ポリッジ
イギリスの朝ごはんと言えば
ボリュームたっぷりのイングリッシュブレックファストが有名だけれど
あんな朝食をみんなが毎日食べているわけでもなく
大抵はトーストや シリアルなどの軽いもの食べて 仕事や学校に出かけます
寒い日が多いイギリス 温かいポリッジも人気の朝食
わたしはポリッジが大好きなので これまでも何度となくこのブログにも登場していますが
ほかのシリアルに比べて 日本ではまだまだ馴染みが少ないし
「ちょっと苦手なの~」 という声も多数
どうも ライスプディング然り
お米や麦に 牛乳と砂糖を加えて煮る というのが
日本人にはイメージ的に拒否反応をおこさせるようです(^^;)
でも このポリッジ 別に牛乳と甘味を加えなくとも 作ることは出来ます
イングランドでは牛乳で煮て ゴールデンシロップなどをかけ甘くして食べることが多いのですが
ポリッジの本場 スコットランドでは お水と少量のお塩を加えて煮て食べるのが基本
ポリッジオーツ(蒸してローラーでつぶして早く調理できるようになっているオーツ)と
3倍くらいのお水を鍋に入れ 沸騰したら少量のお塩を加えて かき混ぜながら
5分ほど煮れば出来上がり
そこに好みで 冷たい牛乳やお塩
甘いのが好みなら はちみつやジャムなどを加えていただきます
もっとトラディッショナルにしたければ ポリッジオーツではなく
pinhead oats あるいは steel cut oats と呼ばれる
オーツをつぶさず 3~4個にカットしたものを使うと
食感がしっかりあり ナッティーな風味も楽しめるポリッジに仕上がります
これは 日本ではアイリッシュオートミール あるいは挽き割りオートミール として売っていることも
ただし 作るには少々の辛抱と時間が必要
5分ほどで出来る普通のポリッジとちがい 柔らかくなるまで30分ほどかかります
そんなにかき混ぜているのは無理~という場合は 前の晩からお水にオーツを浸けておけば
多少は 煮る時間を短縮することもできますよ
すぐにくたくたになってしまう普通のポリッジとちがい 麦の粒がしっかりしているので
まとめて何日分か作り冷蔵庫に入れておき
少しの牛乳をかけて レンジで毎朝温めて食べるなんて人もいます
ポリッジの作り方には スコットランドでは一家言ある人も多いらしく
ポリッジ作りのワールドカップなるものまで毎年開催されています
ネス湖もほど近いCarrbridge という村で行われている
「Golden Spurtle World Porridge Making Championships」 は
なんと去年で 20回目
Spartle とは ポリッジをかき混ぜる時に使われる木の棒のこと
(一番上の写真で使っている 上の部分がスコットランドの国花 あざみになってい棒)
これで作る時は必ず 時計回りに混ぜないと縁起が悪い~なんていう言い伝えもあるのですが
優勝者には ゴールドのSpurtle型のトロフィーが贈られます(笑)
このトラディッショナルポリッジ部門では 使っていいのは オーツのほかには 水とお塩だけ
食感と味と色 が評価されます
(審査員はテイスティングする時 ミルクかクリーム 砂糖かお塩を加えてよいそう^^)
スペシャリティ部門では
他にどんな食材を加えてもよく
「ウイスキー・シナモン・アップルポリッジ」
「パンナコッタポリッジ」 「ベイクウエルタルトポリッジ」 などなど
なんだかとっても魅力的な名前が並んでいます
興味のある方はレシピものっているのでチャレンジしてみるのも楽しいかも☆
誰が世界で一番美味しいポリッジを作れるか大会、、
日本なら さしずめ 「ご飯炊きワールドカップ」 といったところ
審査員がテイスティングの際に許されるのは お塩と梅干 とか?
にほんブログ村
ボリュームたっぷりのイングリッシュブレックファストが有名だけれど
あんな朝食をみんなが毎日食べているわけでもなく
大抵はトーストや シリアルなどの軽いもの食べて 仕事や学校に出かけます
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わたしはポリッジが大好きなので これまでも何度となくこのブログにも登場していますが
ほかのシリアルに比べて 日本ではまだまだ馴染みが少ないし
「ちょっと苦手なの~」 という声も多数
どうも ライスプディング然り
お米や麦に 牛乳と砂糖を加えて煮る というのが
日本人にはイメージ的に拒否反応をおこさせるようです(^^;)
でも このポリッジ 別に牛乳と甘味を加えなくとも 作ることは出来ます
イングランドでは牛乳で煮て ゴールデンシロップなどをかけ甘くして食べることが多いのですが
ポリッジの本場 スコットランドでは お水と少量のお塩を加えて煮て食べるのが基本
ポリッジオーツ(蒸してローラーでつぶして早く調理できるようになっているオーツ)と
3倍くらいのお水を鍋に入れ 沸騰したら少量のお塩を加えて かき混ぜながら
5分ほど煮れば出来上がり
そこに好みで 冷たい牛乳やお塩
甘いのが好みなら はちみつやジャムなどを加えていただきます
もっとトラディッショナルにしたければ ポリッジオーツではなく
pinhead oats あるいは steel cut oats と呼ばれる
オーツをつぶさず 3~4個にカットしたものを使うと
食感がしっかりあり ナッティーな風味も楽しめるポリッジに仕上がります
これは 日本ではアイリッシュオートミール あるいは挽き割りオートミール として売っていることも
ただし 作るには少々の辛抱と時間が必要
5分ほどで出来る普通のポリッジとちがい 柔らかくなるまで30分ほどかかります
そんなにかき混ぜているのは無理~という場合は 前の晩からお水にオーツを浸けておけば
多少は 煮る時間を短縮することもできますよ
すぐにくたくたになってしまう普通のポリッジとちがい 麦の粒がしっかりしているので
まとめて何日分か作り冷蔵庫に入れておき
少しの牛乳をかけて レンジで毎朝温めて食べるなんて人もいます
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なんと去年で 20回目
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(一番上の写真で使っている 上の部分がスコットランドの国花 あざみになってい棒)
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by lesgalettes
| 2014-03-02 19:42
| イギリスのおいしいもの
|
Comments(0)
お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
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イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
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