プディングの女王
ジャムを使ったお菓子
今月のレッスンのもうひとつのメニューが 「Queen of pudding (クイーンオブプディング)」
プディングの女王 というなんとも堂々とした名前のお菓子です
これまたジャムタルト同様 非常にトラディッショナルな英国菓子
そして トラディッショナルと言えば響きはいいけれど 裏を返せば
昔から作られている素朴で家庭的なお菓子ということ
一見豪華にも見えますが 実は材料はいつでもキッチンにあるものばかり
卵に牛乳・ お砂糖にジャム そしてパン粉
パン粉?
そう小麦粉ではなくパン粉を使うお菓子が 実はイギリスには多数存在します
残ったパンをパン粉にして保存し デザートに活用する昔からの知恵
一番下の層は パン粉と牛乳卵黄でできた柔らかいパンプディング状態
その上にアクセントのラズベリージャムを塗り
メレンゲをのせてもう一度焼くという構成
フレンチトーストなんかとほぼ同じ様なシンプルな材料が
工夫次第でこんなにも目先のかわったデザートに変身
以前も「トリークルタルト」と「ブレッド&バタープディング 」という
パンを利用するお菓子をレッスンで作りましたが
本当に沢山あるのですよね~パンを使うお菓子がイギリスには、、、
、、、と 今月の主役はパンではなく ジャムでした(^^;)
このクイーンオブプディングで全体を引き締める大事な役割をしているのが ラズベリージャム
ラズベリーの酸味と色合いが よく言えば優しい 悪く言えばちょっとボンヤリとした味に
メリハリを与えてくれています
基本的には大きな器でどんと作り 温かいうちに取り分けていただくものですが
近頃はレストランのデザートなどで お一人様用に小さな器で出してくれるところもあります
そんな時には ガラスの器がおススメ
黄色と赤と白の層が きれいに見えるようプレゼンテーション
メレンゲがふんわり膨らんで とてもパン粉と牛乳で作ったとは思えないラブリーな仕上がりになります
風味付けにはレモンの皮を加えることが多いのですが こんな時にはバニラを使っても、、、
身近な材料でいつでも作れる庶民の味方の 「プディングの女王」
名前の由来は諸説あり 上にのせるメレンゲがクラウン(王冠)のようだからとか
ヴィクトリア女王のお気に入りだったからだとか etc ・・・
名前はともかく このタイプのお菓子は17世紀頃にはすでに存在していたようです
ふと思うのは
Queen of pudding があるのなら King of pudding は?
・・・やっぱりイギリスプディングの王様は 「クリスマスプディング」ですかね
Pudding King と呼ばれることもあるジョージ1世は
クリスマスにプラムプディング(クリスマスプディング)を食べる習慣を作ったと言われる王様だし。。。
上の11月の通常レッスンとは別に 昨日と今日は クリスマスプディングレッスンをしていました
詳しくはまた次回に~
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今月のレッスンのもうひとつのメニューが 「Queen of pudding (クイーンオブプディング)」
プディングの女王 というなんとも堂々とした名前のお菓子です
これまたジャムタルト同様 非常にトラディッショナルな英国菓子
そして トラディッショナルと言えば響きはいいけれど 裏を返せば
昔から作られている素朴で家庭的なお菓子ということ
一見豪華にも見えますが 実は材料はいつでもキッチンにあるものばかり
卵に牛乳・ お砂糖にジャム そしてパン粉
パン粉?
そう小麦粉ではなくパン粉を使うお菓子が 実はイギリスには多数存在します
残ったパンをパン粉にして保存し デザートに活用する昔からの知恵
一番下の層は パン粉と牛乳卵黄でできた柔らかいパンプディング状態
その上にアクセントのラズベリージャムを塗り
メレンゲをのせてもう一度焼くという構成
フレンチトーストなんかとほぼ同じ様なシンプルな材料が
工夫次第でこんなにも目先のかわったデザートに変身
以前も「トリークルタルト」と「ブレッド&バタープディング 」という
パンを利用するお菓子をレッスンで作りましたが
本当に沢山あるのですよね~パンを使うお菓子がイギリスには、、、
、、、と 今月の主役はパンではなく ジャムでした(^^;)
このクイーンオブプディングで全体を引き締める大事な役割をしているのが ラズベリージャム
ラズベリーの酸味と色合いが よく言えば優しい 悪く言えばちょっとボンヤリとした味に
メリハリを与えてくれています
近頃はレストランのデザートなどで お一人様用に小さな器で出してくれるところもあります
そんな時には ガラスの器がおススメ
黄色と赤と白の層が きれいに見えるようプレゼンテーション
メレンゲがふんわり膨らんで とてもパン粉と牛乳で作ったとは思えないラブリーな仕上がりになります
風味付けにはレモンの皮を加えることが多いのですが こんな時にはバニラを使っても、、、
身近な材料でいつでも作れる庶民の味方の 「プディングの女王」
名前の由来は諸説あり 上にのせるメレンゲがクラウン(王冠)のようだからとか
ヴィクトリア女王のお気に入りだったからだとか etc ・・・
名前はともかく このタイプのお菓子は17世紀頃にはすでに存在していたようです
ふと思うのは
Queen of pudding があるのなら King of pudding は?
・・・やっぱりイギリスプディングの王様は 「クリスマスプディング」ですかね
Pudding King と呼ばれることもあるジョージ1世は
クリスマスにプラムプディング(クリスマスプディング)を食べる習慣を作ったと言われる王様だし。。。
上の11月の通常レッスンとは別に 昨日と今日は クリスマスプディングレッスンをしていました
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by lesgalettes
| 2014-11-24 17:18
| レッスン
|
Comments(2)
Commented
by
エルザ
at 2014-11-27 12:54
x
優美で高級感ありますね。
イギリスのお菓子は、世界知れば知るほど魅力的です!
イギリスのお菓子は、世界知れば知るほど魅力的です!
0
Commented
by
lesgalettes at 2014-11-27 20:31
エルザ さん☆
イギリス菓子、優美ですか??いつも素朴とか、地味とか言われているので、思わず驚いてしまいました、ありがとうございます♪でも器やいただく場所の雰囲気によって、どちらにも表情を変えてくれるのかもしれませんね。簡単だけど懐の深いお菓子ということでしょうか。
イギリス菓子、優美ですか??いつも素朴とか、地味とか言われているので、思わず驚いてしまいました、ありがとうございます♪でも器やいただく場所の雰囲気によって、どちらにも表情を変えてくれるのかもしれませんね。簡単だけど懐の深いお菓子ということでしょうか。
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