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スコーンレッスン
ようやく気持ちの良い季節がやってきました
紅茶とイギリス菓子の美味しい季節
夏の間はとてもじゃないけれど つける気になれなかったであろうオーブンも
そろそろ稼働開始しているころかなと~

今月は スコーンレッスン
みんな大好きな分 理想の(好みの)スコーンがあるので
どんなに行列のお店から買ってきても「う~ん 何か違う」
おうちで作っても「う~ん何か違う」
と一番お悩み相談が多いのがスコーン
そんな問題を解決すべく
もしくは焼き立てスコーンで最高に美味しいティータイムを楽しんでもらうべく
毎年9月はスコーンレッスン

こんなにシンプルな材料だけなのに
なぜ作り手によって 見た目も味も違うスコーンが出来上がるのか
疑問が解決するよう
とりあえず レッスンでは細かいポイントまであ~だこ~だ説明しますが
だからと言ってスコーンづくりってもしかして大変?なんて思わないで欲しいのです
どうしたらこうなる が分かってさえいれば
あとはシチュエーションに応じて 手抜きは自由
自分のおやつ用なら 頑張ってきれいな形にこだわらなくていいし
つやつやの塗り卵だって必要なし
あっち向いたりこっち向いたり 元気にむっくり伸びているスコーンは
お行儀のいいスコーンよりむしろ美味しい

元気に膨らんで 外側さっくり中しっとり
軽すぎず重すぎず ちょうどいい塩梅の 基本のプレーンスコーン
クロテッドクリームに ルバーブとジンジャーのジャムを合わせて頂きます☆

これまで毎年作りたいなぁと思いつつも ずっと伸ばし伸ばしになっていた
トリークルスコーンも今回はようやくレッスンに登場させることが出来ました
ちょっとあか抜けない カントリー風なトリークルスコーン
ミックスパイスと ブラックトリークル(黒糖蜜)が入っているので
焼いているうちからもう キッチンがふわ~っと 秋らしい香りに包まれます
お店ではあまり見かけない 昔ながらの家庭の味

トリークルが入っているため プレーンよりはしっとり重めのテクスチャー
これがまた ミルクティーとぴったり
ほんのり甘い香りが漂うので クロテッドクリームだけでも美味しいけれど
さらにトリークルをたらせば
コーンウォールで言うところの 「Thunder & lightning」
ほのかに甘いクロテッドクリームと 苦みの効いたトリークル
意外と合うんですよ

クロテッドクリームに ゴールデンシロップの組み合わせも 「Thunder & lightning」と呼びますが
何といっても 試して欲しいのはブラックトリークルバージョン
また
昔風に スコーンではなくソフトな小型パンに
クロテッドクリームとトリークルやジャムをサンドして食べるのもおススメです

イギリス南西部 コーンウォールやデヴォンでは
スコーンが登場する前は スプリッツと呼ばれる小型のパンにクロテッドクリームをつけて
食べていたのですが それがいわゆるクリームティーの元の姿
合わないはずがありません
マグカップでごくごく紅茶を飲みながら この二つのスコーンを食べ終える頃には
そろそろお腹は7~8分目になっている頃ですが
もう一種
ちょっとビッグなスコーン「ノーフォークスコーン」の試食も残っています
今月はみんな 今日はお夕飯いらないわ~とパンパンのお腹と
箱いっぱいのスコーンを抱えて See you ~ (^^)//
▲
by lesgalettes
| 2019-09-30 08:30
| レッスン
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ジェントルマンズ レリッシュ
アンチョビはお好きですか?
魚介珍味好きの日本では それほど抵抗なく受け入れられる気もしますが
お魚嫌いが多いイギリス
マーマイト同様 好き嫌いが分かれるものの一つがアンチョビ
苦手な人も多いけれど
大好きな人もそれなりにいるということ
イギリスのスーパーでこれなんだろう?思われた方もいるでしょう ↓
「ジェントルマンズレリッシュ」
紳士の薬味・・・興味をそそる名前
白く平べったい小さなケースに入れられたそれは
なんだかキッチンより 洗面所のほうが似合いそう
さぁ 開けてみましょう~

