カテゴリ:イギリスのおいしいもの( 345 )

パンケーキデイ

巷でパンケーキがブームになりしばし
台風のように突然やって来ては過ぎ去っていく他の流行りモノと違い
定番化したのか いまだ行列を作っている専門店もあるようですが~
ひと口にパンケーキといってもいろいろ
どんなタイプのパンケーキがお好きですか?
生クリームやベリーがたっぷりのった目で美味しいアメリカンタイプ
しゅわっとスフレのような食感が楽しい分厚いタイプ
銅板や黒光りしたフライパンでじんわり焼き上げるホットケーキタイプ?

わたしは断然 イギリスのぺらぺら地味~なパンケーキ
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イギリスでも ベーキングパウダー入りでふっくら小ぶりの「スコッチパンケーキ」や
今時は リコッタチーズ入りの軽いふんわりタイプなどもありますが~
なんと言っても 王道の粉と卵と牛乳を混ぜるだけの
ぺらぺらパンケーキが一番大好き
見た目は一見フランスのクレープのようだけれど
溶かしバターをいれることもなく
加えるのはせいぜい一つまみのお塩くらいとこの上なくシンプル

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だから定番の「お砂糖&レモン」以外にも
目玉焼きをのせて朝ごはんにしたり
去年のレッスンでみんなで作ったように マッシュルームにベーコン&ほうれん草など
エンドレスにセイボリー系のバリエーションも浮かびます
朝ごはんから ランチ・ デザートまで応用範囲は一番広いはず

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今年もふと気づくと この水曜日はイースター前のレント期間がスタートするAsh Wednesday
つまり その前日の火曜日は Shrove Tuesday (パンケーキデイ)
イギリスではまたあの ほほえましい行事が各地で繰り広げられていたことでしょう^^
いつも20~30個は冷蔵庫に卵がないと不安な我が家では
レント(復活祭前の断食期間)に備えて卵を食べきるために~という
本来の意味とは全くかけ離れているけれど
しっかり パンケーキだけは食べてみます(笑)
今年も風邪をひかずに元気に過ごせますように~と
まるで 冬至かぼちゃを食べるかのように。。。

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今年は雪につぶされてさっぱり芽を出せなかったスノードロップもようやく顔を出しました
雪は大分前に2度降っただけなのに なにせ日当たりの悪い我が家の庭
まだまだカチカチ まるで関東のツンドラ地帯

でもこのパンケーキを食べると あ~春ももうちょっと!
そう感じる 早春の味





★☆お知らせ☆★

4月のレッスンの日程UPは 2月25日(日)21:00頃の予定です




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by lesgalettes | 2018-02-16 08:09 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

Burns Nigth 2

前回に引き続きの話題

1月は我が家はず~っとBurns Night
誰かが来るたびテーブルの上にはスコットランド風味のものが並びます
テーマが決まっていると 何をつくろうかな~ 考えるのも楽だし というのもあります(笑)

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1月のとある夜の宴の準備

お客さんが来る夜は 直前にバタバタしなくて済むように
どの順番で料理を作っていくか なんとなく最初に考えます
どんな順に作っていけば一番効率がいいかな~
これとこれをオーブンに入れている間に これを準備すればいいよね
などと 同時に沢山のものを作るときにパズルのように考えるのは レッスンを組み立てるのと全く一緒
わりと嫌いな作業ではないみたい

フィッシュパイに
鯖のオーツグリルの下準備~
食器はどれに盛り付けようかな~なんてぼ~っと考えながら
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オーツづくしも続きます
チーズやフムスにはザクザクのオーツケーキもやっぱり欲しいかも
急遽オーツケーキも作ることに

