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各国カスタードパウダー


イギリスのカスタードパウダーについては
このブログでもちょくちょく登場するので繰り返しになりますが
卵は入っていません
原材料を見てみると~
コーンスターチ・ 塩・アナトー色素・香料 これだけ
ようは ちょっと香りと色のついたコーンスターチ
これにお砂糖と牛乳を加えて加熱したものだから
イギリスのカスタードの味 なんとなく想像できますよね
甘く ずっしりしたプディングに かけると 甘さと重さを緩和
慣れてくると これがちょうど良い感じになるのです
もうプディングが見えないくらいに かかってきます(笑)
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え~卵も入ってないの? と思うなかれ
このカスタードパウダー 開発者のBird さんが 卵アレルギーの奥様のために
研究 開発したと聞けば 心温まる感じまで してしまう話しではないですか
彼がこのカスタードを開発したのが1837年
それから 170~180年
卵アレルギーでない英国民にも ず~っと愛され続けている味なのです

で 我が家の材料庫から発掘された 他所の国のカスタードパウダーですが
まずは下の写真の左上から フランスの クレームパティシエールの素
イギリスのものと同様 砂糖と牛乳を加えてカスタードに
そこに卵を加えて焼けば フランに
さらにチーズを加えて チーズケーキにまでなるという優れもの

私のお気に入りパッケージ うやうやしくプリンを持ったおじいさん
これは ポルトガルのもの
(中国のカスタードって書いてあるけど、、、)
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前話までよく登場した ドイツのプディングの素は
ベーキングパウダーを開発したという Dr. August Oetker さんが売り出したとか
Dr. Oetker はドイツのみならず イギリスでも 製菓材料といえばここというくらい
今なおメジャーな大手ブランドです

珍しいところでは チュニジアのカスタードパウダー
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ヘーゼルナッツやキャラメルフレーバーのものまであります
チュニジアはフランスの支配下だったこともあり
フランス語と アラビア語のダブル表記
文化的にも フランスの面影が残っているせいか
なにかと可愛いデザインのものが多いのです
左上のケーキを持った女の子のものは ベーキングパウダー
なかなかいい感じのパッケージですよね(^^

こうしてパッケージに一目ぼれして増えていく製菓材料
もったいないから 賞味期限が来る前にと
慌てて試している今日この頃です~
美味しいかどうかは~
。。。ご想像にお任せします(笑)
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by lesgalettes | 2013-02-27 19:04 | 日本&イギリス以外 | Comments(0)

続 ドイツの製菓材料


さて ドイツの製菓材料を使い切るべく 次に作り始めたのは
「Mohnkuchen mit streuseln」
イースト生地でポピーシードのペーストを巻き
クランブルを上にのせて焼くお菓子

本来は ポピーシードを牛乳で煮たところに お砂糖や
ここでも登場「プディングミックス」などを入れて ペースト状にし
さらにイースト生地を作り クランブルを作り~と
すっかり慣れきっている簡単イギリス菓子と比べると 若干工程が多いため
思い立った時に 「さ ちょっと作ろうかな」 とはならないお菓子
だけど ドイツのお手軽 モーンペーストがあるから 今日はお気軽(^^

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しかも いつもは面倒がりのため 好きなくせにあまり手を出さないイースト系にも
ここ1、2ヶ月の我が家のワッフルブームが派生し
イーストブームも 来つつあるので 抵抗なし
作り始めると あら あっという間にできちゃいました
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まぁ~美味しそうに焼けてくれたではないですか
これで 久々に心行くまで モーンの風味に浸れます
天板いっぱいに焼けたモーンシュトロイゼルクーヘン 巨大です(笑)

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実は今回 レシピの半分の分量で焼いたのに このサイズ
一体フルサイズで焼いたらどうなってしまったことやら、、、

