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マーマレードスポンジプディング

1月のマーマレードレッスンのもう一品
「マーマレードスポンジプディング」

スポンジプディングとは ヴィクトリアスポンジケーキのような生地を
オーブンで焼かずに お鍋で蒸して作るタイプのお菓子のこと
ゴールデンシロップを底に敷いてあげれば 王道「シロップスポンジプディング」
ジャムなら 「ジャムスポンジプディング」
レモンカードになれば 「レモンカードスポンジプディング」 といった具合に
バリエーションは豊富
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生地の配合もヴィクトリアスポンジより あっさりしたタイプや
小麦粉の代わりにパン粉が入るもの など色々ありますが
いずれ オーブンで焼いたケーキとは全然違う しっとりきめ細かいなんともいえない食感
重すぎず 軽すぎず
日本のふかふか蒸しパンとは全く違います

今回はそれのマーマレードバージョン
生地にもマーマレードとブラウンシュガーを使い 深い味わい
ほんとうは大きく作って取り分けたいところなのですが
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なにせスチームプディングは蒸し時間が長い!
4時間5時間かかるクリスマスプディングよりは大分短いですが
それでも 90分から2時間は余裕でかかってしまうので
今回のレッスンでは お一人様サイズ
これでも40分くらいは蒸しますが。。。。
でもこのじっくりスチームにより あのしっとり食感が生まれるのですから
たとえ レンジで1~2分でなんちゃってスポンジプディングが出来ようとも
そこは待つ価値があります☆

ここにあわせるのは もちろんあったかカスタード
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しかも今回はいつもバーズではありません
ちゃんと手作りのカスタード それも ウイスキーカスタード(^^
マーマレードといえばダンディー
ダンディーといえばスコットランド
マーマレードとスコッチウイスキーは同じ土地のもの同志 よく合います
折りしもバーンズナイトも近かったので ロバートバーンズのシングルモルト
やさしい香りがカスタードに マーマレードによく調和するので
是非一度お試しを
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たとえば 牛乳300mlで作る普通のカスタードソースだったら
加えるウイスキーは大さじ1くらいでOK
それにほんのちょっぴりのバニラエクストラクトも加えておくとより食べやすい味に~
オレンジ風味にあわせるからと いつもグランマニエやコアントロー
ラムやブランデーではつまりませんから
温かいカスタードがすっきりとした大人っぽい味わいになりますよ

冬にいただくあったかカスタードたっぷりのスチームプディングほど
ほっと心を和ませてくれるものはありません
味覚がイギリス人で よかった(笑)

しもやけはかゆくてたまらないけれど
あったかプディングを美味しく食べられるのだから
この寒い冬も 嫌な面ばかりではないと 思う、、ことにします

「Every cloud has a silver lining」
ざっくり言えば 「何でもいい面はあるよ だからそっちを見ようよ」ってことですが~

Nigel Slater氏曰く~

It is not silver that lines my black clouds but butter, sugar, jam and cream. Warm, milky rice pudding and a blob of red jam ・・・・・

彼の場合 真っ黒な雲の反対側は光り輝くシルバーではなく
バターにお砂糖 ジャムとクリームで裏打ちされているんですって
私もそっちのほうがいい(笑)
いつもながらうまいこと言います、、、

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by lesgalettes | 2018-01-30 15:16 | レッスン | Comments(2)

マーマレードレッスン

1月は マーマレードレッスン
マーマレードを使ってイギリスお菓子を作ります

イギリスのスーパーには 毎年今の季節
セヴィルオレンジというマーマレード用のオレンジがスペインからやってきます
分厚い皮に種ばっかりのにが~いそのオレンジは
あのジューシーで爽やかな甘さのいつものオレンジとは程遠い代物ですが
これがお砂糖を加えて加熱すると一変
苦味の効いた最高においしいマーマレードに大変身
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このオレンジがスーパーに並ぶのは
1月半ばからの数週間のみ
なので手作りマーマレード派は この時期大忙し
自分たちの今年1年分と もしかしたら毎年待ち焦がれている人へのプレゼント分も
急いで作らなくてはならないのですから~

