ブラムリーアップル
ブラムリーアップルはイギリスのクッキングアップル(料理用りんご)
とにかく酸味が強くて 加熱するとあっという間に煮溶けるのが特徴
使いやすいような~そうでもないような~でも慣れてくると アップルパイその他
下煮いらず下ごしらえいらずで出来てしまうので大雑把イギリス菓子にはやっぱり欠かせない存在
長野の小布施町で早めに注文しておくと買えるんですよ~とは教えてもらったものの
レッスンではなるべく手に入りやすい材料を使いたいので ブラムリーで作っちゃうとな、、、と
日本に帰ってからは手を出さずにいたのでした
でも~今年はあの酸味もそろそろ懐かしくなってきたし 自分のおやつを作ればいいかと初購入☆
さぁ届きましたよ~日本のブラムリー
箱を開けてみると~

そうそうこの黄緑色のずんぐり平べったい形 (^^
イギリスのりんごは本当に種類が多く 料理用だったり サイダー(お酒)用だったり
生食用のスーパーに並んでいるものだけでも どれを買おうか目移りしてしまうほど
でも大抵は子供の手のひらに乗るほどの小さなサイズ
その中で唯一日本サイズなのが このブラムリーアップルなのでした

その辺のお庭にもよくなっていたのですが 枝から可愛らしくぶら下がる他のりんごと違って
軸が短いせいかボテボテっと固まって枝にくっ付いている様子が印象的なブラムリー
ごろごろ転がっているじゃが芋のようなイメージのブラムリーが
お肌もピカピカ ひとつひとつネットにくるまれている姿はなんだか新鮮(笑)
さあて何を作ろうか~
まずはすぐに食べたいから あっと言う間に出来ちゃうアップルスコーンから(^^

考えたら今年はお初のアップルスコーン
チーズおろしで千切りにしたりんごをた~っぷり入れて
上にはデメララシュガー(細かいざらめ糖のようなもの)のトッピング
このカリカリのクラストと内側のしっとり生地のコントラストが大好き☆
お次は角切りりんごを山のように詰め込んで焼くドーセットアップルケーキ
そう言えばこれもデメララシュガーをたっぷり表面にふってオーブンへ
ほんのり温かいところにクロテッドクリームを添えれば最高☆

さぁ 作り始めたら止まらない
もうひとつ イギリスのレシピ本をパラパラ眺めていたら目に付いた
「アイリッシュアップルケーキ」

こちらはちょっと作り方が変っていて
ふつうのケーキのようなぽってりへらから落ちるような固さの生地ではなく
バター多めの柔らかめのスコーン生地のようなものを2つに分け
スライスした生のブラムリーをサンドするようにして型に入れたら
これまたこれまた上にたっぷりのデメララシュガーをふりかけて焼くというもの

表面はお砂糖の膜ができサクッと その下は意外とふんわりしっとりした生地
そしてブラムリーの強烈な酸味
甘み控えめながら 「あら結構美味しい」 ^^
簡単にとろけてくれるブラムリーは生地と一体化してくれるので こういうお菓子には本当に向いています
普通の日本のりんごで作ったら きっとりんごが主張する状態のままで残っていて
この一体感はないんだろうなぁ、、、
それにしても今回のお菓子は全部 生地の仕上げはたっぷりのデメララシュガー
りんごの素朴なお菓子には 真っ白なお砂糖よりちょっと茶色がかった優しい甘さのお砂糖が好相性
それにりんごのしっとり感と酸味には カシャッと薄いお砂糖の膜の食感と甘みが実によく合う
ついつい上にふりたくなるのも分かります
あ~久しぶりにブラムリーの使い勝手と 味を思い出したら
なんだかあれもこれも作りたくなってきました~
つづく。。。

