カテゴリ:レッスン( 162 )

イースタービスケット

イースターレッスンのもう一品は
もう幾度かレッスンにも登場している「イースタービスケット」
レッスンのメニュー選びは まったくのわたしの独断と偏見
好みによるものなので
よく登場するものは ご推察いただけるように
きっと わたしが好きなもの(笑)

a0107981_82137100.jpg


今回のレッスンで使う道具は ホットクロスバンズにしろ ビスケットにしろ
ボールと木のスプーンだけ
とってもシンプル
洗い物も少なく 楽チンです ^^
イギリスで昔から作られているお菓子になればなるほど
道具も作り方もシンプルなのは 当然と言えば当然
このビスケットもあまりにあっという間に出来てしまうので
作る過程の写真も そう言えばなく~

a0107981_8215114.jpg


おいしそうに焼きあがった 出来上がりの図を ご覧下さい(笑)

a0107981_8215898.jpg


イギリス南西部のイースターのお菓子
「イースタービスケット」
たっぷり入るカランツは 繁栄や豊穣のしるし
かすかに香るミックススパイスの香りに ほろっとした食感のビスケットは
紅茶に恐ろしくぴったりで 何枚でもいけるおいしさ
a0107981_822776.jpg


簡単に作れるので いつも常備しておきたいけれど
なくなるのもあっという間で
作れるだけ作っていると ウエスト周りが恐ろしいことに~

a0107981_8222375.jpg


ハンプティーダンプティーみたいになっちゃいそうなので
ほどほどに。。。







[PR]
by lesgalettes | 2018-03-26 15:21 | レッスン | Comments(0)

ホットクロスバンズ

毎年 「春分の日の後に訪れる最初の満月の次の日曜日」 と決まっているイースター
今年はそれが4月1日なので 3月がイースターレッスン
ホットクロスバンズと イースタービスケットを作りました

イギリスのイースターのお菓子といえばシムネルケーキ
そして 巷に溢れるチョコエッグ

a0107981_816946.jpg

でも なにはさておき イースターと切っても切り離せないのが 「ホットクロスバンズ」
他のシムネルケーキやイースタービスケットなどとはちがい
いまや一年中売られているホットクロスバンズなので
そんなにスペシャル感はないのではないかと思いきや
この季節になると どこのスーパーのホットクロスバンズが一番おいしいかと言う
ホットクロスバンズランキング
イースターシーズン限定フレイバーのホットクロスバンズが発売されたり
なにかとクローズアップされる ホットクロスバンズ

a0107981_8171035.jpg


イギリスなら あれもこれもと食べ比べに忙しくて
自分で作っている余地などないかもしれないけれど
ここは日本 たま~に都会のパン屋さんでは見かけるようになったとは言え
本当にイギリスらしいホットクロスバンズを食べたいと思ったら 自分で作るのが一番☆
a0107981_8171974.jpg

スコーンやマフィンなどと違い イーストで膨らませるパンの一種なので
ちょっとハードルが高いかな と思いがちですが
そこはイギリス菓子
おおらかです
やれ湿度だ~水温だ~発酵の温度は~などとやたらに細かいパン作りのセオリーは
ここでは介入の余地はありません(^^

a0107981_8172979.jpg

適当に捏ねて 暖かいところに放置して
2倍に膨らんだら 丸めて また放置して2次発酵
最後に ホットクロスバンズの特徴 クロスを搾り出してオーブンへ入れるだけ
みんなであれやこれやと 関係のないおしゃべりしながら作っているうちに
オーブンから漂う スパイスとパンの芳しい香り
この香りが前菜で ホットクロスバンズがメインディッシュくらい
家中幸せな匂いに包まれます
a0107981_8175854.jpg

シムネルケーキの特徴は たっぷり加えるミックススパイスと
ミックスフルーツ(レーズン・サルタナ・カランツ・オレンジピール・レモンピール)
この黄金の組み合わせに勝るものはありませんが
今年のスペシャルバージョンものもちょっとおいしそう
定番モノを作るのに飽きたら いろいろ遊んでみるのも悪くありません

ちなみに今年のイギリス各スーパーのフレイバーものトップ3は
1位 M&S の ソルトキャラメル&チョコレートホットクロスバンズ
2位 Co-op の トフィー&チョコレートホットクロスバンズ
3位 Lidl の アップル&シナモンホットクロスバンズ
どれもちょっと美味しそうですよね(^^
もちろん 自家製焼き立てホットクロスバンズかなうものはありませんが~

