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カテゴリ:フランス( 82 )

2015 フランス旅 ~ディジョン~

どうにも田舎好きなのでどうしても小さめの町や村ばかり回りがちなのですが
一応ここまで来た以上はブルゴーニュの中心都市も見ておいたほうがいいかも?というので
ちら見しに寄ったのが ディジョン

・・・ふむ 街についてみると~ちら見でいいかなぁなんて思ってたのが失礼な話し
さすがかつてのブルゴーニュ公国の首都 ディジョン
ランチだけに立ち寄るにはもったいない街でした(当たり前か、、、(^^;)

ディジョンはと言えば 美食の街
名物をあげれば数知れず~
ブルゴーニュワインに 特産のカシスのリキュール 「クレームドカシス」
そして それを使ったカクテル 「キール」 もディジョン生まれ
(キールという名前は元ディジョン市長の キールさんにちなんでいるのだとか)
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ディジョン銘菓の Cassissine (カシシーヌ) ↑
カシスのパートドフリュイの中にクレームドカシスが詰まっています
お料理であげれば赤ワインをたっぷり使った煮込み料理 boeuf bourguignon やcoq au vin
ポーチドエッグの赤ワインソース œufs en meurette
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エスカルゴや
パセリたっぷりハムの jambon perisillé もブルゴーニュ名物

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あとはやっぱり ディジョンマスタード
最近日本でも最近よく見かけるようになった Edmond Fallot
クルミ入りにはちみつ風味 バジル入りにカシス風味
グリーンが美しいタラゴン入りのマスタード

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ご存知「マイユ」では 生ビールさながらフレッシュなマスタードをその場で瓶に詰めてくれます
高級なラインではソーテルヌ入りや シャルドネ入り
黒トリュフとシャブリ入り~どれも魅かれるけれど 高いものになると小さな瓶でも3000~4500円 (^^;)

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確かにものすごく美味しいのですがマスタード一瓶にそのお値段は~
という時に お勧めなのが Fallot のディジョン風パンデピス入りマスタード
マスタードにパンデピス~??と一瞬思いますが
パンデピスの複雑なスパイスとはちみつの甘さがなんともマスタードと合うのです

そうそう このパンデピス
アルザスの時にも登場しましたが 実はディジョンはじめブルゴーニュの名物でもあるのです
乾いた焼き菓子のようなタイプが多いアルザスのパンデピスとは違い
こちらはどっしりと大きなケーキタイプがほとんど
はちみつとスパイスが効いた いかにも日持ちがしそうなタイプです
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そして 厚さ4cmほどの円柱状に焼いたパンデピスに カシスジャムなどが詰まり
さらに糖衣がけされているお菓子が 「ノネット」
お砂糖・はちみつ・コンフィチュールという甘さのトリプルパンチ
この地方に来たら是非体験して欲しいお菓子のひとつです

あともうひとつだけ あげておきたいのが
この地方の名物で私の大好物の粉もの 「グージェール」
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シュー生地にたっぷりのチーズを混ぜ込んで焼いたもの
手のひらより大きく大きく焼き上げたものがパン屋さんに マルシェに 山になって売られています
フィリングはなしでシンプルにシュー生地だけなのですが
たっぷり入ったチーズの塩分で後をひくおいししさ
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シューケットのように小さく焼いてワインのお供にしたりもしますが
わたしはやっぱりどかんと大きなこのサイズが中のモチモチ感を感じられるので好み
お店によって味が結構違うので あっちでも~こっちでも~と買っては食べ歩き☆
基本はチーズのみなのですが たまにハーブ入りやアンドゥイユ入りなんていうのもあるし
シュー皮だけだから ぼろぼろベタベタしないわ 量もいけちゃうわで
かな~り食べ比べてしまいました
ディジョン~ここもおいしいものだらけの危険な街

後日談・・・・
おうちに帰ってからまた食べたくなって グージェールを作りながら~
シュー生地だけとかいいつつこのチーズ量
バターとチーズと牛乳と卵の塊ですね これは、、、
まるでお麩か何かのように パクパク食べていたけれど あなオソロシ(^^;)



