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カテゴリ:イギリスのおいしいもの( 406 )

冬の備え


12月 とうとう冬到来☆
皆さんは何か 毎年決まって作る保存食はありますか?
わたしの場合は秋 洋なしを見ると 「あ~そろそろチャツネを作らなきゃ!」
思わずにはいられません
毎年11月頃決まって作る「洋なしとりんごとクルミのチャツネ」


冬の備え_a0107981_21360538.jpg

前言撤回
絶対作らないといけないわけではないから
作らなきゃ!ではなく「・・作りたい」ですね
頭の中でものを考える時に使う動詞を間違えると
せっかくのチャツネづくりが「楽しいこと」から「やらなくてはいけない作業」になってしまうから恐ろしい…


さてまずは涙を少々流しつつ 玉ねぎをカット
洋なしにりんごもザクザク切って
お酢を加えてコトコト 量にもよるけれど40分位かな 煮ます

カレーじゃありませんよ↓

冬の備え_a0107981_21362172.jpg

フルーツ類が十分に柔らかくなったら
次にブラウンシュガーやスパイス・サルタナなどを加えてさらに1時間ほどじっくり煮詰めていきます
ジャムと違って しっかり水分を飛ばし
いい色になったら完成



冬の備え_a0107981_21362150.jpg

正確には8割完成
これから1か月程 瓶に詰めてから寝かせてあげることにより
味が馴染み美味しくなるので 本当の完成は1か月後☆

冬の備え_a0107981_21362149.jpg

よく チャツネってどんな味がするの?
と聞かれますが その野菜やフルーツの組み合わせ
スパイスの組み合わせによって 味が全く違うので一言で言うのは難しい
いつも お野菜のジャムのような~ ピクルスを煮込んだようなものよ~と言いますが
チャツネを作っているときに部屋中に立ち込める匂いは まさに日本のソースの匂い
中農ソースとかウースターソースとかそんな香り
玉ねぎとフルーツ・甘い香りに酸味とスパイスが複雑に混じった
あのセイボリー風の香りの中にも甘みが多分に含まれたお好み焼きソースのような香り



冬の備え_a0107981_21363884.jpg

チーズやハムに添えたり
それらと共にサンドイッチにしたり
日本のソース同様 煮込み料理などの調味料にすることも


冬の備え_a0107981_21420943.jpg


夏や秋に一度にたくさん採れてしまうフルーツやお野菜を保存するにはもってこいの方法
上の写真の真っ赤なチャツネは ビーツとりんごと玉ねぎのチャツネ
作りながら これはどんなチーズや どんなフードに合うかな
マッチングを考えるのも楽しみのひとつ☆

下はグリーントマトとチリのチャツネ


冬の備え_a0107981_21363859.jpg

チャツネを作り終えると
秋の仕事を終えて 冬を迎える準備ができた気がしてちょっと一安心☆









by lesgalettes | 2019-12-08 12:35 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

soda bread



先日のブログで ソーダブレッドはあっという間にできるので便利ですよ~
時間がさらにないときは その生地を平たく延ばして
フライパンやグリルで焼くと フラットブレッド風でさらに簡単~というお話しをしましたが
その具体例~

下の写真のエスカルゴの脇にちぎっておいてある平たいパンのようなもの
これが我が家でしょっちゅう登場する わたしが「フラットブレッド」と称するもの

soda bread_a0107981_09410924.jpg
ちぎってしまっているので原型がよく分かりませんが
要は 全粒粉で作るソーダブレッドの生地を 薄く延ばして直火で焼いたもの
我が家では 粉に重曹・お塩を混ぜた状態でビニールに入れておき
それを必要なだけ適当にボールに入れて あとはヨーグルト+水(バターミルク代わり)を適当に
べたべたにならない程度の生地になるよう加えてまとめて焼くだけ

でもこれが外側カリッと中ちょっぴりふわっという感じの
ナンのような ピタのようないい感じの焼き上がりになるんです
その時に応じて 好みでシード類やクミンなどのスパイスを加えてもいいし
とにかくバーサタイル

