどは
ほぼ他所に嫁いでいきましたが。。

手元に残ったのは
ヴィンテージのガラクタチックな
でも わたしからすれば可愛い 日々使いたいものたち
どれも今回の旅の思い出が詰まっている

まだまだ書ききれないけれど
とりあえずこの辺で。。
今回もいい旅でした
#
by lesgalettes
| 2026-01-26 10:40
| イギリス散歩
|
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お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
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イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
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