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アイリッシュソーダブレッド


今週の火曜日 3月17日は St.Patrick's Day
アイルランドにキリスト教を広めたとされる 聖パトリックの命日であるこの日
緑色の衣装に身を包んだ人々のによるパレードが世界中で繰り広げられます
でもそれも今年はどこも中止
そう言えば 我が家にもレッスンで使うはずだった大量のギネスビールが、、
おうちで一人 St. Patrick's Day パーティー?
いやいやそれじゃぁ ただの飲んべい
そこは思いとどまり
アイリッシュソーダブレッドを作ることに~

お菓子は作るけれど パンはちょっと面倒で~という方にこれは最高のレシピ
発酵時間なしのクイックブレッドです
さぁ ご紹介☆



アイリッシュソーダブレッド_a0107981_10591248.jpg

材料は上記のとおり
作り方は恐ろしくシンプル

① 粉類をボールに入れて、ざっと混ぜ合わせます。

② 無塩バターを入れて粉の中で指先で潰し、サラサラの状態にします 。

③バターミルクを加えてゴムベラで混ぜ、一つに丸めたら生地の完成。
あとは十字に切り込みを入れてオーブンで焼くだけ。
200℃で約40分。

しかも、このSTEP②は省略可
つまりその場合は粉類にバターミルクを入れるだけなのです
練る必要もありません
ただ混ぜるだけ!


アイリッシュソーダブレッド_a0107981_10591201.jpg

バターミルクの分量は使う粉の種類や状態によって違ってくるので随時加減を
今回は薄力粉のうち1/3量ほどを全粒粉に代え
バターは省略 (入れたほうが風味は増しますが 入れなくとも大丈夫)
水分はあまり控えるより
べたつくくらいのほうがしっとり美味しく焼きあがります
スコーンの生地よりは大分べたつく生地を
打ち粉でごまかしながら なんとか形を作るくらいがGOOD

切り込みは生地の2/3くらいの深さまで かなり深めに入れます
これをオーブンペーパーを敷いた天板にのせて焼くのですが
この日は なんとなく天板ではなくお鍋に入れて 焼いてみることに
見た目が可愛いかな なんて、、それだけ(笑)

アイリッシュソーダブレッド_a0107981_10591297.jpg

心配になるくらい シンプルな材料と作り方ですが
大丈夫
ちゃ~んと美味しく焼きあがってくれますよ


バターミルクがない時は 前回同様
プレーンヨーグルトとお水 2:1の割合で混ぜ合わせたもので代用を
本物のバターミルクの味を試してみたい方は
中沢乳業さんの「レ・リボ」というバターミルクを
アイルランドのソーダブレッドにはバターミルクは必需品
重曹の働きをよくして しっとり感を保ってくれる働きがあります

さぁ いただきましょう~!
でも焼き立てすぐよりは 粗熱が取れ 中の蒸気が収まったころが食べごろです
熱々ではカットも難しいですし

アイリッシュソーダブレッド_a0107981_10591263.jpg

これはスープに添えたり
スライスして バターを塗って食べるだけで充分に美味しいですが~

ポーチドエッグをのせてみたり
クリームチーズとディルを合わせたものに スモークサーモンや
マスタードに 生ハム etc
何でもお好きなものをのせて タルティーヌ風にすると
無骨なアイリッシュソーダブレッドも あら一見お洒落風


アイリッシュソーダブレッド_a0107981_10591163.jpg
今回は
ブロッコリーのディップ&生ハム&ピクルス
クリームチーズ&スモークサーモン&ポーチドエッグ
ビーツフムス&ビーツチャツネ&アイリッシュポーター
などなど

アイリッシュポータ―というのは下の写真の白いお皿に載っている
茶色と黄色の大理石模様のチーズのこと
アイルランドの黒ビール(ポーター)を練り込んで作る
アイルランドならではのチーズです


アイリッシュソーダブレッド_a0107981_10591190.jpg
簡単にできるアイリッシュソーダブレッド
朝ごはんに ピクニックにおすすめですよ
是非お試しを♪

いろいろな行事や楽しみにしていたことがなくなってしまって
つまらない~と思ったら
お菓子やパンを焼いてみると 思いの外気分が晴れるもの
しかも難しいものではなく できるだけ簡単で気楽に作れるものがいい
オーブンからおいしそうな香りが漂ってくると
待っている間の洗い物も まったく苦になりません~

さぁ 明日は何を作ろうか、、
・・・誰よりも「つまらな~い」と思っているのは きっとわたしですね(笑)




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4月のレッスンは今のところ通常どおり開催の予定です。
備品の消毒・清掃・換気など充分に気を付けて参りますが、
ご参加の皆さまにも手洗い・マスクの着用などをお願いすることになります。
何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。

とは言え、遠くから公共交通機関でいらっしゃる方など、不安もおありかと思います。
理由のいかんにかかわらず、その際はどうぞご遠慮なくキャンセルのご連絡ください。
尚、今後状況が変わることがあれば、ご予約いただいている皆さまには個別にご連絡させていただきます。
ちょっぴりいつもと違う春のスタートですが、
元気な皆さんにお会いできること、楽しみにしております。












by lesgalettes | 2020-03-19 10:05 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)


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