人気ブログランキング |

カテゴリ:イギリスのおいしいもの( 412 )

常備粉もの


イギリスのスーパーで 日本でもこんな風に色々売っていればいいのになぁ~
と思うものは数あれど 毎回思うのが
セイボリービスケット(甘くないチーズやハーブなどのビスケット)や
クリスプブレッド(薄くカリカリしたクラッカー的なもの)
フラットブレッド(ピタやトルティーヤ・チャパティのような類)などの豊富さ

フレイバーもさまざま
チーズやハーブ入り・チリやガーリック・シード入り
粉も全粒粉からライ・スペルトにグルテンフリーまでなんでもござれ

常備粉もの_a0107981_15454052.jpg

選べないくらい並んでいるのに
日本ときたら あるのはリッツ系かプレミアムクラッカー系くらい
輸入食材屋さんに行けば多少はあるけれど

チーズやディップ系が大好きなわたしとしては
常時 沢山揃えておくには ちょっとお高い
なら こんなに小麦粉が沢山ある我が家
自分で作っておけばいいんじゃない と最近はせっせと手作り☆


常備粉もの_a0107981_15460249.jpg

フラットブレッド系は焼いてすぐのほうが美味しいので
常備用にはカリカリのクリスプブレッドやクラッカーと呼ばれるタイプのもの
フレーバーもその時次第
ローズマリーやタイムを入れてもいいし
パプリカやチリを入れてもいい

常備粉もの_a0107981_15460251.jpg

粉も余っているもので
ライ麦や全粒粉
セモリナ粉や オーツ

常備粉もの_a0107981_15460256.jpg


形も気分次第
丸だったり 細長くしてみたり
紙のように大きく作ってバリバリ ラフに割ってみたり~


常備粉もの_a0107981_15470919.jpg


朝ごはんにはシード入り
パンプキンシードにサンフラワーシード
ゴマにポピーシードに リンシード
歯ごたえがいいので満足感もあります

常備粉もの_a0107981_15462285.jpg

スープやチーズに添えるなら シンプルに
軽くお塩や 黒こしょうだけとかでもいい

ちょっとお腹がすいたとき
ビスケットやケーキを食べるよりは罪悪感が少ないので 夜食にも~(?)


常備粉もの_a0107981_16235344.jpg


作り始めると いろいろな味が揃っているほうが楽しいなぁ なんて
あれもこれも作っちゃう
大きな缶に 甘くないこれ系のクラッカー類
小さな缶にビスケット類
なんて安心感(笑)
お腹がすいたら いつでもつまめるんですから~

せっせとため込んで しょっちゅうカリカリ食べてて
前世はリスかも








by lesgalettes | 2020-02-08 15:48 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ねずみ年


今年はねずみ年
イギリスでは お砂糖でできたネズミさん「シュガーマイス」や
チョコレートバージョンの「チョコレートマイス」を駄菓子屋さんなどでよく見かけます
これも日本では見かけないお菓子の一つ
ウサギなら日本でも 和菓子や干菓子などでありそうですが
ネズミ形はね~
どうしてイギリスでネズミ型のお菓子がメジャーになったのかは分かりませんが
とりあえず昔ながらの定番お菓子


ねずみ年_a0107981_09444904.jpg

いくらネズミ年のわたしでも あまり喜んで手を出すお菓子ではありませんが~
庶民派お菓子の中で
イギリスに行くと いつも魅力的に見えてしまうのが「ジャムドーナッツ」
シンプルにラズベリージャムが入った丸いふんわりドーナッツですが
イギリスだとスーパーの棚に いつも山積みになっていて なんだか妙に美味しそう☆
それも激安!
例えば Sainsbury(イギリス大手スーパーマーケット)なら5個入りで75P
つまり100円ちょっと
それなりに大きなジャムドーナッツが5個も入ってこのお値段
お金がない時なら これほど効率よくカロリーが取れる食事もないのではないかと思うほどの
コストパフォーマンス