この日のメニューのエスカルゴから染み出すエスカルゴバターを染み込ませて食べたり
チーズやハム
レバーパテなどを添えて食べたり というのにもぴったり

soda bread_a0107981_09410978.jpg

この日のテーマはブルゴーニュの夕べ
先週のこと
いつもわたしが「おかし百科」を書かせてもらっている
ロンドン情報サイト 「あぶそる~とロンドン」の編集長のまゆさんがお泊りにやってきました
イギリスから来ているのに ここでイギリスものもなんだし
かと言って 日本食も滞在中さんざん食べているだろうし~
というので ブルゴーニュ(笑)

その日 昼間はレッスン 翌日もレッスンだったので
その夜と翌朝しか時間がない
準備する時間がないというのもあったけれど 食に集中せずおしゃべり中心にだらだら楽しめる
おつまみメニュー
メイン(?)は小さな玉ねぎが手に入ると必ず作りたくなる
「キャラメライズドオニオン タルトタタン」
バルサミコとシェリー酒・タイムで風味付けした玉ねぎだけの逆さま焼きのタルトです
そこにやはりハーブたっぷりのクレームフレッシュを添えれば
クレマンブルゴーニュ(ブルゴーニュの発泡ワイン)にぴったりのセイボリータルトの完成
soda bread_a0107981_09412655.jpg
あとはブルゴーニュのおつまみと言えば欠かせない グージェール
今回は小さめに。。。

お互い食べモノへの興味がたっぷりなので 食の話しはもちろん
今のロンドンの話し 近況報告
これからの話し
尽きないおしゃべり
でも残念なことに夜はどんどん更けてしまう。。
まぁ慌てなくとも またしばらくすればきっと会えるんですけれどね(笑)
で 諦めて就寝~

さて翌朝
夕べまゆさんが「美味しいチーズスコーンが食べたいなぁ~」とぽろっと言っていたのを思い出し
朝ごはんにいいかなと 焼いたのが
「りんごとチェダーチーズとセージのスコーン」
美味しいマチュアチェダーチーズをたっぷり入れ
そこに 角切りにしたブラムリーと刻んだセージをプラス
大きく焼き上げます

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チェダーチーズにりんご ちょっと不思議に思われるかもしれませんが
プラウマンズランチ風といおうか これが合うんです
ここにりんごのチャツネや オニオンマーマレード
チーズなどがあれば最高☆

さて 最近なかなか思うように書く時間をひねり出せていない「イギリスおかし百科」ですが
一番最新作は 11月25日に食べるお菓子

soda bread_a0107981_09583747.jpg

レースメーカーたちの愛したこのお菓子について
どうぞ お時間あるとき 読んでみてください~




by lesgalettes | 2019-11-24 09:40 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

優先順位


次に時間があいたら何を作ろうかなぁ~と いつも頭の端っこで考えています
本を眺めていると
作ってみたい食べてみたいお菓子は 一生分困らないほどあるし
作らなくてはいけないお菓子
写真を撮る必要があったり レッスンのために試作したいお菓子などもあるから
結局 優先順位に従って
以前よく作っていたけれど
好きだしたまには食べたいけれど
でも後回しだな、、、となっているお菓子の多いこと



優先順位_a0107981_11383525.jpg

そんないつも後回しになっていたお菓子の中から
「バナナティーブレッド」に
「アンザックビスケット」
どちらも本当に久しぶりに作りました
素朴で飽きの来ない いかにも「おやつ」といった風情のお菓子

シードケーキも長ら~く食べていないことを思い出し
焼いてみましたよ


優先順位_a0107981_16014001.jpg


キャラウェイシードのプチプチにあたった時の爽快感と
ピールのほろ苦い甘さ
好みは分かれるけれど これはやっぱり絶妙☆



「ダービーシャー(スタッフォードシャー)オーツケーキ」も
あの香りともちもち感が 秋になると無性に恋しくなります



優先順位_a0107981_11530442.jpg


パンケーキタイプのこのオーツケーキは
イースト発酵の生地なので
夜のうちに混ぜて冷蔵庫に入れておけば 週末の朝ごはんに最高☆

粉ものの美味しい秋
危険すぎます
糖質オフダイエットだけは 出来ないなぁ。。。
お米抜きはできるけれど
小麦粉オフ・ お砂糖オフは絶対に無理!




by lesgalettes | 2019-10-06 16:00 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ジェントルマンズ レリッシュ


アンチョビはお好きですか?