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イギリスのお宅で食事をご馳走になると
スターターに メイン そしてデザートと一皿ずつ出てくることが多いけれど
我が家の場合 始まったら最後 もう飲み物がなくなったときくらいしか立たないわよ~と
思っているので 基本ぜ~んぶフードは並べてしまいます
もちろんひと口だけは熱々を食べて欲しいけれど
どうせお喋りが弾んで 長丁場
お料理は冷めちゃうのだから もう気にしない(笑)
だからスコットランド料理といえば 煮込み料理や温かいスープ系が多いけれど
こういうみんなでゆっくり飲みたい時にはあまり向かないので
本日のメニュー選択からは削除
結局
オーツケーキに合わせたい スモークサーモンのディップや フムスetc...
鯖のオーツグリルは ウイスキーとマスタードのクリームソースや ルバーブのチャツネを添えて
そしてスコットランドといえば ポテト料理と北海で採れるおいしいタラやサーモンなどのシーフード
それらを一皿に集めた クリーミーで大きなフィッシュパイ☆
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デザートももちろん スコットランド風味
前回はクラナハンでしたが
今回は 「エジンバラフォグ」
ドランブイ(スコッチとヘザーハニーから作るスコットランドのリキュール)を入れて泡立てた生クリームに
炒ったアーモンド
そしてラタフィアやマカルーンのようなアーモンドビスケットをくだいたものを
ざっくり混ぜ込むだけ

ウイスキーとヘザーハニーを入れるレシピもあるけれど
クラナハンとはちがいエジンバラフォグには
甘くて独特の風味のあるドランブイを混ぜ込むほうが
より本場っぽい味に仕上がります☆
このお酒には アーモンドの風味が最高に合うし
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ちいさなリキュールグラスに注いだドランブイを ちょっぴりずつ味わいながらいただく
食後のエジンバラフォグは
バーンズナイトを締めくくるのにぴったりな 大人のデザート
あ~大人になってよかった(笑)
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そして翌朝
パジャマ姿の友人が 「今日 わたし誕生日なんだ」
そうだった!
お互い随分大人になったね~笑いながら
彼女の大好物のスティッキートフィーで HAPPY BIRTHDAY !! (^^)




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by lesgalettes | 2018-02-09 06:30 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

Burns Night

1月はわたしの中では毎年スコットランドがクローズアップされる月
(マーマレードにスコッチウイスキーと 1月のレッスンを見てもお分りのとおり^^)
マーマレードはセビルオレンジのシーズンで スコットランド生まれ
そしてウイスキーは「バーンズナイト」があるから
それに毎日寒いから ポッリジなどオーツを食べる機会が多いからというのもきっと一因

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1月25日はスコットランドを代表する詩人 ロバート・バーンズのお誕生日
ワーズワースは日本でもよく知られていますが
ロバートバーンズは日本ではまだまだマイナーな存在
でも「蛍の光」を作詞した人と聞いたら 急に親近感が湧きますよね
もともとは古いスコットランド民謡である曲に今の歌詞をつけたのがバーンズさん
ただ 「Auld Lang Syne (はるかな遠い昔)」 というその歌詞は
卒業式で流れるあの日本の別れの歌詞とはかなり異なります
「旧友よ 古き昔のために 一杯飲み交わそう~」
そんな歌詞
そして これを大晦日の晩 年が明けると みんなで腕をつないで元気に歌うのです

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とにかく クリスマスより年越しをより盛大に祝うスコットランドで
国中の人が歌う歌を作った彼は(もちろんそれだけではないけれど)
スコットランドの国民的詩人
彼が生まれたのは1759年1月25日だから~
これまでいったい何回お誕生日を祝ってもらったのでしょう
亡き後 これだけ盛大に毎年お誕生日を祝ってもらえるのは イエス様の次は
きっとバーンズさんに違いない、、、
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バーンズさんの創作活動や その太く短く生きた生涯についてはウイキペディアか何かにお任せするとして~

Burns Night あるいは Burns Supper とは彼の誕生と その詩を称え
ウイスキーを酌み交わしながら 彼の詩を詠い
ハギスはじめスコットランドの郷土料理を味わい
楽しく過ごす日^^
日本でもスコッチを扱うバーや ウイスキー愛好家の間では少しずつ浸透してきているよう