ねずみ年_a0107981_09445786.jpg

他に食べたいものがあり過ぎるので いつもは我慢するけれど
今度イギリスに行ったら絶対食べちゃおう~なんて思いながら 作ったのが
「アイルオブワイトドーナッツ」
ワイト島ドーナッツです
今年最初のあぶそる~とロンドン「おかし百科」は このドーナッツについて
どんなドーナッツか興味のある方はこちらを是非どうぞ ☆





by lesgalettes | 2020-01-21 20:11 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

忘年会☆


久しぶりにホットウォータークラストを使った
レイズドパイを作りました
Raised pie とはポークパイやゲームパイのように ホットウォータークラストを使って作る
セイボリーのパイのこと
大抵背が高くて 専用の型を使うこともあれば
ハンドレイズドパイと呼ばれる型なしで作るポークパイのようなものもあります
中身は大抵お肉


忘年会☆_a0107981_14073868.jpg


上の写真の中央がくびれたカリソンのようなかたちの型は
レイズドパイ それもよくゲームパイ(ジビエを使ったパイ)に使われるので
ゲームパイモールドと呼ばれたりします
ただの丸型で作るより 豪華なセンターピースができるので
クリスマスのパーティーなどにはもってこい

型が大きいので焼き時間は2時間強かかるのと
ぎゅうぎゅうにお肉を詰めて焼いて
焼き縮んでできる隙間に コンソメゼリーを流して固めると美味しいので
食べる前の晩には作っておかないと いけません


忘年会☆_a0107981_14073958.jpg

丸い円筒形のポークパイのほうは
ペストリーががちょっと余ってしまったのでおまけの子

この日はレッスン後すぐにお客さんの予定
だから何か作っておけるもの 出来ればクリスマスっぽいものをというので
作ったパイ
気の置けないメンバーなので
温かいお料理がなくとも おつまみさえあれば大丈夫なはず(^^)


忘年会☆_a0107981_14073896.jpg


ちょうどレッスンのお片付けが終わったころに ゲストの到着
Tiny Toria さん Still Rooms さんのマダム二人(^^)
おしゃべりしながら 宴の準備
冷蔵庫から チーズやチャツネや フムスなどをとりだしては
テーブルに並べていきます
今はテーブルがキャンドルで占領されているので あっという間にいっぱいに
おかげで大したものは並んでいないのに なんだか一見 豪華風(笑)


忘年会☆_a0107981_14080364.jpg

ちなみに今回のレイズドパイはクリスマスのイメージ
本当はターキーが良かったけれど そこはチキンで我慢して
セージ&オニオンスタッフィング(ロースト定番の詰め物&付け合わせ)
それにクランベリーミンスミート
(今月のレッスンのミンスパイのフィリングとして使ったもの)
ミンスパイを作りながらも
これ 絶対ターキーやチキンのパイに合うだろうなぁと思っていたのですが
やっぱりばっちり☆
次回はほんのちょっとだけ ここにチリかカイエンペッパー的なぴりっとしたものが
加わってもいいかも
このチキンとスタッフィング・クランベリーを交互に入れ
最後にコンソメジュレ という構成 です ↓

忘年会☆_a0107981_14080469.jpg
今回はクリスマスなので クランベリーを色々使ってみました
パイに入れたり
乾杯のスパークリングワインに浮かべたり
チキンレバーパテの上にのせてみたり
これはエルダーベリージェリーと一緒に軽く加熱したクランベリー
冷めるといい感じに軽くセットしてくれます
これをレバーパテと共にスプーンですくって パンなどにのせて食べると
最高のコンビネーション
白ワインが進みます。。。

忘年会☆_a0107981_14080430.jpg

ポークパイにもよくクランベリートッピングがありますが
似たようなイメージ
味はもちろんおいしくなりますが 見た目に関しても
いつもの地味なレバーパテが クリスマスらしく華やかにもなります