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イギリスの朝の定番マーマレード
バターとマーマレードを塗ったカリカリトーストは本当に至福の味
トーストが薄いおかげで 何枚も塗っては食べと繰り返せるから
このためにイギリスのトーストは薄いんじゃないかと思うほど
厚切りの皮入りから皮なし 真っ黒なヴィンテージタイプから
ジャム越しのオレンジ色の光がきれいなライトなタイプまで 好みは色々

マーマレード作りはプロにお任せして
わたしたちはマーマレードを使ったお菓子作りに勤しみます(^^
まずは 「マーマレードティーブレッド」
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ティーブレッドはティーローフとも呼ばれますが
パンではなく お茶のお供にいただく ローフ型のケーキ
ヴィクトリアサンドイッチ的なスポンジよりは バターやお砂糖控えめの
あっさりケーキ
クリーミング法と ラブイン(粉とバターをポロポロにするスコーンのような作り方)法がありますが
今回は後者
ボールと木のスプーンでもあれば出来てしまうこの作り方は
バターにお砂糖や卵をすり混ぜていく方法より よりシンプルで家庭的
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出来上がりの生地は 一見「しもつかれ」風~栃木の人にしか分からない(笑)
ほんとうにこれでいいの?的な見た目だけれど
これでOK
オーブンに入れると思いの外 きれいに上がってくれます
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キメ細やか過ぎない
程よいオープンテクスチャーの生地にバターをたっぷり塗っていただくティーブレッドは
まさに紅茶の供
ちょっぴり入れたジンジャーパウダーとマーマレードの香りが紅茶をさらに美味しくしてくれます
地味だけれど この季節大好きなケーキのひとつ

もう一品はホカホカの マーマレードスポンジプディングです☆

☆★おしらせ★☆
今回 携帯アドレス(特にezweb.ne.jp)の方で
こちらからのメールが受信できない方が多くいらっしゃるようなので
お手数ですが受信設定よろしくお願いいたします

3月のレッスンご予約メールくださった方で まだ返事が届いていらっしゃらない方いらしたら
ご連絡くださいませ







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by lesgalettes | 2018-01-27 13:23 | レッスン | Comments(0)

感謝☆

何年かぶりにたっぷり降った雪
朝カーテンを開けると~ そこは雪国 でした。。

子供の頃 朝目覚めた瞬間
瞼にカーテン越しの光るような明るさを感じ 「あ 今日は雪が積もっている!」
そんなワクワクした気持ちだったのを 思い出しました

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昨日はそんな寒い朝でしたが
今日はもっと温かい話題
この刺繍は教室にいつも来てくださっている方からのクリスマスプレゼント

「わたしも欲しい~作って~」 とそこにいたみんなで大騒ぎした
イギリス菓子好きにとっては ツボだらけの刺繍
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しまっておくにはあまりに勿体ないし 我が家のことだから飾っておくのもホコリがたまりそう
ということで 思い出したのがファイアースクリーン(暖炉の前に置く熱よけ)
イギリスでよく見かける ガラスとガラスの間に刺繍が挟まった背の低いついたての様なあれです
はめごろしになっているものが多いのですが
これは珍しく後ろ側が観音開きになっているタイプ
我が家のお宝ファイアースクリーンができあがりました(^^
肝心のファイアープレイスはないけれど~

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それにしてもこの刺繍のラブリーさ☆
ビスケットだけでも ブルボンに ダイジェスティブ
ナイスに カスタードクリームに ジンジャーブレッドマンとわたしの好物だらけ、、、

どれだけ時間がかかったんだろうと想像するだけで
最近異常に涙もろいわたしは もういつでも泣けます(笑)
ほんとうにありがとうございます

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バノフィーパイやキャロットケーキにヴィクトリア
あれもこれもみんなでレッスンで作ったな
美味しかったな~なんて思い出したり

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感謝といえば
いつも皆さんにご協力いただいている夏のチャリティーお茶会
そのチャリティー先の 牡鹿半島や網地島の最近の様子
キャロライン(いつもこのチャリティーの橋渡しをしてくれているイギリス人女性)が
アップデートしてくれました
制服を送った牡鹿中学校の様子感謝状
網地島のキッチン作りファーアマーズマーケットづくりなどなど
英語ですが 写真もあるので お時間あればどうぞご覧になってください