スコッチはあまり詳しくないけれど 我が家もこの楽しい宴には毎年のり
誰かが訪れる1月の晩は大抵バーンズナイトと称して 楽しく過ごします
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缶詰だけれど ハギスがあったので ハギスwith ニープ&タティー
本当はマッシュドポテトと swede(かぶの一種) のマッシュのことだけれど
swede はないので バターナッツスクアッシュのマッシュ(色だけはそれっぽいかなと)
ハギスはみんなこわごわ食べるけれど 大抵感想は 「意外と美味しい。。。」
缶詰じゃなければ 本当はもっと美味しいのだけれど

この日の他のメニューは
Finnan Haddie Tart (スモーク鱈のタルト)を除いて
スコットランドの主食でもあったオーツ尽くし
薄くスライスしたポテトを敷き詰めた上に
チーズとオニオン・オーツや卵などを詰めて焼くオーツのパイ
鶏肉(ほんとうは雉肉)に溶かしたレッドカラントジェリーを塗り オーツをまぶして焼き
ウイスキークリームソースに浸したもの

それにデザートは 生クリームにスコットランド名物を混ぜ込んだ「クラナハン」
炒ったオーツにスコッチウイスキー
ヘザーハニーにラズベリーと見事に全部スコットランドの名物です
今日はラズベリーの代わりにいちご〜

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たまに飲むスコッチはなかなか美味しく
オーツ好きのわたしには お腹にたまりながらも 手が止まらないスコットランド料理
そして 楽しい会話
あっという間に バーンズさんのことは頭から離れ
ただひたすら楽しく更けていく夜なのでした、、、





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by lesgalettes | 2018-02-06 14:48 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

イギリスのペストリーつづき

前回に引き続き イギリスの基本的なペストリーのご紹介☆

と言っても前回ご紹介したショートクラストやパフペストリーと比べたら
大分クラシカルなペストリーなので登場頻度も少ないですが~

「ホットウォータークラストペストリー」
その名のとおり お湯を使ったペストリー
ふだんペストリー作りといえば 材料はおろか道具も部屋も手も冷たいほうがいいなんて言われているのに
このペストリーは逆
お湯を使って作り 生地が温かいうちにさっさと成型します
冷めてしまうと硬くなって成型しづらかったり ひびが入ったりしてしまうから
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油脂はラードを使用
お水とラードを入れて熱々に溶かしたものを粉に入れて混ぜるだけで
あっという間に出来てしまうこの生地は
もっぱらポークパイなど お肉を使ったのセイボリー系のパイに使われます
昔から 羊だけでなく養豚も盛んだったイギリス
バターに手は届かなくとも ラードは昔から安価で身近な庶民の味方
もともとペストリーは食べるためではなく 食品の保存や持ち運びのための容器として生まれたもの
このホットウォータークラストペストリーは もちろん食用ですが
その頃を髣髴とさせるがっしりとした食感です

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スコットランドのポークパイ 「Scotch pie」 はホットウォータークラスト
同じくスコットランドの 「Bridie」はパフペストリーまたはショートクラストが使われます
それってどんなパイ?気になる方はこちらをご覧下さい

もうひとつのクラシカルなペストリーは 油脂にスエットを使った 「スエットペストリー」
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スエットとは牛(時には羊)の腎臓周りのケンネ脂のことで
昔からペストリー作りに使用されてきました
他の部分の脂より融点が高いので 刻んだりおろしたりする作業が楽で
かつ嫌な油の臭いやくせも少なくペストリー作りには最適
以前は各家庭で生のケンネ脂を刻んで使っていましたが
今はぱらぱらのお米状に加工されたパケット入りのものが常温販売されているので
ほんとうに楽チン
粉にパラパラっと混ぜてお水を入れてまとめるだけですから~

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クリスマスプディングのレッスンの時も みんなでこのペストリーを作りましたが
あまりの簡単さに みんなびっくり☆
お味のほうもバターで作ったローリーポーリーと その時食べ比べたら
スエットバージョンのほうが好きという人が多かったくらい
あっさりで癖もなし
(生のスエットよりこの顆粒状のほうがずっと香りが少ないというのも多少ありますが)