そして〆のクリスマスプディングアイスクリーム ベイクドアラスカ
にもクランベリーをトッピング ↓

忘年会☆_a0107981_14080320.jpg
ほんとうこの季節のクランベリーはお役立ちです☆


デザートはクリスマスプディングとどちらにするか悩んだのですが
きっとクリスマスプディングを食べる機会が多いに違いないお二人
それにワインを飲みながら食べるのなら やっぱりとべイクドアラスカかな、、と
わたし的にはどちらも大好きだし

ほろ酔い状態で メレンゲを立て ベイクドアラスカをオーブンで焼くのを取るか
熱々のクリスマスプディングを器にひっくり返し
ブランデーをかけて フレームするのをとるか
どちらも手間と危険度はそう変わりない(笑)

そうそう クリスマスプディングアイスクリームのベイクドアラスカにも
6ペンスコインのラッキーチャームを入れました
ゲットしたのは~
うちの旦那さま
「なんか当たる気がしたんだよね~」~とご満悦☆
こういう時はほんとうはゲストに当ててもらったほうが
ね ~(-""-)

和やかで楽しい時間でした☆


by lesgalettes | 2019-12-28 14:06 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

リアルミンスミート入りミンスミート


Merry Christmas !!
皆さんどんなクリスマスをお過ごしですか?

わたしは今年のレッスンも無事全て終え 今日は静かなクリスマス☆
朝から シュトーレンに パネトーネ
ヴェラベッカにジェノバケーキなど 大好きなクリスマスの粉ものに囲まれ
幸せな朝。。。
基本甘いモノさえあればご機嫌なわたし
クリスマスツリーの下のプレゼントの箱が
開けたらぜ~んぶミンスパイでも 文句は言いません 多分(笑)

ミンスパイと言えば 以前からずっと気になっていたミンスパイがあります
それがお肉入りのミンスパイ
ヴィクトリア時代までは お肉入りもわりと普通だったというから
そう昔の話ではないのに
今は全く見かけなくなってしまったもののひとつ

思い出したが吉日(?)
せっかく12月なので作ってみることにしました
今回のレシピはビートン夫人


リアルミンスミート入りミンスミート_a0107981_19155261.jpg
材料の詳細はこちらに書いていますが
基本 普通のミンスミートと一緒
ドライフルーツ類にりんご
スパイスにブランデーそしてスエット
そこに生の牛肉が入るだけ
割合的には牛肉がフルーツ類の1/5くらい スエットが2/5くらい
だから印象的にはお肉より スエットが随分多いなぁ、、、と
今回はそんな割合ですが
その辺りは 料理家・時代によってさまざま
中世・チューダー朝の頃はラムや子牛が
1700年代くらいは牛のタンや胃が好まれて使われていたようです
そして1900年代以降は スエットが残るのみ
21世紀の今はスエットが入らないレシピも多いですから
この後はどう進化を遂げていくのか。。。


リアルミンスミート入りミンスミート_a0107981_19155176.jpg
先日見かけたイギリスのミンスパイレシピ
フィロをペストリーに使い よりヘルシーバージョンに!なんてものがありましたが
ビートン夫人のおススメは
ショートクラストペストリーより
さらにリッチな ベリーグッドパフペストリーと呼ばれるもの
1パウンドの小麦粉を水でまとめて
そこに粉と同量1パウンドのバターを 4回に分けて折り込んでいきます
今の時代のパイ生地のように 3つ折りにしなさいとか 4つ折りにしなさいとかは書いておらず
ただ 半分にたためとだけ書いてあるので そのとおりに作ってみます
面白いのは 作り始める前に
「バターを絞ってできるだけ余分な水を出しておきなさい」と書いてあること
さすが当時のバターはフレッシュですね
以前 ボルディエでバターを買う時 ひとつひとつバターパッドでバターから水を絞り出しながら
形作って売ってくれたのを思い出しました


リアルミンスミート入りミンスミート_a0107981_19162034.jpg

そんなリッチなパフペストリーを型に敷き込み
熟成させたミンスミートを詰め込みます
2週間の熟成というのがビートン夫人のレシピですが
果たしてこの生肉入りミンスミートはどのくらいもつのか、、、
当時は冷蔵庫もないだろうし

