シロップスポンジプディング
今月のもう一品は 「シロップスポンジプディング」
またの名を 「トリークルスポンジプディング」
プディングと言っても日本で想像するカスタードプリンのようなものではありません
イギリスでは 「プディング=デザート」 くらいの大きなくくりを示す言葉なので
蒸したものもあれば 焼いたものも はたまた冷やし固めたものもプディング
ただ 昔ながらのトラディッショナルなものとなると 蒸すタイプが断然多くなります

そして蒸す場合に使われるのが クリスマスプディングの時にも使った
陶器の「プディングベイスン」 と呼ばれるプディング型
大きさは様々
最近はプラスチックやらステンレスやら素材も色々でています
しかも蓋付きなんていうものもあるので アルミホイルなどで蓋をして~
タコ糸でしばって~なんて面倒な作業がなく非常に便利☆

上の写真の陶器の蓋付きのものは 「Quick cooker」 と呼ばれるもの
ホイルやオーブンペーパーが出回る以前は 布(プディングクロス)で蓋をしていたのですが
その代わりに陶器の蓋付きで 紐をかけやすいようガイドがあり
真ん中には穴が開いているので 早く蒸せますという便利グッズ
1910年前後に売り出され始めたものです
これと比べると 今のプラスチック製のものは便利だけれどちょっと味気ないですね (^^;

でも実際 プディングを作るのに上記のような専用の容器は別に必要なし
耐熱であればなんでもOKです
大きく作るのならどんぶりでもいいし
小さく作るのならプリンカップでも コーヒーカップでも充分
器の底に 今日ならゴールンデンシロップをしいて
ヴィクトリアスポンジのようなケーキ生地を入れて蒸すだけですから

蒸し器 あるいはお鍋にお湯を張って蒸し茹でのような状態で加熱されたスポンジ生地は
びっくりするくらいにしっとりします
同じ生地をオーブンで焼けば普通のヴィクトリアスポンジのような生地のはずなのに
それとは全く違うし 蒸しパンとも違う
なんと言ったらいいか説明が難しいので 一度食べて欲しい食感
特に大きく作ったものを是非☆
小さい器で作るとふんわりした「あ~蒸すとこうなるかもね」 という感じに仕上がりますが
大きなプディング型で蒸したものは独特のテクスチャーなので

生地作り10分
蒸し時間70分くらい(直径16cmくらいの型で)
相変わらずのんびりなイギリス菓子作り
待つ時間が長い分 器から出てくる瞬間がとってもワクワク (笑)
ほわ~っと甘い湯気が立ち上るプディングに
温めたシロップをたら~り
そしてバーズのあったかカスタードを たっぷり

こればっかりは生クリームでもバニラアイスでもなく 絶対に温かいカスタードが似合います
それもプディングが溺れるくらい にたっぷりと☆
身も心もほんとうに温まる 冬に食べたいイギリスコンフォートフードの代表選手です

にほんブログ村
またの名を 「トリークルスポンジプディング」
プディングと言っても日本で想像するカスタードプリンのようなものではありません
イギリスでは 「プディング=デザート」 くらいの大きなくくりを示す言葉なので
蒸したものもあれば 焼いたものも はたまた冷やし固めたものもプディング
ただ 昔ながらのトラディッショナルなものとなると 蒸すタイプが断然多くなります

そして蒸す場合に使われるのが クリスマスプディングの時にも使った
陶器の「プディングベイスン」 と呼ばれるプディング型
大きさは様々
最近はプラスチックやらステンレスやら素材も色々でています
しかも蓋付きなんていうものもあるので アルミホイルなどで蓋をして~
タコ糸でしばって~なんて面倒な作業がなく非常に便利☆

上の写真の陶器の蓋付きのものは 「Quick cooker」 と呼ばれるもの
ホイルやオーブンペーパーが出回る以前は 布(プディングクロス)で蓋をしていたのですが
その代わりに陶器の蓋付きで 紐をかけやすいようガイドがあり
真ん中には穴が開いているので 早く蒸せますという便利グッズ
1910年前後に売り出され始めたものです
これと比べると 今のプラスチック製のものは便利だけれどちょっと味気ないですね (^^;

でも実際 プディングを作るのに上記のような専用の容器は別に必要なし
耐熱であればなんでもOKです
大きく作るのならどんぶりでもいいし
小さく作るのならプリンカップでも コーヒーカップでも充分
器の底に 今日ならゴールンデンシロップをしいて
ヴィクトリアスポンジのようなケーキ生地を入れて蒸すだけですから

蒸し器 あるいはお鍋にお湯を張って蒸し茹でのような状態で加熱されたスポンジ生地は
びっくりするくらいにしっとりします
同じ生地をオーブンで焼けば普通のヴィクトリアスポンジのような生地のはずなのに
それとは全く違うし 蒸しパンとも違う
なんと言ったらいいか説明が難しいので 一度食べて欲しい食感
特に大きく作ったものを是非☆
小さい器で作るとふんわりした「あ~蒸すとこうなるかもね」 という感じに仕上がりますが
大きなプディング型で蒸したものは独特のテクスチャーなので

生地作り10分
蒸し時間70分くらい(直径16cmくらいの型で)
相変わらずのんびりなイギリス菓子作り
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温めたシロップをたら~り
そしてバーズのあったかカスタードを たっぷり

こればっかりは生クリームでもバニラアイスでもなく 絶対に温かいカスタードが似合います
それもプディングが溺れるくらい にたっぷりと☆
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by lesgalettes
| 2015-01-20 08:51
| レッスン
|
Comments(0)
お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
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