★ ☆ お知らせ ☆ ★

10月21日(水)10:00~・23日(金)10:00~のレッスン各空席ひとつできました




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by lesgalettes | 2015-10-17 20:24 | フランス | Comments(0)

2015 フランス旅 ~ブルゴーニュ~

アルザスを離れ ブルゴーニュに突入
相変わらず続くのんびりとした風景
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見渡す限りの広い広い畑 牧草地 青い空を見飽きた頃に
時折現れる素朴な村々
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エポワス村
ブルゴーニュを代表するウォッシュチーズ「エポワス」
とにかく強烈なその臭いに対して オレンジの皮の下はとろりとクリーミーな美味しいチーズ
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ただ いくら美味しくとも
いくらブリアサバランが「チーズの王様」と称したチーズだとしても
やっぱりくさいものはくさい ^^;
「神様のお御足」のにおい あるいは「豚の蹄の間」のにおいと表現されるのも納得・・・

11月にトリュフの市が開かれることで有名な ノワイエシュルスラン村
中世の城壁が今も残るどこか時が止まったような村
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こんな辺鄙な所に 地元の人以外いるのかしらと思いながら城門をくぐったら
ブロカントが開かれており 思いの他たくさんのお散歩客が、、、

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ヴェズレー村はサンティアゴ・コンポステーラへの巡礼の街のひとつ
足元には巡礼路を示すほたて貝のマーク
若干観光地化されてはいるものの 全体的には静かな空気が漂っています
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丘を登りきった所にそびえる教会は 世界遺産にも指定されているサントマドレーヌ大聖堂
内部の迫力ある彫刻はロマネスクの傑作
でも結局 いつものごとく時間を費やすのは 参道沿いに立ち並ぶ お土産屋さんやブロカント
そしてレストラン(^^;)
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そしてここからちょっと車で走れば行き当たるのがシャブリ村
言わずと知れたブルゴーニュの有名白ワインの産地
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それほど広くない街中はどこもかしこもワイン一色
こんなにもワイン一色の街は初めてかも
スーツケースがドラえもんのポケットでないのが それだけが残念・・・
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町の中央では大きなマルシェ
チーズも名物のアンドゥイユも(←これはちょっと苦手)
野菜も果物も 溢れんばかりのもりもりてんこ盛り
さすが食料自給率120%を超える国フランス
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思わず目を奪われたのは何種類ものミラベルを売るミラベル専門のストール
キンカンくらい小さな実に凝縮された夏の味
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フレッシュのミラベルを焼き込んだタルト
ルバーブのタルトの次に好物だけれど 次に食べられるのはいつだろう、、、

************************************

そろそろわたしもいつものイギリス菓子ブログに戻りたい気もしてきたので
頑張ってUPしているつもりなのですが もうちょっと
もうちょっとだけお付き合いを~
ほんとう恐ろしいことに 書いておかないと忘れちゃうんです
村の名前とか 特に、、、、





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by lesgalettes | 2015-10-14 15:41 | フランス | Comments(0)

2015 フランス旅 ~クグロフ~

アルザスのワイン街道もそろそろゴール
あ~やっぱりいいところだったなぁ
ワインもパンデピスもプレッツェルも アルザス料理も全部美味しかったなぁ~

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↑ アルザスの数ある可愛らしい看板の中で これが一番のお気に入り
プレッツェルに王冠 クグロフにお茶という 最高に素敵な組み合わせ

あ~でもクグロフはもっと食べたかったな~
後ろ髪を引かれる思いでブドウ畑を眺めていると、、、
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「なになに 今クグロフって書いてあった??」
ランナバウトの中に立てかけられている手書きのサイン
随分と怪しげな手書きだけれど 確かにKOUGELHUPF の文字
そして 「戻れ」の矢印が書いてあったような、、、
「ちょっと気になる~Uターンしよう !」
慌ててぐる~り もう一度ランナバウトを回ってみると~