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どうして教室をはじめたんですか?と聞かれることが時々あり
いつも 「なんとなく気づいたらやってました~」 って答えていたけれど

面倒くさがりで 飽きやすくて 人前に出るのが得手じゃないわたしが教室をやっているのは
こんな雪が積もった日でも わざわざ頑張ってやってきてくれたり
「これ思ったより ずっと美味しい~」 「でしょう~」と一緒に笑顔になれるような
そんな沢山の素敵な人たちに出会えるからなのかなぁ なんて~考えた雪の朝




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by lesgalettes | 2018-01-24 09:10 | 日常 | Comments(2)

Carlton walking ware

前回のティーストレイナーに引きつづき~
アンティーク屋さんで見つけるとどうしても 後ろ髪引かれ置いて帰れないのが
Carlton ware のWalking ware シリーズ

カールトンウエアは1890年ストークオントレントで創業した老舗の窯元
高級ティーセットから 20世紀後半のノヴェルティーものに至るまで
幅広いものづくりで知られていますが~

1970年代から80年代にかけて作られていた その名もウォーキングウエア シリーズ
ティーカップやポット・ クリーマーやシュガーポットはもちろん
お皿にまで足がついています

アンティーク屋さんでよく見かけては
「なんだかへんちくりんな食器ね~」 くらいに思っていたのですが~
最近 妙に心惹かれるものが・・・
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なんでしょう
そのぽってりとした身体からでたかわいい足で
一生懸命立ったり 歩いたりしている様子が
やけにけなげに見えるのです(笑)
しかもよく見ると 靴下と靴は手書きのため 全部微妙に個性があり
年代によっては 足が長くなって 組んでいたり
ハイヒールや 長靴はもちろん
裸足の 「アダムとイブ」や
片足が義足になっているものまで、、、

ゆで卵をのせたまま どこかにすたこらさっさ
歩いていってしまいそうな エッグスタンドならぬ エッグウォーカー
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気をつけないと そこお砂糖こぼれているよ!




平らに見える道も よく見ると障害物がいっぱい だから気をつけてゆっくり歩こう~
ではなく
平らで平凡に見える道も ゆっくり歩けば
きれいな落ち葉や小さな花を見つけたり
霜柱さえもきれいに見えて 嬉しくなったり
だから 気をつけてゆっくり歩こう

基本的に 大雑把で適当で 「ま、いいか」 主義
だから
「丁寧に暮らす」
が 今年の抱負☆


☆★お知らせ☆★

1月24日(水)13:30〜のレッスンに空席できました









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by lesgalettes | 2018-01-21 19:25 | 日常 | Comments(0)

ティーアーン

シンプルインテリア好き 整理整頓好きな人が見たら
「あらま、、」 と思かもしれない やたらとものに溢れた我が家
用途不明の妙ちきりんに見えるものも多いらしく~

特に大きくて目を引くらしく よく問われるのが
「このトロフィーみたいなのなんですか~?」
確かにトロフィーに見えなくもないこれは 「ティーアーン」 という代物
下部には蛇口がついており
上の蓋を開け 中を覗いてみると 真ん中には筒のようなものが、、

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我が家のようにキッチンと居間が同化したような家には必要ありませんが~
ヴィクトリア時代 そして1900年代に入ってからも
キッチンと居間が遠く離れていたイギリスのお屋敷では
紅茶を淹れるための熱々のお湯を居間まで運ぶのは至難の業
そこでこの真ん中の筒状の部分に 暖炉などで熱した鉄の棒などを入れ
その周りにお湯を注ぐことで 紅茶用の熱々のお湯を保温していたのです
つまり保温ポット
ちなみに上の写真で ティーアーンのお隣にあるのが 「ティーケトル」
これは下にアルコールランプがついており やはり居間で熱い紅茶を淹れるためのもの
お湯の入った重いやかんを持ち上げることなく
傾けるだけで スマートにお湯を紅茶ポットに注げるようになっています