正体を知らずに開けたら きっとビックリ
なかなか強烈な香り
そして怪しい色のペーストがぎっしり
マーマイト同様食べ方を間違ったら 間違いなく大嫌いになるであろうこれは
アンチョビのペースト
塩辛いアンチョビにバターやスパイスを加えて作ってあります
食べ方はやはりマーマイトに近いかも

基本はトーストしたパンにバターを塗り その上にうす~くこれを塗っていただきます
もしくはエッグアンドソルジャーの大人バージョンとして
とろとろの茹で卵に
このジェントルマンズレリッシュをぬったソルジャー(棒状にカットしたトースト)をつけて頂いても

別名をPatum peperium(ラテン語でpepperペーストの意)ともいう この「ジェントルマンズレリッシュ」は
1828年にJohn Osbornさんというイギリス人によって作られたというから
結構な歴史のある商品
もともとは19世紀
デザートの後 もしくはデザート代わりに
紳士たちがアンチョビペーストを塗ったトーストを食べていた~というのが
この商品の名前の由来のよう

現代では食事の後にさらにまたセイボリー系を食べる習慣はないので(チーズを除き)
もっぱらオードブルやおつまみ
料理の隠し味や
時には朝食に 使われるジェントルマンズレリッシュ
その代表的な料理に
「Scotch woodcock」なるものがあります
スコットランドのヤマシギ(鳥の種類)?
妙な名前ですが これはバタートーストにアンチョビペーストを薄く塗り
その上にスクランブルエッグをのせて さらにアンチョビをのせたもの
別にスコットランド料理でも ヤマシギが入っているわけでもありません
何か思い出しませんか?
そう 「Welsh rarebit (ウエルッシュレアビット)」
名前も雰囲気も お仲間感が、、、

これを食べながら 思い出しました
わたしのガラクタコレクションの中に アンチョビペーストの昔の入れ物があることを、、、
まさにジェントルマンズレリッシュの入れ物を大きく陶器製にした形
確かに沢山は消費しないこの塩っ辛いレリッシュは
昔からこんな薄い器で売られていたのでしょう
今のプラスチックの容器は昔の姿を そのまま継承していたのですね
その辺もマーマイトと似ていますね
この前イギリスに行った際 Waitroseでこのジェントルマンズレリッシュを買ったら
レジのおじ様が わたしがこれを買っているのが 面白かったのか
「ジェントルマンズレリッシュ美味しい?僕これ食べたことないんだ」とのこと(笑)
見過ごしているけれど 面白いイギリスフード
まだまだあるんだろうなぁ
「今欲しいもの何かある?」時々聞かれて「う~ん 特にないかも・・・」と答えていましたが
ひとつありました
近所にイギリススーパーが欲しい!!
☆★ お知らせ ☆★
11月のレッスンのお申し込みいただいた方で、まだ返事が来ていないわ!という方がいらしたら
お手数ですが、もう一度メールください。
宜しくお願いいたします。
▲
by lesgalettes
| 2019-09-26 15:38
| イギリスのおいしいもの
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11月のレッスン
今日はお知らせです☆
11月のレッスンのお申し込み方法がHPのリニューアルに伴い
少し変わりました
様子を見て 今後もう少し改善していくかもしれませんが
とりあえず今回は 9月25日21時~お申し込み開始です☆
(21時以前のメールは無効になってしまいますので慌てないで下さいね)
11月のメニューと日程は出ていますので
ご覧になっていただき お申し込みフォームよりご連絡お願いいたします

Hasty pudding (イギリスお菓子百科より)↑
そろそろイギリス菓子の美味しい季節がやってきましたね
「イギリスおかし百科」
時々更新していますので
宜しければ ご覧くださいませ☆

Paradise slice &Angel slices (イギリスお菓子百科より)↑
▲
by lesgalettes
| 2019-09-22 19:58
| レッスン
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お外ブランチ
ようやく朝晩爽やかな風が吹くようになってきたこの頃
玄関でいつでもスタンバイOK状態のまま埃をかぶっていたバスケットを持って
久しぶりにピクニック!

