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ヴィエニーズワール


1月
寒いし お祭りは終わっちゃったし まだまだ陽は短いし で
なにか気だるいような 物憂いような
ただ単にクリスマスからお正月までの暴飲暴食のせいで
体が重いだけなのかもしれないけれど
とにかく あまりアクティブになれない月
今月のレッスンはそんな1月に食べたいメニュー


ヴィエニーズワール_a0107981_10165915.jpg

身も心も温めてくれる「ライスプディング」と
いつものひとりのティータイム これがあればきっとご機嫌度をUPさせてくれる
「ヴィエニーズワール」
まずはこの舌を噛みそうな名前のビスケットからご紹介☆

イギリスビスケット界の貴婦人ともいえる 色白で優雅な姿
表面は清楚ですが 内に隠したフィリングは溢れんばかりに豊かです
真っ白なバニラ風味のバタークリーム
そこに酸味と色どりを与えてくれるラズベリージャム
ちょっと指に力を入れたら ほろほろと崩れてしまうくらい繊細なビスケット生地
ふだんはビスケットを紅茶に浸す人でも これは浸さず
大切に味わって食べたくなる そんなビスケットです

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↑写真の箱入りのものはイギリスの市販品 ヴィエニーズワール


スーパーに売っているヴィエニーズワールももちろん他のビスケットに比べたら高級で
美味しいけれど
手作り品は全くの別物
もはやビスケットというよりケーキのような食感と満足感
味と言い 見た目と言い ヴィクトリアサンドイッチを彷彿とさせます

バターたっぷりの柔らかい生地なので 絞り出し袋でギュ~っと絞ります

ヴィエニーズワール_a0107981_10165975.jpg

この絞り跡をきれいに残すには ここでひと手間
冷蔵庫で一度冷やして 生地を締めてからオーブンへ
そうすれば 拡がり過ぎずきれいな焼き上がり
こんがりお肌の元気な子ではなく
色白美人に焼き上げるのを忘れずに

ヴィエニーズワール_a0107981_10165977.jpg

生地が冷めたら バタークリームをたっぷり絞り
ラズベリージャムものせてサンドイッチ
粉砂糖で薄化粧してあげれば完成です

イギリスには他にもジャムサンドにビスケットがいくつもあるけれど
これは断トツの繊細さ
お口に入れた瞬間 ほどけて消えてしまう儚さと
食べ応えを兼ね備えた 稀有な存在
~ほめ過ぎかな(笑)


ヴィエニーズワール_a0107981_10165904.jpg

でもそれくらいおススメのビスケットなのです
ですからほら
こんなビスケットだったら ちょっとブルーな1月でも気分が上がりそうでしょ(^^)

もう一品 寒さを吹き飛ばしてお腹の中から温めてくれる「ライスプディング」については次回に~






# by lesgalettes | 2020-01-24 10:16 | レッスン | Comments(0)

ねずみ年


今年はねずみ年
イギリスでは お砂糖でできたネズミさん「シュガーマイス」や
チョコレートバージョンの「チョコレートマイス」を駄菓子屋さんなどでよく見かけます
これも日本では見かけないお菓子の一つ
ウサギなら日本でも 和菓子や干菓子などでありそうですが
ネズミ形はね~
どうしてイギリスでネズミ型のお菓子がメジャーになったのかは分かりませんが
とりあえず昔ながらの定番お菓子


ねずみ年_a0107981_09444904.jpg

いくらネズミ年のわたしでも あまり喜んで手を出すお菓子ではありませんが~
庶民派お菓子の中で
イギリスに行くと いつも魅力的に見えてしまうのが「ジャムドーナッツ」
シンプルにラズベリージャムが入った丸いふんわりドーナッツですが
イギリスだとスーパーの棚に いつも山積みになっていて なんだか妙に美味しそう☆
それも激安!
例えば Sainsbury(イギリス大手スーパーマーケット)なら5個入りで75P
つまり100円ちょっと
それなりに大きなジャムドーナッツが5個も入ってこのお値段
お金がない時なら これほど効率よくカロリーが取れる食事もないのではないかと思うほどの
コストパフォーマンス

ねずみ年_a0107981_09445786.jpg

他に食べたいものがあり過ぎるので いつもは我慢するけれど
今度イギリスに行ったら絶対食べちゃおう~なんて思いながら 作ったのが
「アイルオブワイトドーナッツ」
ワイト島ドーナッツです
今年最初のあぶそる~とロンドン「おかし百科」は このドーナッツについて
どんなドーナッツか興味のある方はこちらを是非どうぞ ☆





# by lesgalettes | 2020-01-21 20:11 | イギリスのおいしいもの | Comments(1)

ピクニック初め

1月初旬 真冬だというのにこの暖かさ
外を覗くと
曇り空だけれど 風もなく穏やかそう
年末年始の暴飲暴食でおなかも重いことだし
ちょっとお散歩にでも行ってみようか 、、