うちにあるのはコッパー製ですが
どちらもシルバー製のものが主流
(我が家にはゴージャスなシルバー製だと浮いてしまうので コッパーがお気に入り^^)
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とあるお屋敷でこの形と色がいいな~~~と思ったのが
上の写真の緑色のもの
蛇口が2つついており 片方がお湯 片方からは紅茶が出るようになっています
これがお屋敷ではなく アンティーク屋さんだったらきっと抱えて帰ってるはず(笑)

そういえば~
何千軒もお店が出るようなひろ~いアンティークフェアにうちの旦那さんと行ったとすると
よく 「ここで何時集合ね~」 と分かれてそれぞれお宝を探すわけですが~
ある時 この銅色ピカピカの大きなティーアーンを抱え
嬉しそうに向こうからやって来る彼を見つけた時は
確かに 「あ トロフィー抱えている・・・」 と思ったのを思い出しました(^^;)

下の写真の木の箱はティーキャディーボックス
紅茶がまだまだ高級品だった時代
紅茶を取り扱えるのはその家の女主人のみ
使用人などが触れないよう しっかりと鍵がかかるようになっています
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蓋を開けると 大抵中には2種類の茶葉が入れられるようになっており
大きなキャディーボックスだと 中央にガラスのボールがセットされています
この中で時には紅茶と緑茶をミックスしたりして 好みのお茶を淹れ楽しんでいたのだとか

紅茶関係のアンティークからもうひとつ
小ぶりでかわいらしいものが多いので
ティーストレイナーを集めている人も多いと思うのですが
ついつい見過ごせず 連れ帰ってしまうのが
ポットの注ぎ口からぶら下げるタイプのティーストレイナー
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もっぱらフランス製なのですが
フランスの蚤の市で見つけると 毎回ひとつずつ
(たまにイギリスのアンティーク屋さんに真っ黒になって転がっている時もあるのですが)
買い集めていったもの
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もう買わない と決めたものの
新たな形に出会ってしまったら
どうしよう、、、
意志の弱さと 自分に甘いことに関しては
結構 自信あり。。。


☆★お知らせ★☆
1月22日(月)10:00~ のレッスン 空席できました













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by lesgalettes | 2018-01-18 15:15 | 日常 | Comments(0)

イギリスのペストリーつづき

前回に引き続き イギリスの基本的なペストリーのご紹介☆

と言っても前回ご紹介したショートクラストやパフペストリーと比べたら
大分クラシカルなペストリーなので登場頻度も少ないですが~

「ホットウォータークラストペストリー」
その名のとおり お湯を使ったペストリー
ふだんペストリー作りといえば 材料はおろか道具も部屋も手も冷たいほうがいいなんて言われているのに
このペストリーは逆
お湯を使って作り 生地が温かいうちにさっさと成型します
冷めてしまうと硬くなって成型しづらかったり ひびが入ったりしてしまうから
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油脂はラードを使用
お水とラードを入れて熱々に溶かしたものを粉に入れて混ぜるだけで
あっという間に出来てしまうこの生地は
もっぱらポークパイなど お肉を使ったのセイボリー系のパイに使われます
昔から 羊だけでなく養豚も盛んだったイギリス
バターに手は届かなくとも ラードは昔から安価で身近な庶民の味方
もともとペストリーは食べるためではなく 食品の保存や持ち運びのための容器として生まれたもの
このホットウォータークラストペストリーは もちろん食用ですが
その頃を髣髴とさせるがっしりとした食感です

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スコットランドのポークパイ 「Scotch pie」 はホットウォータークラスト
同じくスコットランドの 「Bridie」はパフペストリーまたはショートクラストが使われます
それってどんなパイ?気になる方はこちらをご覧下さい

もうひとつのクラシカルなペストリーは 油脂にスエットを使った 「スエットペストリー」
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スエットとは牛(時には羊)の腎臓周りのケンネ脂のことで
昔からペストリー作りに使用されてきました
他の部分の脂より融点が高いので 刻んだりおろしたりする作業が楽で
かつ嫌な油の臭いやくせも少なくペストリー作りには最適
以前は各家庭で生のケンネ脂を刻んで使っていましたが
今はぱらぱらのお米状に加工されたパケット入りのものが常温販売されているので
ほんとうに楽チン
粉にパラパラっと混ぜてお水を入れてまとめるだけですから~