ドイツのレシピを見るたびに思うのですが そのサイズの大きいこと 大きいこと
円形なら基本のサイズは直径26cm
ドイツのチーズケーキは美味しいからなぁ~などと チーズケーキを作ろうと
チーズの分量を見ると 700~800gは当たり前
美しいけれど 小さな小さな日本のケーキと比べると
ドイツのお菓子 豪快でなんだか楽しくなってしまいます (^^
お店のお菓子はともかく せめて家庭で作るお菓子は
「お代わりも 好きなだけしていいわよ~」
言えるくらい ど~んとあったらうれしいですもんね

そうそう 今日もちょっと登場したカスタードパウダー
ドイツの家庭のレシピには本当にしょっちゅう登場するのですが
他にも 我が家のパントリーの中から(まだダンボールの中とも、、、)
他所の国のカスタードパウダーが 発掘されました~
長くなってきたので それはまた次回に☆


※ 4月の教室の日程HPにUPしました
4月は 「ベイクウェルタルト」 &「イートンメス」です☆
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by lesgalettes | 2013-02-25 16:39 | 日本&イギリス以外 | Comments(2)

ドイツの製菓材料~

前回の話しの続きですが
お砂糖を引っ張り出す時 他にもいろいろなものがでてきました
中でも これはそろそろ使ったほうがいいかも~というものも。。。
それは ドイツのお菓子の材料
ドイツで買ったもの ドイツに住む友人にお土産にもらったもの、、
日本に戻ってもうすぐ9ヶ月
とりあえず~とつめ込んで 見ていなかった荷物をきちんと整理しないと。。。

ドイツの一般家庭のお菓子作り事情は良く分かりませんが
手作りする人が多いのかな
スーパーに行くと そのバリエーションの豊富さに驚きます
お手軽にできるキットと言うか パーツパーツがものすごく揃っているのです
プディングの素 ・ シュー生地の素 ・ ホイップクリームの粉末
中でも フレイバーものはかなり充実
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粉末状のレモンやオレンジの皮の香り・ バニラ
液体状で小さな小さな小瓶に入った バニラ&バターの香り・ レモン ・ ラム酒 etc...
バターの香りをエッセンスで付けるとは (笑)

今回 作ってみたのは
私にとって ドイツのアイコニック的なお菓子 「Frankfrter kranz」
「フランクフルトの王冠」 その名のとおり どっしり存在感のあるお菓子
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使ったのは 周りに貼り付けるダイスアーモンドをキャラメリゼしたもの
レモンのフレーバー・ バニラシュガー そして プディングの素
プディングの素は 一体何に使うかというと 周りにコーティングするバタークリームに
ドイツの家庭的なレシピ本を買うと やたらに登場するのが この「プディングミックス」
牛乳で作る簡単カスタードクリームの素のようなものなのですが
いろいろ使えるんです
今回は これを柔らかくしたバターに混ぜるだけで 簡単バタークリームの完成
確かにパータボンブや イタリアンメレンゲを使うバタークリームより100倍楽ちん(^^
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イギリス菓子に負けず劣らずボリューミーなドイツ菓子ですが
中でも好きなのが モーン(ケシの実)もの
ケシの実を煮てペースト状にしたものを ケーキやパンなどに練り込むのですが
どこか黒ゴマペーストのような風味が しっとりたまらないのです
チーズケーキに混ざっていたり シュトーレンにたっぷり入っていたり、、、
このモーンのペースト 特にイースト生地との組合さった時が 最高だと わたしは思います
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我が家の在庫の中に モーンのペーストを発見したので
お次は 「モーンクーヘンシュトロイゼル」 作ります^^
ふだんは ケシの実を煮たり つぶしたり 結構手間なのでなかなか作る気にならないのだけど
このペーストさえあればとっても楽チン
(ドラ焼きを作るのに 餡から煮ようと思うとものすごく ハードルが高いけれど
あんこがてもとにあるのなら すごく気軽に作れる気がしますよね ^^)
シュロトロイゼル(クランブル or そぼろ) もドイツ菓子にはよく登場するのですが
これがまた わたしの好物なのです~(^^)
イースト生地&モーン&シュトロイゼル と 最強コンビです(大変!)
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by lesgalettes | 2013-02-22 21:01 | 日本&イギリス以外 | Comments(0)