魚介珍味好きの日本では それほど抵抗なく受け入れられる気もしますが
お魚嫌いが多いイギリス
マーマイト同様 好き嫌いが分かれるものの一つがアンチョビ
苦手な人も多いけれど
大好きな人もそれなりにいるということ

イギリスのスーパーでこれなんだろう?思われた方もいるでしょう ↓
「ジェントルマンズレリッシュ」
紳士の薬味・・・興味をそそる名前

白く平べったい小さなケースに入れられたそれは
なんだかキッチンより 洗面所のほうが似合いそう

さぁ 開けてみましょう~

ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16181474.jpg

正体を知らずに開けたら きっとビックリ
なかなか強烈な香り
そして怪しい色のペーストがぎっしり

マーマイト同様食べ方を間違ったら 間違いなく大嫌いになるであろうこれは
アンチョビのペースト
塩辛いアンチョビにバターやスパイスを加えて作ってあります
食べ方はやはりマーマイトに近いかも



ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16183211.jpg

基本はトーストしたパンにバターを塗り その上にうす~くこれを塗っていただきます
もしくはエッグアンドソルジャーの大人バージョンとして
とろとろの茹で卵に
このジェントルマンズレリッシュをぬったソルジャー(棒状にカットしたトースト)をつけて頂いても

ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16181462.jpg

別名をPatum peperium(ラテン語でpepperペーストの意)ともいう この「ジェントルマンズレリッシュ」は
1828年にJohn Osbornさんというイギリス人によって作られたというから
結構な歴史のある商品
もともとは19世紀
デザートの後 もしくはデザート代わりに
紳士たちがアンチョビペーストを塗ったトーストを食べていた~というのが
この商品の名前の由来のよう


ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16184559.jpg

現代では食事の後にさらにまたセイボリー系を食べる習慣はないので(チーズを除き)
もっぱらオードブルやおつまみ
料理の隠し味や
時には朝食に 使われるジェントルマンズレリッシュ
その代表的な料理に
「Scotch woodcock」なるものがあります
スコットランドのヤマシギ(鳥の種類)?
妙な名前ですが これはバタートーストにアンチョビペーストを薄く塗り
その上にスクランブルエッグをのせて さらにアンチョビをのせたもの
別にスコットランド料理でも ヤマシギが入っているわけでもありません
何か思い出しませんか?
そう 「Welsh rarebit (ウエルッシュレアビット)」
名前も雰囲気も お仲間感が、、、



ジェントルマンズ レリッシュ_a0107981_16184506.jpg

これを食べながら 思い出しました
わたしのガラクタコレクションの中に アンチョビペーストの昔の入れ物があることを、、、
まさにジェントルマンズレリッシュの入れ物を大きく陶器製にした形
確かに沢山は消費しないこの塩っ辛いレリッシュは
昔からこんな薄い器で売られていたのでしょう
今のプラスチックの容器は昔の姿を そのまま継承していたのですね
その辺もマーマイトと似ていますね

この前イギリスに行った際 Waitroseでこのジェントルマンズレリッシュを買ったら
レジのおじ様が わたしがこれを買っているのが 面白かったのか
「ジェントルマンズレリッシュ美味しい?僕これ食べたことないんだ」とのこと(笑)

見過ごしているけれど 面白いイギリスフード
まだまだあるんだろうなぁ
「今欲しいもの何かある?」時々聞かれて「う~ん 特にないかも・・・」と答えていましたが
ひとつありました
近所にイギリススーパーが欲しい!!



