Elderberry and Bramley jelly and chutney
エルダーベリーとブラムリーアップルの大量消費のために
この日作り始めたのは 「ブラムリーとエルダーベリーのチャツネ」
エルダーベリーはそのままだと種が邪魔なので
まずはヒタヒタのお水を加えてやわらかくなるまで煮て裏ごします
それを他の材料と一緒に鍋に投入 ことこと煮詰めていきます
ブラムリーにたまねぎにレーズン
お砂糖にお酢
パプリカ・ジンジャー・シナモン・カイエンペッパーといったスパイス類
いろんな味が複雑に交じり合い
おいしいチャツネになっていきます
すっかり水気がなくなる頃には 深い赤が潜んだおいしそうなピカピカのチャツネの完成
でもこれが今食べても今一歩
最低1ヶ月寝かせることで 砂糖の甘さや酢のとんがった酸っぱさなどがそれぞれまろやかに溶け合って
なんともおいしいひとつの味になるのです
我が家のエルダーベリーのチャツネ
一体どんな味に仕上がるか
今から楽しみ(^^)
ほろっとするくらいに熟成したチェダーチーズとサンドイッチを作ったらおいしいだろな~なんて
さてチャツネを作ってもまだ余っているブラムリーとエルダーベリー
次は 「ブラムリーとエルダーベリーのジェリー」を作ることに
ほんとうはジェリーにするなら 収穫してすぐのブラムリーがいいのだけれど
まぁ仕方ない
何とか固まってくれることを期待して
ジェリーを作るには その果物が持つ自然のペクチンが大事
だからジャムを作るときとは違い りんごは皮も軸も種も全部そのままぶつ切りにしてお鍋に投入
エルダーベリーとシナモンも加え ヒタヒタのお水を注いで火にかけます
さすがブラムリー
他のりんごと違い あっという間にぐずぐずに煮解けていきます
すっかり煮崩れたら ジェリーバッグに入れて吊るして
ぽたりぽたりしずくが垂れるのを待つこと一晩
大きな銅鍋ひとつ分の果物からでも 採れる液体はわりと少し
大部分はピュレ状のままジェリーバッグの中に残ります
これを絞ったらさぞかしもっともっとジュースが採れるだろうに!
と思いますが ジェリー作りにそれだけはご法度
このときばかりは 「せっかち 」と「勿体ない」は封印しないと濁ったジェリーしか作れません。。
でも絞ってないはずなのに ジュースがなんか濁っているみたい、、、
ご心配なく☆お砂糖を加え火にかければあっという間に澄んだ液体になりますから
翌日 このジュース1パイントに対して1パウンドのお砂糖を加え
105℃になるまで煮詰めます
後は瓶に注いで固まってくれるのを また待つだけ
あんなにお鍋にいっぱいあったブラムリーとエルダーベリー
チャツネは同じくらいの量からたくさん出来たのに
こちらはたった3瓶
これは大量消費にはもってこいだけれど
なかなか貴重品
ブラムリーがもう相当経っていたのでちゃんとセットしてくれるか心配だったけれど
いつもより若干ソフトジェリーではありますが 充分にセットしてくれました
ルビーのような赤色をしたジェリー
こちらは作るときに待った分 チャツネと違って出来上がったらすぐに食べられます(^^
イギリスでは このジェリーはベニソン(鹿)やいのししの料理
あるいはハード系のチーズに添えるのが定番ですが
日本人にとって お肉料理やチーズに甘いジェリーを合わせるのは好みが分かれるところ
クレームフレッシュや フロマージュフレにあわせてデザートにしたり
シンプルにパンケーキや トーストにのせて食べるのがいいのかな
こういったチャツネやジェリー類
ちゃんと消毒したビンに入れて冷暗所に保管すれば大抵1年は大丈夫
秋に一度に収穫される食料を無駄にしないための
昔の人の知恵がたっぷり詰まっています
さぁ 冬篭り(笑)
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この日作り始めたのは 「ブラムリーとエルダーベリーのチャツネ」
エルダーベリーはそのままだと種が邪魔なので
まずはヒタヒタのお水を加えてやわらかくなるまで煮て裏ごします
それを他の材料と一緒に鍋に投入 ことこと煮詰めていきます
ブラムリーにたまねぎにレーズン
お砂糖にお酢
パプリカ・ジンジャー・シナモン・カイエンペッパーといったスパイス類
いろんな味が複雑に交じり合い
おいしいチャツネになっていきます
すっかり水気がなくなる頃には 深い赤が潜んだおいしそうなピカピカのチャツネの完成
でもこれが今食べても今一歩
最低1ヶ月寝かせることで 砂糖の甘さや酢のとんがった酸っぱさなどがそれぞれまろやかに溶け合って
なんともおいしいひとつの味になるのです
我が家のエルダーベリーのチャツネ
一体どんな味に仕上がるか
今から楽しみ(^^)
ほろっとするくらいに熟成したチェダーチーズとサンドイッチを作ったらおいしいだろな~なんて