と思い準備を始めたものの~
にわかにギラギラと元気に光りはじめた太陽
そしてぐんぐん上がる気温
これは結構厳しい??
と 途中で路線変更☆
熱い紅茶は諦めアイスティーを作り
オレンジをぎゅ~っと絞って氷と共にポットに入れて
トマトやらアボカドやらをそのまま詰め込んで
あっさりブランチピクニック と相成りました

ラグを広げ 今回は最近導入したミニテーブルが登場
地面にラグだと カップやグラスなどは安定が悪く倒れてしまうので
これがあれば便利
今回もオレンジジュースのグラスも置きやすくて大助かり☆
まぁ ちゃぶ台みたいなものです
さていつもの木陰に落ち着いて
ブランチを広げます

卵にベーコン にトマト
パンにチーズにチャツネ
あ~これに マッシュルームがあればイングリッシュブレックファストみたいだね
と思ったら
あら いい感じのきのこが生えています
食べられるのかな?
秋ですね~

卵は今回もお得意の coddled egg
クリームフレッシュにチャイブそれにトリュフソルトを入れて作ると
簡単で本当に美味
細長くカットしたパンにとろとろの卵黄をつけながらいただけば
ちょっぴり 見た目豪華な Egg&soldiers
お腹いっぱいになった後は 寝転がって私は本を読み
旦那さんはアイパッドを眺め(笑)
目が疲れたら ちょっとお昼寝
大量に飛んでいるトンボを眺め よくぶつからないよね~と感心し
落ちてるドングリや
そこかしこに生えているきのこに
まだ暑いねと言いながらも 秋を感じ
お腹が少し落ち着いたところで 甘いものタイム

食べきれずにとりあえず 冷凍庫に突っ込んであった
ルバーブスポンジプディング。。。
一応軽く解凍して持ってきました
それでも 青空とフレッシュエア効果で 十二分に美味しくいただけます~
ようやく気持ちの良いシーズン到来ですね(^^)
▲
by lesgalettes
| 2019-09-19 20:57
| ピクニック
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スーツケースの中身2
先日イギリスで何を買ってくるのか~という事について少々書きましたが
もう一つ思い出しました
わたしが買ってくるもの
Bird's のカスタードパウダーがなぜか大好きなので
それ関係のものを見つけるとつい買ってしまいます
カスタードパウダーそのものより
トライフルキット(トライフルづくりセット)のパッケージがレトロになってる~と
思わず買ってみたり(中身は一緒なんですけれどね)
ちなみに一番左下が 以前のパッケージ 左上が最近のパッケージ
ちょっと違うでしょ↓

あ ドリームトッピングのパッケージも変わってる〜とか(笑) ↑
Dream topping というのは トライフルキットにも入っているホイップクリームもどき
(牛乳を加えると生クリーム状にふわっとなる粉)だけが袋に入ったもの
美味しいかって言われるとう~ん
フレッシュの本物の生クリームのほうが100倍以上美味しいけれど
なんか面白いのでつい買ってしまう(笑)
名前もレトロでいいですしね
ドリームトッピング☆
それと
Bird’sのなんとも分かりやすいパッケージや
昔の広告もとても味があるため
グッズ関係もついつい見つけると手が伸びてしまいます

Alfred Bird氏が カスタード大好きな 卵アレルギーの奥さんのために
なんとか卵なしで美味しいカスタードを作れないかと
この卵不使用のカスタードパウダーを開発したのが 1837年の事
その辺の細かいことはこちらを読んでいただくとして~
その後長らく長らくイギリスで愛されているバーズのカスタードパウダー
つまりその広告も100年~ 150年前のものも探せば見つかるという事
イギリスプディングにはなくてはならない
あったかカスタードソース
100年くらい前の広告になると
プディングに添えるソースとしてより
カスタードそのものをカスタードカップ(取っ手付きの小さなグラス)に入れて
スプーンですくって食べている広告が多いよう
ちなみに上の広告は カスタードを作ろうと大慌てで卵を取りに行き
階段から落ちて卵を割ってしまったシェフを見降ろしながら
「バーズのカスタードパウダーで作るから卵なんていらないのさ」
とみんなで笑っているという図…

上の女の子は カスタードカップでは足りないようで
大きな大きな器から食べて なんとも幸せそう(笑)
上の写真は 昔の広告をプリントして売っている tin sign
ウイットが効いた文句やデザインがなんとも言えません~
興味のない人から見たら ただのガラクタかもしれないけれど
こんなものたちを イギリスからスーツケースに詰め込んで
帰ってくるわけです
が~
今回買ってくればよかったな~と思ったのが
「アイスキューブバッグ」
実は数日前に急に冷蔵庫の自動製氷機が壊れ
氷が作られない!
どこかにプラスチックの製氷器はなかったっけ~
とごそごそ探していたら 出てきたのが イギリスで使っていたアイスキューブバッグの残り

