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2025秋イギリス旅(ウェールズ美味しいもの編)



セントデイビッドの大聖堂に向かう道すがら
まずは寄り道
それは Solvaという小さな港町
そこでどうしても買いたいシーフードプラター(シーフード盛り合わせ)があったのです

そこは、前日までに電話で
プラターの種類(ロブスター入りetc)とサイズを注文
当日午前中のうちに取りに行くシステム

2025秋イギリス旅(ウェールズ美味しいもの編)_a0107981_10231319.jpg

目的の住所にたどり着いてみると
お店というよりふつうのおうち?
不安げに門をくぐって玄関に近づいていくと~

不安を一蹴する笑顔の女性がお出迎えしてくれました
真っ赤な「I'm Welsh!」のエプロンを身につけたWillさん
いいエプロンね、って褒めたら
「本当はわたしウェールズ人じゃないんだけどね」って大笑い
イングランドからお嫁に来たそうな

その笑顔とキャラクターがあまりに素敵だったので
パチリ📷✨一緒に記念写真(笑)
そして珍しく
下の写真ではわたしも顔出し110.png何故って?
はじめ、ふたりの顔部分を隠した写真にしてみたら
なんだかせっかく明るい雰囲気が重暗い感じになっちゃので、、
わたしも
念願のウェールズ産シーフードに相当ご満悦の笑み(笑)

2025秋イギリス旅(ウェールズ美味しいもの編)_a0107981_10231341.jpg

とにかく、ドレスドクラブ(カニの甲羅に身を詰めなおしたもの)に目がないわたし
日本では カニは面倒!なんて見向きもしないくせに
イギリスのそれにはめっぽう弱い
食べるのが楽だから?
いやいや、それだけじゃない
あのブラウンミートとホワイトミートが程よく混ざったカニの身を
バターを塗った柔らかなブラウンブレッドにたっぷりのせ
白ワインかドライのサイダーと共に味わう至福さと言ったら、、


2025秋イギリス旅(ウェールズ美味しいもの編)_a0107981_10231315.jpg

この日のロブスターは子持ち
そしてロブスターもドレスドクラブのように頭部分に身が詰めてある
エビもたーっぷり☆
そしてお安い!
さすがウェールズ価格

夏ならこのまま海辺に行って食べよう!となるところですが
時はもう秋
砂浜には人影もまばら
夜におうちでゆっくり堪能しました111.png

2025秋イギリス旅(ウェールズ美味しいもの編)_a0107981_10231305.jpg

ウェールズの海沿いに点在する小さな町々
カラフルに塗られた家が立ち並びます
これと言って名所旧跡がない町でも
ハイストリートには
地元の食材店やアンティーク屋さん
カフェやパン屋さんなど 覗いて楽しいお店が必ずある

2025秋イギリス旅(ウェールズ美味しいもの編)_a0107981_10231478.jpg
ふらっと立ち寄った Narberthの町
ここはアンティーク屋さんが何軒もあり
ハイストリートを行きかう人も多いこの辺りでは人気の町

Oh Crumbs!
名前に惹かれた
小さなベイカリーカフェで一休み

2025秋イギリス旅(ウェールズ美味しいもの編)_a0107981_10231477.jpg
ここはウェールズ
手作りバラブリスを食べないわけにはいかない
もうひとつは
ジャムココナッツスポンジケーキ

トレイベイク本の話が来てからというもの
このジャムスポンジがやけに目に留まる
そして
ついつい頼んでしまう。。。

あっさりしたバラブリスには有塩バターがよく似合います
このあまじょっぱい感じ、濃すぎないたっぷりリーフティー
なんてほっとする組み合わせ

そういえば今回食べなかったなぁ
と思ったのがりんごのお菓子
家庭ではよく作るにしても
カフェやベイカリーでは意外とりんごのお菓子は少なめ
アップルパイや アップルターンオーバー
アップルクランブルくらいはたまに見かけるけれど

2025秋イギリス旅(ウェールズ美味しいもの編)_a0107981_10231474.jpg

しかし時はりんごシーズン
そちこちの家の前やお店の前で
ご自由にどうぞのりんごの箱を見かけました🍎
日本では、めったに見なくなったのどかな光景

もう一つイギリスの町を歩いていてよく思うのは
どこにでもごみ箱が沢山ある!
通りに、公園に、散歩道に、広場、いたるところにある
日本はある時期からごみ箱は減る一方
日本にもこれだけあったらポイ捨ても減るだろうに
あるいは落ちているごみを拾って、そばのゴミ箱に入れる人も増えるだろうに