さてチャツネを作ってもまだ余っているブラムリーとエルダーベリー
次は 「ブラムリーとエルダーベリーのジェリー」を作ることに
ほんとうはジェリーにするなら 収穫してすぐのブラムリーがいいのだけれど
まぁ仕方ない
何とか固まってくれることを期待して
ジェリーを作るには その果物が持つ自然のペクチンが大事
だからジャムを作るときとは違い りんごは皮も軸も種も全部そのままぶつ切りにしてお鍋に投入
エルダーベリーとシナモンも加え ヒタヒタのお水を注いで火にかけます
さすがブラムリー
他のりんごと違い あっという間にぐずぐずに煮解けていきます
すっかり煮崩れたら ジェリーバッグに入れて吊るして
ぽたりぽたりしずくが垂れるのを待つこと一晩
大きな銅鍋ひとつ分の果物からでも 採れる液体はわりと少し
大部分はピュレ状のままジェリーバッグの中に残ります
これを絞ったらさぞかしもっともっとジュースが採れるだろうに!
と思いますが ジェリー作りにそれだけはご法度
このときばかりは 「せっかち 」と「勿体ない」は封印しないと濁ったジェリーしか作れません。。
でも絞ってないはずなのに ジュースがなんか濁っているみたい、、、
ご心配なく☆お砂糖を加え火にかければあっという間に澄んだ液体になりますから
翌日 このジュース1パイントに対して1パウンドのお砂糖を加え
105℃になるまで煮詰めます
後は瓶に注いで固まってくれるのを また待つだけ
あんなにお鍋にいっぱいあったブラムリーとエルダーベリー
チャツネは同じくらいの量からたくさん出来たのに
こちらはたった3瓶
これは大量消費にはもってこいだけれど
なかなか貴重品
ブラムリーがもう相当経っていたのでちゃんとセットしてくれるか心配だったけれど
いつもより若干ソフトジェリーではありますが 充分にセットしてくれました
ルビーのような赤色をしたジェリー
こちらは作るときに待った分 チャツネと違って出来上がったらすぐに食べられます(^^
イギリスでは このジェリーはベニソン(鹿)やいのししの料理
あるいはハード系のチーズに添えるのが定番ですが
日本人にとって お肉料理やチーズに甘いジェリーを合わせるのは好みが分かれるところ
クレームフレッシュや フロマージュフレにあわせてデザートにしたり
シンプルにパンケーキや トーストにのせて食べるのがいいのかな
こういったチャツネやジェリー類
ちゃんと消毒したビンに入れて冷暗所に保管すれば大抵1年は大丈夫
秋に一度に収穫される食料を無駄にしないための
昔の人の知恵がたっぷり詰まっています
さぁ 冬篭り(笑)
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by lesgalettes
| 2017-12-08 14:59
| イギリスのおいしいもの
|
Comments(2)
Commented
by
nicecuppatea at 2017-12-21 17:23
りんごの話題が出るたびにコメントさせて頂いている感じですが^ ^
ブラムリーとエルダーベリーのチャツネとジェリー、ホロホロのチーズ…とにかく琴線にふれる食べ物ばかりで何はなくても一言残したくて(^^;;
美味しそうです!食べたいです‼︎
ブラムリーとエルダーベリーのチャツネとジェリー、ホロホロのチーズ…とにかく琴線にふれる食べ物ばかりで何はなくても一言残したくて(^^;;
美味しそうです!食べたいです‼︎
0
Commented
by
lesgalettes at 2017-12-24 16:13
nicecuppatea さん☆
保存食系に目がないんですね、きっと^^だれかの琴線にたまにでもいいからふれるものを書けたらいいなと思っているので、嬉しいコメントありがとうございます。
実際おいしいんです、食べてほしいなぁ!
保存食系に目がないんですね、きっと^^だれかの琴線にたまにでもいいからふれるものを書けたらいいなと思っているので、嬉しいコメントありがとうございます。
実際おいしいんです、食べてほしいなぁ!
お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
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詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
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イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
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