スエットペストリーはセイボリー系 デザート系どちらにも使います
そして伝統的な作り方ですから 基本的には蒸すあるいは茹でるという加熱が基本
丸く伸ばしたら 1/4ほどをふた用に切りとり
残りをプディングベイスンにそのまま敷き込みます
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今回は 「Sussex pond pudding」 というサセックスの名物プディング
プスプス皮にたくさん穴を開けた丸ごとレモンと
その周りにバターとお砂糖を詰め込んで 先ほどのペストリーで蓋をし
蒸すこと3時間半
まるでオーブンで焼いたかのようにこんがり色づいたぺストリー
とても蒸しただけとは思えません~

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ホットウォータークラストほど固くなく
粒状のスエットを入れているので 少し層も出来るこのスエットペストリー
代表選手は 牛肉と腎臓を詰め込んで蒸す「ステーキ&キドニープディング」
大きなベイスンで作るとやはり3~4時間は蒸さなくてはいけないので
スエットペストリーを使った本物のステーキ&キドニープディングを食べることが出来るお店を探すのは
今はイギリスでもなかなか難しいかもしれません

他にも「シューペストリー(シュー生地)」や「フィロペストリー(パータフィロ)」なんてものまで挙げていったら
たくさんでてきてしまいますが
イギリスの基本のペストリーをあげるとしたら やはりこの4つ
★ショートクラストペストリー(リッチショートクラストペストリー)
★パフペストリー(ラフパフペストリー・フレイキーペストリー)
★スエットペストリー
★ホットウォータークラストペストリー


クリスマスからお正月と ず~っとこんな粉ものとおもちを食べ続けた数週間
おもちは食べないにしても 山のようにじゃが芋を食べるイギリス人、、
お互い ローカーボダイエットは 月に行くよりきっと難しい。。。


☆★おしらせ★☆

3月のレッスンの日程は1月25日(木)21:00頃UPの予定です






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by lesgalettes | 2018-01-14 13:51 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

イギリスのペストリー

12月のレッスンでは 「ラフパフペストリー」を作り
ソーセージロール」や「ブルーチーズと洋ナシのタルト」などを作りましたが~
イギリスではこういったペストリーものが
お料理から お菓子まで 日々の食生活にとっても頻繁に登場します

だから種類もさまざま
日本では甘くないペストリーというと いわゆる「パイ生地」がメインですが
イギリスでは 基本のペストリーだけでもいくつか種類があります
一番よく登場するのは 「ショートクラストペストリー」
小麦粉とその半分の量のバターをサラサラにして お水でまとめるだけの一番お手軽な生地
毎日のパイ料理 例えば 「チキン&マッシュルームパイ」や「ビーフ&エールパイ」のようなお惣菜系から
「アップルパイ」 や「バノフィーパイ」 などのデザート系まで
なんにでも使えます
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生地自体を甘くしたり リッチにしたい時は
少しのお砂糖をくわえたり お水を卵に替えた 「リッチショートクラストペストリー」にしたりと
多少のバリエーションはあるにしても
日々のパイは大体これで間に合っちゃう
ハラハラの層は出来ないけれど
その名のとおり 「ショート=さくさく」 食感の万能ペストリー

日本で言うところの 層が沢山できるいわゆるパイ生地は「パフペストリー」と言って
ご存知のように作り方が面倒なので 大抵みなスーパーで冷凍ものか冷蔵ものを買ってきます
薄く延ばしてラップのようにくるくる巻きになって売られている便利なものもあるし
お値段も安いので わざわざ家庭でつくろうなんて思う人はめったにいません