続 お砂糖いろいろ



お砂糖のことを書くのに いろいろお砂糖を引っ張り出していたら
日本・イギリス その他の国のお砂糖を含め
なんと その数15種類以上
もちろんデコレーション用などの カラーシュガーや かわいいお砂糖などは入れてません

そんな除かれたデコレーション用などのお砂糖の中に
ひとつ面白いお砂糖がありました
以前フランスのスーパーで買った ミル付きのゴリゴリ削るお砂糖
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「Gingembre Orange」 というラベルのミルの中には お砂糖のほかに
しょうが・ オレンジのコンフィ・ ウコンに オレンジオイル 入り
「Piment fort Chocolat」 は
お砂糖プラス チョコレートと唐辛子☆
さてさて これ 一体何に使いましょう~
ホットチョコレートやラテなどに がりがりする?
それとも クッキーや パウンドケーキなどにふり掛ける?

面白い材料があるとどうしても手が伸びてしまうので
こういう変なものが どんどん増えていきます
断捨離 ?シンプルな生活? 憧れるけれど 絶対出来ません~
我が家のパントリーは増殖の一途 。。。。
そして賞味期限との追いかけっこ ~
そしてそして コレステロール値とのせめぎ合い~何か間違っている(笑)
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by lesgalettes | 2013-02-19 16:14 | フランス | Comments(2)

お砂糖いろいろ

ブリュッセル風のワッフルが好き と言いつつ
リエージュ風ワッフルも もちろん嫌いなはずもなく。。。
焼き立ての ふわっと香るリッチなブリオッシュのような香り
表面の溶けたお砂糖がキャラメル化したところ たまりません(^^
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あられ糖とかパールシュガーなどと呼ばれる 粒の大きなこの白いお砂糖
リエージュ風ワッフルの大事なアクセントですからね
たっぷり入れたいところです^^
フランスの小さなシュー菓子 シューケットにも くっついているあれです
子供の頃は このお砂糖のじゃりじゃりが嫌いだったはずなのに
おかしいなぁ (笑)

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もう一つ ベルギーや 北フランスのお菓子に欠かせないのが
「ベルジョワーズ」と呼ばれる赤茶色のお砂糖
甜菜から作られるこの含蜜糖は ただ甘いだけでなく風味が豊かなので
シンプルなブリオッシュ生地やタルトに 振りかけて焼くだけのお菓子があるほど
クレームブリュレなどのキャラメリゼ用に使われる「カッソナード」 は日本でも有名ですね
こちらは さとうきびの含蜜糖

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このカッソナードに近いのが イギリスの 「デメララシュガー」
イギリスのお菓子のレシピにちょくちょく登場するこれは
日本のザラメよりは小さく グラニュー糖よりは大きな粒の茶色のお砂糖
ケーキの表面にふりかけて焼いたり クランブルに混ぜたりして
そのシャリシャリとした食感を楽しんだり
生地に混ぜ込んで ほのかにキャラメルっぽいその風味を楽しんだり、、、
粒の大きめのカッソナードで代用してもいいけれど
「喜界島のザラメ糖」 もちょっと似ています(粒のサイズによるけれど)
あとは ものにもよりますが 使えるのが細かめのコーヒー用のシュガー
ステッィク状のものなら ケーキの上に振り掛けて焼きたいだけのときは
小袋で便利だし結構それっぽい風味と仕上がりになってくれますよ (^^
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他にイギリスのお砂糖といえば
「muscovado sugar」 というのもあります
これはかなりしっとりした しっかり濃い茶色のお砂糖
これは黒糖に近い風味
「マスコバド糖」 というパッケージのお砂糖を近所で発見しましたが
これはイギリスのものよりは大分薄い茶色で風味も軽めです