おやおや 道端になんとも小さなクグロフ屋さんを発見☆
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白髪のおばあちゃんがパラソルを開いて小さなテーブルにクグロフを並べているではないですか
いかにも手作りのそれは 膨らみ方も色も全くバラバラ
全部違う配合で焼いているんじゃないかと思うほどだけれど
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でも多分全部同じレシピなんだろうなぁ(^^;)
型やオーブンの場所の違いなのかな きっと
それとももしかしたら カヌレのように ウエルダン好みの人や焼き浅め好みの人がいて
それにあわせているとか??
「どれがいいの?」
う~んこれは悩む
「〇△@××・・・??」 なになになに?
途中からおばあさんの言っている事が全然分からなくなって 困っていると
後からやってきた別のお客さんが 「どこから来たの?って言っているんだよ」 と助け舟
「ジャポネーズだよ~」 と言って 小銭をかき集めてぴったりお金を渡したら
やたらと褒めてくれた可愛いおばあちゃん ^^

思いがけず〆のクグロフがなんとも印象深いものとなりました

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ちなみに選んだのは 小さめサイズの焼き色は中間バージョン
イーストタイプとケーキタイプの中間のような不思議な食感のクグロフでした
お味は~ご想像にお任せします(笑)
おばあちゃんがクグロフを作っている様子を見てみたいな、、、

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きれいな景色とおいしいものに溢れたアルザスのワイン街道
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まだまだゆっくり見ていたかったけれど
なにせ時間の足りない日本人
次はまたパリ方面へ戻るため 今度はブルゴーニュ地方へと向かいます

これまたいくら胃袋があっても足りない地方にすぐ突入 なんていう国でしょう~




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by lesgalettes | 2015-10-11 13:37 | フランス | Comments(0)

2015 フランス旅 ~プレッツェルとクグロフ~

アルザスを車で走っていると
Les plus beaux villages de France (フランスの最も美しい村)や
Les Villes et village fleurie (花の美しい村) に認定された村々に行き当たります

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どの村々も窓辺や水場などを花々で飾り まるでおとぎ話しの挿絵のよう
木枠組みのカラフルな家々に町を囲むブドウの畑
丘の上にそびえる古いお城
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通りには可愛らしい看板がぶらさがり それを眺めて歩くだけでも楽しい^^
特に目ざとく私が見つけるのは もっぱらお菓子屋さんやパン屋さんのそれ
今回のアルザスの一番の目的は ワイン街道沿いをのんびり寄り道しながら
美味しいプレッツェルとクグロフを食べる!ということですから~

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独特の香ばしい風味と噛み応えのある食感
そのまま食べても 上手に切り開いてサンドイッチにしても
ビールや冷えた白ワインのおつまみにしても最高のプレッツェル
甘いプレッツェルもたまにあるけれど 断然お塩だけのシンプルなタイプが一番
日本で流行っているアメリカのソフトプレッツェルとは全くの別物です
「あ~ここの美味しそう」 「ひとつくださ~い」 食べながら歩いていると
またまた目を奪われるお店に遭遇 「ひとつ下さ~い」 この繰り返し
次いつこれるかも分からないので 別にどのお店が美味しいか食べ比べ~とかではなく
ただいろいろ食べたいだけ(笑)
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おっと プレッツェルでお腹をいっぱいにしている場合ではありません
クグロフも食べないと!
見ると前方に 家の壁に陶器のクグロフ型が貼り付けられているおうちが~
クグロフ屋さんみ~つけ(^^)
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ラッキーなことにここでは 小さいサイズも発見
プレッツェルと比べてクグロフのほうは 食べ歩くのが少々難しい
というのは大抵ひとつがとっても大きなサイズだから
イメージは食パンサイズとでも言いましょうか 基本切り分けて食べるものなんですよね
だから旅の途中だと 小さめクグロフを探さないと
いろいろは食べられなくなってしまうのです
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ドイツのケーキタイプのクグロフと違い アルザスのクグロフはイーストで膨らませるパンタイプ
バターのたっぷり入ったブリオッシュに近い食感
アーモンドを敷いた陶器の型に生地を詰めてじんわりと焼き上げるそれは なんとも優しい味わい
ちぎっては食べ~を繰り返しているといくらでもお腹に入ってしまいます
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型からはみ出しているお尻の部分が ぷく~っと大きくて
起き上がりこぼしのようなクグロフが 傾いてずらりと並ぶさまは なんとも魅力的
これこれ これが食べたかったの~そんな感動さえおぼえるほど

