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2月のレッスン


年に1~2回イギリスに行く理由は
友人に会う、というのもあるけれど
イギリスのお菓子に会いに行く、
というのも大きな理由

本人はそれ程イギリスやイギリス菓子にハマっているつもりはないけれど
なんだかんだで
ここまで足しげく通うところを見ると
ちょっとはハマっているのかもしれない
別に明日からイギリス菓子食べなくったって生きて行けるって
本人は思っている
世の中他にも美味しいものはたくさん溢れているから

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今月のレッスンはロンドンチーズケーキ
去年の今頃イギリスに行った際
ようやく出会えたレトロ菓子
「会いたかったよ~」と頬張ったそれは
思いの外美味♪

思いの外、と言ったのは
それまで知っていたロンドンチーズケーキは
パフペストリーとパフペストリー、2枚の間にジャムとフランジパーヌが
サンドされたもので
ペストリーばかり食べているような感じだったのに対し
ロンドンで食したそれは

2月のレッスン_a0107981_15023486.jpg
ペストリーは下に一枚のみ
その上にジャムとフランジパーヌ
そしてアイシングとココナッツという構成
軽くてバランスが良く
こっちの方が断然好み!

レッスンでやるならこのタイプがいいなぁ
そう思いながら食べたのでした
2月のレッスン_a0107981_15023524.jpg
ちょっぴり塩気の効いたサクサクパイ生地に
アクセントの甘酸っぱいジャム
杏仁のようなアーモンドエクストラクト香るフランジパーヌ
甘いアイシングに
ロングココナッツ

ひとつひとつは見慣れたパーツ
でもそれらが一つに重なると
不思議なことにとても新鮮

そう、不思議に思われると思いますが
チーズケーキ要素は皆無です
1950年代~70年代にかけてロンドン周辺で売られていたこのお菓子
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なぜにロンドンチーズケーキと呼ばれるのか
それは不明
上のココナッツがシュレッドしたチーズに見えるからだとか
昔はカードチーズがフィリングに使われていたとか諸説ありますが
どれも決定打にかけ
誰もその真相は知らないという謎お菓子
でも
だからこそ魅かれるんですね
これがシンプルに「ジャムココナッツパイ」という名前だったら
わたしもわざわざロンドンで探したりしなかったはず
イギリス菓子の名前は わたしにとっては結構カギ🔑

ハマっているとは言いたくないけれど
イギリス菓子をちょっと好きな理由のひとつには
シンプルに過ぎたり
反対に、なんで?って首をかしげるネーミングセンスにもあると思う


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2月のレッスンのもう一品はアップルクランブル
とろりと煮えた甘酸っぱいりんごに
サクサクのクランブル
これはもう誰もが好きな味

わたしはオーツとちょっぴりスパイスを入れたクランブルが好み
そしてごつごつ大きな塊が混ざっているほうがいい
近頃イギリスで食べるそれは
さらさらと砂のように細かいものが多い気がする
流行り?なのか
そちらの方が上品に見えるからなのか。。


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焼きたてのアップルクランブルには
クリスマスプディングアイスをのせて🥄

カスタードも捨てがたいけれど
温かいプディングに 冷たいアイスの組み合わせを楽しめるのは
冬ならではのお楽しみ


そんなにイギリス菓子にはハマっていないけれど
明日にだってイギリス菓子断ちできるけれど
レッスンでみんなで作りたいイギリス菓子はまだまだまだまだあるから
もうしばらく断たない断てない

… やっぱりほんとうは断ちたくない(笑)


☆★お知らせ★☆



# by lesgalettes | 2026-03-04 08:00 | レッスン | Comments(0)

真冬ピクニック


毎年 我が家のピクニックはじめは1月初旬
だったはずなのに~
今年は何故か行きそびれ
ようやく行けたのが2月1日
今回はその時の様子

*

久々にコーニッシュパスティを作ります
フィリングはちょっと手抜き
冷凍庫に眠っていたビーフ&オイスターパイの残り
そしてチーズ&オニオン

真冬ピクニック_a0107981_18163846.jpg

ビーフ&オイスター(牛肉とカキ)のエール煮のパイなんて
ちょっと不思議に聞こえるかもですがが
イギリスでは古くからある組み合わせ

その昔、19世紀半ば頃までは
テムズ川河口で大量に採れたカキ
安価で栄養たっぷり
労働者の強い味方だったそれは
お高いビーフのかさ増しによく使われていたのでした
その後、乱獲やテムズ川の汚染によりカキは姿を消し
今や日本と同じく高級品
イギリスでも滅多にこの組み合わせを見ることはありませんが
何気に美味しいので
我が家では冬になるとたまに登場

その残りが冷凍庫にあった、というわけでした

真冬ピクニック_a0107981_18163741.jpg

コーニッシュパスティは
元はコーンウォールの鉱山夫のためのお弁当
フィリングにカキが入ることなんてなかっただろうなぁ
(定番の具は牛肉、ジャガイモ、玉ねぎ、スウェード(カブの一種))
いや、
でもコーンウォールは昔からカキの産地として有名
もしかして時代によっては牛肉よく安く手に入ったかも??
なぁんてその辺は分かりませんが~~