イギリスのベイキングで 一番使うのが 「カスターシュガー」
これは製菓材料店で売っている細目グラニュー糖とほぼ一緒
カスターシュガーにベージュくらいの薄い色がついたものが
「ゴールデンカスターシュガー」
白いお砂糖よりは 柔らかくあたたかい風味に仕上げたい時に使われます
ちなみにイギリスのグラニュー糖は 日本のものより粒が粗め
主に 紅茶やコーヒーに入れるように使われることが多いよう
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あとよく登場するのは 「ライトブラウンシュガー」 「ダークブラウンシュガー」
ライトブラウン~なら 「きび糖」
ダークブラウン~なら 製菓材料として売られているいわゆる「ブラウンシュガー」
が似ているかな
他にも バニラの風味をつけた 「バニラシュガー」や
ラヴェンダーが混ざった「ラヴェンダーシュガー」
ジャム用にペクチンをすでに混ぜてある ジャム用のシュガーは
ペクチン少なめのいちごなどのフルーツに使うものと
マーマレードやプラムなどに使うものと 区別して売っているし
もう本当に挙げたらきりがないほど~
(ふ~っ 書いているだけで疲れてきました(笑)

ワッフルのあられ糖から イギリスのお砂糖まで一気に書こうと思ったのが
甘かったですね(^^;
お砂糖あまからず、、、
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by lesgalettes | 2013-02-17 01:32 | イギリスのおいしいもの | Comments(3)

ワッフルデイ


ちょっと忘れていましたが 昨日はイースターから数えて47日前の火曜日
Shrove Tuesday 「パンケーキデイ」
イギリスではレントの期間中は 断食(卵やバターなどを食べない)の習慣があったので
その前日にそれらをパンケーキにして食べきってしまっていた
というのがその名前の所以
毎年イギリスでは賑やかに 「パンケーキレース」が 行われています(^^

しばらくパンケーキも食べていないし 作ろうかなぁ。。。
でも 気分は どちらかというと パンケーキではなく 「ワッフル」
材料は 同じ卵と牛乳と粉だし~
パンケーキデイならぬ ワッフルデイ にしちゃおう(^^
そう言えば今日は 後で近くの子供達が遊びに来ると言っていたしね
と レッスンが始まる前にカシャカシャ材料を混ぜて冷蔵庫に放置

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これがね 間違いの元でした
私 イースト系のものとなると 気持ちも作り方も俄然ラフに
大雑把になる傾向があるんですよね
なんというか イースト任せというか 自然に任せるというか
私のせいじゃないわ と思うのか、、、
レッスンが始まって 冷蔵庫を開けたら~
ひゃあ~生地が大増殖して溢れ出ているではないですか(汗)
「ちょっと大変~」 と 一瞬 大切なマカロン作りをほっぽってワッフル生地の救出
(たいへん失礼いたしました^^;)

とにもかくにも ちょっと過発酵ぎみではありましたが
人騒がせなワッフル 美味しく焼けました ^^
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最近 我が家にやってきたワッフルメーカー
パワフルにあっという間にワッフルを焼き上げてくれます
それまでうちにあったのは ベルギーの蚤の市で買った
重~い鉄製のアンティークのものだけ
スーツケースに入れていたら Ⅹ線に写ったその怪しい姿に 「これは何だ 出しなさい!」
思い出の品です(笑)

わたしの好きなワッフルは
甘みが少なく いろいろトッピングが楽しめる 四角のブリュッセルタイプ
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若い頃 初めてベルギーに行った時
ホテルの朝食で目の前で焼いてくれたワッフルが
思わずお代わりに行ってしまったほど 美味しかったので きっとそれから^^
もうひとつ ブリュッセルのWittamer で食べた
温かいチェリーソースとバニラアイスクリームのワッフル の影響もあるかも
(やっぱり Wittamerに行ってさえもチョコではなく 粉ものに走っていますね(笑)