さぁ シロップも塗られてピカピカに光るホットクロスバンズ
頑張って作った人の特権 ほかほか湯気の上がる焼きたては
みな自画自賛のお味
ただ
それ以上にわたしのおススメは
しっかり冷めてから 半分にスライスして こんがりトーストして食べるほう
a0107981_8173741.jpg

カリッと焼けた断面に たっぷりのバターを塗って
食べるそれこそが ホットクロスバンズの醍醐味
ただちぎって食べると何故かそれは 食事の時に食べるいつものレーズンパンのような気分に・・・
そんなことを思っているのは わたしだけかもしれませんが~

a0107981_8174842.jpg


でもこうして食べると 何故かパンが紅茶のお供に大変身
ティーケーキやクランペット然り
食事になってしまいそうな でもぎりぎり午後のお茶のお供にポジショニングしている
イギリスのトラディッショナルなブレッド類

春分の日は過ぎたけれどまだまだ肌寒い日が続く中
外でお茶の出来る日が待ち遠しいなぁ~と
温かい紅茶と 残り物のバター付きホットクロスバンズを食べながら窓の外を眺めている
そんな3月の日々


ホットクロスバンズのうんちく(?)についてはこちらに多少詳しく書いているので ご覧下さい☆






[PR]
by lesgalettes | 2018-03-23 08:10 | レッスン | Comments(2)

ビートルートスープとポテトスコーン

基本性格が地味なので
明るい色に憧れつつも
洋服や家の中などは 地味~な色ベース
まぁ 結局 緑とか茶色が好きなので別に不満もないのですが
食べ物くらいはせめて~と無意識にでも思っているのか
濃い赤や紫色のものに惹かれます
a0107981_16293771.jpg

ビーツもそのひとつ
冷蔵庫にまだあっても 見かけるとついつい買ってしまう野菜
ビーツはなんと言っても スープにするのが一番好き
多分そのはじまりは ある日パブで食べたこのスープ

a0107981_16294568.jpg


とにかく心底冷える寒い日で
この大きくて深いボールなみなみの大量ビーツスープのおかげで
どんなに体が温まったことか

だからというわけではないけれど
冬にはいつも一回はスープがレッスンに加わります(^^
みんな寒いところこんなところまで
「ひゃ~寒かった~」 と言いながらも頑張って来てくれるし。。。

a0107981_16295226.jpg

そして いつもそれに添える粉ものを少々
今回は 「ポテトスコーン」

イギリスではフランスなどと違い 食事を頼んでもパンは自動的には出てこないけれど
何故かスープにだけは いつもパンとバターがついてくる
それがオーツケーキでも ソーダブレッドでも クラッカー的なものでもなんでもいいけれど
やはり何か粉っぽいものがちょっとあると確かに嬉しい

Patato scone はもともとはスコットランドやアイルランドで多く食べられているスコーン
スコーン?
というか グリドルやフライパンなどで焼く どちらかと言うとパンケーキに近いスタイルのもの
マッシュポテトに少しの小麦粉を加えて生地を作り
それを丸く薄く伸ばしてから 扇型(1/4)にカットして焼いたもの

a0107981_16295953.jpg

「Potato cake (ポテトケーキ)」 とか
スコットランドでは じゃが芋をタティーと呼ぶので「Tattie scone(タティースコーン)」
アイルランドでは 平たく扇型に鉄板で焼くソーダブレッドのことをファールと言うので
「Potato farl (ポテトファール)」なんて呼ばれたりもします
(Farl と言う単語は もともとゲール語の 4分割を意味する語に由来しているからなんだとか)
a0107981_16301067.jpg

スコットランドやアイルランドまで行かずとも
よく見るとロンドンや近郊のスーパーでも いずれかの名前で売られています
パン売り場のフラットブレッドゾーン辺りに紛れているので見逃しちゃうけれど