あ~もうふたつ胃袋が欲しい、、、
粉ものパラダイスのアルザスです





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by lesgalettes | 2015-10-09 08:24 | フランス | Comments(2)

2015 フランス旅 ~パンデピス~

アルザスの村々を歩いているとやたらと目に入るのが パンデピス
Pain d'Epice ~フランス語でスパイスのパンを意味するこのお菓子は
イギリス菓子で言うところのジンジャーブレッドのようなもの
ビスケットタイプだったり ケーキタイプだったり 様々な形が存在します

特にアルザスっぽいと思うのは ちょっと厚みのある ふかっとしたビスケットのようなタイプ
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アイシングでデコレーションしてあることも多く
小さなものから お土産用の巨大なものまで本当にバリエーション豊か
ドイツのクリスマスマーケットで見かけるものにも よく似ています

さてこのジンジャーブレッドのために訪れたのが ワイン街道沿いの小さな町 Gertwiller
街道を走っていると突如現れる 巨大ジンジャーブレッドマンが飾られた家
ここはパンデピスの専門店 お隣には子供達向けのパンデピスミュージアムも併設されています
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一歩店内に踏み込むと~そこはとにかく パンデピス・パンデピス・パンデピス の世界
みな大きなカゴに山のように詰め込んでいます
とにかくありとあらゆる種類のパンデピスで溢れかえっており
ディジョン方面に行くとさらによく見かける はちみつとスパイスたっぷりのパウンドケーキのような形をしたタイプなどはまるでレンガのよう (笑)

さてさてこの日のメインは 実はここではなく
同じ町にあるもうひとつのパンデピス専門店
そこに併設されている Musee du Pain d'Epice (パンデピスミュージアム)が目的地

ありました ありました! ラブリーなグリーンのお菓子の家が~

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先程のお店でパンデピスのお買い物は結構済ませていたので
ここではレジのお姉さんに早速 「ミュゼに行きたいんです」と言い 入場料をお支払い
お店の裏手にある入り口へと向かいます
それにしてもなんて可愛らしい壁のペインティングでしょう
まるでヘンゼルとグレーテルの世界です(^^
クリスマスに作るヘキセンハウスもそう言えば ジンジャーブレッドかパンデピスで作ることが多いですものね
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パンデピスの工房の脇を抜けて2階へ上がると~
そこはなにやら想像と全く違う世界 なにやら古いストーブやら家具やらが狭い廊下にぎっしり
まるでアンティーク屋さんのよう
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部屋の中に入ると~
今度はあまりのものの多さに仰天します(^^;
屋根裏のような薄暗い空間に詰め込まれた モノ・物・もの・・・
どこもかしこも天井の梁の上にまでぎっしりとキッチンにあるであろう全てのものに埋め尽くされています
展示された(積まれた)それは 全て古く使い込まれだ道具達
パンデピスに限らず 特にお菓子作りに使われるものがメインにコレクションされています

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それにしてもどうやったらここまで集められるのやら、、、
あまりの製菓道具や陶器類の多さに 最初は写真を頑張って撮っていたものの
途中から諦めました~もう今はこの空間に浸ろうと(笑)

説明しきれないのですが まずはアルザスの名物クグロフを焼くための陶器の型

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プレーンな素焼きのものから 美しく柄が描かれたものまで 大小一体いくつあるのでしょう
床が一部埋め尽くされています
どれも使い込まれたいい風合いの色
一体どんな家庭で使われていたのでしょう~ひとつひとつに歴史(経歴)があるクグロフ型たち

お次はフランスの地方菓子好きの方ならご存知 イースターのひつじ型のスポンジ菓子
アニョーパスカルの型
そのウサギバージョンのラパンパスカルの型も大量に

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そして これだけにとどまらず とにかくありとあらゆ動物の型が種類ごとに並べられています
例えば海ゾーンなら たくさんの種類の魚や 貝・ひとでに 果てはタコの型までといった具合に、、、
いやはや脱帽です

