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カテゴリ:イギリスのおいしいもの( 389 )

スノーボール


先日のこと
「今日はすっごく寒いね~」凍えてレッスンに集まってきてくれた皆さん
イースターのカップケーキを作りながら
「まさか雪にはならないよね~」とふと外を覗いたら~

「ひゃ~雪降っている!」
「...........」
3月ならともかく
まさか4月中盤のイースターレッスンで雪が降るとは。。


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結局その日は1日中降り続け
キャンドルを灯し なかなかムーディーな
春を待ち望む冬のような試食タイムとなったレッスンでした

この雪のせいで買い物に行く気が失せたわたし
ふと思い出し 作り始めたのが
Scottish snowball
「スコットランドの雪の玉」という名前のとおり
雪の玉のような形をしたスコットランドのお菓子



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なのですが~
今日は欲張りバージョンで
もう一つスコットランドの焼き菓子 「Raspberry buns」を一緒に作ってしまうことに
一緒に~というか
一つの生地で両方作ってしまおうという算段

生地が出来上がったら
小さい丸と 大きい丸に分割
小さい丸は スノーボール用
まずはそのままオーブンで焼いてあげます

その間に 今度はラズベリーバンズに取り掛かります
大きい丸を手にとったら
かるく延ばして ラズベリージャムをひとさじ包み込みます

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そっと口を閉じて 天板にのせたら
あとはお砂糖をふって オーブンで焼くだけ
まぁ なんて簡単

さて 先ほどオーブンに入れておいた 小さな丸い生地
スノーボールのベースが焼きあがりました


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ラズベリージャムを塗って 二つを貼り合わせたら
お次は アイシングをくぐらせて ココナッツでコーティング
ころりんと可愛らしいスコットランドの雪の玉の完成です

そうこうしているうちに ラズベリーバンズも焼き上がり~
あらあら あっという間に2品完成☆


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思っていたとおり なんて効率的
前から これって絶対同時に作れるって思っていたのです
だってこの二つ ほとんど材料も生地も一緒なものですから(笑)
スコットランド名物の ラズベリージャムを使ったスコットランド菓子

先般レッスンで作った エンパイアビスケットよりずっと気楽
(やっぱりあれもラズベリージャムでしたね)
なんでかな と思ったら
両方ともめん棒も抜型もいらず ただ手でくるくるって丸めるだけだから


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泡だて器も ゴムベラも何にもいらない
本当にボールと木のスプーンがあればできてしまう
(オーブンはいりますよ)
こんな雪の日のまったりお菓子作りにぴったりな
そして マグカップいっぱいのあったか紅茶にぴったりな 素朴な二品

生地から覗く赤いジャムを見て
早くラズベリーのたわわに実る季節が来ないかな
そんな風に昔のスコットランドの人たちは
冬のお茶の時間を過ごしていたのかな なんて思いながら~









by lesgalettes | 2019-04-13 18:23 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ティータイムビスケット


「ビスケット缶を開ける瞬間 ワクワクしている自分」を観て
平和な日常に身を置けている有難さに感謝するときがあります(笑)

手作りのビスケットが詰まったMyビスケット缶も幸せだけれど
ワクワク感で言えば
まだ開けていない市販のビスケットの詰め合わせ缶を開ける時のほうが 数段上
どんなビスケットが入っているんだろう?
買う時にある程度知っていたとしても やっぱりワクワク(笑)



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これはM&Sの
「クラシックティータイムビスケット」という詰め合わせ
プレーンなビスケットより 人気があるのがクリームサンド系
ジャムとバニラクリームがサンドされた「ジャムサンドイッチクリーム」も人気者

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逆に人気低めなのが「ショーティー」
丸型だったり四角だったりするけれど
縁取りと沢山開いた穴が特徴で
詰め合わせ缶に数合わせのように詰められている ちょっと存在感薄めのビスケット
あっさりショートブレッドといった食感です