スコットランドに行くと 朝ごはんのお皿に目玉焼きやソーセージなんかと一緒に載せられていたり
スモークサーモンやスクランブルエッグなんかと出てくることも
ちょっともちっとした じゃが芋パンケーキといおうか、、、
ハッシュドポテトとも違うし 普通のスコーンとも全然違う
素朴な とにかく女子好きする炭水化物味(笑)

a0107981_16301856.jpg


2月はこれに あったかホットチョコレートスポンジプディングwith バニラアイスという
冬のランチ的な3品なのでした




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2018-03-02 06:27 | レッスン | Comments(0)

ホットチョコレートスポンジプディング

寒い寒い2月のレッスン
胃袋から温まる3品を作りました
フランス菓子と違い あったかプディングが多いのがイギリス菓子の特徴のひとつ
先月のマーマレードプディングもそうですが
冬においしいお菓子が山ほどあります

今月はそんな中から 「ホットチョコレートスポンジプディング」
「セルフソーシングプディング」と呼ばれるジャンルのひとつで
その名のとおり ひとつの器の中に プディングとソースの両方が入っています

a0107981_1193150.jpg


とにかく簡単
そして 実にイギリスらしい大胆な作り方に
みんなが驚く顔を見るのが わたしの楽しみでもあるプディング(笑)

いつものグルグル混ぜるだけのスポンジケーキ生地を器に入れたら
そこに注ぐのは お砂糖とココアとお湯を混ぜた大量の液体

a0107981_119451.jpg


せっかく作った生地もドロドロに溶けだしてきますが
そんなことはお構いなし
とにかく 何も考えず そのちゃぷちゃぷの液体で満たされた器をオーブンに放り込めばいいのです

40分後、、、
オーブンから顔を出すのは
何事もなかったような顔をしたふつうのスポンジ
あのちゃぽちゃぽの液体はいったいどこへ??
a0107981_1191558.jpg

このプディングの別名は 「Chocolate puddle pudding(チョコレートパドルプディング)」
puddle = 水たまり
ふんわり焼けたスポンジ生地にスプーンを入れてみればその理由が分ります
そこからあふれ出してくるのは とろ~りチョコレートソース
まるで 「チャーリーのチョコレート工場」 の世界
つやつやのチョコレートでできた水たまり

何も知らなければ スプーンを入れてびっくり☆
作る過程もびっくり☆だから
もうひとつの別名は 「サプライズチョコレートプディング」
a0107981_1192350.jpg

今回は一応丁寧に お砂糖とココアをお湯で溶いてから生地の上に注ぎましたが
ほんとうは 生地に直接ココアとお砂糖をふりかけて
そこにドボドボ やかんからお湯を注いでも 同じようにできてしまうという
本当にサプライズなプディング

しかも ココアのみで チョコレートはまったく使っていないのに
このしっかりとしたチョコレート感
熱々プディングにバニラアイスを添えれば もう
フォンダンショコラなんて目じゃないおいしさ ♪
これを一度作ってしまうと
あの一分一秒の焼き加減に神経を使うフォンダンショコラはもう作れない(笑)

a0107981_1185613.jpg


いつだったか訪れたパブの「本日のプディング」 の黒板 ↑
こんなに悩ましい選択肢があるなんて、、、

* オレンジ&デーツスポンジ
*チョコレートパドルプディング
*ホームメイドパイナップルアップサイドダウン
*スポテッドディック
*チョコレートトルテ
*ブレッド&バタープディング
*ホームメイドフォレストフルーツ&シェリートライフル
*ホームメイドベイクウエルタルト

夢のようなセレクションではないですか。。。




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2018-02-26 08:06 | レッスン | Comments(2)

プディングとは

毎月レッスンは 大体月の真ん中2週間に集中してやっているので
その初日の前の晩は 道具を出したり 食器を出したり あれやこれやバタバタやっています
その月のお菓子の雰囲気や形状に合わせて
カスタードをかけるから深いお皿の方がいいし~
あ~でもこれだと合わないしな~などと頭を悩ませながら

a0107981_1644544.jpg

それと なんとなくそのお菓子に関係のあるもの
興味を持ってもらえて 自然と話しがひろがって行きそうなものを
テーブルの上に置いたりします
この1月だったら マーマレード関係のものだったり
プディング作りに関係するものだったり という具合に

今回一番みんなの目をひいていたのは 古いプディングベイスン
イギリス菓子好き&アンティーク好きな方なら この蓋付きのQuick-Cooker はご存知の方も多いはず
クグロフのように真ん中に煙突があり 蓋がついているので
時間のかかるプディングも早く蒸せるし
プディングクロスで蓋をする必要もありませんよ~という代物