今回は 卵黄消費のためせっせと作っているアイスクリームをのせて~
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それにしても「パンケーキデイ」
粉もの大好きくいしん坊には うきうきする名前です(^^
いくら消費してもしても
我が家の冷蔵庫から卵と乳製品が消えることはないけれど。。
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by lesgalettes | 2013-02-13 11:53 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

2月のレッスン

お正月だわ~と思っていたら あっという間に2月に突入
今月のレッスンも始まりました
日本にいると 2月=バレンタイン のイメージがどうしても強く
レッスンもチョコレートものにしたほうがいい?そんな思いにとらわれたものの
わたくし正直申し上げると チョコレートの ビッグファンというわけではありません
チョコレートケーキは たまに好きです
が どんなに高級チョコレートといわれても トリュフなどにはそれ程食指が伸びません
ようは あれです 粉が入ってないからなんじゃないかと(笑)
というわけで お茶を濁すわけではないですが
今月はガナッシュをサンドした マカロン☆
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でも甘いマカロン+ガナッシュは 少々ヘビー
そこで 今回はラズベリーと パッションフルーツのピュレをそれぞれ加え
フルーティーに食べやすく☆
それにしても ここのところイギリス菓子ばかり作っていたので
ちょっと不思議な気分
よほどスティッキートフィー味とか クリスマスプディング味とか作ろうかと(笑)
いつぞやボルドーで食した スモークサーモンや フォアグラ入りの「マカロン・サレ
よりはおいしそうでしょう?
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今月のもう一つのメニューは マカロン・サレならぬ 「ケイク・サレ」
セイボリータイプのケーキです
材料を量ったら あとはどんどんボールに入れて ゴムベラで混ぜるだけ
あまりに簡単なので 今回は片方にオリーブとドライトマト
もう一方には トマトピュレとナッツ これを重ねて 欲張りWテイスト
間違いのない組合せです
軽く白ワインが欲しくなりますね(^^
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ワインのお供になら
ブリーチーズ+りんご+タイム
ブルーチーズ+洋梨+くるみ なんていう組合せもたまりませんよ~

そう言えば 一つ好きなチョコレートを思い出しました
「アフターエイト」 というミントをサンドしたチョコレートです
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学生時代初めてイギリスに行った時 毎晩食後にこれが出てきて
「う~ん・・・・」 と思っていた 思い出の味
大人になったら気づくと好きになっていました^^
でもこれが 最近姿を見かけないのです
もう日本では売っていない?
それともこの辺りだけ??
仕方ないので チョコミントフレーバーのマカロンを作り
ひとりアフターエイト気分で食べています(^^;


※お知らせ
3月20日(祝)のレッスン午後クラス(15:00~)追加しました
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by lesgalettes | 2013-02-10 02:08 | レッスン | Comments(4)

プディング食べ比べ 続々


引き続き 先週の「プディング食べ比べ」の プディング紹介です~
(スロー更新なのでなかなか進みませんが 今日で終わる予定(^^)

日本に戻ってから初めて作った 「Sussex pond pudding」
なぜ作らなかったのか、、、
作ったらすぐに食べないと意味がないのと
食べきるには人数がいるのと
「薄い皮」 のレモンが手に入らなかったのと
なにより これをおいしいと思ってもらえるか心配だったから~

まず取り掛かるのは スエット(牛のケンネ脂)を使ったペストリー
軽い食感好きの日本人には これがちょっとハードルとなるんですね
バターは入れれば入れるほど軽い食感になるけれど
スエットは加えれば加えるほど重くなる(笑)