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色白でもろい食感の絞り出しビスケットは
ヴィエニーズワール」「ヴィエニーズスワール」
このようにプレーンだったり 間にジャムやクリームがサンドされているタイプも

もっとも熾烈な争奪戦が繰り広げられるのは
チョコレートで全面厚めにコーティングされたビスケットたち
それだけ きれいな色のフォイルに包まれていたり
数が少ししかはいっていなかったりするので
最初に真っ先に手を伸ばすのもはばかられるし
でも気になるし~みたいな
大勢で食べるときは水面下の争いが起こっていることも(笑)


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これはマークス&スペンサーのオウンブランドの詰め合わせ缶ですが
パーティーリング」や「クランチクリーム」が入っているので
製造元が FOX'Sであることが分かります


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さぁ ここで問題です
わたしがこの中で真っ先に手を伸ばしたのはどのビスケットだったでしょうか?

そんなことには興味がないって?
まぁ そうかもしれませんが
答えは~~~



「ヴィエニーズワール」!
お次は「ショーティー」
性格が出ますね 地味好きな(笑)

みんなが もう少し手の込んだビスケットをゆっくり楽しんでいる間に
シンプル系をもぐもぐ食べすすめます☺
素朴なビスケットは止め時が難しい…










by lesgalettes | 2019-03-29 08:27 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

with ブラックベリー


春がやってくると 冷凍庫を空にしなくっちゃ!と思います
ちょっぴり気が早いけれど 初夏になればエルダーフラワーコーディアルを作るし
夏になればブラックベリーもきっとまた大量に実るだろうから
その前にスペースを作らないと~ というわけです
で 先日
冷凍庫に大量に入っていたブラックベリーを持ち出して
作り始めたのが
「ブラックベリーのジェリー」

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ブラックベリーはジャムにするにはちょっと種が多すぎるので
ジェリーにすることに
イギリスではよく そのままではジャムにならないクラブアップルや クインス(マルメロ)で
ジェリーを作ります
ジェリー」とは ペクチンの多いフルーツに少量のお水を加えて煮込み
その果汁を濾した液体に 砂糖を加えて再度煮詰めたもの
瓶に入れて冷ますと ゼリーのように固まってくれます
甘く透明で しっかり固まったジャムのようなものですが
チーズやコールドミートに添えたり
ジャムのようにお菓子作りにも活用できます
もったいないからと 果肉をあまりぎゅうぎゅう押して濾したりすると
濁ったジェリーになってしまうので
濾し器やガーゼを通して落ちてきた液体を使うだけ
だから ジャムやチャツネと比べると 出来上がり量はかなり控えめ
贅沢ではありますが フルーツのかさを減らしたいときにはぴったりです(笑)


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まだまだ余っていた ブラックベリーで次に作り始めたのは
「ブラックベリーとりんごのカード」

普段 カードというとレモンカードか
せいぜいパッションフルーツや柑橘類のカードくらいしか頭に浮かびませんが
イギリスでファームショップやファーマーズマーケットなど
ホームメイドのジャム類が沢山あるところを覗くと
意外といろいろなフルーツのカードを目にします


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今回作ってみたのは レシピ本の中で見つけた
ブラックベリーにりんごを加えて煮詰め それを裏ごしたもので作るカード
レモンももちろん入りますが
レモンカードほど酸っぱくなく 優しい味のカードが出来上がりました

ですが正直 味よりも印象的だったのが その色
見た瞬間 思ったのが
これで小さなメレンゲパイを作ったら 可愛いだろうなぁ。。


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白いふわふわのメレンゲの下から
このピンク色のカードがとろりと出てきたら 絶対嬉しいでしょ(^^


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「ブラックベリーアップルカードのメレンゲタルト」
出来上がり







by lesgalettes | 2019-03-26 11:18 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

パンケーキデイ



もう1週間も経ってしまいましたが
今年は3月5日(火)がShrove Tuesday いわゆるパンケーキデイでした
2月13日だった去年に比べると 今年はだいぶ遅めですね