☆★ お知らせ ☆★
11月のレッスンのお申し込みいただいた方で、まだ返事が来ていないわ!という方がいらしたら
お手数ですが、もう一度メールください。
宜しくお願いいたします。





by lesgalettes | 2019-09-26 15:38 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

週末


先週末 夏の暑さに伸び放題荒れ放題になっていたお庭を少しは片付けようかと
恐る恐る外に出てみると
想像どおり と言うか想像以上の強烈な暑さ

でもさすがにお隣さんにはみ出し生い茂っているエルダーベリーは摘まないと
と勇気を出して ガーデニング


まだ若過ぎて食べられないので
テーブルに放置されちゃったかわいそうなベリー ↓
週末_a0107981_10061413.jpg

伸びすぎたブラックベリーやグーズベリーの枝を切り
この夏いっぱい美味しい実をつけてくれた トマトを引っこ抜き
くたびれきったお庭をさっぱりしようと
少しの間頑張ったものの~
あまりの暑さにギブアップ

ほんとうは ガーデニングの後は
お庭でフィッシュ&チップスでビールといこう!
なんて思っていたけれど
とてもじゃないけれど そんな陽気ではありません。。。


週末_a0107981_10061450.jpg
仕方ないのでお庭ビールは断念して
クーラーの効いた室内でフィッシュ&チップスと相成りました☆
まぁ こちらのほうが正解ですね(笑)まだ無謀でした

ビールで作るさっくさくの衣のフィッシュには自信があるのですが
毎回課題の残るチップス
今回は思いの外上手に カラッとほくっと出来上がり
ちょっと嬉しい
はたして何が勝因なのか・・・
お芋か? 油か?

こっそりイギリストースト風メロンパン↓
週末_a0107981_10062354.jpg

先週は青森に遊びに行っていたのですが
そこでイギリストースト(青森のご当地菓子パン)のバリエーションの増殖に驚き
(アンバターから メロンパン・果てはお土産用のラスクやチョコレートまで!)
思わず買ってしまったメロンパン(例のシャリシャリバターサンド)も
お供に食べようかと思っていたものの
体重増加となぜか反比例して 縮小している胃袋キャパシティーに阻まれ断念

それはさておき 揚げたてフィッシュ&チップスは ジャンクだなんだと言われつつもやはり最高☆
レッスンでやって欲しいなぁとの声も多数なものの
我が家のフィッシュは巨大なので 大きなストウブの鍋でも 1つずつしか揚げられない
これじゃあ最後の人の分を揚げている頃には 最初の人が食べ終わっちゃう。。

、、、というかサイズダウンすればいいのか
でもね やっぱり 大きいほうが美味しいし~
いつかなんとかレッスンに登場させましょう
そう言えば うちお菓子教室だったっけ
こっちでやるという手もありかな?










by lesgalettes | 2019-09-13 10:05 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

エルダーベリー


短くも か~~っと暑かった今年の夏も終盤
イギリスではすでに爽やかな秋の風が吹いている頃ですね
我が家のエルダーベリーも大分紫に色づき そろそろ収穫時

イギリスではイチゴやラズベリーが夏のベリーなら
秋のべリーはブラックベリーやエルダーベリー・スローなど
どれもお店で買うというよりは headgerow(道端の茂み?)で摘んでくるもの



エルダーベリー_a0107981_08232338.jpg

そして どれもそのまま食べるよりは 加熱してジャムやパイにしたり
ジェリーやコーディアル
果実酒などにして楽しみます



エルダーベリー_a0107981_08233512.jpg

道端にあるものだと 美味しそうに実って色づいた時しか目に入らないけれど
家にあると その変化がみられて面白い
あの可憐に咲いていた小さなエルダーフラワー一つ一つの花が
小さな緑の粒になり
大きくなって ピンクから赤へ
赤から濃紫に日に日に変化していきます



エルダーベリー_a0107981_08233592.jpg


早く房全部が濃紫にならないかなぁと楽しみに待っていると
ちょうど真っ黒になったところから 鳥たちがおやつについばんでいくので
上の写真みたいに歯抜け状態になったりして (^^;



エルダーベリー_a0107981_08232239.jpg

成長の早いエルダーの木は 枝の先は木というより半分草のような柔らかさ
ふわふわの軽いお花の時はいいけれど
実が大きくなるにつれて 枝はしなり まるでブドウのように房がぶら下がってきます
それにしても たった3か月で
あのエルダーフラワーがこんなにベリーになるのだから自然って面白い

今年もまたエルダーベリーのコーディアルを作りましたよ


エルダーベリー_a0107981_08234213.jpg

エルダーフラワーと比べて 沢山の実から少ししか作れないベリーのコーディアルは
のどの痛みや風邪の薬として昔からイギリスで重宝されてきました
エルダーフラワーの爽やかさとは全く違う
深い深い香りと味わい
アントシアニンやビタミンAがたっぷりなので 抗酸化作用や老化防止の効果もあるそう