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クリスマスプディングのレッスンの時も みんなでこのペストリーを作りましたが
あまりの簡単さに みんなびっくり☆
お味のほうもバターで作ったローリーポーリーと その時食べ比べたら
スエットバージョンのほうが好きという人が多かったくらい
あっさりで癖もなし
(生のスエットよりこの顆粒状のほうがずっと香りが少ないというのも多少ありますが)

スエットペストリーはセイボリー系 デザート系どちらにも使います
そして伝統的な作り方ですから 基本的には蒸すあるいは茹でるという加熱が基本
丸く伸ばしたら 1/4ほどをふた用に切りとり
残りをプディングベイスンにそのまま敷き込みます
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今回は 「Sussex pond pudding」 というサセックスの名物プディング
プスプス皮にたくさん穴を開けた丸ごとレモンと
その周りにバターとお砂糖を詰め込んで 先ほどのペストリーで蓋をし
蒸すこと3時間半
まるでオーブンで焼いたかのようにこんがり色づいたぺストリー
とても蒸しただけとは思えません~

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ホットウォータークラストほど固くなく
粒状のスエットを入れているので 少し層も出来るこのスエットペストリー
代表選手は 牛肉と腎臓を詰め込んで蒸す「ステーキ&キドニープディング」
大きなベイスンで作るとやはり3~4時間は蒸さなくてはいけないので
スエットペストリーを使った本物のステーキ&キドニープディングを食べることが出来るお店を探すのは
今はイギリスでもなかなか難しいかもしれません

他にも「シューペストリー(シュー生地)」や「フィロペストリー(パータフィロ)」なんてものまで挙げていったら
たくさんでてきてしまいますが
イギリスの基本のペストリーをあげるとしたら やはりこの4つ
★ショートクラストペストリー(リッチショートクラストペストリー)
★パフペストリー(ラフパフペストリー・フレイキーペストリー)
★スエットペストリー
★ホットウォータークラストペストリー


クリスマスからお正月と ず~っとこんな粉ものとおもちを食べ続けた数週間
おもちは食べないにしても 山のようにじゃが芋を食べるイギリス人、、
お互い ローカーボダイエットは 月に行くよりきっと難しい。。。


☆★おしらせ★☆

3月のレッスンの日程は1月25日(木)21:00頃UPの予定です






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by lesgalettes | 2018-01-14 13:51 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

イギリスのペストリー

12月のレッスンでは 「ラフパフペストリー」を作り
ソーセージロール」や「ブルーチーズと洋ナシのタルト」などを作りましたが~
イギリスではこういったペストリーものが
お料理から お菓子まで 日々の食生活にとっても頻繁に登場します

だから種類もさまざま
日本では甘くないペストリーというと いわゆる「パイ生地」がメインですが
イギリスでは 基本のペストリーだけでもいくつか種類があります
一番よく登場するのは 「ショートクラストペストリー」
小麦粉とその半分の量のバターをサラサラにして お水でまとめるだけの一番お手軽な生地
毎日のパイ料理 例えば 「チキン&マッシュルームパイ」や「ビーフ&エールパイ」のようなお惣菜系から
「アップルパイ」 や「バノフィーパイ」 などのデザート系まで
なんにでも使えます
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生地自体を甘くしたり リッチにしたい時は
少しのお砂糖をくわえたり お水を卵に替えた 「リッチショートクラストペストリー」にしたりと
多少のバリエーションはあるにしても
日々のパイは大体これで間に合っちゃう
ハラハラの層は出来ないけれど
その名のとおり 「ショート=さくさく」 食感の万能ペストリー

日本で言うところの 層が沢山できるいわゆるパイ生地は「パフペストリー」と言って
ご存知のように作り方が面倒なので 大抵みなスーパーで冷凍ものか冷蔵ものを買ってきます
薄く延ばしてラップのようにくるくる巻きになって売られている便利なものもあるし
お値段も安いので わざわざ家庭でつくろうなんて思う人はめったにいません