ご紹介しきれないので これで最後にしますが
チョコレートの型 特にイースター用のウサギのコレクションがすごい
これだけ集めていると自分がどんな型を持っているか憶えきれなくて
買うとき迷いそうだけれど、、、
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陶器製に金属製 お次は木製の型
パンデピスにも薄くビスケットのように焼くタイプがありますが それに使うものや
ベルギーのスペキュロスの型のようなものも多く集められています

それほど広い空間ではないはずですが 一つ一つ眺めていたら 確実に1日を費やすことになりそう
時々こういった昔の生活の様子を見せてくれるミュージアムはありますが
ここまでキッチン道具や製菓道具を集めているところは初めて☆

車でないとなかなか難しいかもしれませんが
古い製菓道具好き 型好きの方 アルザスに行く機会があったら是非とも足を伸ばしてみてください
なんとも不思議な空間に圧倒されること間違いなしです

アルザスのお菓子「パンデピス」 でした~




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by lesgalettes | 2015-10-06 08:56 | フランス | Comments(0)

2015 フランス旅 ~メゾンフェルベール~

前回アルザスを訪れたのは相当昔 もうかれこれ10年近くも前のこと
その時はあまりのアクセスの悪さに諦めた Maison Ferber
そう コンフィチュールであまりにも有名な Chrisine Ferber さんのお店です
せっかくのアルザス 今回こそは逃すまいと このメゾンフェルベールがある小さな村
Nidermorschwihr に宿をとり 準備万端(笑)
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ここはやはり周囲をぶどう畑に囲まれたワイン街道沿いの小さな村
人口500人ほどでお店はメゾンフェルベールのみと聞いていたので
どんなにか静かな所かと思っていたら ワイナリーやレストランが数軒あり
観光客もそぞろ歩く 風情のある程よい田舎の町といった感じ
到着したのは夕方6時頃 もうフェルベールさんのお店も閉まっていたので
この日は村のレストランで夕食
この地方の名物のマンステールチーズとポテトのグラタンそしてアルザスワイン
強烈な臭いのマンステールですが なぜかクミンと合わせると爽やかに~
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そして デザートにはフェルベールさんのお店のアイスクグロフ
お皿にはソースで F と頭文字があしらわれています

さぁ 翌朝は待っていましたとばかりにメゾンフェルベールへ向かいます
(といってもお向かいの宿に泊まっているので お店まで数秒ですが、、、)
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お店のオープンは朝7時
朝の爽やかな空気の中 村の人たちが新聞やバゲットを買いに次々やってきます

ここはパン屋さん兼 よろず屋さん
新聞や雑誌をはじめ お惣菜にちょっとした飲み物
いかにもアルザスなクグロフ型をはじめとした陶器や お菓子の型などが所狭しと並びます
もちろん入り口近くの壁には山積みとなったコンフィチュールも、、、
これだけあると目移りしてしまいますね^^;
今ではパリの百貨店でも 日本でも買えてしまう時代ですが 現地で見ると やっぱりワクワク
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この前の日 閉店後のお店の裏手を散歩していると
まだ工房でコンフィチュールを作るフェルベールさんの姿~
思わず手を振ると 手を降り返してくれたのでした(覗いてごめんなさい ^^;)
それほど大きくない銅鍋で作られるジャムは 手作りの味
アルザスのフレッシュなフルーツの味がそのまま瓶に閉じ込められています

それにしてもその他のお惣菜やケーキたちの美味しそうなこと!
朝ごはんを買いに来たはずなのに あれもこれも食べたくなって大変です
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とりあえず 朝ごはん
クロワッサンにパンオショコラ 焼きたて熱々のセイボリーのパイに
お行儀よく焼けたクグロフ
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クグロフは可愛らしくラッピングされているけれど 我慢できずにいただきます!
おいしいものは美味しいうちに食べないと勿体無いですから