今でこそプラスチックのプディング型やゼリー型が全盛ですが
以前はスチームプディングも 冷やし固めるコールドプディングも陶器の型が主流
蓋にはプディングクロスといわれる木綿などの布が使われていました
a0107981_1645244.jpg

そして陶器のベイスンが登場する前は
固く絞ったプディングクロスに小麦粉をふって そこにプディングの生地を入れ
巾着のようにぎゅっと紐で縛って 棒にぶら下げ
お湯を張った鍋にドボンと吊るして茹で蒸しにするのがプディングの加熱法
スコットランドのクルーティーダンプリングなどは今もその方法で作りますが

下の写真の Lord Mayor's プディングベイスンは
植木鉢のように底に穴が開いており
高台と言おうか 高めの糸尻のようになっているので
ここにプディングクロスで包んだプディングを置けば
上から吊るすための棒がいりませんよ~という当時の便利グッズ
使い方などが表に印刷されているのは クイッククッカーと一緒
これならみんな 初めてでもその用途を分るから便利なのでしょう
a0107981_16451078.jpg

そして プディングクロスが発明される前は 何でプディングを包んで調理していたかというと~
それは動物の腸や内臓
つまり腸詰のソーセージや 羊の胃袋にお肉や麦を詰めて調理するハギスは
まさにプディングの原型というわけです
もともとは貴重なお肉の保存性を高めるために スパイスやお塩
お砂糖やドライフルーツなどを混ぜて加熱していたもの
甘いものと セイボリー系の区別などはなかったので
現代の味覚にしてみれば う~む、、という組み合わせも多いのですが
それもその時代に即したもの
今私たちが喜んで あるいは当然のものとして食べているものも
数百年後の人たちから見たら とんでもないゲテモノ的組み合わせと思われるかもしれませんし(^^)
a0107981_16451964.jpg

上の青いプレートにのった写真はスコティッシュブレックファスト
考えてみたら スコティッシュブレックファストは
一皿に 昔からの意味でのプディングが勢揃い☆
クルーティーダンプリングに ハギス
ブラックプディング(内臓や血入りのソーセージ)に ローンソーセージときていますから

そんなこんなで レッスンでプディングを説明し始めると いつもどこまで遡ったらいいものか。。。

「プディング」 という言葉すら初めての人から
わたしなんかよりよほど詳しい人まで 混在のレッスン
その日のメンバーや
興味ありそうな顔をしているか 退屈そうな顔をしているか などで判断すればいいのでしょうが
何年やっても その辺の才覚はないので
まぁ なんとなくその日によってで
相変わらずゆる~くレッスンは進んでいくのでした、、、


★☆お知らせ☆★


そんなレッスンのようにゆる~い雰囲気のレシピ本がなぜか出ることになりました
a0107981_921825.jpg

もしご興味ありましたらご覧になってみてください
ゆるすぎても お好みじゃなくとも 苦情は受け付けません~
結構いつもの我が家のレッスンの空気感です(^^)
お洒落ではないけれど
かんたん 美味しい HAPPY そんな感じ。。












にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2018-02-02 09:15 | レッスン | Comments(10)

マーマレードスポンジプディング

1月のマーマレードレッスンのもう一品
「マーマレードスポンジプディング」

スポンジプディングとは ヴィクトリアスポンジケーキのような生地を
オーブンで焼かずに お鍋で蒸して作るタイプのお菓子のこと
ゴールデンシロップを底に敷いてあげれば 王道「シロップスポンジプディング」
ジャムなら 「ジャムスポンジプディング」
レモンカードになれば 「レモンカードスポンジプディング」 といった具合に
バリエーションは豊富
a0107981_15183596.jpg

生地の配合もヴィクトリアスポンジより あっさりしたタイプや
小麦粉の代わりにパン粉が入るもの など色々ありますが
いずれ オーブンで焼いたケーキとは全然違う しっとりきめ細かいなんともいえない食感
重すぎず 軽すぎず
日本のふかふか蒸しパンとは全く違います

今回はそれのマーマレードバージョン
生地にもマーマレードとブラウンシュガーを使い 深い味わい
ほんとうは大きく作って取り分けたいところなのですが
a0107981_15184665.jpg