道に落ちてるごみ
気にはなるけれど
つい見なかったふりをしてしまう
それが途中にごみ箱があるのが分かっていれば拾うのに、
という
拾って家まで持ち帰って捨てる心の余裕がない言い訳、なのでした105.png


# by lesgalettes | 2025-11-16 20:17 | イギリス散歩 | Comments(0)

バンブリーケーキピクニック



先日のイギリス旅行の日記も遅々として進まないけれど
荷物の整理も遅々として進まない
客間という名の材料部屋(納戸)には
スーツケースから出されたあれやこれやが山積み
おやつにアンティークに 材料 etc、、、

旅の余韻を楽しむという言い訳のもとに
ゆっくりと片付けています (笑)

お片付け優先度が高いのは賞味期限のある食物
レッスンの時にみんなで食べたり
ピクニックに持っていったりしながら消費中

見るとバンブリーケーキがそろそろ賞味期限
「バンブリーケーキ」とは
たっぷりのカランツをパフペストリーで包んだ楕円形のパイ
オックスフォードシャーのBanburyという町で17世紀から売られているという
長ーい歴史を持つお菓子

バンブリーケーキピクニック_a0107981_09152008.jpg

まだイギリス日記は全然そこまで進んでいませんが
先日訪れたHook Norotn Brewery (フックノートン村のビール工場)で
久し振りに売られているのを見つけ嬉々として購入
考えてみれば
フックノートン(コッツウォルズの端っこ)からバンブリーはすぐ近く

いざ、バンブリーケーキを持ってピクニック🧺

他にバスケットに詰め込んだのは
パンにチーズに鯖パテ🐟
そして頂き物の貴重なフルーツ🙏🏻
黒いちじく、ライムとキンカンのハーフ種


バンブリーケーキピクニック_a0107981_09152108.jpg

日本の黒いちじくは初めて食べたけれど
とにかく濃厚
こんなに美味しいいちじくは食べたことがない150.png
パンにクリームチーズ
そこにスライスしたいちじくとバルサミコグレーズ

ライムとキンカンのハーフは
皮が薄くてキンカンのように食べられる小さなライムといった感じ
すごくジューシーでこれまた美味しい!
鯖パテに添えると
魚臭さを消して爽やかさUP
なんて好相性
白ワインを持ってこなかったのが悔やまれる今日のタルティーヌ

バンブリーケーキピクニック_a0107981_09152151.jpg

甘いものは
前述のバンブリーケーキとスコーン
デザートというより同時進行
スコーンにはルバーブ&ジンジャージャムをたっぷり


バンブリーケーキピクニック_a0107981_09152137.jpg

どんどん短くなる日本の秋
この貴重な爽やか季節を楽しむに
ピクニック程手軽で くつろぐものはない(わたしにとって)
それが人によっては
ハイキングだったり
山登りだったり したろうに
こう毎日熊さんニュース🐻が流れてくると
控えてしまう人も多いに違いない
こんな町そばの公園でも
鬱蒼とした林の中を散歩していると
ガサッガサっという音に反応してしまうくらいだから105.png


バンブリーケーキピクニック_a0107981_09152053.jpg

ここはドングリもクリも大豊作
足元は砂利を敷き詰めたように丸々としたどんぐりがびっしり
森の中になくて
麓にこんなにあったらそれは食べに来るのも納得

で、クマさんです

イギリスのお土産
母親へは
あまりにも手触りと重さ加減がしっくりき過ぎたハロッズベア
(ハロッズベアを買ったのはもう何十年ぶり?)

バンブリーケーキピクニック_a0107981_15174821.jpg
母親の反応
開口一番
「え、🐻くま?」
テディベアには罪はない。。。
よほどクマにおびえているよう
大丈夫この熊さんは可愛いだけだから(笑)

ジャファケーキ好きの妹には
変わり種ジャファケーキセット(もちろん普通のも)
自分へはスーパーのジャムドーナッツ(5個1ポンドくらい)
滞在中はこんなものに(と言いつつ好き)貴重な胃袋のスペースを割く余裕はないから
買ってくることになる
そして、これは買ってすぐが一番なので
帰りの空港や車の中で食べていることも。。

そうそう、久し振りのバンブリーケーキは
変わらず素朴なイギリスらしいお味
この味を忘れる前にレッスンでもやってみよう
お楽しみに♪



# by lesgalettes | 2025-11-12 09:15 | ピクニック | Comments(0)

2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)


ウェールズはどんなところ?
10数年ぶりのわたしの印象は
「ウェールズってこんなにウェールズウェールズしてた?」

イングランドからほんの少し外れただけなのに
ここはもう似て非なる国
同じ牧草地でも
コッツウォルズとはまた全然違う起伏とナチュラル感
朽ちた古城がそちこちに点在し(600以上もあるのだとか!)
少し走れば入り組んだ海岸線が現れる
道路標識も看板も
英語とウェールズ語の2言語表記
歩いていれば後ろから聞こえてくるのは
まるでドイツ語?のようにも聞こえる不思議な響きのウェールズ語の会話
思ったより沢山の人がウェールズ語で会話している!
(田舎に行ったから?)

