ブルゴーニュ~コートデュローヌ ワインと甘いものの旅
「フランスのもっとも美しい村 (Les plus beaux villages de France)」について前回触れましたが
そのひとつがChateauneuf
車で走っていたら遠くになんだか可愛らしそうな村がある!というので立ち寄ったここは
とっても小さな村なのに結構なにぎわい
「神様のお御足の匂い」とも称される でもとっても美味しい(笑)チーズで有名な Eppoisses村と
ボーヌの中間くらいに位置するこの村
その名のとおり小さなお城もあり~
ブロカントやビストロなど ぷらぷら立ち寄って楽しいお店がたくさん
高速からも近いので立ち寄りやすいのも人気の理由かもしれません
でもここは今日目指す村ではありません
ブロカントにちょっぴり心魅かれながらも さらっとお散歩して次へ向かいます
今日の目的地はやはり 「もっとも美しい村」 に指定されている Flavigny sur Ozerain
遠くに懐かしのフラヴィニーのオレンジ色の屋根が見えてきました(^^)
ここは2年前にも訪れた村
他の「・・もっとも美しい村」 と違って観光客もめったに見かけず
すれ違う村人もまばら~(人口300人くらいなので)
飲食店やお店屋さんは数えるほど
場所も結構不安になるような道の先にあるし
名所といえば 映画 「ショコラ」の撮影が行われた教会と今は寂しげな空き家となっている
ショコラのお店の舞台となったおうちがあるくらい
お土産屋さんで溢れ 観光客を呼ぶために
躍起になって建物の古さや歴史を売りにしている他の村と違い
ここは住人がふつうに静かに暮らしている村
その自然な佇まいは 華やかさこそないけれど
どこか憂いを含んだこの村独特の魅力があるのでした
何もないなんていっては怒られますね
この村をフランス中で有名にしている名物がひとつあります
1591年からこの村で作られている 「アニスドフラヴィニー」
アニスの種子を核にして長い時間をかけて砂糖をコーティングしてつくるキャンディー
可愛らしい楕円形の缶に入ったそれは日本にも輸入されているので
ご存知の方も多いでしょう
今も一つ一つ手間を惜しまず手作りされているのですが
その工房と同じ敷地内にあるショップ
ちいさなカフェスペースもあるので お買い物がてらゆっくりお茶をすることも
さらに奥はちいさなミュージアムになっています
アニスドフラヴィニーの作り方や材料
昔のラベルのコレクションや レトロな自販機まで並んでいます
この村でお土産を買えるとしたらこのキャンディー
あとは 近くで作っているはちみつとワインくらいかな
お財布を持たず カメラだけで
もしくはカメラも持たず 手ぶらでただぼ~っと歩きたいそんな場所
たまに村の子供たちがふいに角から出てきて
日本人が珍しいのか 退屈なのか 「ボンジュ~ル」 なんて言いながら面白そうについて来たり
「何見てるのよ」 って顔で 猫にけだるそうに見上げられるくらい
この村に来たもうひとつの理由は
やはり2年前も泊まったシャンブルドット
何百年も昔のボロボロの納屋を改装したとは到底思えない居心地の良いお宅もさることながら
オーナーご夫婦の人柄とセンス
そして朝ごはんに惚れ込んでしまったのでした
わたしのシャンブルドット選びの基準は イギリスのB&B選び同様
朝食に結構な重きが置かれているので どこも美味しい!って満足するのだけれど
フランス旅の中で ここは別格☆
食べるのとお喋りに夢中で 上手に撮れている写真がないのがとっても残念
極めつけはご主人 Jean-jacques が作ってくれるパンデピスと 奥さんのBrigitte が作ってくれたグロゼイユのタルト
これも朝ごはんのうち
あんなにチーズもフルーツもパンもたっぷり食べた後なのに、、 でも食べちゃう(笑)
どちらもあんまり美味しいので 「おうちで作る!」 とレシピをしっかり教わってきました
スパイスは全部日本で手に入る?と 心配して持たせてくれるくらい
ほんとうに優しいふたり
さて 今回もフラヴィニーを訪れたのは週末
やっぱりアニスドフラヴィニーの工房は見学出来ずじまい
名残美味しいけれど これはまた来る理由が残っているかも(笑)
夏の旅を終えてバタバタしていたので 今頃書いていた旅日記ですがようやくフィニッシュ
我が家の庭にわずかになっていたグロゼイユ(すぐり)でタルトを
そして貰ってきたアニスヴェールを使ってパンデピスを焼きました
今まで作ったパンデピスで一番美味しい。。。
Merci pour tout Brigitte et Jean-Jacques!