しっかり煮込まれた牛肉にビールのほのかな苦み
奥で感じるオイスターソースのようなカキの風味
パスティか?と言われたら、ちょっと違うかもですが
これはこれで美味しいパイになっていたので
まぁよし☆


真冬ピクニック_a0107981_18163830.jpg

この日はお天気が良く陽光ポカポカ🌞
近年の冬はほんとうにマイルドね~(日本海側は大変ですが134.png
なんて思いながらお弁当を楽しく頬張っていましたが

よく見ると池の上を
セキレイがすたすた~~~っと歩いている
しっかりアイスリンクになっていたのでした
やはりこの頃はそれなりには寒かったよう

真冬ピクニック_a0107981_18163803.jpg
ふと見ると
お弁当缶から出したときはまだ温かかったはずのアップルクランブルも
あっという間にひんやり
紅茶もあっという間に冷めちゃうから
少しずつカップに注いでは飲んで
注いでは飲んで(笑)
もの好きと言われれば それは間違いない

ここ数年 夏の暑さが激しくなるにつれ
どんどん冬が好きになっていく
冷たく乾いた空気の気持ちいこと
お肌にも喉にもよくないけれど 乾燥大好き
気持ちいいなぁ冬!
と毎日深呼吸
しもやけが相変わらずひどいので
さすがに家でも靴下をはくようになったけれど
出来ることなら冬も裸足でいたい(笑)

春は来て欲しいような
そうでもないような、、、
やっぱりまだ冬でいたいけれど
明日はもう3月!
春が来ちゃう😅



# by lesgalettes | 2026-02-28 10:14 | ピクニック | Comments(0)

小さかったお客さま


何を焼こう?

一番頭を悩ませるのは
小さなお客さま
小学生くらいまでが一番難しい

小さかったお客さま_a0107981_18181752.jpg
わたしの周りの若者たちは
揃ってフルーツ苦手揃い
バナナくらいは食べてくれる子もいるけれど
いちごを含め 酸味のあるフルーツは大抵NG
生クリームが苦手な子も多い

好きなのはチョコレート
キャラメル、トフィーに
アイスクリーム
そしてなぜかみんなスコーンが大好き

でも
大人がメインのお茶会だからね
(重いものが苦手になってきている世代の)
きりっと酸っぱくかつ軽い レモンメレンゲパイも入れておこう🍋

小さかったお客さま_a0107981_18181728.jpg
プレーンスコーンにチョコレートスコーン
チーズスコーンにソーセージロール
チーズストロー

チョコレートスイスロールの
いちごは別添え
食べたい人だけ食べればいいように

小さかったお客さま_a0107981_14040927.jpg


みんなが喜んでくれるので
近頃 続けざまに作っているのはカラフルラミントン
オリジナルのチョコレート味は誰もが大好き
酸味の効いたラズベリーと
フルーティーで香りのいいマンゴーは大人向け
わたし的に今回のヒットはコーヒー味
ココナッツカフェラテみたいでちょっと楽しい☕


小さかったお客さま_a0107981_18181753.jpg
そして今の季節
絶対喜ばれるのはスティッキートフィープディング
デーツ入りのフワフワあったかスポンジにあま~いトフィーソース
冷たいバニラアイスがのったそれは
子供から大人までいつも大好評😋

小さかったお客さま_a0107981_18181867.jpg
お腹がいっぱいになるまで食べて
喋って
紅茶を飲んで
また食べて

この日の小さなお客さまは
実のところ、もう全くもって小さくない!
小学6年生の彼女の頭は
わたしのずっとずっと上にある😯

小さかったお客さま_a0107981_18181832.jpg
それに以前よりも
色々チャレンジして食べてくれし
会話も一人前
大人になったなぁ
感嘆しきり
子供たちと接すると感じる時の流れ🌀

常日頃 同じ世代かちょっと上くらいの人たちとばかり接し
共にゆらりと流れているので
ある意味時が止まっているようなこの暮らし
10年前のことも まるで昨日のことのように話している
それが
子供たちとお喋りすると
自分だけ 時空の淀みみたいなところに引っ掛かって
取り残されているのがよくわかる

でもね、ここ
とってもとっても心地いいんです🌿
ずっと引っ掛かっていられたらいいのにな🦆🦆🦆
今日の願い


☆★お知らせ★☆


# by lesgalettes | 2026-02-24 10:08 | アフタヌーンティー&ティー | Comments(0)

日常


このところ親を眺めていると思う
年をとること
ひいては「生きる」ことの
虚しさと愛おしさ

全てのことは表裏一体
光が当たる面があれば 影もある
表と裏?
というより
一つの球体のようなもの
たとえ光源はいじれなくとも 観る方向で随分変わる

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晴れた日があれば
雪の日もある
どちらもそれは選べない
受け入れるしかないけれど
受け入れ方は人それぞれ
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この世に暮らすことができるのは
うまくいって80数年
長いような あっという間のような月日