前述の 「ラフパフペストリー」は パフペストリーの簡単バージョン
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粉にころころ角切りのバターを入れて そのまま水でまとめただけの生地を
無理やり伸ばして バターの塊を薄く延ばしていき 三つ折にする~
と言う作業を数回繰り返すだけという
大雑把な作り方ながら
それなりに薄い層が沢山あるちゃんとしたパイ生地的な食感のペストリーが出来るので
これは家庭でも作ります
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レッスンでは 洋なしにチャツネやブルーチーズ・胡桃などをあわせて
セイボリー系にしましたが
同じ生地と洋なしでも ベリーやチョコレート・アーモンドなどと合わせれば
デザート系に早代わり☆
焼きたて熱々にバニラアイスでも添えればいうことありません~
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もちろんのせて焼くだけではなく
ラフパフペストリーで包んで焼く イギリスお菓子も色々あります
カランツやサルタナなどを包んで焼く 「エクルズケーキ
りんごを包んだ「アップルターンオーバー」などなど
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もうひとつ イギリスのハラハラ系ペストリーがあります
「フレイキーペストリー」
パフペストリーやラフパフよりマイナーな存在ではありますが
こちらも昔からあるペストリー
油脂はバターだけより ラードと半々のことも多い生地
作り方も多少変わっています
まずはその油脂類を4分割します
そして その1/4量の油脂と粉をさらさらにし お水を加えてまとめ 長方形に伸ばしたら
その面積の2/3に油脂を点々とのせていくのです
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残った1/3の部分のペストリーをまずは折り返し 反対側も折り返して3つ折りになったら
また先程と同じくらいの長方形に伸ばして 先ほどの1/4量の油脂を点々と塗り、、
を繰り返すという作り方
要は ラフパフペストリーとそう変わらないものが出来上がるわけですが
気持ちこちらのほうがより層が軽くハラハラにできる気が、、、
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そしてまた このフレイキーペストリーのインスタントバージョンもまた存在します
それは 冷凍したバターをグレイターですりおろして粒状にし
ざっと粉に混ぜて お水でまとめるというもの
でもこれはサクサクだけれど 層があまりできないので
これならラフパフのほうがいいかな

考えてみると他にも
「ホットウォータークラストペストリー」や「スエットペストリー」など
よりトラディッショナルになってしまうものの 定番ペストリーはいくつか、、
せっかくなので そちらについても次回ちょっと触れますね☆


☆★お知らせ★☆
1月17日(水)10:00~のレッスンに空席できました








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by lesgalettes | 2018-01-11 08:29 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

Christmas party food レッスン

12月のパーティーフードレッスンのもう一品は甘いもの
ミンスパイに代わる
「ミンスミートクランブルスライス」
簡単に言えば ミンスミートをクランブルでサンドした焼き菓子
不意のお客様も多いこの季節
こんなお菓子があれば ちょっと安心
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クリスマス 大量に作ったミンスミート
もうミンスパイは作らないし
冷蔵庫に余ったままどうしよう~なんて時にもよく雑誌などでも紹介されるお菓子です

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まずはミックススパイスをたっぷり入れたクランブル作り
これはものの5~6分もあればできちゃいます
これをトレイに敷いたら ミンスミートを敷き詰めます
そしてまたクランブルをのせて オーブンへ
もうこれだけ

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ミンスパイだと まずはペストリーを作って寝かせて~
型で抜いて敷き詰めて ミンスミートを入れて
また残りのペストリーを集めて型で抜いて~なんて手間と比べたら
そのお手軽さは もう雲泥の差
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簡単なのはいいけれど 見た目はどうなの?というところですが
冷めてから カットし
粉砂糖をふって ちょっと赤い実でも添えてあげれば
フェスティブムードも充分
お味は 正直ミンスパイに負けないくらい美味しいのですから 言うことなし☆