2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16102194.jpg
この日向かったのはウェールズの最西端
St.Davidsの町
ウェールズの守護聖人 セントデイビッドにより
530年頃建てられたという修道院がもとになっている大聖堂
現在の建物は12世紀に建造され
その後修復が繰り返されて今の姿に至るらしい

2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16101874.jpg
その古城のような風格ある外観に対し
内部は驚くほど繊細な装飾が施されています
特に印象的だったのはその天井の見事さ

ウェールズに来る前に訪れたWellsの大聖堂を見たとき
これを超える教会にはこの旅では出会わないだろうと思っていたけれど
双璧146.png

2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16101964.jpg
16世紀に作られたという身廊のオークの天井も
内陣の天井も
クワイアの天井も
口をあんぐり開けて見入ってしまう緻密さと美しさ
2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16144353.jpg

これでもかと手を施されているけれど
それが華美ではなく
荘厳で静かな大聖堂
質素禁欲生活を旨とした聖デイビッドを祀るにふさわしい教会なのかもしれない
水とリークしか食べなかったので
水飲みデイビッドなんて呼ばれた彼からすれば
とんでもない、豪華すぎ!と思っているかもだけれど

この日早起きしてここにやってきた理由のひとつは
禁欲主義とは真逆
この大聖堂の一角にあるカフェで朝ごはんを食べたかったから105.png


2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16102026.jpg


バリエーション豊かなウエルッシュケーキにも魅かれるけれど
まずは朝ごはん
ここでは
セイボリーのウェルッシュケーキ(チーズ&リーク)付きのイングリッシュブレックファストや
ウエルッシュレアビットの朝ごはんが食べられる

ウェールズのパンケーキ、クレンポグにも魅かれるけれど
お腹ペコペコだからまずは朝ごはん!

2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16102134.jpg

上の写真のトーストの上に載っている正方形の物体が
リークとチーズのウエルッシュレアビット
日本であれやこれや、もはや原形をとどめないようなアレンジスコーンに
ため息をついていたものの
これはまさにそのレベルのアレンジセイボリーウエルッシュケーキ
一体どんなものかと食べてみたら
あらまぁ
美味しいではないですか♡

これがウエルッシュケーキかと言われたら「否」だけれど
これはこれで美味しく変貌を遂げた別のものとして存在価値あり
チーズとリーク入りのバターたっぷりリッチスコーンを
薄く伸ばして四角にカットして焼いた感じかな
ウエルッシュレアビットもこれまでで一番美味しかったし
早起きした甲斐がありました^^

セイボリーバージョンは他にもオリーブ&チーズ
チーズとハラペーニョ入りのメキシカンバージョンなるものも
そしてその上にチリビーンズをのせたメキシカーナウエルッシュケーキまで(笑)


2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16102282.jpg

とりあえずこの日の全種を制覇
8~10種類くらいあったかな
ストロベリー&バニラに
ライム&ココナッツ etc..
ウエルッシュケーキ味の紅茶までありました☕

日本に帰ってから知った事実
こちらのお店、今年の三越英国展にも参加されていたそう!
最近ノーチェックすぎる105.png

歴史ある教会の一角にある 今どきのウエルッシュカフェ
そのコンビネーションが思いの外しっくり
妙に落ち着くとてもいいお店です


2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16101878.jpg
セントデイビッド大聖堂のすぐ隣には
13~14世紀に建てられた主教宮殿の遺構
こちらは朽ちゆくものの美しさ、
時の流れを感じる空間で また一見の価値あり


今回のウエールズ旅で感じたのは
ウエルッシュケーキの変貌ぶり
ちょっとお洒落なベイカリーやカフェに行くと
あるわあるわ、風変わりなウエルッシュケーキたち

2025秋イギリス旅(ウエルッシュケーキ編)_a0107981_16101853.jpg

美味しそうな店構えに惹かれて立ち寄ったこのお店では
アイリッシュクリーム&ホワイトチョコレート味に
ソルテッドキャラメル味
レモンメレンゲ味まである
グルテンフリーバージョンやビーガンバージョンがあるのは時代的に分かりますが
すごいなぁ
確かに思わず一袋余計に買ってしまいますものね