基本 冷蔵庫に自動製氷機能がついていないイギリスの冷蔵庫
イギリスに住み始めたばかりの頃
プラスチックの製氷器にお水を張り 平らなところを探して固まるまでおいておくって
とっても面倒!って思っていたところ スーパーで見つけたのがこれ
細かく仕切りのついたビニールに 一番上の細い注ぎ口からお水を入れ
冷凍庫に入れて固め
あとは好きな分だけ破ってアイスキューブをとりだせるというビニール袋
お水は一度入れるともう逆さにしても口からは出てこないので
適当に冷凍庫に突っ込んで固めても大丈夫という優れものです
これ日本に欲しい~と当時は思ったけれど
冷蔵庫に自動製氷機能がついている日本に帰ったら速攻忘れていたのでした
何でもある日本
今はこのビニールも探せば売っているのかもしれないけれど
残ったワインとか入れて固めておくのにも便利かなって(^^)
お料理している時 大さじ1~2杯だけワインが欲しいけれど
そのためにワインのボトル開けるの嫌だなぁっていう時ありますよね
(・・・後日 amazon 探してみたら似たようなものが ありました!
便利な世の中です)
*********************************************
☆★お知らせ★☆
11月のレッスンのメニューおよび日程は9月25日21時ごろUPの予定です
今回からお申し込みは HPのお申し込みフォームからご連絡くださいね
11月のメニューはクリスマスプディングの回と 通常の11月メニューの回と2種あるので
そちらもチェックの程 お願いいたします☆
↓
★☆変更☆★
システムの都合上 11月から レッスンのメニューと日程は少し早めにUPいたしますが、
お申し込みは 25日の21時~でお願いいたします。
21時以前に受信したものに関しては無効とさせていただきますので、
どうぞよろしくお願いいたします≺(_ _)≻
▲
by lesgalettes
| 2019-09-16 17:24
| 日常
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週末
先週末 夏の暑さに伸び放題荒れ放題になっていたお庭を少しは片付けようかと
恐る恐る外に出てみると
想像どおり と言うか想像以上の強烈な暑さ
でもさすがにお隣さんにはみ出し生い茂っているエルダーベリーは摘まないと
と勇気を出して ガーデニング
まだ若過ぎて食べられないので
テーブルに放置されちゃったかわいそうなベリー ↓

伸びすぎたブラックベリーやグーズベリーの枝を切り
この夏いっぱい美味しい実をつけてくれた トマトを引っこ抜き
くたびれきったお庭をさっぱりしようと
少しの間頑張ったものの~
あまりの暑さにギブアップ
ほんとうは ガーデニングの後は
お庭でフィッシュ&チップスでビールといこう!
なんて思っていたけれど
とてもじゃないけれど そんな陽気ではありません。。。

仕方ないのでお庭ビールは断念して
クーラーの効いた室内でフィッシュ&チップスと相成りました☆
まぁ こちらのほうが正解ですね(笑)まだ無謀でした
ビールで作るさっくさくの衣のフィッシュには自信があるのですが
毎回課題の残るチップス
今回は思いの外上手に カラッとほくっと出来上がり
ちょっと嬉しい
はたして何が勝因なのか・・・
お芋か? 油か?
こっそりイギリストースト風メロンパン↓

