長野おやき巡り

おやきはまるで イギリスのジンジャーブレッドのよう
地域地域 家庭家庭の作り方・味があります
膨らし粉入りでふんわり蒸してから焼いたもの
ねっちりもっちり蒸しあげたもの
カリッとほうろくで焼かれたもの
輪切りにした丸ナスとお味噌を生地で包んで蒸した平べったいものもあれば
笹の葉に包まれたものもある
どれもそれぞれ美味しいけれど
わたしがはまったのは 「灰焼きおやき」それも生坂村や八坂で売られている
ほぼ球形の究極にしっかりしたおやき
これで雪合戦(おやき合戦?)をしたら大けがすると思う、、 それほど固い物体
生地で具を包んで一度軽く焼いてから
灰の中に埋めてじっくり蒸し焼きにされます
ここのお店のおやきは40分は灰の中にいるそう
だから大量生産は出来ないの、、と
予約は必須
一つ一つ丁寧に焼かれるおやき
最後にさっさっと灰を払って出来上がり
小麦粉食べています!というド直球の味
膨張剤などは入れずただシンプルに小麦粉と水を練った生地をこの厚さと固さに直火で焼いて食べる
世界中にありそうだけれど 日本ではそんな食べ物をわたしは他に知らなくて
初めて食べた時
驚きと感動を覚えたのでした
粉好きだから(笑)
おからの場合もあれば
刻んだ茄子だったり キャベツと茄子のミックスだったり
切干大根の時もある
皮がシンプルな分 フィリングの味はしっかり
ひとつ食べたらお腹がいっぱいになるくらいに大きいけれど(イメージはソフトボール大)
でも どのお店もそれぞれの味があるし
やっぱり焼き立てが一番なので はしごおやき
似たような食感だけれど
もう少し優しくて食べやすく 種類も多めなのが
安曇野インター近くにある石焼おやき
これまた皮が灰焼き同様にしっかり厚く 小麦粉感がたまらない美味しさ☆
美味しいものはみんな知っているから
次から次へと売れていく
日曜日だから親戚でも集まるのかな?大量購入のおじいさん
お店の外で一人 美味しそうに熱々を頬張っているツーリングのお兄さん
どこから来たのかスーツケースを引っ張ってきた旅行風のおじさまは
やはり外で嬉しそうにおやきの写真撮影
わたしはと言えば 焼き上がりまであと20分ほどかかると言われた
激辛おやき(それほど辛くないですよ、ピリ辛くらい)を待ちながら
野沢菜おやきを頬張っている(笑)
だってほら3年ぶりの再会ですから
そしてこの後 安曇野で初めておそばを食べました
いつも梯子おやき
小麦粉でお腹いっぱいなのでそば粉まではとても胃がまわらないのですが
この日は頑張りました
だって3年ぶりですから^^
そして長野2日目 この日のお楽しみのクライマックスは
ずっと訪れたかった日曜限定のパン工房VRONYさん
むっちり美味しいベーグルが大人気

以前 ウクライナへのチャリティーレッスンをした際
寄付のお申し出をして下さった時から
安曇野で週末だけのパン工房をしていると聞いた時から
勝手に会える気がしていたんです☆
スパイスキャロットクリームチーズにブルーチーズポテト
野菜いっぱいのボロネーゼに…とにかく楽しんで作られているのが分かるフレーバーの数々
北アルプスを望むスイスのシャレ―のような素敵な空間
でも一番の魅力はやっぱりお人柄なのだと お会いして確信
わたしは性善説派
そして美味しいものを作る人に悪い人はいない
とも信じている^^
ベーグルやハード系のパンの他にずっしり大きなクグロフまでいただいて
(本当にありがとうございました!)
これまた超ご機嫌で帰途についたのでした

右下の具沢山薄皮のおやきは唯一毎回購入するゴチゴチ系でないタイプ
うちの旦那さんのお気に入り さかた菓子舗さんのもの
これもまた美味☆
おやきも奥深い
きっとたどっていったらこの土地の食文化・歴史・気候・自然
色々な物語が手繰り寄せられるのかもしれない
イギリスのジンジャーブレッドのように
往きより確実に荷台がずっしり重くなった帰りの車(お腹もね)
パンにお焼き 香ばしい粉の香りと
人生楽しんでいらっしゃる素敵なVRONYさんご夫婦とのゆるやかな会話を思い起こしながら
充足感に満ちた車内はまるで天国
by lesgalettes
| 2022-12-06 11:58
| 日常
|
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