進化を遂げる地方菓子
そのうちバラブリスも
バノフィーバラブリスに スティッキートフィーバラブリス
セイボリーバラブリスとか出てくるかもしれない
もうあるかも??
結局オリジナルが一番美味しい!
との結論に帰着するのだけれど、、

そうか、そこに戻り気づくためにも
あっていいのかも!アレンジスコーン(笑)



☆★お知らせ☆★
12月のレッスンのメニューと日程UPしました
お申し込み開始は 11月9日(日)21時になります

☆★お知らせその2☆★
新刊
Amazon他でご予約承り中です🙏🏻




# by lesgalettes | 2025-11-08 07:21 | イギリス散歩 | Comments(0)

新しい本が出ます


今日はお知らせ★

来月(12/23予定)、新しい本が出版となります。
テーマは
「バットで焼くトレイベイク」
もちろんイギリス菓子です

新しい本が出ます_a0107981_16534118.jpg

表紙はこんな感じ↑
予約も始まりました

Amazonなどのページでは
まだ表紙以外の写真などは出ていないのですが
内容としては~

新しい本が出ます_a0107981_16533255.jpg

ヴィクトリアサンドイッチやコーヒー&ウォルナッツといった
王道のトラディッショナルケーキから、
ブラウニーやラミントンのようなトレイベイクならではのケーキ
60~70年代頃に流行った
今見るとレトロで可愛いケーキたち
そしてプディング類も
バノフィーやスティッキートフィープディングのような
バットで作るイメージのないものまで
全て一つのサイズのバットで作れるようになっています
新しい本が出ます_a0107981_16533269.jpg

バットで焼くイギリス菓子の本を作りたい、
との相談があったのは約1年前の事

トレイベイクは好きだけれど
バット?
作ったことがないし、どんなもんだろう?
トレイベイクの利点の一つは
大きくバンと作っていくつにでも切り分けられる点
基本的に大きく(イギリスサイズ)で作るのが好きな自分としては
懐疑心たっぷり151.png
マイナスイメージのスタートでした

新しい本が出ます_a0107981_16533337.jpg

それから実験することしばし、、、
バットのサイズによっては
悪くない
悪くないどころか、すご~~く気楽に効率よく作れることを発見🌟
目から鱗とはこの事

「イギリスらしさ」
「イギリスで作られている姿そのものを伝えたい」
にこだわり過ぎていたあまり
日本の家庭での作りやすさ、を二の次にしていたことをあらためて反省
イギリスらしさを損なわずに
日本のキッチンで作りやすく、
このふたつを両立させることが
バットを使ったお菓子作りならできるかも

新しい本が出ます_a0107981_16533254.jpg

今回使ったのは
野田琺瑯の21取(約19.5×約24㎝)のバット一種のみ
もちろん似たようなサイズなら他のバットでも全然OKなのですが
このサイズ感
イギリスのトレイベイクと比べたら、それは随分小さいかもしれないけれど
とにかく程よい
いわゆる食べきりサイズみたいに極端に小さくなく
かと言って、
もてあますほど大きくもない

通常のケーキよりも高さがない分
火どおりも早く
日本の小さなオーブンでも焼きやすい
全部長方形でつまらない?
と思いきや
切り方次第でいかようにも変化はつけられる

悪くない、、
というかすごくいい110.png

書きたいことは山のようにありますが
今日はまずこのくらいで、、

(KADOKAWA より)
のご紹介でした☆

ご予約いただけましたら幸いです🙏🏻



☆★お知らせ☆★
12月のレッスンのメニューと日程UPしました


# by lesgalettes | 2025-11-04 08:51 | 日常 | Comments(0)

11月のレッスン



10月のレッスンはパイナップルのアップサイドダウンケーキ
子供の頃、
眺めていたお菓子の本に載っていたのを憶えています
日本人にとっても
イギリス人にとってもレトロ感を感じるお菓子

11月のレッスン_a0107981_16451121.jpg

ケーキ型をひっくり返すと
ふわっと立ち上がる湯気とパイナップルの香り
お皿の上に現れるのは太陽のように明るい顔をしたケーキ🍒
自分で作ったはずなのに
ケーキの箱を開ける時のようなワクワクも味わえる嬉しいケーキ