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ペストリーを1/4ほど切り取り 残りをプディングベイスンに敷き込みます
面白いのは ここから
たっぷりのデメララシュガー(細かめのざらめのような砂糖)と 角切りにしたバター
そして ぷすぷす全身に穴を開けた レモンを真ん中に埋め込むのです
上にもバターとお砂糖を詰め
先程残しておいた 生地でぴっちり蓋
これを蒸すこと3~3時間半 さて一体どんなことに~?
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あらあら さすがにこんなに蒸すと ペストリーも色づくんですね
まるでオーブンで焼いたような色具合
スチームプディングは本当に ひっくり返す時どきどきします
こんなに長いことかけて蒸して 失敗したらね~ちょっとショックですから(^^;
このプディングの一番の醍醐味は カットする瞬間
ナイフを入れると だ~っと溢れ出るソースで プディングの周りには池(ポンド)が出現☆
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これが「サセックスポンドプディング」 の名前の由来
イギリス南東部サセックス発祥の伝統的なプディングです
サセックスに隣接するケントでは レモンの他にカランツもたっぷり詰めて
「Kentish well pudding 」 と呼ばれています
「well = 井戸」 こちらはソースが溢れ出る様子を よく表している名前(^^
どちらも バターとお砂糖に レモンのシャープさが加わったソースが美味しい
なんともノスタルジックなプディングです
どうですか ちょっと食べてみたくなりませんか?^^
本当はもう少し皮の薄いレモンを使うと レモンがもっとふわふわにとろけて
さらに美味しいんだけど。。。

さてさて もう一品 ちょっと時間が余ったので ちゃかちゃかっと作ってみたのが
「Date and Walnuts pudding 」デーツとくるみのスチームプディングです
こちらもちょっと重めのスエットプディング
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スエットのほかには 小麦粉とパン粉
卵と ミックススパイス
あとは 刻んだデーツとくるみ
スティッキートフィープディング作りには欠かせないあのデーツです
お砂糖控えめな分 このデーツが甘みのアクセント
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お鍋で蒸すこと 1時間30分~
蒸したてはふっくら 冷めるとしっかりしたパンのような仕上がりです
他のプディングたちが 相当甘さを主張していたので その場では皆
「これ全然甘くなくてパンみたいね~」
と言っていましたが その後一人で食べた感想。。。
これ単独で食べればしっかり甘みありました~
あの時は相当 舌が砂糖でおバカになっていたようです(笑)

ここまで全8種
〆に 「ルバーブといちごのメレンゲロール」を デザートに食し 計9品
堪能いたました ♪
プディングクラブのように 「どれが本日のベスト?」 の結果は
~結構 割れました
バッチェラーズ~や ジャムスポンジのような軽い系に行く人
重めのスエット系に行く人 (私とpixietomo さんだけ?)
ちなみに 私 「サセックス~」 と 「ロードランドルズ~」 です ♪

これ 是非 第二弾を☆
次回はもうちょっと人数を集めて (^^
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by lesgalettes | 2013-02-07 01:16 | イギリスのおいしいもの | Comments(8)

プディング食べ比べ 続

「先日のプディング食べ比べ」 で登場したプディングの説明を続けますね

この日一緒にプディングを食べてくれるのは pixietomo さん
ならばちょっと ヘビーだったり 風変わりだったりする オールドファッションなものでも
付き合ってくれるかな(^^ ということで 古いレシピのものを中心に作ることに~

「Bachelor's Pudding (独身男のプディング)」 日本語にすると変ですね(笑)
は 名前のわりには 食べやすい りんごたっぷりのスチームプディング
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生地は この日もテーブルに並んだ シロップスポンジプディングとほぼ一緒
そして 型の底にゴールデンシロップを敷くのも一緒
違うのは 生地より多い沢山のりんごに デメララシュガー(細かめのざらめのよう砂糖)と
カランツをまぜたものを 生地の間に層になるように サンドしていく点
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生地に対して あまりにりんごが多すぎるので どう蒸しあがることやら と思ったけれど
1時間半後には りんごもしんなりしてかさが減り なかなかフルーティーな
プディングに変身していました^^
プディング初体験者にも好評な 軽めの仕上がり☆

