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イギリスのクリスマスケーキ

雪に弱いイギリス
飛行機や電車が止まってしまったり 学校がお休みになったり
世間はてんやわんや...
普段から お天気の話題が多いのに この雪のせいで
テレビでも スーパーのレジでも さらにお天気の話しばかりです^^;

ふと考えてみると クリスマスのお菓子は粉砂糖をかぶせたものが多い気がします
雪を模しているのかな。。

ドイツのシュトーレン ・ イタリアのパンドーロ
イギリスのミンスパイに スペインのポルボロン
オーストリアのキッフェルン どれも粉砂糖がかかっています
イギリスのクリスマスケーキ_a0107981_211363.jpg

そうそう 忘れてはいけない イギリスのクリスマスケーキも
真っ白なアイシングでカバーしてあり 雪のよう
中身は 雪の下の大地さながら どっしり濃い茶色ですが。。。。

せっかくなので 今月のお菓子教室では
ミンスパイや イギリスのどっしりクリスマスケーキなどにチャレンジしたグループも(^^

イギリスのクリスマスケーキ_a0107981_2112040.jpg

ブランデーなどにつけた大量のドライフルーツを入れ 数時間焼いたケーキを
まずはマジパンでカバーします
お次はシュガーペーストですっぽり包めば ベースは完成
あとは 楽しいデコレーションタイム~のはずなのですが。。。
イギリスのクリスマスケーキ_a0107981_2113530.jpg

ねんど細工のように お花でも雪だるまでも好きなものを作ってのせればいいのよ~
というものの 真っ白なケーキを前に 意外と頭も真っ白になるようで
みな考え込むことしばし。。。
そういえば 大人になってから
「真っ白な紙に何でも好きなものを書いてみて~」
という経験は なかなかしなくなりますよね。。。
「何にもうかばな~い」などと ワイワイ言いながら
それでも結局 それぞれ可愛らしいケーキが出来上がりました
(日が暮れて 写真も暗いです^^;)

そして
私も 自分のクリスマスケーキを作らないとなぁ と思いつつ
根が面倒くさがりなので よほど家に閉じ込められないと
やる気がおきず 手をつけていなかったのですが...

イギリスのクリスマスケーキ_a0107981_21483647.jpg
この雪のせいでおかげで
こんなケーキが出来上がりました☆

遊んでいたら
およそクリスマスケーキとほど遠い
ものに なってしまいましたが。。。

一体いつ食べるんでしょう このケーキ067.gif




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# by lesgalettes | 2010-12-22 21:53 | イギリスのおいしいもの | Comments(1)

クリスマスプディングのかたち


今日も雪
雪かきする気も 凍りついた車を解凍する気もおきないので
クリスマス用のクッキーなど焼いていたら
あっという間に日が暮れていました^^;
(ちゃんと昇ったのかも怪しいけれど。。。)

今日のクッキーは なんとなくクリスマスプディング型
イギリスにお住まいの方は ご存知の通りですが
この 「茶色の丸+柊」のモチーフは クリスマスプディングの形です

クリスマスプディングのかたち_a0107981_058693.jpg

このモチーフ クリスマスシーズンになると いたるところでみかけます
右の写真は チョコレートや ティーコージー
クリスマスツリーのオーナメントなど
そして 今年はクリスマス切手にも登場☆
クリスマスプディングのかたち_a0107981_0582525.jpg

今のクリスマスプディングは 大抵上の写真のようにドーム形
丸じゃないじゃない?と思いますが
以前は モスリンでプディングの生地を包んで縛り 蒸しあげ
上から クリームをかけて 柊を挿していたので
この球形だったのです

クリスマスプディングのかたち_a0107981_155466.jpg
今ではこの形のものは クリスマスマーケットや
クリスマスハンパー(プレゼント用食料品詰め合わせバスケット)の中などで見かける程度ですが。。。

シンプルで いかにもクリスマスを連想するこの形
日本ならさしずめ
鏡餅=お正月 みたいなイメージです(^^





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# by lesgalettes | 2010-12-21 01:36 | イギリスのおいしいもの | Comments(4)

クリスマスリース と クリスマスクラッカー

先日の ナショナルトラスト(Hidcote Monor Garden) での
クリスマスプディングワークショップ
に引き続き
今度は Winter Wreath Workshop に参加してみました
こちらはたった4人だった前回とちがい 大盛況☆
クリスマスの飾りつけのされた 楽しげな雰囲気の温室の中に
20人くらいの人が集まっていました

まずは コーヒーを飲みながら 講師の先生のデモンストレーション見学
その後 いろいろ質問が飛び交った後
いよいよ リースの製作開始
「ここにある花材どれでも好きなものを使ってくださいね~」
クリスマスリース と クリスマスクラッカー_a0107981_7413657.jpg

いろいろな種類の 緑を前にどれを使おうかなぁ などと ゆっくり眺めている私とちがい
ふだんから 作り慣れている人が多いのか
みなすごい勢いで 作り始めます

迷いなく 土台のオアシスに どんどんグリーンを挿していく様はなかなか圧巻
「あんまり大きいとドアからはみ出しちゃうし~」と
ちょきちょき挿した後から トリミングしている私をわき目に
みな 大胆な巨大リースを作り上げていきます
みんなどんな豪邸に住んでいるのでしょう? (^^;