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さて 今年のマルドワインもスパイスたっぷり自信作だったのですが
お酒 NG組のために準備した エルダーベリーコーディアルのマルドワイン風も大好評
エルダーベリーの軽い渋みが赤ワインのそれとも似ているので
ノンアルコールでもまったく物足りなくないのかも
しかも今年のエルダーベリーコーディアルは 作る時から ほんの少しクローブを加えてあるので
スパイスとの相性もバッチリ
この秋のエルダーベリーのコーディアルも残りあと少し
この次はノンアルコールマルドワインのためにもっと沢山作ることにしようかな



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by lesgalettes | 2018-01-08 23:19 | レッスン | Comments(0)

Christmas party food レッスン


12月のレッスンのテーマは 「クリスマスのパーティーフード」
クリスマス然り 年末年始など人の集まることの多いこの季節
ちょっとつまめるフィンガーフーズがあるととっても便利

いつものイギリスクリスマスケーキやミンスパイなどは 大分やりつくした感もあるので
今年はちょっと趣向を代えて そんなフィンガーフーズ3品というレッスン

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まずは「ラフパフペストリー」作りから
イギリスのペストリーにはいくつか種類がありますが
一番よく使うのが 「ショートクラストペストリー」
甘いタルトにも キッシュなどのお惣菜系にも使う いわゆる簡単練りパイのような生地
あっさりしていて応用範囲も広いので わたしも一番好きなペストリーですが
これとは別に
ちょっとリッチに 日本で言うパイ生地的なちゃんと層が沢山できるペストリーを
「パフペストリー」と呼びます
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でもパイ生地って 四角に成型したバターの塊を生地で包んで バターがはみ出さないように
何度も3つ折して~と大変なイメージ
わたしも面倒だからやりません(笑)
今回レッスンで作ったのは「ラフパフペストリー」 パフペストリーの簡単バージョン
ころころのバターと小麦粉とお水を合わせてひとまとめにしたら
めん棒でバターごと伸ばして 3つ折を数回するという ラフな作り方
でもこれで充分市販のパイ生地より美味しい ハラハラのペストリーが出来てしまいます

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そのラフパフペストリーで作るのが 「ソーセージロール」
イギリスで人が集まる時やピクニックなど 何かと登場するこのソーセージロール
今回は 「クリスマスバージョン」
フィリングにセージやパセリ・ローズマリーの緑
ポートワインに浸しておいたクランベリーもたっぷり入れて
色も風味もクリスマス(^^)
ソーセージロールといっても ソーセージを巻くわけではありません
イギリスならお肉コーナーに売っているソーセージミート(フレーバー付きのひき肉)を買ってくるか
ソーセージを買ってきて皮をはぎ 中身だけとりだして使えばいいのですが
(イギリスのソーセージは薄い皮に生の味のついたひき肉が入っているだけなので)
ここは日本 そんな便利なものはないので
自分でひき肉にパン粉やハーブなどを加えて混ぜ混ぜしたフィリングを使います
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今回のメニューの中で 一番楽しみにしていた人が多いのがこれ
どうやって作るのだろう~と (^^
で その感想が 「思っていたより簡単~!」
そのとおり☆
案外簡単に出来ちゃうのです
ペストリーさえ前もって作っておけば ですが(^^)
それにしても なんともいい焼け具合
やっぱりこれには ショートクラストより サクサクのラフパフペストリーのほうがバランス◎
こんなおつまみが テーブルにあったら嬉しいですよね
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さらに同じパフペストリーを使って作ったのが
「洋ナシとブルーチーズとくるみのタルト」
ワイン好きには (そうでない人にも) 間違いのない組み合わせ
先日 ポーク&アップルの組み合わせについて書きましたが
これもそれと同じくらい大定番
洋ナシの甘さ・ ブルーチーズのピリッとした塩気
くるみの香ばしさ その上 今回は
ベースに敷いた洋ナシのチャツネが 全体をきれいにまとめます
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これはとにかく簡単
ラフパフペストリーをただ薄く延ばして一度から焼きし
そこに洋ナシやチーズなどのトッピングをのせて焼くだけですから
これに慣れると キッシュが面倒になっちゃうのが玉に瑕(笑)