リアルミンスミート入りミンスミート_a0107981_19162090.jpg


さぁ 初のお肉入りミンスパイが焼けましたよ
でも もうひと作業
上に軽く泡立てた卵白をぬって お砂糖をふってもう一度オーブンへ
そこでようやくビートン夫人のミンスパイが完成☆

「熱々を白のドイリーの上にのせてサーブしてね」なんて書いてありますが
パフペストリーからはバターがしみだしているし
スエットも溶けてジュクジュク言っているし なかなかオイリー
まずはキッチンペーパーの上に置きたいわたし(笑)

これは熱々よりは程よく粗熱が取れたくらいが食べごろ
サクサクのパフペストリーの中に たっぷりのミンスミート
食べてみると 味的にはそう今のものと変わりません
もちろんかすかなセイボリー感はありますが それは主にスエットの香り
お肉は今回 赤みの牛肉を叩いて使ったのですが
姿かたちは全く見えず 分かりません
(ミンスミートに混ぜ込んだ時点でももうすでに どこに行ったか分かりませんが)


リアルミンスミート入りミンスミート_a0107981_19162032.jpg
思ったより違和感のないリアルミンスミート(ひき肉)入りミンスパイ
違和感があったのは パフペストリーのほう
今月はミンスパイをレッスンで作っていたので
レッスン中 このミンスミートを入れて
いつものショートクラストペストリーで作ってみたりもしたのですが
正直 そちらのほうが美味☆

リアルミンスミート入りミンスミート_a0107981_19161906.jpg


限られた食糧の中ででできるだけ効率よく 熱量を得たい昔の食事
できるかぎり低カロリーにしたい現代の食事
時代によって 嗜好も変わるので
昔のお菓子を食べて 美味しいと感じるかは微妙ですが
我が家のレッスンでは 時々試食タイムにこうした風変りなお菓子が登場します
(もちろん試食は 興味がある人のみ 無理強いは絶対しません(笑))
今回のビートン夫人のミンスパイは思ったより意外と高評価
だけど 来年もまた作るかと言われたら~
う~ん いつものミンスパイのほういいかな(^^)

では皆さん 素敵なクリスマスをお過ごしください☆









by lesgalettes | 2019-12-25 10:05 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ビートン夫人のお子様向けクリスマスプディング


クリスマスまであと2日
イギリスのクリスマスを代表するお菓子は
クリスマスケーキに ミンスパイ そしてクリスマスプディング
そのクリスマスプディングと言えば
中にもブランデーやビール
食べる時には温めたブランデーをかけて炎を灯し
さらにブランデークリームやブランデーバターを添えて頂くという
大人でもお酒に弱い人なら 顔が赤くなってしまいそうなプディング
さすがに小さい子にはちょっと厳しい。。。


ビートン夫人のお子様向けクリスマスプディング_a0107981_19281917.jpg

でもクリスマスディナーですから子供たちだってプディングを楽しみたい
ビートン夫人の家政書「Household management (1861)」には
そんな子供たち向けのクリスマスプディングが載っています

材料や作り方などについて こちらに書いたのですが
ヴィクトリア時代の典型的なプディングの作り方
折角なのでもうちょっと写真をのせておきます


ビートン夫人のお子様向けクリスマスプディング_a0107981_19281935.jpg
湿らせた布(プディングクロス)に小麦粉をはたいて
プディング生地を包み ぎゅっと縛って
木のスプーンや棒にくくりつけ
お鍋の中の熱湯にドボンと浸して 茹でること5時間
クリスマスのあれもこれも作らなくてはならない忙しい時に 5時間もコンロを占領されたら困っちゃう!なんて心配はご無用
当時は巨大なお鍋ひとつで色々なものを同時調理することもふつう
お肉を茹でていれば 野菜も茹でている
味が移っちゃうなんて言っていられません
燃料も貴重品ですから


ビートン夫人のお子様向けクリスマスプディング_a0107981_19281983.jpg
さて 布の中でパンパンに膨らんだプディング
布が水を吸っているせいもありますが なんて重たいのでしょう