毎年同じように同じものを作り季節を感じるのは とても好きですが
今年はちょっと趣向を変えて 18世紀のレシピで パンケーキを焼いてみました

Quire of Paper と呼ばれるこれ
見た目はまるでミルクレープ

シェリー酒と オレンジフラワーウォーターで香りを付け
クリームも入るリッチな生地
いつもより薄く薄く焼いて重ねるのですが
間には お砂糖を軽くふるうのみ


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それをケーキのようにカットして
シェリー酒とレモンのソースでいただきます
古~いイギリス版 ミルクレープ

Quire of paper とは紙1帖
つまり24~25枚の紙の束のこと
この日は うまい感じにちょうど25枚重ね
片面だけ焼いて重ねる極薄焼きパンケーキ
粉好きの私は クリームやフルーツのサンドされたミルクレープより好きかも
なんて思うのでした

この日のゲストは
新しいものでも 古いものでも 興味をもって一緒に楽しんでくれるであろう客人
デザートもこの Quire of paper にトリークルタルトと
相変わらず わたしの好みで 粉もの過多
過多というか 両方とも形状は違えどほぼ小麦粉ですね…


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わたしの小麦粉攻めに付き合ってくれたお客さま
「イギリスのデザートにカスタードが添えられる意味が分かるわ~」
と 身をもって納得されていました(笑)
これらの粉ものは この日テーブルに並んだうちのほんの一部
さすがに辛かった かな
申し訳ない(^^;

粉もの天国であり 粉もの地獄でもある 我が家
お米が1粒もなくてもそう焦らないけれど
小麦粉は残り5kgを切ると ちょっとソワソワしてしまいます
卵は10個を切ると とっても不安
ましてや卵乳製品断ち生活なんて…
レントの真似事は 前日にパンケーキを食べることぐらいしかできません~















by lesgalettes | 2019-03-12 14:10 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

キャッスルプディング with ブラッドオレンジ



ブラッドオレンジ&ローズマリーのドリズルケーキを作ったその後に
残っているオレンジを眺め
次に作り始めたのは
「Castle pudding(キャッスルプディング)」

クラシカルなネーミングからご想像できるように
イギリスの昔懐かし トラディッショナルプディング
なかなかいいネーミングのプディングですよね

カナリープディング とほぼ一緒 要はシンプルなスポンジプディングなのですが
特徴はその形
ダリオールモールド と呼ばれるスリムなプリン型のようなもので作ります
その姿がお城のようだからキャッスルプディング

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上の写真は昔の Tala社製の キャッスルプディング型
蒸して作るキャッスルプディングだけではなく ゼリー等の冷やしものにも使えますよ
などとパッケージにはレシピなどが添えられています

キャッスルプディングは形が重要なので
フレイバーは割と自由 今回のようにオレンジ風味にしてもいいし
底にゴールデンシロップやジャムを敷いておいてもいい
バニラ風味のスポンジで シェリーソースを添えたり
はたまたチョコレート風味のスポンジにチョコレートソースを添えたものも美味


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私はジャムやマーマレード+シンプルなスポンジ生地
それにカスタードた〜っぷり が好きかな。。
今回は
小ぶりのブラッドオレンジを見ながら
このサイズなら輪切りでも 底に敷けそう~
と 久しぶりにふわふわのキャッスルプディングを作りたくなったのでした

イギリスに行くと ついつい目に留まるのは昔のお菓子の型
上記のキャッスルプディングの型はじめ
箱に入ったものだと 昔のそのお菓子の呼び名や 使い方などまでわかるので
とっても面白い
他所の人から見たら ただのぼろぼろの汚い箱に
使い古された あるいは経年劣化した型だけれど
実際に使ったり 眺めたりしていると
イギリスの何世代か前の人たちに お菓子作りを教えてもらっているような
何というか
イギリス菓子の世界を膨らませてくれる 貴重な存在