なにせスチームプディングは蒸し時間が長い!
4時間5時間かかるクリスマスプディングよりは大分短いですが
それでも 90分から2時間は余裕でかかってしまうので
今回のレッスンでは お一人様サイズ
これでも40分くらいは蒸しますが。。。。
でもこのじっくりスチームにより あのしっとり食感が生まれるのですから
たとえ レンジで1~2分でなんちゃってスポンジプディングが出来ようとも
そこは待つ価値があります☆

ここにあわせるのは もちろんあったかカスタード
a0107981_15185653.jpg

しかも今回はいつもバーズではありません
ちゃんと手作りのカスタード それも ウイスキーカスタード(^^
マーマレードといえばダンディー
ダンディーといえばスコットランド
マーマレードとスコッチウイスキーは同じ土地のもの同志 よく合います
折りしもバーンズナイトも近かったので ロバートバーンズのシングルモルト
やさしい香りがカスタードに マーマレードによく調和するので
是非一度お試しを
a0107981_15195187.jpg

たとえば 牛乳300mlで作る普通のカスタードソースだったら
加えるウイスキーは大さじ1くらいでOK
それにほんのちょっぴりのバニラエクストラクトも加えておくとより食べやすい味に~
オレンジ風味にあわせるからと いつもグランマニエやコアントロー
ラムやブランデーではつまりませんから
温かいカスタードがすっきりとした大人っぽい味わいになりますよ

冬にいただくあったかカスタードたっぷりのスチームプディングほど
ほっと心を和ませてくれるものはありません
味覚がイギリス人で よかった(笑)

しもやけはかゆくてたまらないけれど
あったかプディングを美味しく食べられるのだから
この寒い冬も 嫌な面ばかりではないと 思う、、ことにします

「Every cloud has a silver lining」
ざっくり言えば 「何でもいい面はあるよ だからそっちを見ようよ」ってことですが~

Nigel Slater氏曰く~

It is not silver that lines my black clouds but butter, sugar, jam and cream. Warm, milky rice pudding and a blob of red jam ・・・・・

彼の場合 真っ黒な雲の反対側は光り輝くシルバーではなく
バターにお砂糖 ジャムとクリームで裏打ちされているんですって
私もそっちのほうがいい(笑)
いつもながらうまいこと言います、、、

[PR]
by lesgalettes | 2018-01-30 15:16 | レッスン | Comments(2)

マーマレードレッスン

1月は マーマレードレッスン
マーマレードを使ってイギリスお菓子を作ります

イギリスのスーパーには 毎年今の季節
セヴィルオレンジというマーマレード用のオレンジがスペインからやってきます
分厚い皮に種ばっかりのにが~いそのオレンジは
あのジューシーで爽やかな甘さのいつものオレンジとは程遠い代物ですが
これがお砂糖を加えて加熱すると一変
苦味の効いた最高においしいマーマレードに大変身
a0107981_15561039.jpg

このオレンジがスーパーに並ぶのは
1月半ばからの数週間のみ
なので手作りマーマレード派は この時期大忙し
自分たちの今年1年分と もしかしたら毎年待ち焦がれている人へのプレゼント分も
急いで作らなくてはならないのですから~

a0107981_15561869.jpg

イギリスの朝の定番マーマレード
バターとマーマレードを塗ったカリカリトーストは本当に至福の味
トーストが薄いおかげで 何枚も塗っては食べと繰り返せるから
このためにイギリスのトーストは薄いんじゃないかと思うほど
厚切りの皮入りから皮なし 真っ黒なヴィンテージタイプから
ジャム越しのオレンジ色の光がきれいなライトなタイプまで 好みは色々

マーマレード作りはプロにお任せして
わたしたちはマーマレードを使ったお菓子作りに勤しみます(^^
まずは 「マーマレードティーブレッド」
a0107981_15562620.jpg

ティーブレッドはティーローフとも呼ばれますが
パンではなく お茶のお供にいただく ローフ型のケーキ
ヴィクトリアサンドイッチ的なスポンジよりは バターやお砂糖控えめの
あっさりケーキ
クリーミング法と ラブイン(粉とバターをポロポロにするスコーンのような作り方)法がありますが
今回は後者
ボールと木のスプーンでもあれば出来てしまうこの作り方は
バターにお砂糖や卵をすり混ぜていく方法より よりシンプルで家庭的
a0107981_15563589.jpg