11月のレッスン_a0107981_16451162.jpg

まずは美味しいグレーズとなるバターとブラウンシュガーを型の底に敷き
パイナップルの缶詰とドレンチェリーを並べます
ひっくり返した時に可愛くなるようイメージしながら☆

昔に比べ、フルーツの缶詰を買う機会も減り
あまりしっかり売り場を見ることもなくなってしまいましたが
今回はどうしてもパイナップルのジュース漬け缶が欲しくて
久し振りにスーパーの缶詰コーナーを凝視👀

イギリスのフルーツ缶はシロップ漬けも売っていますが
ジュース漬けの方が主流
パイナップルならパインジュースに、
洋梨なら洋梨ジュースに漬けてあるといった具合
フルーツによってはそれが、リンゴジュースだったりぶどうジュースだったりもします
日本では見かけない缶詰もあるのでイギリスの缶詰コーナーは面白い♡
ルバーブやグーズベリー、
ブラックカラントやラズベリーの缶詰もある

ジュース漬けのフルーツ缶詰は
シロップ漬けよりずっと美味しいので
日本でももっと増えればいいのになぁと思う商品

11月のレッスン_a0107981_16451207.jpg
パイナップルのアップサイドダウンケーキは
イメージよりずっと簡単
皆が驚くほど
本当にあっけないほど簡単できてしまう

ケーキをオーブンに入れている30分間は
「フラワレスピーナッツバタービスケット」を作ります
フラワレス、つまり粉の入らないグルテンフリーのビスケットのこと

イギリスにはグルテンのだめなセリアック病の人が多いので
カフェでもパブでもグルテンフリーのメニューは必ずと言っていいほどあるし
スーパーにもグルテンフリーのお菓子やパスタ、パン
製菓材料も手軽に買うことができる
よってグルテンフリーの焼き菓子レシピも多数存在

11月のレッスン_a0107981_16451137.jpg

ただ、粉好きのわたしとしては
どうも物足りなく感じてしまうものが多いのも事実
そんな中
全く物足りなさも感じなければ
むしろ時々食べたいな、と思うのがこのビスケット
使う材料はピーナッツバターに砂糖
ちょっぴりの重曹と、卵少々
これだけのはずなのに
いつもの小麦粉入りのビスケットのようなサクサク食感に焼きあがる
何度作ってもなんとも不思議

みんなも作っている間は半信半疑
これだけの材料で一体どんな食感になるというのだろう?
ほぼピーナッツバターだけど、、、

11月のレッスン_a0107981_16451202.jpg
論より証拠
The proof is in the pudding🥄
オーブンから漂う香ばしいピーナッツバターの香り
部屋中あたたかなピーナッツの香気🥜に満たされたら
さぁ焼き上がり
見た目もすっかり変わって普通のビスケット顔
ぱくり、、
「美味しい~、軽い~、危険~」
そして首をかしげる
塩気の効いたそれはやっぱり小麦粉が入っているみたい147.png


11月のレッスン_a0107981_16451217.jpg

今月はイギリスから帰ってきて2~3日でレッスンがスタート
その頃は日本はまだ暑いなぁなんて思っていたものの
後半に入って急に寒さが176.png
お天気も悪くなり
途中からケーキにカスタードを添えるように。。。
これまでこのケーキにカスタードを合わせたことはなかったのだけれど
これが結構合う
最初の回から添えればよかったなぁ151.png


11月のレッスン_a0107981_16451266.jpg
想像以上にあっという間に出来てしまった2品
過去一早く作り終わったかもしれない
そんなわけで
イギリス旅の写真を見てもらったり
どんなところを訪れたかお話したり
珍しく、そんな時間がたっぷりありました

11月のレッスン_a0107981_16451184.jpg
今月のおまけのお茶菓子はイギリスから今回背負ってきたもの
ウエルッシュケーキの日もあれば
🌶ホットハニー味!のジャファケーキの日も
好評だったのが
🍒チェリーベイクウエルタルト味のヨークシャーティー
ちょっときつめのフレイバーティーが多い中
これは意外と飲みやすくて美味しいのです🍒

10月はバタバタしている間にあっという間に終了
もう11月
どうしよう!?

一つ一つ片付けよう、
先のことにばかりに時間を費やして
今を失わないように🐄🐄🐄


☆★お知らせ☆★
12月のレッスンのメニューと日程UPしました

# by lesgalettes | 2025-10-31 16:44 | レッスン | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


by lesgalettes

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ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

Galettes and Biscuits
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