お次は 同じくゴールデンシロップを使う 「Hollygog pudding」
こちらは「ジャムローリーポーリー」のジャムを あるいは
スポテッドディック」のカランツを ゴールデンシロップに置き換えたようなもの
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伝統的には スエット (軽くしたい時はバターでもいいと思いますが)を使った生地で
ゴールデンシロップをロールケーキのように巻き 深い器に入れます
そして面白いのはここから
ふだんはスチームするか あるいはオーブンでただ焼くのですが
なんとこのプディングに関しては
ミルクを器になみなみ注ぎ その状態でオーブンへ投入。。。

・・・牛乳の中で茹でられるのか 焼かれるのか はたまた蒸されるのか??
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40分ほど経過
さて 覗いてみると。。。
あら 不思議 ライスプディングのように 牛乳にはまくがはり 茶色く色づいていました
なんかおいしそうかも(^^
甘みは中に巻いたゴールデンシロップだけなので ほのかな甘さ
そして 全体にキャラメルっぽい風味が加わり
生地自体は重みがあるものの 案外いけます ^^

このプディングが最初に作られたのは オックスフォードシャーの Kiddington という村
シンプルで力強い farm pudding の典型のようなもの
確かに 腹持ちもよさそうだし 農作業で疲れた体にエネルギーを与えてくれそう
(労働もせず 食べるだけの私には どうかと思うけれど(^^;)

ひたすらプディング話し そろそろ飽きてきました?でも
プディングの紹介は まだ続きますよ~
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by lesgalettes | 2013-02-04 10:06 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

プディング食べ比べ☆

イギリスプディング 久しぶりにこれでもか~というほど頂きました
この日 わざわざ宇都宮までやって来てくれたのは pixietomo さん
彼女はプディング好きの聖地(?)プディングクラブで有名な
Three Ways House で プディングを作っていたことがあるという
素敵な経歴の持ち主
「プディング食べたいね~」 この日の動機はそれだけ(笑)
私の大好きな マーマレードとアプリコットのプディング Lord Randall's pudding
をはじめ 沢山のプディングを作って来てくれました~
私の作ったプディングも合わせて その数9種
プディングクラブでも並ぶのは7種だから さらに豪華!
スチーム系プディングを中心に 写真奥から Hollygog pud~ 以下のとおり
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これだけ並ぶとさすがに壮観
これはワクワクしますね~♪
黒光りするトフィーの海から頭を出したようなスティッキートフィープディングは
スリーウェイズハウスで食べた味そのまま
しっとりどこまでもモイストな食感 なんて幸せ☆
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スチーム系プディングは プディングベイスンから出す時も醍醐味
上手に抜けるかな~
すぽっ! ふわ~っ
湯気とともにいい香りが顔を直撃
う~んたまりません(笑)
pixietomo さんメイドの ジャムスポンジプディングは
イギリスらしくレッドカラントジャムがたっぷり
温められたジャムが プディングとともにあふれ出てきます

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さらに スチームプディング(蒸して作るプディング)の大定番
シロップスポンジプディングも作って来てくれました
ゴールデンシロップがじゅわ~っと染み込んだ生地には
さらにシロップをたら~り☆
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頭にストレートにか~んと来る甘さですが
ここにBird'sの甘さのないカスタードをたっぷり添えれば
甘さが緩和されて ベストコンビネーション
スプーンが進んでしまいます
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この日 プディングが並んだテーブルを前に わ~いとテンションが上がった私達
でも ちょっと冷静になってみると
いくら何でも食べきれる量じゃないでしょ。。。と
そこで急遽ご近所さんにヘルプをお願い
「イギリスプディングあるんだけど 食べに来ない~?」
「行く行く!」助かりました(^^
最終的に 友人含め6名でこのプディング食べに食べました ♪

もう少しプディングの説明続けます~
が 長くなったので続きはまた次回 ☆
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by lesgalettes | 2013-02-01 21:44 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


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