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at 2015-11-14 00:47
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とにかく酸味が強くて 加熱するとあっという間に煮溶けるのが特徴
使いやすいような~そうでもないような~でも慣れてくると アップルパイその他
下煮いらず下ごしらえいらずで出来てしまうので大雑把イギリス菓子にはやっぱり欠かせない存在
長野の小布施町で早めに注文しておくと買えるんですよ~とは教えてもらったものの
レッスンではなるべく手に入りやすい材料を使いたいので ブラムリーで作っちゃうとな、、、と
日本に帰ってからは手を出さずにいたのでした
でも~今年はあの酸味もそろそろ懐かしくなってきたし 自分のおやつを作ればいいかと初購入☆
さぁ届きましたよ~日本のブラムリー
箱を開けてみると~

そうそうこの黄緑色のずんぐり平べったい形 (^^
イギリスのりんごは本当に種類が多く 料理用だったり サイダー(お酒)用だったり
生食用のスーパーに並んでいるものだけでも どれを買おうか目移りしてしまうほど
でも大抵は子供の手のひらに乗るほどの小さなサイズ
その中で唯一日本サイズなのが このブラムリーアップルなのでした

その辺のお庭にもよくなっていたのですが 枝から可愛らしくぶら下がる他のりんごと違って
軸が短いせいかボテボテっと固まって枝にくっ付いている様子が印象的なブラムリー
ごろごろ転がっているじゃが芋のようなイメージのブラムリーが
お肌もピカピカ ひとつひとつネットにくるまれている姿はなんだか新鮮(笑)
さあて何を作ろうか~
まずはすぐに食べたいから あっと言う間に出来ちゃうアップルスコーンから(^^

考えたら今年はお初のアップルスコーン
チーズおろしで千切りにしたりんごをた~っぷり入れて
上にはデメララシュガー(細かいざらめ糖のようなもの)のトッピング
このカリカリのクラストと内側のしっとり生地のコントラストが大好き☆
お次は角切りりんごを山のように詰め込んで焼くドーセットアップルケーキ
そう言えばこれもデメララシュガーをたっぷり表面にふってオーブンへ
ほんのり温かいところにクロテッドクリームを添えれば最高☆

さぁ 作り始めたら止まらない
もうひとつ イギリスのレシピ本をパラパラ眺めていたら目に付いた
「アイリッシュアップルケーキ」

こちらはちょっと作り方が変っていて
ふつうのケーキのようなぽってりへらから落ちるような固さの生地ではなく
バター多めの柔らかめのスコーン生地のようなものを2つに分け
スライスした生のブラムリーをサンドするようにして型に入れたら
これまたこれまた上にたっぷりのデメララシュガーをふりかけて焼くというもの

表面はお砂糖の膜ができサクッと その下は意外とふんわりしっとりした生地
そしてブラムリーの強烈な酸味
甘み控えめながら 「あら結構美味しい」 ^^
簡単にとろけてくれるブラムリーは生地と一体化してくれるので こういうお菓子には本当に向いています
普通の日本のりんごで作ったら きっとりんごが主張する状態のままで残っていて
この一体感はないんだろうなぁ、、、
それにしても今回のお菓子は全部 生地の仕上げはたっぷりのデメララシュガー
りんごの素朴なお菓子には 真っ白なお砂糖よりちょっと茶色がかった優しい甘さのお砂糖が好相性
それにりんごのしっとり感と酸味には カシャッと薄いお砂糖の膜の食感と甘みが実によく合う
ついつい上にふりたくなるのも分かります
あ~久しぶりにブラムリーの使い勝手と 味を思い出したら
なんだかあれもこれも作りたくなってきました~
つづく。。。

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by lesgalettes
| 2015-11-12 08:28
| イギリスのおいしいもの
|
Comments(2)

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
2015-11-14 00:47 さん☆
こんな感じのブログでよければ、どうぞお付き合いくださいませ。教室も是非どうぞ~(^^)いつかそう遠くない将来、お会いできるのを楽しみにしていますね。
こんな感じのブログでよければ、どうぞお付き合いくださいませ。教室も是非どうぞ~(^^)いつかそう遠くない将来、お会いできるのを楽しみにしていますね。
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