布を開けてみると~
白っぽい見た目
よく見るクリスマスプディングのようにたっぷりのドライフルーツやお砂糖などは入っていない
シンプルな生地なので それもそのはず

子供たち用のシンプルプディング

ビートン夫人のお子様向けクリスマスプディング_a0107981_19282030.jpg

それでもお砂糖をふって
ヒイラギを飾れば クリスマス


ビートン夫人のお子様向けクリスマスプディング_a0107981_19281999.jpg


レーズンとカランツ・オレンジピールを入れた スポテッドディックのような素朴なお味ですが
出来立てホカホカの時だけはそれなりに食べられます、、

余ったプディングは冷たい状態では 中のスエットが固まってしまって美味しくないので
スライスしてからさっとあぶって クルーティーダンプリングのように食べていたのでしょう
というかこれ スコットランドのクリスマスプディング(他の季節にも食べますが)
クルーティーダンプリングそっくりでしたね
きっとこの子供たち向けクリスマスプディングにも ラッキーチャームを忍ばせて
大人も子供も一緒にクリスマスのディナーを楽しんだことでしょう

わたしの今の問題は
このクリスマスに食べようと思っている 去年作ったクリスマスプディングに
ラッキーチャームを入れたかどうか覚えていない事
いつも作った日付は書いておくのですが
次はチャームを入れたかどうかも忘れず書くようにしなくっちゃ
最近 ほんとうになんでも忘れてしまうので (^^;)





by lesgalettes | 2019-12-23 19:27 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ビートン夫人のクリスマスケーキ


クリマスももう目前
皆さんケーキの準備はお済みですか?
イギリスのどっしりフルーツケーキなら数週間は前に焼いて熟成させなければいけないし
クリスマスプディングも然り
美味しいケーキ屋さんやホテルのケーキとなると
さらに早くに予約しないと手遅れ

たまには何層にも重なった手の込んだケーキでも食べたいものだわ~なんて思いつつも
結局 なんの準備もしていない我が家
今年も 去年から眠っている1昨年前のクリスマスプディングになりそうですが~

何もクリスマスだからって 特別ゴージャスだったり
時間をかけたケーキじゃなくてもいいのよと 先日ビートン夫人に教えてもらいました



ビートン夫人のクリスマスケーキ_a0107981_19250916.jpg



ビートン夫人の家政書「Household management (1861)」の中で
「Christmas cake」 と題されたそのケーキ
詳しくはこちらに書いたので ご覧いただくとして~
粉もお砂糖もバターも全部ティーカップで計量
一つのボールでぐるぐる混ぜるだけでできてしまう焼きっぱなしのケーキは
トリークルとジンジャーの効いたレーズン入りのジンジャーブレッドのよう
しかも他のジンジャーブレッドによくあるように 数日置いておく必要もありません
焼いてすぐその日に食べられるクリスマスケーキです

ビートン夫人のクリスマスケーキ_a0107981_19252590.jpg


これまでのクリスマスケーキのイメージとは大分かけ離れているけれど
でも 地に足がついた安心感のある見た目と 優しい味わいに
こういうクリスマスケーキがあってもいいな と新鮮な気持ちに☆


ビートン夫人のクリスマスケーキ_a0107981_19252508.jpg

それでもやはり 苺と生クリームが欲しい子ども達は別添えで
大人はこのままで~
あ スパークリングワインやシェリー酒でも添えてあれば
なおハッピーですが(笑)

みなさん よい週末をお過ごしください♪




by lesgalettes | 2019-12-21 08:01 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

冬の備え


12月 とうとう冬到来☆
皆さんは何か 毎年決まって作る保存食はありますか?
わたしの場合は秋 洋なしを見ると 「あ~そろそろチャツネを作らなきゃ!」
思わずにはいられません
毎年11月頃決まって作る「洋なしとりんごとクルミのチャツネ」


冬の備え_a0107981_21360538.jpg

前言撤回
絶対作らないといけないわけではないから
作らなきゃ!ではなく「・・作りたい」ですね
頭の中でものを考える時に使う動詞を間違えると
せっかくのチャツネづくりが「楽しいこと」から「やらなくてはいけない作業」になってしまうから恐ろしい…