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普通の丸やパウンド型以外のちょっと特殊な型やキッチン道具は
Tala 社あるいは Skyline 製のものが圧倒的に多いよう
上の写真の バッテンバーグ型を見てみると〜
へえー これってRussian cake tin (ロシアケーキ型)って言うんだぁとか
フリフリの小型の型の商品名は Princess patty pan
以前は小型のタルトレット型のようなものをパティーパンと呼んでいたので
きっとフリフリの可愛いお姫様向けのようなお菓子が焼けるパティパンだから
「プリンセスパティパン」 なのねとか

その時代時代の流行を知ることが出来る こういった道具たちを見ていると
お菓子を作っているお母さんに ワクワクしながら待っている子供たち
当時のお菓子作りの様子も浮かんできて
なんだかワクワクしてしまうのです










by lesgalettes | 2019-03-05 16:30 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ブラッドオレンジ&ローズマリー ドリズルケーキ


先日いただいた国産のブラッドオレンジケーキ
あまりにも香りがよくって 癒し効果絶大
ずっとスーハー香っていたかったけれど さすがにそういう訳にもいかないので
ドリズルケーキでも作ろうかと 腕まくり


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でも 折角のブラッドオレンジ ただのドリズルケーキではつまらない
もうちょっとなにか 冬の寒さをえいっと押しやってくれるような
このオレンジのビタミンカラーを引き立ててくれる なにか、、、

~ということで 目に留まったのが ローズマリー

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オレンジの輪切りは軽くシロップで煮て 低温のオーブンで乾かしておきます
真っ赤に染まったシロップには ローズマリーの香りと
オレンジの果汁をプラス


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刻んだローズマリーと ブラッドオレンジの皮をたっぷり入れたケーキ
焼きあがったらすぐに
プスプス沢山穴をあけ
シロップをこれでもかと染み込ませます


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本当はピクニックに持っていこうと 朝大急ぎで焼いたケーキだけれど
あまりにビッグなケーキになってしまったので
それにサンドイッチもいっぱい作っちゃったし~と
結局置いて行かれちゃった かわいそうな子(笑)

ローズマリーとブラッドオレンジの組み合わせは~
最高!とまではいかないけれど 悪くはない
Not so bad.





by lesgalettes | 2019-03-02 13:36 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

マーマイトビスケット


アルコールにゲームに携帯 いろいろな依存症はあると思うけれど
わたしは 多分ビスケット依存症
ビスケット缶や お菓子備蓄庫
そして冷凍庫にも予備(?)のビスケットがないとちょっと不安
不安というか 作らずにはいられない
それは お茶の時の甘いビスケットはもちろんだけれど
食事やワインのお供用の セイボリーのビスケットも然り
スープにも添えたいし 崩してサラダやスープにも使いたい。。

フムスやディップ パテやチャツネ
もちろんチーズにもシンプルなセイボリーのビスケットは欠かせない
それはオーツケーキでもいいし
シードいっぱいのフラットブレッドでも チーズ風味ののパイでもなんでもいいけれど

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上の写真のフムスの脇に添えてあるのは
タイムとガーリックのビスケット そして シードいっぱいのオーツクラッカー
こんな感じのもの

だから時間がある時~というか
ペストリーを作るのにフードプロセッサーを出した時など ついでに
よくセイボリーのビスケットを焼いてしまいます

この日は先日久々に作ったマーマイトのスコーンが美味しかったので
マーマイトとチェダーチーズのビスケット☆
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フードプロセッサーにたっぷりチェダーと小麦粉とバター
少しのマスタードパウダーと 胡椒を入れて攪拌したら
あとはマーマイトをた~~~っぷり

あ 調子に乗ってちょっと入れすぎたかも・・・


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…とちょっぴり心配になったので いつもより小さめにカット
もし塩辛すぎたときは ビールのお供にぴったりのマーマイトのスナックだということにしようと
言い訳を考えながら(笑)