そんな効用はおいておいても
魅力的なその深い桑の実のような紫色
炭酸水で割るだけでなく
冬はお湯で割ってホットにしても美味しいし
白ワインに加えたり シャンパンで割ってカクテルにしたり
ジントニックに加えても その美しい色と香りが楽しめます
わたしはヨーグルトに入れて食べるのも好き

ビーツ然り 濃紫色の食べ物にめっぽう弱いわたしは
「もう~エルダーベリーの枝から実をとるのほんとうに面倒!」とかぶつくさ言いながらも
今年もまた地味な作業を続けるのでした









by lesgalettes | 2019-09-03 08:25 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

Last minute scones



イギリス旅のたびに思うのが あと2つくらい胃袋があればいいのに!ということ
年々食べたいもの 興味のあるものが増えるのに
胃袋のキャパは半比例
旅の間はほぼ常時満腹状態をキープするくらいに 食べても
どう考えても 入りきらない
この時ばかりは
あのテレビで見る大食いチャンピオン位に食べられたらいいのに!なんて思っちゃう(笑)




Last minute scones_a0107981_09342017.jpg
B&Bの朝ごはんは絶対食べたいし
出来立てサンドイッチやパイのランチもしたい
アフタヌーンティーもしたければ
おいしそうな香りを放つコーニッシュパスティやドーナッツだって食べたい
そして 夜のパブ飯はもちろん ビールも譲れない
もう毎回大変です


Last minute scones_a0107981_09344845.jpg


だから今回も 帰る間際までバタバタ

ラスト二日お世話になっていたB&Bは友達の友人宅
お庭からはホワイトホースがくっきりと見える Whiltshireのカントリーサイド

Last minute scones_a0107981_09343347.jpg
彼女のスコーンは美味しいよ~と 友人から聞いていたので
「時間があったら スコーンづくりを見せてほしいなぁ」 なんて
言っていたのですが なかなか時間が合わず(私が出掛けてばかりいたからだけれど、、、)
結局 帰国の日の朝に 教えてもらえることに




Last minute scones_a0107981_09343341.jpg

Delia Smith の本がお手本なの
という彼女のスコーンは まさに王道
粉類にバターを入れて Rub in したら ミルクを入れてナイフで混ぜ合わせ
たっぷり打ち粉ふった台にとりだして
型で抜いて焼くだけ
でもこの日は一ひねり
「最近 食べたスコーンがバニラエクストラクト入りで とっても美味しかったから」と
ミルクにちょっぴりバニラをたらしてから混ぜました

それにしても
こういう風に 家庭のスコーンづくりを見るたびに思います
セオリーにはとらわれすぎず気楽に 好きなようにつくればいいと
わたしがこういっちゃ元も子もありませんが
本当にそう思うんです

だって彼女のスコーンづくりだって
バターは「前の晩から出していたのよ」というだけあってかなりソフト
抜型に至っては 粉をはたいた小さなカップ
でも これでほんとうに美味しいスコーンが焼きあがるのですから


Last minute scones_a0107981_09355327.jpg

我が家のレッスンでスコーンを作るときは
やれ バターは冷たいほうがいいとか
やれ 生地を抜くときはできるだけシャープな抜型でスパッと抜いたほうがいいとか
わたしがごちゃごちゃ言いますが
そうすればいけないわけではなく そのほうが上手に作れる確率が高いという事
バターは手早く rub in できるのであれば ほんとうは柔らかくても問題ないし
というか むしろそのほうが楽ちん☆
「こうしたら こうなる どうしてこうなるか」
が分かっていれば あとは自分のやりやすい方法で作ればいい
スコーンの好みも人それぞれですしね
おにぎりみたいなものかなぁ
お米の種類・水加減・炊く器具・握り方・好み 結局みな違うから 作りの手の数だけ存在するわけで
スコーンも作り手の数だけ存在していい
経験に基づいたその人のスコーン