このニーデルモルシュビルからすぐの所にあるのがTurckheim
古い建造物が多く残る趣きある村
ここにあるのが これまた日本でも人気の鋳物製鍋 Staub の本店
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でもまさかあの重~いお鍋をここで買う訳にもいかないし~でもちょっと見るだけ、、、と
ついついファクトリーショップに、、、これが運のつき
「せっかく来たんだし~こんなに安いし~この色見たことないよ~」
「小さいのなら大丈夫かなぁ?」

ところでこのお店のすぐそばには沢山のコウノトリの姿が、、、
アルザスではコウノトリは幸福を運ぶ鳥
コウノトリモチーフのお土産や 屋根の上に作られたコウノトリの大きな巣をよく見かけます
特にこの辺りはコウノトリが多いようで、、、だからストウブのシンボルマークもコウノトリなんですね

そしてこのTuruckheim のすぐ近くにあるのがMunster という町
チーズ好きの方ならすぐお気づきのようにあのマンステールチーズの故郷です
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オレンジの皮のウオッシュ系チーズ
臭いはちょっと いえ結構きついけれど 中身はとってもクリーミーで癖がなくとっても美味
アルザス地方を代表するチーズです
そしてこの町のもうひとつの名物が沢山のコウノトリ
観光客達はみんながみんなカメラを上に向けて写真撮影
ちゃんとコウノトリが巣を作りやすいように屋根の上に台座がしつらえてあるんですよ

カタカタカタ・・・・くちばしで大きな音を鳴らすコウノトリ
なんとも丈夫そうなくちばし
幸せをたくさん運んでね~ついでに私のストウブも~
なんてね




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by lesgalettes | 2015-10-03 09:26 | フランス | Comments(2)

2015 フランス旅~アルザスのワインとおいしいもの~

ロレーヌ地方を後にして クリスタルで有名なバカラの街を通り抜け
次に向かうは フランスの北東部 アルザス地方
ドイツとフランスの県境に位置するこの地方は ドイツとフランスの文化が交じり合った
つまり フランスとドイツ両方の美味しい物が食べられるという素敵な地方

以前訪れた時は 初心者らしくストラスブールやコルマールといったメインの街しか見ていないので
今回はアルザスを南北にのびるワイン街道に沿って 小さな村々を眺めて歩こうという算段、、
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とにかくひたすらつづくぶどう畑
そしてぶどうの葉っぱの緑の中にひょっこり現れる小さな村々
昨日まで見ていたナンシーのアールヌーボーとは全く違う まるでおとぎ話にでも出てきそうな
コロンバージュの素朴で可愛らしい家々
ぶどうは収穫まであと少し 美味しそうに実っています
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車で走っていると時々目に入るのが「ワイン試飲できます」の看板
約170kmあるというこのワイン街道に一体何軒のワイナリーがあるのやら
いつかもっと年をとって贅沢が出来るようになったら
いくら飲んでもいいように 運転手さん付きで回りたい (笑)

~アルザスの白ワインは本当においしい
単に飲むのが好きなだけなので 上手に味の説明はできないけれど~
暑い夏にテラスで飲んでも 寒い冬にコタツで飲んでも
レストランでスターターからデザートまでそれで通しても
どんなシチュエーションにもお料理にも合ってしまうような そんな懐が深いイメージ
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Wistub の看板を見つけたら それは美味しいワインとお料理を楽しめるワイン居酒屋のこと
アルザス名物の シュークルート(ザワークラウト・塩漬け肉・じゃが芋などの蒸し煮)や
タルトロニョン(玉ねぎのタルト)・ タルトフランベ(アルザス風薄焼きピザ)などなど
やはりドイツ風味の加わった 素朴なお料理がいただけます
このボリューム ワインがすすまないわけがありませんね(笑)
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もちろんアルザスは甘いものも ドイツ風味
スパイスの効いたタルト生地にラズベリージャムのリンツァートルテ
フランスの他の地方ではめったに見かけないチーズケーキ
~このクワルク(or フロマージュブラン)を使ったドイツ的な分厚いチーズケーキがわたしは大好き^^
そして言わずもがなのクグロフの横には 枕型をしたクグロフの 「ラングロフ」も
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ちょっと珍しいところでは ワイン街道の中ほどにある村 Riquewhir のマカロン
フランスのマカロンはパリ風にしろサンテミリオンやアミアンにしろ 卵白とアーモンドパウダーが主原料なのに対し この近辺の村でマカロンとして売られているのははなぜかココナッツを使ったタイプ
しかもとってもカラフル☆
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あっちこもこっちもマカロンだらけ
この地方に来た一番の目的といってもいい 「クグロフとプレッツェルとパンデピス」 に集中しようと思っても
あまりにも誘惑が多すぎる!
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急ぎ足でお届けする予定のフランス紀行ですが 一体いつになったら終わるのやら
イギリス菓子ファンの皆様には 毛色が違って退屈かもしれませんが
もうしばらくお付き合いを~