マーマイトのビスケットやフラットブレッドは
イギリスなら普通にスーパーで買えるけれど
さすがに日本ではいつも常備というわけにはいかないので 作るしかない

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買えたら楽なのにな なんて思っていたけれど
大した手間でもないし
自分の好みのマーマイト加減にもできる
それに何より あの 味噌焼きおにぎりか田楽でも焼いているような
なんとも言えない香ばしい香りに部屋が満たされるのも 悪くないのです(笑)
マーマイト嫌いの人にはつらいかもしれないけれど~

そしてこの週末は イギリスで知り合った友人夫妻とお昼からワイン会
件のマーマイトビスケットに始まり~
おつまみは
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久しぶりに作ったスモーク鯖のパテに
チャツネにイギリスチーズ
フムスに ハーブチーズパテ どれもセイボリーのビスケットやオーツケーキは必須
一度このざっくりしっかりの食感に慣れてしまうと
もうあの軽くて味気ない市販の塩味クラッカーには戻れなくなってしまいます

さてワインの空き瓶も だいぶ並び始めた頃 ふと時計を見ると
あら 9時間も経過しているではないですか~
美味しいお酒以上に
楽しい会話は時間を忘れさせてくれますね
こういう時間も寒い冬のお楽しみ、、



☆★お知らせ★☆

2月14日(木)10:00〜のレッスンに1席空席できました




by lesgalettes | 2019-02-11 18:00 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ジンジャーブレッド



ここまで数回にわたって地方のジンジャーブレッドをいくつかご紹介しましたが
地方ごとにあるということは 結局
イギリス中どこに行ってもジンジャーブレッドは食べられるということ
その辺のスーパーでも ファームショップでも ぐるりと眺めれば
いろいろな種類のジンジャーブレッドに出会えます
あまりにそっけない見かけのものが大半なので つい見逃しがちだけれど

でも たまにはこんな可愛らしいものもあります↓

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豚さん 羊さん 牛さんジンジャーブレッド
食べちゃうのがちょっぴり可愛そう(笑)

この旅の最後に立ち寄ったのは Reading museum
Readingをビスケットタウンと言わしめた Huntley and Palmersという巨大ビスケットメーカーのファクトリー があったこの地のミュージアムらしく
Huntley and Palmers の歴史や 往時のファクトリーの設備
ビスケットのデザイン画など 様々な展示が…

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今でこそ 平和なお茶のお供のイメージのビスケットですが
第1次世界大戦中は 戦線で戦う兵士の大切な食料として
ここHuntley and Palmers が供給していました
ビスケット言っても 砂糖は入らず 栄養と保存性重視の乾パンのこと
水やお茶に浸したり 削ってお粥のようにして食べたという
とにかくおそろしい固さのそのビスケットは
100年経った今も当時のままの姿で残っています

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時に兵士達は 配給されたそのビスケットにメッセージや絵を書き
愛する家族や恋人の元へ 送っています
その筆跡 時には几帳面すぎるほどに美しく描かれた絵柄などが
紙に書かれたもの以上に 兵士たちの悲哀を生々しく伝えています

そしてこのブースの一番の目玉はビスケット缶のコレクション
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ビスケットの大量生産が可能になり
はじめはシンプルな四角い缶に紙を貼るタイプだっただけのものが
直接缶にプリントができるようになると
飛躍的に缶のデザインがデコラティブになっていき
各社 しのぎを削って 様々なデザインの缶を売り出すようになります
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笑っちゃうようなものも数多くありますが
中にはそれ自体がゲーム盤として使えたり
精巧な地球儀だったりと実用的なものも多数あり
その多彩さに眼を見張るばかり
今もよく 缶が欲しいばかりに ビスケットを買ってしまうことがありますが
その比ではない 奇抜で魅力的な作りのものが目白押し

こんな缶に入ったビスケットなら
お誕生日やクリスマスのプレゼントに貰えたら嬉しいだろうなぁ
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イギリスのジンジャーブレッドにビスケット
掘り下げるつもりはなくとも
あっちにもこっちも 興味をひくもの 食べたいものが
どんどんどんどん現れるので
気づくとついついスーツケースの中は いつもビスケットだらけになっているのです。。







by lesgalettes | 2019-01-28 12:00 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ジンジャーブレッド

