スコーン食べ比べレッスン
今月のレッスンはスコーンづくし
ローズマリーとポテトのスコーンをオーブンに投入したら あとはひたすらプレーンなスコーンに没頭します
毎年1回は種類を代えてスコーンのレッスンをしていますが
今年はちょっとマニアックに粉ちがいで作り比べて 食べ比べをしてみよう~という主旨
ほんとうはスコーンばかりでどうかなぁ、、と思っていたものの
よくブログで「イギリスの粉がうんぬん~」と書いていたせいか
皆さんも多少は興味を持っていてくれたらしく なかなか楽しくやっています
今回比べるのは 国産の小麦粉と イギリスのプレーンフラワー
イギリスのセルフレイジングフラワー(ベイキングパウダー入り小麦粉)
そして良くお菓子作りに使われる バイオレット(アメリカ産小麦粉)の4種
粉の粒子の粗いイギリスの小麦粉は 手触りがとってもサラサラ
とくにセルフレイジングにいたっては ふるわなくても使えるようになっているので
日本の粉とはまったく手触りが違います
一応ふるいにかけてみると~とどまることなくざ~っと下に落ちていく感じ
ちょっとふるおうものならバフバフ舞うし(^^;)
面白いのは rub in (パン粉状になるまでバターを粉の中で細かくすり合わせること)した時の違い
イギリスの粉は両方とも ざらざらとした砂のような手触りで
液体を加えても手につきにくい扱いやすい生地に出来上がります
そして 粉のときより茶色感が際立ちます
このイギリス小麦を使った後に バイオレットでスコーンを作ると本当に違いがよく分かるので
最後はバイオレット
出来上がりの生地がなめらかでとっても美しい~クリーム色
こんなに白かったんだ~驚きの白さです
普段教室でよく使っているのはたんぱく質多めの国産小麦なので
私も何年かぶりのバイオレットに一緒に驚いたのでした(笑)
バイオレットに関しては焼きあがりも全然違います
全部同じ配合なのに 焼きたてはまるでふわふわのケーキのよう
上のスコーンを半分に割った写真だと一番手前がバイオレット
次の2つがプレーンとセルフレイジング
一番奥が国産小麦
色の違いも分かりますよね
卵も何も入れていませんから 純粋に粉とバターの色です
イギリスの2種はしっかりとした食感と セイボリー的な粉の味
日本の粉とバイオレットは ふわっと甘い粉の香りがします
ここに来られている方は粉好きさんが多いので しっかり系食感のイギリスの粉のスコーンが人気のようですが
「このふわっと軽いバイオレットも これはこれでおいしいし 好きな人多そうよね~」
わたしもそう思います
相当お腹がいっぱいになる今月のレッスン
毎回結論は 「食べているうちに だんだん分からなくなってきた~」
「好みはあるけれど 結局全部美味しいよね☆」です ^^
イギリスの粉はなかなか手に入りづらいですが
普通に日本で手に入る粉でも 食べ比べてみると結構違うので 是非試してみてください
近頃は国産の小麦粉でもたんぱく質が10%くらいとイギリス小麦粉と似たようなタイプのものもよく見かけますし(粒子のサイズは違うので 手触りは大分違いますが)
好みの食感になるものを探すのも面白いですよ☆
にほんブログ村
ローズマリーとポテトのスコーンをオーブンに投入したら あとはひたすらプレーンなスコーンに没頭します
毎年1回は種類を代えてスコーンのレッスンをしていますが
今年はちょっとマニアックに粉ちがいで作り比べて 食べ比べをしてみよう~という主旨
ほんとうはスコーンばかりでどうかなぁ、、と思っていたものの
よくブログで「イギリスの粉がうんぬん~」と書いていたせいか
皆さんも多少は興味を持っていてくれたらしく なかなか楽しくやっています
今回比べるのは 国産の小麦粉と イギリスのプレーンフラワー
イギリスのセルフレイジングフラワー(ベイキングパウダー入り小麦粉)
そして良くお菓子作りに使われる バイオレット(アメリカ産小麦粉)の4種
粉の粒子の粗いイギリスの小麦粉は 手触りがとってもサラサラ
とくにセルフレイジングにいたっては ふるわなくても使えるようになっているので
日本の粉とはまったく手触りが違います
一応ふるいにかけてみると~とどまることなくざ~っと下に落ちていく感じ
ちょっとふるおうものならバフバフ舞うし(^^;)
面白いのは rub in (パン粉状になるまでバターを粉の中で細かくすり合わせること)した時の違い
イギリスの粉は両方とも ざらざらとした砂のような手触りで
液体を加えても手につきにくい扱いやすい生地に出来上がります
そして 粉のときより茶色感が際立ちます
このイギリス小麦を使った後に バイオレットでスコーンを作ると本当に違いがよく分かるので
最後はバイオレット
出来上がりの生地がなめらかでとっても美しい~クリーム色
こんなに白かったんだ~驚きの白さです
普段教室でよく使っているのはたんぱく質多めの国産小麦なので
私も何年かぶりのバイオレットに一緒に驚いたのでした(笑)
バイオレットに関しては焼きあがりも全然違います
全部同じ配合なのに 焼きたてはまるでふわふわのケーキのよう
上のスコーンを半分に割った写真だと一番手前がバイオレット
次の2つがプレーンとセルフレイジング
一番奥が国産小麦
色の違いも分かりますよね
卵も何も入れていませんから 純粋に粉とバターの色です
イギリスの2種はしっかりとした食感と セイボリー的な粉の味
日本の粉とバイオレットは ふわっと甘い粉の香りがします
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「好みはあるけれど 結局全部美味しいよね☆」です ^^
イギリスの粉はなかなか手に入りづらいですが
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by lesgalettes
| 2015-09-17 19:14
| レッスン
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by lesgalettes
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