ゆっくり写真など撮っている暇のない 怒涛の作成時間の後
ふ~っ (^^) ようやく ランチタイム ♪

クリスマスリース と クリスマスクラッカー_a0107981_7415082.jpg

クリスマスらしく テーブルの上にはクラッカー☆
みんなで 「パン!」 と引っ張った後には
お約束の「紙の冠」をかぶり
ジョークを読みあいます(このジョークがまたむずかしいんですよね。。)

日本と違い イギリスのクラッカーは筒状で
中に 必ず紙の冠と ジョークやクイズの書いてある紙
そして 文房具などの小物が入っています
この時期ランチなどに行くと テーブルには 大抵クラッカーが置いてあり
老いも若きも男性も女性も みなふつうの顔で冠をかぶってのお食事。。。
最初は驚いたけど これも見慣れるとふつうに思えてくるから 不思議☆

クリスマスリース と クリスマスクラッカー_a0107981_742695.jpg
気になるクラッカーの中に入っている小物は
その値段によってさまざま
近所のスーパーの6個3ポンドくらいのものなら 笑っちゃうような小物
この前のぞいた フォートナムメイソンには
1000ポンド!のクラッカーまでありました
ちなみにその中身は シルバー小物など

このクラッカーを手作りする人もいて
その人は パーティーに招く人それぞれへの
プレゼントを 中に入れるそうです

なかなか遊び心のある習慣ですよね^^



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# by lesgalettes | 2010-12-19 08:43 | イギリスで学ぶ | Comments(4)

ミスルトゥ


となり町のクリスマスマーケット
バーミンガムの大規模なそれとは違い こじんまり
いつもやっているファーマーズマーケットの ストールがクリスマス風になっただけ
みたいな感じだけど これはこれでアットホームでいい雰囲気です^^

ミスルトゥ_a0107981_1859540.jpg

ムルドワイン(ホットワイン)の代わりに ここでは ホットサイダー(りんごのお酒)
これが意外とおいしい☆
サイダーに シナモンなどのスパイスと 少しのお砂糖を入れて温めればいいだけなので
寒い冬 おうちで作るのもいいかも
そして 気になったのが 「ホースラディッシュ・ウォッカ」
かなり胃が カ~っとしそう(^^) これはうちから温まるでしょうね~
ミスルトゥ_a0107981_18592159.jpg

いつものケーキやジャム類も クリスマス仕様
ミンスパイや クリスマスプディング・ ターキー用のクランベリーソースなどが並びます

☆ クリスマス三原色 赤・白・緑 ☆
ミスルトゥ_a0107981_18593838.jpg

今年よく目にするのが ミスルトゥ(やどり木)
イギリスでは この時期 ミスルトゥの束をつるし
その下にいる人にはキスをしていいという慣わしがあります

ミスルトゥ_a0107981_19153077.jpg

ここ数年イギリスでは そのやどり木がめっきり減り
売られているもののほとんどが フランスなどからの輸入ものだったそう
それが昨今のサイダーブームで りんごの木が増え
(やどり木はりんごの木によくつくので)
今年は 国産のやどり木が 安く買えますよ~ という記事が
そういえば新聞に出ていましたっけ
ここは Somerset や Hereford などの サイダーの産地が周りにあるので
余計に 沢山目にするのかもしれません
鮮やかな黄緑色の葉っぱに 半透明の真珠のような実を付けたミスルトゥ
クリスマスまで 早くも後 一週間です


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# by lesgalettes | 2010-12-17 19:52 | イギリスイベント | Comments(0)

カリグラフィー


子供の頃から 年賀状を書くのは 12月の30、31日
クリスマスカードも もうとっくにリミットはすぎていますが
今年は挫折の予感。。。(^^;

夏休みの宿題同様 簡単なものだけ最初に済ませて安心し
ぎりぎりになって 大変な部分が残っていることに気づき 焦るパターン
(クリスマスカードなら買っただけで安心してしまうとか)
追い詰められないとやらない性格は いまだ治りません

せっかく カリグラフィーを勉強しているのに
今カードを書かないで いつ書くというのでしょう~
カリグラフィー_a0107981_9454461.jpg

去年の秋頃から習い始めた カリグラフィー
カレッジでは おじいちゃんやおばあちゃんばかり^^
本場のイギリスなのだから 学びたい人も 沢山いるだろうと思っていたら
若者は興味を示さないらしく
今ではあまり教えてくれるところも 少ないそう
どこの国も一緒ですね
カリグラフィー_a0107981_105187.jpg

それにしても
習えば習うほど難しい。。。みんなでやる時は 楽しいのですが
一人で 家で書いていると 意外と集中が続かないし・・・
あれやこれやと 他の事が気になってしまうからかな
カリグラフィー_a0107981_9492279.jpg

今練習しているのは Uncial という 5~8世紀くらいに使われていた書体
羊皮紙にさらさらと書くために 生み出された書体だというけれど
さらさらと書けるようになるには 来年のクリスマスくらいまでかかりそう...

今日 近所のポストにカードを投函しに行ったら
背の高いポストの口まで カードが詰まっていました
口から手を入れると たくさん掴み取れてしまうほど。。
というか 投函口より上まで入っているので
奥に詰め込まないと すべり出てきてしまう (^^;
う~ん
ご近所の人たちにも大分遅れをとっているようです。。。


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# by lesgalettes | 2010-12-16 10:25 | イギリスで学ぶ | Comments(4)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


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ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

Galettes and Biscuits
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