出来上がりの生地は 一見「しもつかれ」風~栃木の人にしか分からない(笑)
ほんとうにこれでいいの?的な見た目だけれど
これでOK
オーブンに入れると思いの外 きれいに上がってくれます
a0107981_15564335.jpg


キメ細やか過ぎない
程よいオープンテクスチャーの生地にバターをたっぷり塗っていただくティーブレッドは
まさに紅茶の供
ちょっぴり入れたジンジャーパウダーとマーマレードの香りが紅茶をさらに美味しくしてくれます
地味だけれど この季節大好きなケーキのひとつ

もう一品はホカホカの マーマレードスポンジプディングです☆

☆★おしらせ★☆
今回 携帯アドレス(特にezweb.ne.jp)の方で
こちらからのメールが受信できない方が多くいらっしゃるようなので
お手数ですが受信設定よろしくお願いいたします

3月のレッスンご予約メールくださった方で まだ返事が届いていらっしゃらない方いらしたら
ご連絡くださいませ







にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2018-01-27 13:23 | レッスン | Comments(0)

Christmas party food レッスン

12月のパーティーフードレッスンのもう一品は甘いもの
ミンスパイに代わる
「ミンスミートクランブルスライス」
簡単に言えば ミンスミートをクランブルでサンドした焼き菓子
不意のお客様も多いこの季節
こんなお菓子があれば ちょっと安心
a0107981_23243076.jpg

クリスマス 大量に作ったミンスミート
もうミンスパイは作らないし
冷蔵庫に余ったままどうしよう~なんて時にもよく雑誌などでも紹介されるお菓子です

a0107981_23235835.jpg

まずはミックススパイスをたっぷり入れたクランブル作り
これはものの5~6分もあればできちゃいます
これをトレイに敷いたら ミンスミートを敷き詰めます
そしてまたクランブルをのせて オーブンへ
もうこれだけ

a0107981_2324923.jpg

ミンスパイだと まずはペストリーを作って寝かせて~
型で抜いて敷き詰めて ミンスミートを入れて
また残りのペストリーを集めて型で抜いて~なんて手間と比べたら
そのお手軽さは もう雲泥の差
a0107981_23242193.jpg

簡単なのはいいけれど 見た目はどうなの?というところですが
冷めてから カットし
粉砂糖をふって ちょっと赤い実でも添えてあげれば
フェスティブムードも充分
お味は 正直ミンスパイに負けないくらい美味しいのですから 言うことなし☆

a0107981_23243950.jpg


さて 今年のマルドワインもスパイスたっぷり自信作だったのですが
お酒 NG組のために準備した エルダーベリーコーディアルのマルドワイン風も大好評
エルダーベリーの軽い渋みが赤ワインのそれとも似ているので
ノンアルコールでもまったく物足りなくないのかも
しかも今年のエルダーベリーコーディアルは 作る時から ほんの少しクローブを加えてあるので
スパイスとの相性もバッチリ
この秋のエルダーベリーのコーディアルも残りあと少し
この次はノンアルコールマルドワインのためにもっと沢山作ることにしようかな



にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2018-01-08 23:19 | レッスン | Comments(0)

Christmas party food レッスン


12月のレッスンのテーマは 「クリスマスのパーティーフード」
クリスマス然り 年末年始など人の集まることの多いこの季節
ちょっとつまめるフィンガーフーズがあるととっても便利

いつものイギリスクリスマスケーキやミンスパイなどは 大分やりつくした感もあるので
今年はちょっと趣向を代えて そんなフィンガーフーズ3品というレッスン

a0107981_2318407.jpg

まずは「ラフパフペストリー」作りから
イギリスのペストリーにはいくつか種類がありますが
一番よく使うのが 「ショートクラストペストリー」
甘いタルトにも キッシュなどのお惣菜系にも使う いわゆる簡単練りパイのような生地
あっさりしていて応用範囲も広いので わたしも一番好きなペストリーですが
これとは別に
ちょっとリッチに 日本で言うパイ生地的なちゃんと層が沢山できるペストリーを
「パフペストリー」と呼びます
a0107981_2320416.jpg