焼き上がりには はちみつとタイムを散らして完成~
最近は はちみつではなく ゴールデンシロップをたらっとたらすのもお気に入り☆
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ソーセージロールはビールもあいますが
これには絶対ワイン

上にのせるもののバリエーションはエンドレス
りんごとブリーチーズ&くるみ
りんごとチェダーチーズ&チャツネにセロリ~プラウマンズランチ風
ビーツとフェタチーズ
特に決まりはありません 残り物のチーズを色々合わせてもきっと楽しい
ポイントは何をのせるにしても 塗るにしても べた~っと均一に広げないこと
ひと口かじるごとに違う味が広がるように☆
折角ペストリーから作るのですから ゆめゆめピザ的なものにしないように、、、

さぁ マルドワインで乾杯☆

もうひとつ軽くつまめる甘いクリスマスフレイバーのお菓子も作ったので
そちらは次回に~




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by lesgalettes | 2018-01-05 17:07 | レッスン | Comments(2)

☆ Happy New Year ☆

Happy New Year!
などと言いつつ 話題はまだ12月のまま
我が家はイギリスよろしく 1月6日までクリスマス気分です
ということで 引き続きクリスマス的な絵が続きますが
お許しを~

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25日のクリスマス当日
ここのところご無沙汰しているし せっかくだからちょっとお茶でもしようかと
突然決まったこのクリスマスお茶会
さて何を作ろうか
簡単に出来るもの・・・
冷蔵庫を覗いたら
クリスマスの残りのチェダーチーズとブラムリーが目に入りました
決定!
久しく食べていない「チェダーチーズアップルパイ」 ^^
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先日ご紹介した フィリングにチーズを入れる Wensleydale cheese apple pie とはちがい
こちらはパイ生地のほうにチェダーチーズを練りこみます
なのでおつまみになりそうなチーズペストリーの中に りんごが詰まっている状態に~
焼いている間も チーズが焦げるなんともいえないセイボリー的な香ばしい香りが部屋中に立ち込め、、、
この匂いでワインが飲めそう なんて(笑)
お味は軽いランチにもしたくなるような Sweet & Savory のミックス
基本のショートクラストにおろしたチェダーチーズをたっぷり混ぜ込むだけなのですが
チーズが入る分 ふつうのショートクラストより ザックりしたよりワイルド感ある焼き上がり
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表面のでこぼこが なんだかモーグルみたい、、、 と思ったので
スキーやそりで遊ぶ子供たちを置いてみました(笑)

他にはクリスマスなので ミンスパイやビスケットなど焼いてあった焼き菓子を並べることにして~
う~んでも何かもうひとつ クリスマスらしくて簡単にできるもの~

やっぱり 「メレンゲルーラード」 かな、、、
卵白さえあればすぐに焼け しかもあっという間に冷めてくれるので
すぐにクリームを巻けてしまうというメレンゲのロールケーキ
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いつもはベリー類や マンゴーなんかを巻いたりするけれど
今日はクリスマスらしくマロンペーストを芯に巻き込もう☆
やったことないけれど~(笑)
先日チョコレート味の薄く焼いたメレンゲでマロンクリームと生クリームをサンドした
メレンゲレイヤーケーキを作ったら
甘いけれど 結構美味しかったので きっと味は大丈夫 (^^
要はちょっとメレンゲゾーンの多い 巨大モンブランみたいなものですもんね

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それにしてもこのメレンゲの表面の ひびひび
軽くついた焼き色
木の表皮そっくりなので ブッシュドノエルに最適
我が家では夏より 断然冬のほうが登場回数の多いメレンゲルーラードです

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あんまり余裕がないな~なんて バタバタ始めた準備だけれど
なんだかんだでわりとさくっとクリスマスお茶会の準備完了
まぁいつもイギリス時間で 約束の時間には絶対やってこない友人たちだから
絶対間に合うとは思っていたけれど(笑)


*****************


例のごとく甘いものの話しで始まった2018年
今年もどうか呆れず宜しくお付き合いくださいませ

みなさんの来る一年 笑顔とおいしいものに溢れた年となりますように☆







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by lesgalettes | 2018-01-02 16:06 | アフタヌーンティー&ティー | Comments(0)


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