次回はもう少しフランス語勉強し直していかないと、、、
長々とお付き合いありがとうございました^^
ようやくイギリス&日本話しに戻りますよ ♪
にほんブログ村
そのひとつがChateauneuf
車で走っていたら遠くになんだか可愛らしそうな村がある!というので立ち寄ったここは
とっても小さな村なのに結構なにぎわい
「神様のお御足の匂い」とも称される でもとっても美味しい(笑)チーズで有名な Eppoisses村と
ボーヌの中間くらいに位置するこの村
その名のとおり小さなお城もあり~
ブロカントやビストロなど ぷらぷら立ち寄って楽しいお店がたくさん
高速からも近いので立ち寄りやすいのも人気の理由かもしれません
でもここは今日目指す村ではありません
ブロカントにちょっぴり心魅かれながらも さらっとお散歩して次へ向かいます
今日の目的地はやはり 「もっとも美しい村」 に指定されている Flavigny sur Ozerain
遠くに懐かしのフラヴィニーのオレンジ色の屋根が見えてきました(^^)
ここは2年前にも訪れた村
他の「・・もっとも美しい村」 と違って観光客もめったに見かけず
すれ違う村人もまばら~(人口300人くらいなので)
飲食店やお店屋さんは数えるほど
場所も結構不安になるような道の先にあるし
名所といえば 映画 「ショコラ」の撮影が行われた教会と今は寂しげな空き家となっている
ショコラのお店の舞台となったおうちがあるくらい
お土産屋さんで溢れ 観光客を呼ぶために
躍起になって建物の古さや歴史を売りにしている他の村と違い
ここは住人がふつうに静かに暮らしている村
その自然な佇まいは 華やかさこそないけれど
どこか憂いを含んだこの村独特の魅力があるのでした
何もないなんていっては怒られますね
この村をフランス中で有名にしている名物がひとつあります
1591年からこの村で作られている 「アニスドフラヴィニー」
アニスの種子を核にして長い時間をかけて砂糖をコーティングしてつくるキャンディー
可愛らしい楕円形の缶に入ったそれは日本にも輸入されているので
ご存知の方も多いでしょう
今も一つ一つ手間を惜しまず手作りされているのですが
その工房と同じ敷地内にあるショップ
ちいさなカフェスペースもあるので お買い物がてらゆっくりお茶をすることも
さらに奥はちいさなミュージアムになっています
アニスドフラヴィニーの作り方や材料
昔のラベルのコレクションや レトロな自販機まで並んでいます
この村でお土産を買えるとしたらこのキャンディー
あとは 近くで作っているはちみつとワインくらいかな
お財布を持たず カメラだけで
もしくはカメラも持たず 手ぶらでただぼ~っと歩きたいそんな場所
たまに村の子供たちがふいに角から出てきて
日本人が珍しいのか 退屈なのか 「ボンジュ~ル」 なんて言いながら面白そうについて来たり
「何見てるのよ」 って顔で 猫にけだるそうに見上げられるくらい
この村に来たもうひとつの理由は
やはり2年前も泊まったシャンブルドット
何百年も昔のボロボロの納屋を改装したとは到底思えない居心地の良いお宅もさることながら
オーナーご夫婦の人柄とセンス
そして朝ごはんに惚れ込んでしまったのでした
わたしのシャンブルドット選びの基準は イギリスのB&B選び同様
朝食に結構な重きが置かれているので どこも美味しい!って満足するのだけれど
フランス旅の中で ここは別格☆
食べるのとお喋りに夢中で 上手に撮れている写真がないのがとっても残念
極めつけはご主人 Jean-jacques が作ってくれるパンデピスと 奥さんのBrigitte が作ってくれたグロゼイユのタルト
これも朝ごはんのうち
あんなにチーズもフルーツもパンもたっぷり食べた後なのに、、 でも食べちゃう(笑)
どちらもあんまり美味しいので 「おうちで作る!」 とレシピをしっかり教わってきました
スパイスは全部日本で手に入る?と 心配して持たせてくれるくらい
ほんとうに優しいふたり
さて 今回もフラヴィニーを訪れたのは週末
やっぱりアニスドフラヴィニーの工房は見学出来ずじまい
名残美味しいけれど これはまた来る理由が残っているかも(笑)
夏の旅を終えてバタバタしていたので 今頃書いていた旅日記ですがようやくフィニッシュ
我が家の庭にわずかになっていたグロゼイユ(すぐり)でタルトを
そして貰ってきたアニスヴェールを使ってパンデピスを焼きました
今まで作ったパンデピスで一番美味しい。。。
Merci pour tout Brigitte et Jean-Jacques!
次回はもう少しフランス語勉強し直していかないと、、、
長々とお付き合いありがとうございました^^
ようやくイギリス&日本話しに戻りますよ ♪
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by lesgalettes
| 2017-10-31 09:12
| フランス
|
Comments(2)
Commented
by
Iri
at 2017-11-10 18:22
x
フランス編、とても面白かったです。どこのワインもお菓子も朝ごはんも美味しそうで、最後の方は街並みと空の写真すら美味しそうに見えました。
特に、この記事のシャンブルドットの朝食。朝からワインを飲みたくなりそうな素晴らしいハムとチーズに加え、何だか美味しそうなタルトとパンデピスまで…!昼までゆっくりしてしまいそうです。(この村だけでなく毎朝)きちんと出発したlesgalettesさんの意志の強さを感じました。
特に、この記事のシャンブルドットの朝食。朝からワインを飲みたくなりそうな素晴らしいハムとチーズに加え、何だか美味しそうなタルトとパンデピスまで…!昼までゆっくりしてしまいそうです。(この村だけでなく毎朝)きちんと出発したlesgalettesさんの意志の強さを感じました。
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Commented
by
lesgalettes at 2017-11-12 21:42
Iri さん☆
フランスの田舎もイギリス同様、風景も人もとっても魅力的で。もちろん食も!食に関してはイギリスより、こうきましたか、と新鮮な驚きも多く嬉しい(笑)朝は、確かに名残惜しいことが多々(⌒-⌒; )美味しいもの多過ぎです。
フランスの田舎もイギリス同様、風景も人もとっても魅力的で。もちろん食も!食に関してはイギリスより、こうきましたか、と新鮮な驚きも多く嬉しい(笑)朝は、確かに名残惜しいことが多々(⌒-⌒; )美味しいもの多過ぎです。
お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
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イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
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鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
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