Market Dryton はイングランド西部
ストークオントレントとシュルズバリーのちょうど中間に位置する
シュロプシャーの小さなマーケットタウン
立ち並ぶハーフティンバーの可愛らしい建物が
町の歴史の長さを物語っています

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ここを訪れた目的も もちろんジンジャーブレッド
好きなものは自然と目に入るもの
あちこちに 見つけてしまうジンジャーブレッドマンの姿
こっそり街中の標識にまで(笑)↑

ところで 「マーケットドレイトンジンジャーブレッド」 はこれまたとっても独特な姿
焼き上がりは 星形の口金で絞り出した生地が横にくっついた状態なので
それを適当な長さに切り分けてあります
つまり棒状のビスケット何本かくっついた姿なので
食べるときは自分でぱきんと 1本折り取っていただきます



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別名 Dunking delights とも呼ばれるこのジンジャーブレッドの正しい食べ方は
紅茶やコーヒー あるいは ポートワインに浸していただくというもの
ダンキングはお行儀悪いから~なんてふだんは我慢している人も
このマーケットドレイトンジンジャーブレッドだけは 公に(?)許されているのでご存分に。。

1817年から1937年まで このジンジャーブレッドが作られていた Billington's のお店跡に
新しくオープンしたお店でも このジンジャーブレッドが買えるので入ってみると~
お目当て以外にも 手作りのジンジャーブレッドがいっぱい!
ジンジャービスケットに ジンジャーショートブレッド
どっしりモイストなジンジャーケーキ etc..

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結局ここでも あれもれこもとジンジャーブレッドを買い込み
わたしのスーツケースはジンジャーブレッドだらけ
ふと 家に帰ってから荷物を開けた時の
あの嬉しい気持ち半分と 我ながらどれだけ食い意地が張っているんだろうと飽きれる気持ち半分の
あの複雑な心境を思い起こし 苦笑いするのでした(笑)
それと 空港で開けさせられても恥ずかしい~

マーケットドレイトンジンジャーブレッドについてはこちらもどうぞ☆









by lesgalettes | 2019-01-25 10:56 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ジンジャーブレッド


ここは Ormskirk という
リバプールから北に20㎞ほどのところにあるマーケットタウン
スーパーや飲食店などはたくさんあるけれど 特に有名な観光地ポットがあるわけでもないので
旅の途中なら すっと通り過ぎてしまうことが多いかもしれない
そんな町

でもわたしにとっては 大事な目的地の一つ
一度食べてみたいなぁ~とずっと思っていた ジンジャーブレッドのある街ですから(^^
この日は週に2日のマーケットデイ
町の中心部では 沢山のストールが出て
衣類やら 食料品やらが売られています
でもお目当てのジンジャーブレッドの姿はなし

町おこしの一環で
可愛らしいジンジャーブレッドマンのキャラクターは時折見かけるのですが
肝心のオームスカークジンジャーブレッドにはなかなか出会えません

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ですが~そこは食意地の張ったわたしのこと(笑)
食べたいものだけは 抜かりなく調べているので ここなら間違いなく売っているという
お店に向かいます
そこはなぜか老舗のお肉屋さん

ようやく出会えました
オームスカークジンジャーブレッド
しっかり固くてジンジャーの香りたっぷりのビスケット
基本は 直径6㎝くらいの丸型で ミルクティーに浸して食べたくなるタイプ



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この日はかわいらしいジンジャーブレッドマン型もありました
こちらはちょっぴりソフトな食感で 食べやすいタイプ
大きなお口でにっこり笑顔が たまりません
わたしがいかにも嬉しそうにいっぱい抱えてお店屋さんの人に
「これくださいな~」手渡したら
「プレゼントにするの?」とリボンを一つ一つつけてくれました(^^

1700年代から作られているというこのジンジャーブレッドについては
以前書いたこちらもどうぞ☆











by lesgalettes | 2019-01-23 08:24 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


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