先週は青森に遊びに行っていたのですが
そこでイギリストースト(青森のご当地菓子パン)のバリエーションの増殖に驚き
(アンバターから メロンパン・果てはお土産用のラスクやチョコレートまで!)
思わず買ってしまったメロンパン(例のシャリシャリバターサンド)も
お供に食べようかと思っていたものの
体重増加となぜか反比例して 縮小している胃袋キャパシティーに阻まれ断念
それはさておき 揚げたてフィッシュ&チップスは ジャンクだなんだと言われつつもやはり最高☆
レッスンでやって欲しいなぁとの声も多数なものの
我が家のフィッシュは巨大なので 大きなストウブの鍋でも 1つずつしか揚げられない
これじゃあ最後の人の分を揚げている頃には 最初の人が食べ終わっちゃう。。
、、、というかサイズダウンすればいいのか
でもね やっぱり 大きいほうが美味しいし~
いつかなんとかレッスンに登場させましょう
そう言えば うちお菓子教室だったっけ
こっちでやるという手もありかな?
▲
by lesgalettes
| 2019-09-13 10:05
| イギリスのおいしいもの
|
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夏の遠足
台風一過
夏の再来のような暑さと共に
よみがえった夏の思い出
仙台に住む妹と姪っ子と女子3人プチ遠足
待ち合わせは福島の白河駅
British Hills の送迎バスに乗っていざ出発

本当は3人でイギリスに~と行きたいところだけれど
なかなかそうもいかないので
気分だけでもというわけです
緑いっぱいの中お散歩し
ティールームでアフタヌーンティーをして
パブでビールを飲んで 泡泡の猫足バスに浸かって お泊りして
リラックス☆

ホテルでもショップでも
英語圏スタッフの人たちはもちろん 日本人のスタッフの人たちも
ここでは徹底して会話は英語のみ
もうちょっと手加減してくれるかと思ってた(笑)
そんなこんなで 女3人イギリス気分大満喫♪
このBritish Hills のアクティビティーには
英語でベイキングレッスンというのがあるのですが
「やりた~い」という姪っ子に 「それはおうちでやろうか」と促し
その代わり クラフトレッスンを受けて帰途へ
そこでこの日はおうちで お菓子レッスン☆
さて 何を作ろうか。。。
スコーンもいいけれど クロテッドクリームを買いに行くのは面倒だし
・・・
「イングリッシュマドレーヌにしようか」

この日はお手軽バージョン
オールインワン方式で生地づくり
ボールに粉からバター・卵まで ぜ~んぶ入れたら
ハンドミキサーで一度混ぜるだけ
あとは紙コップに絞り入れて 焼くだけです
これならほぼひとりでもできちゃう☆
わたしと一緒でちびっこですが 椅子に乗っかりながらも上手なもの
7歳のわりに才能あるんじゃない~ っておば馬鹿かな?

生地が焼きあがったら べりべりと紙コップを破いてケーキをとりだし
温めたジャムを塗って
ココナッツをまぶして~
チェリーをのせたら
やった 完成!!

お店で買ってくるよりず~~っと美味しい
手作りのイングリッシュマドレーヌが あっという間にできあがり☆
生地作りも仕上げも 姪っ子ほぼ一人で作ったマドレーヌで
この日は素敵なおやつタイムになりました
その後
美味しい証拠に
夕方帰ってきた うちの旦那さんが残りをあっという間にパクパク☆
作る楽しさと「美味しいね~」って食べてもらえる嬉しさ
ダブルで味わえたお菓子レッスンなのでした
イングリッシュマドレーヌを見るたびに思い出しそうな
今年の夏のひとこま
▲
by lesgalettes
| 2019-09-10 10:28
| 日常
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チャリティーお茶会2019
先週はたくさんのお菓子を焼きました
我が家に実った沢山のグーズベリーとエルダーフラワーのケーキ
ひつじさん型のビスケットはバターではなくクロテッドクリームだけで作るミルキーな味わい
優しい甘さのデーツ&ウォルナッツローフはどこか懐かしい紅茶のお供

大量のスコーンに
ハーブとチーズのソーダブレッド
レモンスポンジプディング やルバーブのスポンジプディング
ビートルートのブラウニーやヴィクトリアサンドイッチなどなど
思う存分 好きなだけお菓子を焼くのは非常に楽しい
でもいつも調子に乗って作り過ぎちゃうので
ブレーキ ブレーキ(笑)

いつもはみんなでケーキを作るカウンターにぎっしりと
ケーキやビスケット
セイボリーのタルトやチャツネなどをぎゅうぎゅうに並べてスタンバイ

あっという間に1週間が経ってしまいましたが
これは先週末開催した チャリティーお茶会の様子

毎年8月に開いているこのチャリティーお茶会
教室の再開1周年記念代わりに とはじめてから早くも7回目
早いような 長かったような
いずれ非常に楽しくやってこれたことは間違いなく
それもこれも
いつも貴重な時間を使ってレッスンに参加してくださる皆さんや
ブログやたまのイベントなどをとおして こっそり応援してくださる方々のおかげ
そして わたしたちがたまたまイギリス菓子を楽しめる 幸せな環境や健康に恵まれているおかげ

