トライフルとキャラメライズドオニオンタルト
さて では本題の今月のレッスンメニュー「ルバーブトライフル」について
日本ではなかなか美味しいトライフルにめぐり合うのは難しいので やっぱり自分で作るのが一番☆
個人的な好みで 先月に引きつづきルバーブ押し
甘みと酸味のバランスが最高で 本当に美味しいんです 「ルバーブトライフル」
なのでどうしてもルバーブがシーズンのうちに食べてもらいたかったのでした
まずはルバーブをざくざくカット
少しのお砂糖を加えて軽く煮ておきます あっという間に煮崩れるので簡単☆
マデイラケーキ(一番プレーンなケーキ)を敷き詰めた器に シェリーを染み込ませ~
シェリー酒はドライやミディアムを使う人もいるけれど 私は断然 cream(スイートタイプ)派
ケーキに飲ませていると 思わず自分も飲みたくなるけれど そこは我慢がまん。。。
先程のいい感じにソフトになったルバーブをたっぷり上にのせます
続いてはカスタードものせて~
ちょっと冷やしたら あとは軽くとろみをつけた生クリームをのせてまた冷やすだけ
なんてお手軽☆
そしてアレンジも自由自在
大人向けの お酒たっぷりのものは 「boozy トライフル」または 「tipsy トライフル」なんて呼ばれます
普通にいちごやベリーじゃつまらないと言うのなら
チョコレートスポンジ+キルシュ+ブラックチェリー+カスタード+生クリームで
「ブラックフォレストトライフル」
フィンガースポンジ+トフィーソース+バナナ+カスタード+生クリームで 「バノフィートライフル」
とにかくあるもので適当に作ってもなんとなく美味しくなってくれる優れもの
大きな器に作れば豪華ですが 取り分けた姿が美しくないのが難点
今回は食べやすく一人用の器に作ります
イギリスのアンティーク屋さんでよく遭遇するのが 足のところがくるっと反り返ったデザートボウル
セットでも売っているけれど 柄違いのほうが楽しいかな といつも1つずつ買っています
まるで受け皿のようになっているので スプーンを置いてもいいし
イギリスのようになみなみにクリームを注いで 溢れても大丈夫~的な(笑)
お次は「キャラメライズドオニオンタルト」
これはBetty's のクッカリースクールで習って以来のお気に入り
タルトといっても甘いタルトではなく セイボリーのいわゆるキッシュのようなもののこと
とにかくシンプルな材料が新鮮です
なんと言っても フィリングは名前のごとくキャラメライズドしたオニオンだけですから。。。
味の決め手は玉ねぎと共に炒めるたっぷりのフレッシュのタイム
そして最後に加える白ワイン
あまりに地味なので
ついついチーズやらベーコンやら入れたくなるのは分かりますが そこは我慢
このタルト 何かを加えれば加えるほど普通のありきたりのキッシュに近づいて行きますので要注意です
どのお菓子やパイを作っても
「これに何かを加えるとすると?」
「何かに置き換えるとすると?」 という質問が多いのですが
こればっかりは 何も加えないほうが美味しいなと思ってしまうレシピです。。。
アツアツより 荒熱が取れたころが食べごろ
冷えた白ワインと共に前菜にぴったりの軽さです
チーズが入っていないため冷えても固くならないので 温めなおさなくても大丈夫
ピクニックや 持ち寄りパーティーなんて時にも便利です
ボリューム的に今回のメインはトライフル
オニオンタルトはスターターといったところでしょうか
今月のレッスンも無事終わり
来月は夏休み~
皆さんはどんな夏を過ごされるのでしょうか
とにかく中途半端ではないこの暑さ 体力を消耗しないよう
わたしのように甘いものをいっぱい食べて この夏も乗り切ってください ^^
暑くとも甘いものと粉ものだけは いくらでも食べられてしまうわたし
夏痩せ 夏バテはまだありがたいことに未経験ですが そろそろいい年なので 気をつけて行こうと思います
今月で一応 教室再開丸3周年
これもひとえに 暑い日も寒い日も台風の日も お越しいただく皆さんのおかげです
こんなマイペースなレッスンに 遠方からもったいないくらいの交通費をかけてきてくださる方には
それに見合う内容か少々不安になることも いまだありますが