母を見ていて思う
なにも、たいそうなことはしなくてもいい
凡人のわたしとしては
ただ、振り返った時に
自分の人生まぁ悪くなかったな
そう思えさえすれば それでいい気がする

日常_a0107981_14241959.jpg

その点わたしは好き勝手させてもらっているので
今のところなにひとつ不平不満はない
好きなものに囲まれて
日々好きな粉をこねくり回して

その上贅沢を言って
「うちもミラーテレビだったらいいのにな」
なんて言いはじめ
さすがにそれは贅沢だからと
額縁だけ作って テレビにはめたりして喜んでいる
そんな人生(笑)
幸福以外の何物でもない106.png
日常_a0107981_14242094.jpg

部屋を見回せば全部自分の好きなモノ
鏡のふちを歩く牛も
銅のへこんだメジャーレードルも
溶けた蝋がしたたるキャンドルスタンドも

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蓋の閉まりが今一歩あまいティーキャディーも
ピューターのタンカードも
「ケーキ積んでるから ゆっくり走るからね」のサインも
どれもガラクタだけれど
好きなものだらけ

けれど
少しずつモノを減らしたいと思い始めたのも確か
ほんとに??(自分でツッコミ)
正確には
今以上増やしたくない、かな(笑)

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そんなこんなで時折ひっそりオープンする
ガレットヴィンテージ(ガラクタ)マーケット
これからも不定期でこっそり開く予定

人生も モノを所有することも
虚しくて 愛おしい105.png



# by lesgalettes | 2026-02-20 18:24 | 日常 | Comments(0)

オニオンタタン


見つけるとついつい買ってしまうもののひとつ
小さな玉ねぎ🧺
無人島に一つだけ野菜を持っていっていいと言われたら
わたしは玉ねぎ
煮ても焼いても炒めても 揚げても生でも
洋風でも和風でもなんでもござれ
目立たないけれど
隠し味やベースに大活躍の縁の下の力持ち

いつも黒子的に活躍してくれる玉ねぎを
今日は主役にしてみます
タルトタタンならぬ オニオンタタン

バターとブラウンシュガーをたっぷり敷いた型に
玉ねぎを詰め
オーブンでじっくり加熱
玉ねぎが柔らかくなり
いい色になってきたらパイ生地をかぶせてまたオーブンへ

オニオンタタン_a0107981_10341032.jpg

今回はあれもこれも同時進行
少々放置し過ぎたようで
いい色を超えてウェルダン
炭化寸前で救出
気心知れたメンバーでよかった105.png
苦かったら一皮むいて食べてねって言える(笑)

この日の集まりの名目は1月生まれ合同お誕生会
もう1月じゃないけれど
あと何回出来るか分からないし
楽しめる機会を逃す手はない

近頃は 楽しく過ごすことに一抹二抹三抹の罪悪感を感じながらも
えいっと払拭しつつ 楽しく暮らしている


オニオンタタン_a0107981_10341094.jpg

冬はカリフラワーも美味しい季節
差し入れにいただいたグリュイエールに ペコリーノをこれでもかと加え
カリフラワーチーズも完成

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ふだんは脇役ばかりの玉ねぎとカリフラワー
今日はセンターを陣取っています

オニオンタタン_a0107981_10341186.jpg

温かいお野菜センターがいるので
お肉はゆっくり食べられるように冷製(常温?)のものを~
白ワインにも 軽い赤にも合う
ポークとチキンのテリーヌ

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テリーヌというと ゼリー寄せのような冷やし固めるものが頭に浮かびますが
イギリスでテリーヌと呼ばれるこれは
ローフ型に詰めたお肉を
オーブンでじっくり湯煎焼きにしたもの
一緒に入れるピスタチオとクランベリーがいいアクセント
チャツネを添えていただきます

スターターもメインもデザートも全て同時進行
どれもワインと合うから
甘いものしょっぱいもの 行ったり来たり
エンドレスで楽しめる

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甘いものを
後のお楽しみ、なんてとっておいて
お腹いっぱいで食べられなくってしまったら勿体ないし

Life is short, eat dessert first

あれはわたしが小学1年生の時のこと
おやつにカップのかき氷の中央にバニラアイスクリームが入ったものを食べていました
当時のわたしはアイスクリームよりかき氷派
最初に中央のアイスだけ食べ
さぁ、お楽しみのかき氷を食べよう!そう思った瞬間
ぐわっっしゃん!!
すごい音共にテーブルが揺れ かき氷はひっくり返りました

地震は怖かったけれど
それ以上に 幼い脳裏に焼き付いた
こぼれてしまったかき氷。。🍧
好きなものは最初に食べるべし
半世紀近く前に得た教訓は今もなお健在


# by lesgalettes | 2026-02-16 14:49 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


by lesgalettes

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ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

Galettes and Biscuits
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