でもパイ生地って 四角に成型したバターの塊を生地で包んで バターがはみ出さないように
何度も3つ折して~と大変なイメージ
わたしも面倒だからやりません(笑)
今回レッスンで作ったのは「ラフパフペストリー」 パフペストリーの簡単バージョン
ころころのバターと小麦粉とお水を合わせてひとまとめにしたら
めん棒でバターごと伸ばして 3つ折を数回するという ラフな作り方
でもこれで充分市販のパイ生地より美味しい ハラハラのペストリーが出来てしまいます

a0107981_23205371.jpg

そのラフパフペストリーで作るのが 「ソーセージロール」
イギリスで人が集まる時やピクニックなど 何かと登場するこのソーセージロール
今回は 「クリスマスバージョン」
フィリングにセージやパセリ・ローズマリーの緑
ポートワインに浸しておいたクランベリーもたっぷり入れて
色も風味もクリスマス(^^)
ソーセージロールといっても ソーセージを巻くわけではありません
イギリスならお肉コーナーに売っているソーセージミート(フレーバー付きのひき肉)を買ってくるか
ソーセージを買ってきて皮をはぎ 中身だけとりだして使えばいいのですが
(イギリスのソーセージは薄い皮に生の味のついたひき肉が入っているだけなので)
ここは日本 そんな便利なものはないので
自分でひき肉にパン粉やハーブなどを加えて混ぜ混ぜしたフィリングを使います
a0107981_23205920.jpg

今回のメニューの中で 一番楽しみにしていた人が多いのがこれ
どうやって作るのだろう~と (^^
で その感想が 「思っていたより簡単~!」
そのとおり☆
案外簡単に出来ちゃうのです
ペストリーさえ前もって作っておけば ですが(^^)
それにしても なんともいい焼け具合
やっぱりこれには ショートクラストより サクサクのラフパフペストリーのほうがバランス◎
こんなおつまみが テーブルにあったら嬉しいですよね
a0107981_2321982.jpg

さらに同じパフペストリーを使って作ったのが
「洋ナシとブルーチーズとくるみのタルト」
ワイン好きには (そうでない人にも) 間違いのない組み合わせ
先日 ポーク&アップルの組み合わせについて書きましたが
これもそれと同じくらい大定番
洋ナシの甘さ・ ブルーチーズのピリッとした塩気
くるみの香ばしさ その上 今回は
ベースに敷いた洋ナシのチャツネが 全体をきれいにまとめます
a0107981_23211938.jpg

これはとにかく簡単
ラフパフペストリーをただ薄く延ばして一度から焼きし
そこに洋ナシやチーズなどのトッピングをのせて焼くだけですから
これに慣れると キッシュが面倒になっちゃうのが玉に瑕(笑)

焼き上がりには はちみつとタイムを散らして完成~
最近は はちみつではなく ゴールデンシロップをたらっとたらすのもお気に入り☆
a0107981_23213093.jpg


ソーセージロールはビールもあいますが
これには絶対ワイン

上にのせるもののバリエーションはエンドレス
りんごとブリーチーズ&くるみ
りんごとチェダーチーズ&チャツネにセロリ~プラウマンズランチ風
ビーツとフェタチーズ
特に決まりはありません 残り物のチーズを色々合わせてもきっと楽しい
ポイントは何をのせるにしても 塗るにしても べた~っと均一に広げないこと
ひと口かじるごとに違う味が広がるように☆
折角ペストリーから作るのですから ゆめゆめピザ的なものにしないように、、、

さぁ マルドワインで乾杯☆

もうひとつ軽くつまめる甘いクリスマスフレイバーのお菓子も作ったので
そちらは次回に~




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2018-01-05 17:07 | レッスン | Comments(2)

Stir Up Sunday プディングテイスティング 2017

さぁ クリスマスプディングもとりあえず作り終えたので
今年も恒例のお楽しみタイム プディングテイスティングです☆

a0107981_9215011.jpg


クリスマスプディングの当日の蒸し直し方や食べ方の説明
~というのが主旨だった このプディングテイスティング
でもそれだけは物足りないかもというので
いつの間にか 色々なプディングを食べてみよう~という会に

a0107981_922126.jpg


普段レッスンでは作れない スエットや珍しい材料を使ったプディング
蒸し時間3時間越えのプディングなど
クリスマスプディング以上に興味深いプディングたち
セレクションの決め手は~基本私の食べたいもの(笑)

a0107981_9221512.jpg

みんなが恐る恐る口に運ぶ顔や ちょっと予想と違うので驚いた顔や
美味しい~の笑顔などが わたしの毎年の楽しみ(^^)