遠い近いにかかわらず とにかく貴重な時間を割いていらしてくださる皆さん全員に
心より感謝しています
☆いつも本当にありがとうございます☆
☆お知らせ☆
9月のレッスンの日程はいつもよりちょっと遅くなりそうですが
7月28日or 29日にはUPする予定です
少々お待ちを、、、
にほんブログ村
日本ではなかなか美味しいトライフルにめぐり合うのは難しいので やっぱり自分で作るのが一番☆
個人的な好みで 先月に引きつづきルバーブ押し
甘みと酸味のバランスが最高で 本当に美味しいんです 「ルバーブトライフル」
なのでどうしてもルバーブがシーズンのうちに食べてもらいたかったのでした
まずはルバーブをざくざくカット
少しのお砂糖を加えて軽く煮ておきます あっという間に煮崩れるので簡単☆
シェリー酒はドライやミディアムを使う人もいるけれど 私は断然 cream(スイートタイプ)派
ケーキに飲ませていると 思わず自分も飲みたくなるけれど そこは我慢がまん。。。
先程のいい感じにソフトになったルバーブをたっぷり上にのせます
続いてはカスタードものせて~
ちょっと冷やしたら あとは軽くとろみをつけた生クリームをのせてまた冷やすだけ
なんてお手軽☆
そしてアレンジも自由自在
大人向けの お酒たっぷりのものは 「boozy トライフル」または 「tipsy トライフル」なんて呼ばれます
普通にいちごやベリーじゃつまらないと言うのなら
チョコレートスポンジ+キルシュ+ブラックチェリー+カスタード+生クリームで
「ブラックフォレストトライフル」
フィンガースポンジ+トフィーソース+バナナ+カスタード+生クリームで 「バノフィートライフル」
とにかくあるもので適当に作ってもなんとなく美味しくなってくれる優れもの
大きな器に作れば豪華ですが 取り分けた姿が美しくないのが難点
今回は食べやすく一人用の器に作ります
イギリスのアンティーク屋さんでよく遭遇するのが 足のところがくるっと反り返ったデザートボウル
セットでも売っているけれど 柄違いのほうが楽しいかな といつも1つずつ買っています
まるで受け皿のようになっているので スプーンを置いてもいいし
イギリスのようになみなみにクリームを注いで 溢れても大丈夫~的な(笑)
お次は「キャラメライズドオニオンタルト」
これはBetty's のクッカリースクールで習って以来のお気に入り
タルトといっても甘いタルトではなく セイボリーのいわゆるキッシュのようなもののこと
とにかくシンプルな材料が新鮮です
なんと言っても フィリングは名前のごとくキャラメライズドしたオニオンだけですから。。。
味の決め手は玉ねぎと共に炒めるたっぷりのフレッシュのタイム
そして最後に加える白ワイン
あまりに地味なので
ついついチーズやらベーコンやら入れたくなるのは分かりますが そこは我慢
このタルト 何かを加えれば加えるほど普通のありきたりのキッシュに近づいて行きますので要注意です
どのお菓子やパイを作っても
「これに何かを加えるとすると?」
「何かに置き換えるとすると?」 という質問が多いのですが
こればっかりは 何も加えないほうが美味しいなと思ってしまうレシピです。。。
アツアツより 荒熱が取れたころが食べごろ
冷えた白ワインと共に前菜にぴったりの軽さです
チーズが入っていないため冷えても固くならないので 温めなおさなくても大丈夫
ピクニックや 持ち寄りパーティーなんて時にも便利です
ボリューム的に今回のメインはトライフル
オニオンタルトはスターターといったところでしょうか
今月のレッスンも無事終わり
来月は夏休み~
皆さんはどんな夏を過ごされるのでしょうか
とにかく中途半端ではないこの暑さ 体力を消耗しないよう
わたしのように甘いものをいっぱい食べて この夏も乗り切ってください ^^
暑くとも甘いものと粉ものだけは いくらでも食べられてしまうわたし
夏痩せ 夏バテはまだありがたいことに未経験ですが そろそろいい年なので 気をつけて行こうと思います
今月で一応 教室再開丸3周年
これもひとえに 暑い日も寒い日も台風の日も お越しいただく皆さんのおかげです
こんなマイペースなレッスンに 遠方からもったいないくらいの交通費をかけてきてくださる方には