Last minute scones_a0107981_08371247.jpg


それにしても 焼き立てのSusieさんのスコーンは 間違いなくこの旅 NO.1のスコーン
美味しかったなぁ
わたしには作れない Susieさんだけのスコーン
わがまま言って見せてもらって 本当にありがとうございました☆







by lesgalettes | 2019-08-24 09:33 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

ジェリー


前話でブラックベリージェリーについて書きましたが
ジェリーを作っていて 無性に食べたくなったケーキがあります
それが「スポンジフラン

イギリスのちょっとレトロな
日本風に言えば昭和感あふれるケーキです
どんなケーキかと言いますと~

スポンジフラン型と呼ばれる 専用の底上げタイプのタルト型で焼かれたスポンジをひっくり返し
そのくぼんだ部分に 缶詰や生のフルーツを詰め
ジェリーを流して固めたもの


ジェリー_a0107981_13230116.jpg

イギリスのスーパーの製菓材料コーナーには
フランケースと呼ばれるこのくぼみのあるスポンジケーキが売られています
それに お水を加えて煮詰めるか お湯で溶くだけのジェリーの素が
ストロベリーやオレンジ・ ラズベリーなど各種売られているので
それと缶詰のフルーツや いちごでも買って来れば
あっという間にスポンジフランが作れてしまうというわけ

イギリスは昔から お手軽お菓子の素がいろいろ売られており
その販促グッズとしてのケーキの型なども アンティーク屋さんで見かけます


ジェリー_a0107981_13230108.jpg


前述のジェリーの素を作っている Greens は1907年創業
昔の一人用スポンジフランの型が我が家にもあります (上の写真の右下) ↑
左上のスポンジ型は カスタードパウダーで有名な Bird's がスポンジの素を作っていた頃のもの

ちょうど Greens のジェリーの素があったので
オレンジを使ったスポンジフランを久々に作ってみました

ジェリー_a0107981_13230258.jpg

透明なジェリーが涼し気で
冷蔵庫で冷やして食べると こんな暑い時期でも とっても爽やか
くぼみの部分にクリームを詰めて フルーツを飾るパターンもあるけれど
わたしはこのジェリーが詰まっているタイプのほうが
見た目も味も どこか懐かしくて好きなのです

ジェリーと言えば もうひとつ
ジェリーベイビーご存知ですか?


ジェリー_a0107981_13230181.jpg

イギリスの子供たちの定番 赤ちゃん型フルーツグミ
これについて あぶそる~とロンドンの 「おかし百科」に書いているので
そろそろお盆休みに入って 時間があるわ~と言う方は
ご覧になってみてください~☆







by lesgalettes | 2019-08-12 13:22 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ブラックベリージェリー



我が家で今の季節 もっとも元気なのがブラックベリー
真っ赤になり それから真っ黒つやつやになったら食べ頃です

そのまま食べるにはちょっと酸っぱすぎるので
もっぱらケーキに焼きこんだり
ジャムにすることが多いのですが
気になるのは 結構大きな種
食べられないことはないけれど ちょっと邪魔
それととにかく採れすぎてしまうブラックベリー
一番「カサ」を減らせるということもあり
結局一番よく作るのは 「ブラックベリージェリー」です



ブラックベリージェリー_a0107981_12484009.jpg

ジェリーとジャムは作り方が違います
お砂糖を加えて煮詰めればいいだけのジャムと違い
ジェリーはちょっとひと手間 ふた手間

まずはブラックベリーに少量のお水とレモンの皮を加えて1時間ほどぐつぐつ
充分柔らかくなったところで
ジェリーバッグと呼ばれる袋に入れてつるし
ぽたぽた ゆっくりバッグから果汁が落ちるのを気長に待ちます
イギリスの知り合いのところでは
スツールをさかさまにして
その脚にモスリンのバッグをつるし 下にボールを置いて果汁をためていました
とにかく何でもいいから ガーゼのような目の細かいものを通して
ゆっくり焦らず 液体が落ち切るのを待つのが大事☆


ブラックベリージェリー_a0107981_12484077.jpg

使うのは 濾し汁だけ
バッグに実の大半が残っているような気がするけれど ジェリーにはそれは使いません
さて お砂糖が登場するのはここから
昔ながらのジェリー作りのセオリーどおりに
この濃紫の液体 1パイントに対して
1パウンドのお砂糖をプラス
そしてレモン汁を加えて 再度加熱すること30~40分(全体量にもよりますね)
セッティングポイントに達したら
瓶に詰めて出来上がり