前述の 「ラフパフペストリー」は パフペストリーの簡単バージョン
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粉にころころ角切りのバターを入れて そのまま水でまとめただけの生地を
無理やり伸ばして バターの塊を薄く延ばしていき 三つ折にする~
と言う作業を数回繰り返すだけという
大雑把な作り方ながら
それなりに薄い層が沢山あるちゃんとしたパイ生地的な食感のペストリーが出来るので
これは家庭でも作ります
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レッスンでは 洋なしにチャツネやブルーチーズ・胡桃などをあわせて
セイボリー系にしましたが
同じ生地と洋なしでも ベリーやチョコレート・アーモンドなどと合わせれば
デザート系に早代わり☆
焼きたて熱々にバニラアイスでも添えればいうことありません~
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もちろんのせて焼くだけではなく
ラフパフペストリーで包んで焼く イギリスお菓子も色々あります
カランツやサルタナなどを包んで焼く 「エクルズケーキ
りんごを包んだ「アップルターンオーバー」などなど
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もうひとつ イギリスのハラハラ系ペストリーがあります
「フレイキーペストリー」
パフペストリーやラフパフよりマイナーな存在ではありますが
こちらも昔からあるペストリー
油脂はバターだけより ラードと半々のことも多い生地
作り方も多少変わっています
まずはその油脂類を4分割します
そして その1/4量の油脂と粉をさらさらにし お水を加えてまとめ 長方形に伸ばしたら
その面積の2/3に油脂を点々とのせていくのです
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残った1/3の部分のペストリーをまずは折り返し 反対側も折り返して3つ折りになったら
また先程と同じくらいの長方形に伸ばして 先ほどの1/4量の油脂を点々と塗り、、
を繰り返すという作り方
要は ラフパフペストリーとそう変わらないものが出来上がるわけですが
気持ちこちらのほうがより層が軽くハラハラにできる気が、、、
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そしてまた このフレイキーペストリーのインスタントバージョンもまた存在します
それは 冷凍したバターをグレイターですりおろして粒状にし
ざっと粉に混ぜて お水でまとめるというもの
でもこれはサクサクだけれど 層があまりできないので
これならラフパフのほうがいいかな

考えてみると他にも
「ホットウォータークラストペストリー」や「スエットペストリー」など
よりトラディッショナルになってしまうものの 定番ペストリーはいくつか、、
せっかくなので そちらについても次回ちょっと触れますね☆


☆★お知らせ★☆
1月17日(水)10:00~のレッスンに空席できました








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by lesgalettes | 2018-01-11 08:29 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

Pork and apple pie

今年の〆になるであろうブログもまた 食べ物ネタ
人間ふつうに生きていれば それなりにいろいろ書くこともありそうなものだけれど
結局 ここに 記すことは ほぼほぼ食関係
今年も食に始まり 食に終わる、、、
まぁ それもこのブログらしいといえば らしいのかも

人に限らず 食物にも相性のよい組み合わせというものがありまして
ポークとりんごは 日本でこそ見ないけれど
イギリスでは定番中の定番

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炒めたたまねぎと豚肉に セージなどのハーブ類とサイダー(りんごのお酒)を加え
オーブンに入れる事 2時間
煮汁だけを取り出したところに 小麦粉少量と 角切りのブラムリーアップルを加えて
ショートクラストペストリーに詰め込みます
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この日はクリスマスのお客さんが来るので パイもちょっとおめかし
豚さんパイファネルも 愛嬌バッチリ
煙突としては たいして役に立っているとは思えないけれど
とりあえず 卓上の話題提供にだけは いつも一役買ってくれています^^
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先程取り分けておいた 煮汁でグレイビーを作り
ポーク&アップルパイの サイダーグレイビー添えの出来上がり

ローストチキンやビーフなどでもいいけれど
たまにはポークメインでも悪くないもの
思いの他 りんご感は消え 優しい味のポークパイです

そう言えば先日チラッと登場した 巨大ソーセージロール
豚肉にアップル&セージ入りのソーセージロールでした

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あとは
近所でたくさん活きのよいビーツが売っていたので
丸のまま オリーブオイルをかけてオーブンでじっくりじっくりロースト
甘みがさらに増したビーツをオニオンマーマレードと共にペストリーにのせて焼き
さらに葉野菜をのせた 女子向きビーツのタルト
フレッシュディルたっぷりのクレームフレッシュを添えて
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他にも妙に美味しいおつまみが集い テーブルは賑やか☆
どれも最高にワインに合うものばかりで
これはエンドレス。。。
陽も大分高いうちから始めたはずのパーティーが幕を閉じたのは
いったい何時だったのか

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さてこんなマイペースなブログに
今年もお付き合いいただき ほんとうにありがとうございました