それに見合う内容か少々不安になることも いまだありますが
遠い近いにかかわらず とにかく貴重な時間を割いていらしてくださる皆さん全員に
心より感謝しています
☆いつも本当にありがとうございます☆
☆お知らせ☆
9月のレッスンの日程はいつもよりちょっと遅くなりそうですが
7月28日or 29日にはUPする予定です
少々お待ちを、、、
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by lesgalettes
| 2015-07-27 02:23
| レッスン
|
Comments(3)
Commented
by
machiko
at 2015-07-27 16:43
x
いつも楽しみにしています。
足がそりかえったガラスの器がとても興味深かったので、しばらくぶりに思わずコメントいたしました。
アンティークとのことですが、いつ頃のものなのでしょう。こういうデザインがその時代の流行りだったのでしょうか。ブログで書いてらっしゃるように、受け皿的な意味もあったのでしょうか。
足がそりかえったガラスの器がとても興味深かったので、しばらくぶりに思わずコメントいたしました。
アンティークとのことですが、いつ頃のものなのでしょう。こういうデザインがその時代の流行りだったのでしょうか。ブログで書いてらっしゃるように、受け皿的な意味もあったのでしょうか。
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by
lesgalettes at 2015-07-28 09:16
machiko さん こんにちは☆
私も詳しくないのですが、あのタイプのデザートボウルは古い物だとヴィクトリアンから、新しいものだと1980年代の物までみかけます。現行品でも作られているのかは〜?です。トライフルなどのデザートの他にグレープフルーツ用にも使われていたので別名grape fruit dishとも呼ばれます。あの反り返った脚は半割りにしたグレープフルーツをスプーンで食べる際に溢れる果汁をキャッチしたり、スプーンをおいたりする役割もあるのだとか〜可愛らしいシェイプですよね^ ^
私も詳しくないのですが、あのタイプのデザートボウルは古い物だとヴィクトリアンから、新しいものだと1980年代の物までみかけます。現行品でも作られているのかは〜?です。トライフルなどのデザートの他にグレープフルーツ用にも使われていたので別名grape fruit dishとも呼ばれます。あの反り返った脚は半割りにしたグレープフルーツをスプーンで食べる際に溢れる果汁をキャッチしたり、スプーンをおいたりする役割もあるのだとか〜可愛らしいシェイプですよね^ ^
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by
machiko
at 2015-07-29 19:37
x
lesgalettesさま
十分詳しい説明ありがとうございます。
グレープフルーツも入れるということは、イギリスのグレープフルーツは小振りなのでしょうか。
見れば見るほどとてもユニークでかわいいデザインです。
ひんやりガラスが冷えたトライフルがとてもおいしそうです。
おいしそうなお菓子とすてきなテーブルコーディネイトと興味深いお話をこれからも楽しみにしています。
十分詳しい説明ありがとうございます。
グレープフルーツも入れるということは、イギリスのグレープフルーツは小振りなのでしょうか。
見れば見るほどとてもユニークでかわいいデザインです。
ひんやりガラスが冷えたトライフルがとてもおいしそうです。
おいしそうなお菓子とすてきなテーブルコーディネイトと興味深いお話をこれからも楽しみにしています。
お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
home
イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
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