ブラックベリージェリー_a0107981_12484091.jpg


セッティングポイントとは
ジェリーがきちんと固まってくれるタイミングの事
冷たいお皿に煮詰めたジェリー液を垂らし
すぐにしわっと表面に膜が張ってくれれば準備OK
そこまできちんと加熱してあれば
瓶に流すときは液体ですが
冷めると しっかり固まってくれます


ブラックベリージェリー_a0107981_12483967.jpg

瓶を逆さにしても ほらこんな感じ ↑

ブラックベリーやブラックカラント・エルダーベリーなどのジェリーは
トーストやパンケーキに塗ったり
ケーキの材料としてはもちろん
チーズに添えたり お肉のソースや 煮込み料理の隠し味に加えたりと使いみちは様々
1年くらいは戸棚の中で充分もってくれるので とっても便利です

お店で買うとちょっとお高いわね~なんて思うけれど
お鍋いっぱいの 2kgのブラックベリーからできるのはたった数瓶
それに手間もかかるし
そう考えると 納得
ジャムとは一味違う ベリーの味がぎゅ~っと詰まったジェリー

まずは クランペットにでも塗って食べたいな。。








by lesgalettes | 2019-08-09 12:47 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

自家製ビーツ


あの涼しかった夢のような7月はどこへやら
連日35度越えの 夏真っ盛り
蚊と日差しが怖くて 庭にも出ず
クーラーの効いた部屋に引きこもっている日々
お水もろくにもらえないので 相当へたばっている我が家のお庭~



自家製ビーツ_a0107981_10462792.jpg

どの植物もへたっている中
元気なのは ブラックベリーとプチトマトぐらい

そんな中 先日収穫したのがビートルート(ビーツ)
種から植えてず~っと放ったらかしでしたから
ここに生き残ったのは 相当のつわもの


自家製ビーツ_a0107981_10462746.jpg

そんな逞しい顔をしていますね(笑)

さぁて どう料理しましょうか
せっかく新鮮だから 生でシュレッドしてサラダでも美味しいけれど
最近 歯医者さん通いで 目下歯に自信のないわたしは
加熱していただくことにします(笑)

まずはロースト
オリーブオイルとお塩を振って アルミホイルで蓋をしたら
皮ごとじっくりオーブンで蒸し焼きに~
竹串がすっと通るほどに柔らかくなったら
薄くつるりと皮がむけるので とっても便利


自家製ビーツ_a0107981_10465698.jpg


あとはサラダにスープに大活躍
ただ茹でるより よりビーツの甘さが際立ちます

この日はちょうどピタパンも焼いてあったので
やはりローストしたズッキーニや カッテージチーズをサンドして
ピタパンサンド

ついでに 我が家の定番フムスも作りました

自家製ビーツ_a0107981_10465615.jpg

翌日は 冷たいビートルートスープ
そう 7月のレッスンで作っていた キューカンバースープの応用版です(^^
しかし なかなかに強烈な色・・・
栄養はありそうだけれど



自家製ビーツ_a0107981_10465653.jpg

そして デザート☆
わたしの2大 お気に入りビーツケーキのひとつ
「ビーツブラウニー」

ちなみにもう一つはというと
レッスンでも作った「ビーツのチョコレートケーキ


自家製ビーツ_a0107981_10465774.jpg


ビーツの甘味と水分のおかげで
ふだんはこのわたしですらおののくほどに入れないといけない
お砂糖を大分減らすことが出来ます


自家製ビーツ_a0107981_10465781.jpg


お砂糖もバターも控えめなのに
両方大量に加えて作った時と同じ
日本のスポンジケーキのようなブラウニーとは全く違う
しっとりモイストなイギリスブラウニー感がだせるのだから ビーツ様様


自家製ビーツ_a0107981_10465642.jpg

そんなこんなで
我が家で毎日のように繰り広げられている
オーブンとクーラーの攻防戦
頑張れクーラー!
って オーブンを使わなければいいのにね、、、





by lesgalettes | 2019-08-06 22:45 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


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ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

Galettes and Biscuits
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