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by lesgalettes | 2015-09-30 13:30 | フランス | Comments(0)

2015 フランス旅 ~マドレーヌ~

ナンシーからそう遠くない所にコメルシーという小さな町があります
今から260年ほど前 この辺りを統治していた美食家としても有名なスタニスラス・レクチンスキー公
ある宴の直前 意見が合わず逃げてしまったパティシエに代わり
急遽お菓子を焼くことになったのがマドレーヌというメイド
そのお菓子があまりにおいしかったので スタニスラス公は このお菓子に「マドレーヌ」と名づけ
当時ルイ15世の妃としてヴェルサイユにいた娘のもとにレシピを送らせたのだとか

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現在のコメルシーは落ち着いた住宅地といった感じ

その後長い間秘密とされてきたマドレーヌのレシピはコメルシーの菓子職人が買い取り
以降マドレーヌはコメルシーの銘菓として作り続けられているのだそう
コメルシーの町のサイトによると 現在マドレーヌを作っているのは2社
ひとつは町の郊外にある la Boîte à Madeleine
ここではマドレーヌを作っている様子を見学することが出来ます
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普通のマドレーヌの他に あられ糖のついたプチのマドレーヌや チョコがけマドレーヌなどありますが
ロレーヌ名産のミラベルを丸ごと入れたマドレーヌが美味☆
でも基本的には奇をてらったものはなくプレーンなものが主流

一方町の中心部に店舗を構える A la cloche Lorraine は マドレーヌの木箱が壁一面にディスプレイされ
カウンターもすべてマドレーヌのシェル型の焼き型で覆われていたりと とても今どきな雰囲気
マドレーヌも普通のものももちろんありますが
もうとにかく迷うほど種類があります
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基本のマドレーヌはひとつ25gほどなのですが 1個350g!という巨大マドレーヌまで発見 ^^;
それにマドレーヌから離れ マドレーヌ型のギモーブやらチョコレート ・雑貨まであるからもう大変

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マドレーヌが1個だけ入る木箱なんていうのも可愛らしく
あれもこれも欲しくなってしまいますが 持って帰るのも大変なら
帰ってからイギリスもので溢れかえっている我が家にフランスものまでしまう余裕などあろうはずもなく、、、

お土産だけ少々(いやいや 結構かさばるので山盛り?)購入し
あとはレジのおば様からいただいた焼きたてマドレーヌを頬張りながら
「次のシャンブルドットはどんなお宅かなぁ~」 とまたその日の宿へと田舎道をひた走るのでした~



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by lesgalettes | 2015-09-28 16:17 | フランス | Comments(0)

2015 フランス旅 ~マカロン・ド・ナンシー~

翌日はまたまたシャンブルドットをのんびり出発
ロレーヌ地方はナンシーに着いたのはお昼頃
キッラキラの いえ ギッラギラの太陽が真上から降り注ぎ
世界遺産にも指定されている美しいスタニスラス広場もゆっくり見れな~い
アールヌーボー発祥の街
本当なら一つ一つのんびり眺めながら散策を楽しむべきなのでしょうが
とりあえず お菓子好きならきっと名前の聞いたことのある美食の王様
スタニスラス・レクチンスキー公にご挨拶をして そうそうにお昼ご飯を求めて広場を退散