さてまずは涙を少々流しつつ 玉ねぎをカット
洋なしにりんごもザクザク切って
お酢を加えてコトコト 量にもよるけれど40分位かな 煮ます

カレーじゃありませんよ↓

冬の備え_a0107981_21362172.jpg

フルーツ類が十分に柔らかくなったら
次にブラウンシュガーやスパイス・サルタナなどを加えてさらに1時間ほどじっくり煮詰めていきます
ジャムと違って しっかり水分を飛ばし
いい色になったら完成



冬の備え_a0107981_21362150.jpg

正確には8割完成
これから1か月程 瓶に詰めてから寝かせてあげることにより
味が馴染み美味しくなるので 本当の完成は1か月後☆

冬の備え_a0107981_21362149.jpg

よく チャツネってどんな味がするの?
と聞かれますが その野菜やフルーツの組み合わせ
スパイスの組み合わせによって 味が全く違うので一言で言うのは難しい
いつも お野菜のジャムのような~ ピクルスを煮込んだようなものよ~と言いますが
チャツネを作っているときに部屋中に立ち込める匂いは まさに日本のソースの匂い
中農ソースとかウースターソースとかそんな香り
玉ねぎとフルーツ・甘い香りに酸味とスパイスが複雑に混じった
あのセイボリー風の香りの中にも甘みが多分に含まれたお好み焼きソースのような香り



冬の備え_a0107981_21363884.jpg

チーズやハムに添えたり
それらと共にサンドイッチにしたり
日本のソース同様 煮込み料理などの調味料にすることも


冬の備え_a0107981_21420943.jpg


夏や秋に一度にたくさん採れてしまうフルーツやお野菜を保存するにはもってこいの方法
上の写真の真っ赤なチャツネは ビーツとりんごと玉ねぎのチャツネ
作りながら これはどんなチーズや どんなフードに合うかな
マッチングを考えるのも楽しみのひとつ☆

下はグリーントマトとチリのチャツネ


冬の備え_a0107981_21363859.jpg

チャツネを作り終えると
秋の仕事を終えて 冬を迎える準備ができた気がしてちょっと一安心☆









by lesgalettes | 2019-12-08 12:35 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

soda bread



先日のブログで ソーダブレッドはあっという間にできるので便利ですよ~
時間がさらにないときは その生地を平たく延ばして
フライパンやグリルで焼くと フラットブレッド風でさらに簡単~というお話しをしましたが
その具体例~

下の写真のエスカルゴの脇にちぎっておいてある平たいパンのようなもの
これが我が家でしょっちゅう登場する わたしが「フラットブレッド」と称するもの

soda bread_a0107981_09410924.jpg
ちぎってしまっているので原型がよく分かりませんが
要は 全粒粉で作るソーダブレッドの生地を 薄く延ばして直火で焼いたもの
我が家では 粉に重曹・お塩を混ぜた状態でビニールに入れておき
それを必要なだけ適当にボールに入れて あとはヨーグルト+水(バターミルク代わり)を適当に
べたべたにならない程度の生地になるよう加えてまとめて焼くだけ

でもこれが外側カリッと中ちょっぴりふわっという感じの
ナンのような ピタのようないい感じの焼き上がりになるんです
その時に応じて 好みでシード類やクミンなどのスパイスを加えてもいいし
とにかくバーサタイル

この日のメニューのエスカルゴから染み出すエスカルゴバターを染み込ませて食べたり
チーズやハム
レバーパテなどを添えて食べたり というのにもぴったり

soda bread_a0107981_09410978.jpg

この日のテーマはブルゴーニュの夕べ
先週のこと
いつもわたしが「おかし百科」を書かせてもらっている
ロンドン情報サイト 「あぶそる~とロンドン」の編集長のまゆさんがお泊りにやってきました
イギリスから来ているのに ここでイギリスものもなんだし
かと言って 日本食も滞在中さんざん食べているだろうし~
というので ブルゴーニュ(笑)