そして今年も一年 遠くから 近くから
貴重な時間を費やして教室に通ってくださった皆さんに
心からお礼を申し上げます
みなさんと イギリス菓子や美味しいお茶を共通項に出会え
共に 楽しく和やかな時間を過ごせること いつもほんとうに感謝しています

皆さんに幸多き1年が訪れますように☆


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by lesgalettes | 2017-12-30 15:17 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

creme fraiche

サワークリームより酸味が穏やかでコクがあり
生クリームよりあっさりしていて 日持ちがする 「クレームフレッシュ」
フランス版サワークリームのようなこのクリームは本当に便利
イギリスではサワークリームよりポピュラーな存在
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生クリームの代わりに ケーキの横に添えたり
フルーツにただ ぽてっとのせるだけでもデザートになるし
フールやトライフルなんかを作るとき 生クリームに加えるとさっぱりしながらも物足りなくない
チーズケーキにはもちろん 焼き菓子に焼き込んでも◎
ディルなどのハーブや 刻んだスモークサーモンを混ぜれば 簡単ディップも出来ちゃうし
ゆでたポテトや キュウリをあえるだけで サイドディッシュもあっという間
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加熱しても分離しないので
スープに入れるのはもちろん
お肉やお魚のソテーのソース作りや
パスタのソース作りにも大活躍

そんなこんなで冷蔵庫にあるとほんとうに助かるクリームなのですが
なにせ日本ではなかなか手に入らない
中沢さんの「ラフィネ」 が一番イギリスのそれに近くておいしいけれど
いつも常備というわけにもいかないし~
なんて考えていたら ふと思い出しました
イギリスにいる頃
生クリームが余ってしまってどうしよう~というときにたまにクレームフレッシュ(もどき?)を作っていたことを~
で 日本でも同じように出来るかちょっと実験
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生クリーム300ccに対して 大さじ1~2のバターミルクを混ぜて煮沸消毒した瓶に入れ
ペーパータオルで蓋をして 室温で24時間放置
これで大分発酵がすすみ濃度がつくので
あとは1日ほど冷蔵庫に入れればちょうどいい硬さのクレームフレッシュの完成

その後も少しずつ発酵は続くので 徐々に固めになっていきますが
1週間~10日くらいはおいしく食べられます
これで焦って 余った生クリームをキャラメルやトフィーにしなくとも大丈夫

。。。ふむ どうやら同じようにできました

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キッシュの生クリームをクレームフレッシュに置き換えてもおいしいし
メレンゲルーラードやケーキにサンドするクリームに 加えてもさっぱりして◎
危険だけれど そのままジャムをかけてヨーグルトのようにも食べれちゃう(笑)
久しぶりに作ってみたら やっぱりおいしい

だけどやっぱり日本でもサワークリーム程度に気軽にスーパーで手に入るといいな、、と思うのでした


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by lesgalettes | 2017-12-15 21:05 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

Wensleydale cheese apple pie

今日のアップルパイはチーズ入り
アップルパイにチーズ? と思われるかもしれませんが
イギリスでは案外定番の組み合わせ

An apple pie without the cheese is like a kiss without the squeeze
~そんな諺があるくらい

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でも酪農大国のイギリスのこと チーズといっても相当の種類
やはり どれでもあうというわけではなく
もっともポピュラーなのはヨークシャーのウエンズリーデイルチーズ
白くてあっさり風味 ちょっとほろっとした食感で 塩気が少なく軽い酸味
チーズ専門店に行けば日本でも手に入ります
クランベリーやアプリコット入りが好き!なんて方も少なくないはず


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そのままでもデザートになりそうな ウエンズリーデイルチーズ
ヨークシャー方面に行くと
ただ焼きたてのアップルパイの脇に添えてサーブされることもありますが
フィリングにりんごと一緒に焼きこんだタイプのものは
特に 「Wensleydale apple pie」 として知られています

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我が家ではふつうのアップルパイに飽きた頃に登場する 変化球アップルパイ
冷たいバニラアイスと一緒か 温かいカスタードの海におぼれた
ふつうのアップルパイのほうが好きだけれど これはこれで悪くないもの