以前レッスンでも作った「アップルダッピー」は
ブラムリーにエルダーべりーを加えて作ったので
レモンのシロップにさらに酸味とキレイな色が加わりました
a0107981_9222470.jpg


スエット生地で作る「レモンレイヤープディング」
こちらはスエット生地を敷いたプディングベイスンに
卵とレモンとお砂糖とバターを混ぜただけのシャバシャバなソースと さらにスエット生地を
何段かのレイヤーに重ねて蒸すプディング
蒸し時間は3時間と少々長いのですが
その間にソースはレモンカード状にかたまり
スエット生地は蒸しただけなのにまるで焼いたパイのような色と触感に
a0107981_9223133.jpg


アフター↑と ビフォア↓ 蒸しただけなんて思えない変身ぶり

a0107981_9224284.jpg


まるっきり同じ作り方のスエット生地で レッスンの一番始めににオーブンに投入しておいたのが
「ミンスミートローリーポーリー」
そして それのバターバージョンの 「ジャムローリーポーリー」
こちらの食べ比べも実に楽しい ♪
1番目と2番目の写真をご覧ください

スエット生地のプディングはじめ
さすがバーズのなんちゃってカスタードがしっくり来るお菓子の多いこと

そしてそして本日のメインディッシュ
クリスマスプディングの登場
クリスマス当日 また2時間ほど蒸しなおしてもらい
温めたブランデーを注いで炎を灯します
どれくらいあるのか想像もつかないほど多いイギリスプディングの中
フレイム(火を灯す)するプディングは他には知りません

a0107981_9225022.jpg

知らないだけで それはあるかもしれないけれど
とにかく一年で一番スペシャルなプディング
添えるのはブランデークリーム
ブランデーバター派や ラムソース派もいるけれど
わたしは断然ブランデークリーム
普段はクリームものにはそれほど興味を示さないのに これだけはカフェオレボールいっぱいは抱えて食べられる(笑)できれば クリームの器にクリスマスプディングをうずめて食べたいくらい
そうだ! 今度クリスマスプディングが残ったら
そんなトライフルを作ろう(笑)誰も一緒に食べてくれなそうだけれど~

イギリスにいた頃 タイ人の友人がクリスマスプディングが大好きで
シーズン終わると買えないからと クリスマスシーズンにクリスマスプディングを買い込んでいたのを思い出しました
彼女のキッチンの戸棚には 「1年分なの」と 笑っちゃうくらいたくさんのクリスマスプディングが並んでいて
どれだけ好きなのよ、、、って思っていたけれど
今はそれにきっと同調できる自分がいます (^^;)
a0107981_9225848.jpg


クリスマスプディングには 6ペンスコイン入り
(入れる時は間違って食べちゃうと危ないので オーブンペーパーに包んで下さいね)
当たった人には 来年のハッピーと
わたしからは ちいさなプレゼント☆

最後にみんなのベストプディングを聞くと~
一番人気は ブラムリーアップルの酸味とさくふわのメレンゲが美味しい
「アップルアンバープディング」(3枚目の写真)
イブズプディングと クイーンオブプディングの中間のようなプディング
それとレモンレイヤープディングと~
結局 どれも捨て難い(笑)

わたしは何気に 一番最初の写真に写っている ルバーブとクリスタライズドジンジャーたっぷりの
「ヨークシャールバーブジンジャーブレッド」 も相当お気に入り
11月はず~っと家の中にジンジャーブレッドの香りが漂っていて 幸せでした (^^)

では皆さんよい週末を!
12月ですよ。。。




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2017-12-01 09:20 | レッスン | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


by lesgalettes

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

Galettes and Biscuits
home


イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
イギリスおかし百科


※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします

カテゴリ

全体
日常
イギリスのおいしいもの
アフタヌーンティー&ティー
イギリスイベント
イギリスで学ぶ
フランス
イギリスの花
日本&イギリス以外
イギリス散歩
レッスン
未分類

以前の記事

2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
more...

検索

記事ランキング

画像一覧