その日 昼間はレッスン 翌日もレッスンだったので
その夜と翌朝しか時間がない
準備する時間がないというのもあったけれど 食に集中せずおしゃべり中心にだらだら楽しめる
おつまみメニュー
メイン(?)は小さな玉ねぎが手に入ると必ず作りたくなる
「キャラメライズドオニオン タルトタタン」
バルサミコとシェリー酒・タイムで風味付けした玉ねぎだけの逆さま焼きのタルトです
そこにやはりハーブたっぷりのクレームフレッシュを添えれば
クレマンブルゴーニュ(ブルゴーニュの発泡ワイン)にぴったりのセイボリータルトの完成
soda bread_a0107981_09412655.jpg
あとはブルゴーニュのおつまみと言えば欠かせない グージェール
今回は小さめに。。。

お互い食べモノへの興味がたっぷりなので 食の話しはもちろん
今のロンドンの話し 近況報告
これからの話し
尽きないおしゃべり
でも残念なことに夜はどんどん更けてしまう。。
まぁ慌てなくとも またしばらくすればきっと会えるんですけれどね(笑)
で 諦めて就寝~

さて翌朝
夕べまゆさんが「美味しいチーズスコーンが食べたいなぁ~」とぽろっと言っていたのを思い出し
朝ごはんにいいかなと 焼いたのが
「りんごとチェダーチーズとセージのスコーン」
美味しいマチュアチェダーチーズをたっぷり入れ
そこに 角切りにしたブラムリーと刻んだセージをプラス
大きく焼き上げます

soda bread_a0107981_09473759.jpg

チェダーチーズにりんご ちょっと不思議に思われるかもしれませんが
プラウマンズランチ風といおうか これが合うんです
ここにりんごのチャツネや オニオンマーマレード
チーズなどがあれば最高☆

さて 最近なかなか思うように書く時間をひねり出せていない「イギリスおかし百科」ですが
一番最新作は 11月25日に食べるお菓子

soda bread_a0107981_09583747.jpg

レースメーカーたちの愛したこのお菓子について
どうぞ お時間あるとき 読んでみてください~




by lesgalettes | 2019-11-24 09:40 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

優先順位


次に時間があいたら何を作ろうかなぁ~と いつも頭の端っこで考えています
本を眺めていると
作ってみたい食べてみたいお菓子は 一生分困らないほどあるし
作らなくてはいけないお菓子
写真を撮る必要があったり レッスンのために試作したいお菓子などもあるから
結局 優先順位に従って
以前よく作っていたけれど
好きだしたまには食べたいけれど
でも後回しだな、、、となっているお菓子の多いこと



優先順位_a0107981_11383525.jpg

そんないつも後回しになっていたお菓子の中から
「バナナティーブレッド」に
「アンザックビスケット」
どちらも本当に久しぶりに作りました
素朴で飽きの来ない いかにも「おやつ」といった風情のお菓子

シードケーキも長ら~く食べていないことを思い出し
焼いてみましたよ


優先順位_a0107981_16014001.jpg


キャラウェイシードのプチプチにあたった時の爽快感と
ピールのほろ苦い甘さ
好みは分かれるけれど これはやっぱり絶妙☆



「ダービーシャー(スタッフォードシャー)オーツケーキ」も
あの香りともちもち感が 秋になると無性に恋しくなります



優先順位_a0107981_11530442.jpg


パンケーキタイプのこのオーツケーキは
イースト発酵の生地なので
夜のうちに混ぜて冷蔵庫に入れておけば 週末の朝ごはんに最高☆

粉ものの美味しい秋
危険すぎます
糖質オフダイエットだけは 出来ないなぁ。。。
お米抜きはできるけれど
小麦粉オフ・ お砂糖オフは絶対に無理!




by lesgalettes | 2019-10-06 16:00 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ジェントルマンズ レリッシュ


アンチョビはお好きですか?