ティータイムに~というよりは
ランチやワインのおつまみにしたくなる味
クラッカーにチーズとりんごのスライスをのせて食べるのに近いかも

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焼きたては中のチーズが軽くとろけているので 何も添えなくても充分なのですが
クレームフレッシュやベリー系のジャムなどがあっても美味しい

カスタードやアイスクリームはひどく合わなそう、、、
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生クリームじゃ物足りない
サワークリームでは酸味が強すぎる
そんな時にとにかくちょうど良かったのがクレームフレッシュ
軽い酸味とコクが お菓子にもお料理にもとっても便利で 大活躍
イギリスではサワークリームよりポピュラーな存在で
日本のスーパーにも売っていたらなぁ~といつも思ってしまう乳製品のひとつ

先日ちょっと思い出して作ってみたので 次回はその様子でも、、、




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by lesgalettes | 2017-12-12 08:13 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

Elderberry and Bramley jelly and chutney

エルダーベリーとブラムリーアップルの大量消費のために
この日作り始めたのは 「ブラムリーとエルダーベリーのチャツネ」

エルダーベリーはそのままだと種が邪魔なので
まずはヒタヒタのお水を加えてやわらかくなるまで煮て裏ごします
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それを他の材料と一緒に鍋に投入 ことこと煮詰めていきます
ブラムリーにたまねぎにレーズン
お砂糖にお酢
パプリカ・ジンジャー・シナモン・カイエンペッパーといったスパイス類
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いろんな味が複雑に交じり合い
おいしいチャツネになっていきます
すっかり水気がなくなる頃には 深い赤が潜んだおいしそうなピカピカのチャツネの完成
でもこれが今食べても今一歩
最低1ヶ月寝かせることで 砂糖の甘さや酢のとんがった酸っぱさなどがそれぞれまろやかに溶け合って
なんともおいしいひとつの味になるのです

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我が家のエルダーベリーのチャツネ
一体どんな味に仕上がるか
今から楽しみ(^^)
ほろっとするくらいに熟成したチェダーチーズとサンドイッチを作ったらおいしいだろな~なんて

さてチャツネを作ってもまだ余っているブラムリーとエルダーベリー
次は 「ブラムリーとエルダーベリーのジェリー」を作ることに
ほんとうはジェリーにするなら 収穫してすぐのブラムリーがいいのだけれど
まぁ仕方ない
何とか固まってくれることを期待して
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ジェリーを作るには その果物が持つ自然のペクチンが大事
だからジャムを作るときとは違い りんごは皮も軸も種も全部そのままぶつ切りにしてお鍋に投入
エルダーベリーとシナモンも加え ヒタヒタのお水を注いで火にかけます

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さすがブラムリー
他のりんごと違い あっという間にぐずぐずに煮解けていきます
すっかり煮崩れたら ジェリーバッグに入れて吊るして
ぽたりぽたりしずくが垂れるのを待つこと一晩

大きな銅鍋ひとつ分の果物からでも 採れる液体はわりと少し
大部分はピュレ状のままジェリーバッグの中に残ります
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これを絞ったらさぞかしもっともっとジュースが採れるだろうに!
と思いますが ジェリー作りにそれだけはご法度
このときばかりは 「せっかち 」と「勿体ない」は封印しないと濁ったジェリーしか作れません。。

でも絞ってないはずなのに ジュースがなんか濁っているみたい、、、
ご心配なく☆お砂糖を加え火にかければあっという間に澄んだ液体になりますから
翌日 このジュース1パイントに対して1パウンドのお砂糖を加え
105℃になるまで煮詰めます
後は瓶に注いで固まってくれるのを また待つだけ

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あんなにお鍋にいっぱいあったブラムリーとエルダーベリー
チャツネは同じくらいの量からたくさん出来たのに
こちらはたった3瓶
これは大量消費にはもってこいだけれど
なかなか貴重品
ブラムリーがもう相当経っていたのでちゃんとセットしてくれるか心配だったけれど
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いつもより若干ソフトジェリーではありますが 充分にセットしてくれました
ルビーのような赤色をしたジェリー
こちらは作るときに待った分 チャツネと違って出来上がったらすぐに食べられます(^^