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美しい装飾のある上は仰がず 眺めるのは店先の黒板やメニューばかり(笑)
とにかく日差しから逃れたい一心
どのお店でもいいけれど ここはロレーヌ
とりあえず美味しいワインと 何はなくともキッシュロレーヌは食べたいな~
そこで目に入ったのは素朴なタルト専門店
キッシュロレーヌや地方のチーズなどのロレーヌ地方の名物セットの他に
タルトづくしセットもオーダー
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キッシュロレーヌや アーティチョークのタルト・ ほうれん草のタルトなど4種の大きなセイボリータルトのほかにデザートももちろんタルト 沢山ある中から選んだのは今がシーズンのクエッチのタルト
ロレーヌ地方のセットには レクチンスキー公が生みの親といわれている ババ・オ・ラム
なんでしょう シンプルなんだけれど甘いものが期待以上においしい〜
キッシュロレーヌは 多分、、他所で食べてもそう極端には違わない気がするけれど (笑)
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ナンシーの名物はこれだけではありません
フランス各地で姿が違うマカロン
ナンシーのものは表面がひび割れており 紙に張り付いた状態で売られているもの
焼き紙ごと売られているのはサンテミリオンのマカロンとも似ていますが
もうひとまわり大きくてもう少しサクッとしているかな
時間が経つと少ししっとりするので そうなったほうが美味しいですよとのアドヴァイスも~

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もともと修道院で作られていたというこのマカロン
アーモンドと卵白・お砂糖のシンプルで素朴な味わい
地味好きの私は パリのおしゃれなマカロンより この「マカロン・ド・ナンシー」のほうが好きだったりします

ナンシーのもうひとつの名物は「ベルガモット・ド・ナンシー」
ベルガモット~そう あのアールグレイの香り付けにも使われる柑橘類~を使ったキャンディー
ベルガモットで香りをつけた黄金色に透き通るガラスのようなナンシー銘菓
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他にもマカロンの老舗 Les maison des souers macarons ではベルガモットのリキュールやエッセンス
ミラベルのコンフィや シロップ漬けのババなど ナンシー銘菓が揃っています
車で移動していると ついつい気軽にいろいろ買い込んでしまうのですが
もうすでに帰りが怖い旅の序盤

この後 マドレーヌの生まれ故郷 コメルシーに向かうというのに、、、




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by lesgalettes | 2015-09-26 15:37 | フランス | Comments(5)

2015 フランス旅 ~シャウルスチーズ~

今回の旅も毎日違うシャンブルドット(フランス版B&B)に泊まっていたのですが
どこも朝ごはんが美味しくて またおうちの人もいい人ばかり
毎朝去り難く ついついゆっくり出発
あそこも行けるかな? ここも寄れるかな? なんて思っていたうちの半分くらいしかいつも行けません
でも旅の楽しみの8割は食と宿 それはそれでまた楽しく~

ということで この日まず到着したのは 真っ白なシャウルスチーズで有名な小さな村 シャウルス

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村の近くにあるチーズの製造所を見に行こうと思っていたのに
あれ~もう時間が終わってる~(^^;)とか チーズミュージアムは今日お休みじゃない~とか
下調べはかなり甘いのでそんなこともちょくちょく
でもおかげで 全く期待していなかった Saint Jean Baptist 教会の彫刻の見事さに驚いたり
シャンブルドットで教えてもらってきたビストロのご飯をゆっくり楽しんだり
せっかくのこれといって予定のないのんびり旅 あれもこれもと欲張っちゃダメですね

そこから向かったのは 木組みの家並みが可愛らしいトロワの街
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ここはかつてのシャンパーニュの首都として栄えた街
街全体がシャンパンのコルクの形をしているというなんとも出来すぎのような中世の街
そう大きくない街には10もの立派な教会があり とてもじゃないけれど見切れません
しかもこの日はものすご~く良いお天気
強烈な日差しを避けて逃げ込んだのは どこかで見覚えのあるパティスリー
チョコレート好きの方はご存知の パスカルカフェの本店です
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あまりの暑さに 「あ~これも!」と買ったアイス入りの大きなカシス味のマカロンが美味しかったなぁ、、、



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by lesgalettes | 2015-09-25 14:26 | フランス | Comments(0)


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