みなさんへの感謝と
普通の暮らしを続けていられることへの感謝を忘れないように
そして 今も復興へ向けて直向きに努力されている人が大勢いることを忘れないために
続けているチャリティーお茶会
皆さんからの参加費は
全て東日本大震災の復興支援に寄附させていただきます

今年も スコーンに添えたたっぷりのクロテッドクリーム
パッションフルーツカードのパヴロヴァやバノフィーパイに使った
生クリームなどたくさんの新鮮な乳製品を提供してくださったのは
(たくさんのレシピはじめ
趣旨にご賛同いただき本当にありがとうございます
おかげで美味しいイギリス菓子をたくさん作ることが出来ました(^^
カウンターの上から真っ先に消えるのは いつもクリームたっぷりのケーキからです(笑)

今年は みなさんの参加費に加え
Galettes and Biscuits のロゴ入りバッグ ↑ の売上げをプラスし
183,500円もの寄付が集まりました
この沢山の寄付金は
ご参加いただいた皆さんにはご紹介したとおり
こちらに寄附させていただきたいと思います
また手続きが済みましたらご報告させていただきますね
暑い夏の盛りの8月末に遠くから
また貴重な時間を割いてご参加いただいたみなさん
本当にありがとうございました(^ ^)
▲
by lesgalettes
| 2019-09-07 14:43
| アフタヌーンティー&ティー
|
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エルダーベリー
短くも か~~っと暑かった今年の夏も終盤
イギリスではすでに爽やかな秋の風が吹いている頃ですね
我が家のエルダーベリーも大分紫に色づき そろそろ収穫時
イギリスではイチゴやラズベリーが夏のベリーなら
秋のべリーはブラックベリーやエルダーベリー・スローなど
どれもお店で買うというよりは headgerow(道端の茂み?)で摘んでくるもの

そして どれもそのまま食べるよりは 加熱してジャムやパイにしたり
ジェリーやコーディアル
果実酒などにして楽しみます

道端にあるものだと 美味しそうに実って色づいた時しか目に入らないけれど
家にあると その変化がみられて面白い
あの可憐に咲いていた小さなエルダーフラワー一つ一つの花が
小さな緑の粒になり
大きくなって ピンクから赤へ
赤から濃紫に日に日に変化していきます

早く房全部が濃紫にならないかなぁと楽しみに待っていると
ちょうど真っ黒になったところから 鳥たちがおやつについばんでいくので
上の写真みたいに歯抜け状態になったりして (^^;

成長の早いエルダーの木は 枝の先は木というより半分草のような柔らかさ
ふわふわの軽いお花の時はいいけれど
実が大きくなるにつれて 枝はしなり まるでブドウのように房がぶら下がってきます
それにしても たった3か月で
あのエルダーフラワーがこんなにベリーになるのだから自然って面白い
今年もまたエルダーベリーのコーディアルを作りましたよ

エルダーフラワーと比べて 沢山の実から少ししか作れないベリーのコーディアルは
のどの痛みや風邪の薬として昔からイギリスで重宝されてきました
エルダーフラワーの爽やかさとは全く違う
深い深い香りと味わい
アントシアニンやビタミンAがたっぷりなので 抗酸化作用や老化防止の効果もあるそう
そんな効用はおいておいても
魅力的なその深い桑の実のような紫色
炭酸水で割るだけでなく
冬はお湯で割ってホットにしても美味しいし
白ワインに加えたり シャンパンで割ってカクテルにしたり
ジントニックに加えても その美しい色と香りが楽しめます
わたしはヨーグルトに入れて食べるのも好き
ビーツ然り 濃紫色の食べ物にめっぽう弱いわたしは
「もう~エルダーベリーの枝から実をとるのほんとうに面倒!」とかぶつくさ言いながらも
今年もまた地味な作業を続けるのでした
▲
by lesgalettes
| 2019-09-03 08:25
| イギリスのおいしいもの
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お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
home
イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
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