イギリスでは このジェリーはベニソン(鹿)やいのししの料理
あるいはハード系のチーズに添えるのが定番ですが
日本人にとって お肉料理やチーズに甘いジェリーを合わせるのは好みが分かれるところ
クレームフレッシュや フロマージュフレにあわせてデザートにしたり
シンプルにパンケーキや トーストにのせて食べるのがいいのかな

こういったチャツネやジェリー類
ちゃんと消毒したビンに入れて冷暗所に保管すれば大抵1年は大丈夫
秋に一度に収穫される食料を無駄にしないための
昔の人の知恵がたっぷり詰まっています
さぁ 冬篭り(笑)



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by lesgalettes | 2017-12-08 14:59 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

Elderberry (エルダーベリー)

気づくと12月
大分時機を逸しましたが 今日はエルダーベリーのお話し

5月6月ときれいな花を咲かせて楽しませてくれたエルダーフラワー
9月には紫の実をたわわに実らせ重そうに頭を垂れていました
エルダーフラワーのあの馥郁とした芳香には及びませんが
ベリーから作るその深い紫色のコーディアルも捨て難いもの

ですから エルダーフラワーは摘みきらずに残しておかないといけません
もちろん溢れるように咲くエルダーの花は
到底採りきれるような量でもないけれど、、、
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花が枯れると エルダーのあの房状の小さなお花の一つ一つが実になるので
ひと房の実でもあの柔らかくしなるエルダーの枝にとっては 相当な重さ
最初は緑の固い実だったものが 徐々に赤く そして茎まで紫に染まっていきます
房全体が濃い紫色に色づいたらようやく採り頃
若いエルダーの実は毒があるらしく お腹を壊してしまうから要注意
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一粒一粒枝からこの小さな実をはずすのは結構な労力
全部鳥たちにあげてしまおうかと思うほどですが
庭の椅子に腰掛け おいしいコーディアルのためなら これもまた楽し と思うことにして
手を紫に染めつつ頑張るのでした

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さてここからがようやくコーディアル作り
この実にヒタヒタのお水を加えたら 実を柔らかくなるまで煮ます
それを実をつぶしながら裏ごして(エルダーはスグリのように種ばっかり!)
その液体にお砂糖を加えてもう一度煮れば完成
だからエルダーフラワーコーディアルに比べたら 手間がかかるわりには
大量の実を使っても作れる量は少し
でもその分濃厚な味の 秋冬向けのコーディアルができあがります

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エルダーフラワーコーディアルが爽やかなシャブリなら
エルダーベリーのコーディアルは渋みの効いたボルドー

炭酸水で割って飲むというよりは お湯で割ってほっこり飲むほうが似合う味
でも今日はもうちょっとおしゃれにしたいかもなんて時は
スパークリングワインにちょっと足して紫色のカクテルにしても案外いけます


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イギリスではエルダーベリーのコーディアルは 昔から
のどや風邪のひきはじめに効くと 重宝されてきました
確かにお湯で割って飲むと いがいがしていたのどもほっとする気が、、

今はお酒が飲めない人用に クリスマスのマルドワイン代わりの
スパイスの効いたエルダーベリーのドリンクのレシピを色々試し中
飲みすぎて それまでになくならないように気をつけないと(笑)

たくさん採れた今年のエルダーベリー
アップルパイに入れたり アップルクランブルに混ぜたり
食べ切れなかった分は冷凍庫

そして今頃また まだ余っているブラムリーアップルと同時に使い切ってしまおうと
せっせと消費中
種が大きすぎる上に 味が濃すぎるエルダーベリー
それ単独のパイやクランブルは無理
りんごと合わせるのが やっぱり味的にも季節的にも一番

次回はこの季節になると 毎年まるで冬篭りの支度のように始める
保存食作りの様子 エルダーベリー&ブラムリー編について、、、






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by lesgalettes | 2017-12-05 09:07 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)


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