魚介珍味好きの日本では それほど抵抗なく受け入れられる気もしますが
お魚嫌いが多いイギリス
マーマイト同様 好き嫌いが分かれるものの一つがアンチョビ
苦手な人も多いけれど
大好きな人もそれなりにいるということ

イギリスのスーパーでこれなんだろう?思われた方もいるでしょう ↓
「ジェントルマンズレリッシュ」
紳士の薬味・・・興味をそそる名前

白く平べったい小さなケースに入れられたそれは
なんだかキッチンより 洗面所のほうが似合いそう

さぁ 開けてみましょう~

ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16181474.jpg

正体を知らずに開けたら きっとビックリ
なかなか強烈な香り
そして怪しい色のペーストがぎっしり

マーマイト同様食べ方を間違ったら 間違いなく大嫌いになるであろうこれは
アンチョビのペースト
塩辛いアンチョビにバターやスパイスを加えて作ってあります
食べ方はやはりマーマイトに近いかも



ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16183211.jpg

基本はトーストしたパンにバターを塗り その上にうす~くこれを塗っていただきます
もしくはエッグアンドソルジャーの大人バージョンとして
とろとろの茹で卵に
このジェントルマンズレリッシュをぬったソルジャー(棒状にカットしたトースト)をつけて頂いても

ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16181462.jpg

別名をPatum peperium(ラテン語でpepperペーストの意)ともいう この「ジェントルマンズレリッシュ」は
1828年にJohn Osbornさんというイギリス人によって作られたというから
結構な歴史のある商品
もともとは19世紀
デザートの後 もしくはデザート代わりに
紳士たちがアンチョビペーストを塗ったトーストを食べていた~というのが
この商品の名前の由来のよう


ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16184559.jpg

現代では食事の後にさらにまたセイボリー系を食べる習慣はないので(チーズを除き)
もっぱらオードブルやおつまみ
料理の隠し味や
時には朝食に 使われるジェントルマンズレリッシュ
その代表的な料理に
「Scotch woodcock」なるものがあります
スコットランドのヤマシギ(鳥の種類)?
妙な名前ですが これはバタートーストにアンチョビペーストを薄く塗り
その上にスクランブルエッグをのせて さらにアンチョビをのせたもの
別にスコットランド料理でも ヤマシギが入っているわけでもありません
何か思い出しませんか?
そう 「Welsh rarebit (ウエルッシュレアビット)」
名前も雰囲気も お仲間感が、、、



ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16184506.jpg

これを食べながら 思い出しました
わたしのガラクタコレクションの中に アンチョビペーストの昔の入れ物があることを、、、
まさにジェントルマンズレリッシュの入れ物を大きく陶器製にした形
確かに沢山は消費しないこの塩っ辛いレリッシュは
昔からこんな薄い器で売られていたのでしょう
今のプラスチックの容器は昔の姿を そのまま継承していたのですね
その辺もマーマイトと似ていますね

この前イギリスに行った際 Waitroseでこのジェントルマンズレリッシュを買ったら
レジのおじ様が わたしがこれを買っているのが 面白かったのか
「ジェントルマンズレリッシュ美味しい?僕これ食べたことないんだ」とのこと(笑)

見過ごしているけれど 面白いイギリスフード
まだまだあるんだろうなぁ
「今欲しいもの何かある?」時々聞かれて「う~ん 特にないかも・・・」と答えていましたが
ひとつありました
近所にイギリススーパーが欲しい!!



☆★ お知らせ ☆★
11月のレッスンのお申し込みいただいた方で、まだ返事が来ていないわ!という方がいらしたら
お手数ですが、もう一度メールください。
宜しくお願いいたします。





by lesgalettes | 2019-09-26 15:38 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


by lesgalettes

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

Galettes and Biscuits
home


イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
イギリスおかし百科


※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします

カテゴリ

全体
日常
イギリスのおいしいもの
レッスン
アフタヌーンティー&ティー
ピクニック
イギリスイベント
イギリスで学ぶ
イギリスの花
日本&イギリス以外
イギリス散歩
フランス
未分類

以前の記事

2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
more...

検索

記事ランキング

画像一覧