向かったのは大きな池のある広い公園

ピクニック初め_a0107981_22511424.jpg

深く積もった落ち葉の上を カサンカサン沈みながら歩いたり
池の上の杭や 倒木にお行儀よく並んでいるカモを眺めたり

ピクニック初め_a0107981_22511436.jpg

バズーカ砲のような巨大望遠カメラを覗くたくさんの野鳥ファンの後ろに立って
一体何を狙っているのかなぁ~なんて 目を凝らしたり(笑)

例年なら寒くてお散歩どころじゃないこの時分
やっぱりあまり寒くない
気付くとこの冬は 40云年間なり続けてきた しもやけになっていないではないですか
これはやはり異常気象

寒いと困ると思い 持ってきた紅茶ももしかしていらなかった?
まさか!
紅茶は暖かろうと 寒かろうと どちらでもいるに決まっています(笑)

ピクニック初め_a0107981_22513044.jpg

あんまり寒かったら外でお茶は厳しいから その時は車の中でお茶しようと
この日は紙コップに紙皿
紅茶に ビスケットにショートブレッドにミニポークパイ
全部 ただ詰め込んできた市販品ばかりだけれど
ベンチの上に広げたら なんだかこれはこれで
ほのぼの楽し気な真冬のピクニック

ピクニック初め_a0107981_22511479.jpg
年末年始食べ過ぎたからのお散歩のはずなのに なんでこんなにおやつを持って来てるのかって?
それは言いっこなし

紅茶を飲みながら のんびりしているうちに
おや ようやく日差しが出てきました

おやつタイムに仲間入りしたかったのか
鳥たちもあっちこっちから現れては わたしたちが何をしているのか眺めているよう
みんなが必死でベストショットを狙っている
オレンジのお腹に瑠璃色の背中
大きなくちばしのカワセミも向こうから見物に来てくれました☆

ピクニック初め_a0107981_22511475.jpg

今年も楽しいピクニックが沢山出来るかな


☆★お知らせ★☆

3月のレッスンのお申し込み開始は1月26日(日)21時の予定です






# by lesgalettes | 2020-01-17 10:50 | ピクニック | Comments(0)

ヴィンテージ キッチングッズ


先日はイギリスの箱入りベイキンググッズについて書きましたが
今回は キッチングッズ ガラスもの編です

大きくしっかりとした取っ手付きのガラスのジャグ ↓

ヴィンテージ キッチングッズ_a0107981_12542221.jpg

上に蓋をかぶせて ハンドルを回すと二つのホイッパーがぐるぐる回り
中身が飛び散ることなしに 卵白やクリームを泡立てられるという便利グッズ

ガラスジャーの上に 緑のプラスチック部分とハンドルがついたこれは
Bel Cream Maker というキッチンガジェット ↓

ヴィンテージ キッチングッズ_a0107981_12542272.jpg
これはその名のとおり クリーム(のようなもの)を作ってくれる優れもの
材料はバターと牛乳
それらを温め 上部の緑の部分に入れて ハンドルを上下にキュポキュポすると~
あ~ら不思議 下のガラス部分に 真っ白なクリームが。。。
ほんとうに??
気になる方はこちらをどうぞ (注:音声が出ます)

Holicks Mixer はミロのような麦芽飲料を作るためのもの
ホリックスの粉と温めたミルクを入れてシュポシュポすれば
ただスプーンで混ぜるより きめ細やかな美味しいドリンクができます

ガラスのキッチン用品と言えば やはりパイレックスものが昔から人気
↓ これは ガラス製のローリングピン(めん棒)

ヴィンテージ キッチングッズ_a0107981_12542203.jpg

両脇についているコルク栓を抜いて 氷か冷たいお水を入れれば
ペストリーががだれることなく 冷たいまま伸ばせるという代物
ガラスなので 叩いたり ぶつけたりしたら割れてしまうのが難点ですが。。

巨大なスポイトは グレイビーに浮いた脂を吸い取ったり
牛乳の表面に浮かぶクリームだけをとりだしたりするのに使うためのもの
上部のゴム部分は取り外せるので きれいに洗えますよ というのが売りのよう~

キッチンガラス用品をもうちょっと探してみると~
こんなものがありました ↓
その名も 「Milk Saver」
ミルクを温める時 これをお鍋に入れておくと 吹きこぼれないそう
そう言えば似たようなものが ステンレス製で日本にも売っていますね
ヴィンテージ キッチングッズ_a0107981_12542264.jpg
上の写真の 一番右下にうつる 二つのガラスの小さな物体 ↑
これはなんだと思いますか?

一つはパイファネル(パイの表面が破裂しないように入れておく煙突状の蒸気抜き)
もう一つの小さなグラスのようなものは
「Eye bath」 と呼ばれる眼球を洗うためのもの
ここにお水を入れて目をパチパチすればOK
いわゆる「アイボン」のようなものですね

お次の写真
右下のぽってりとしたガラスジャー
これは私お気に入り
ちょっと重いのですが アンティーク屋さんで見つけると
ついつい連れて帰ってきてしまいます

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これは 蓋部分がトングも兼ねているお砂糖入れ
上のつまみをぎゅっとつまめば にょき~っと小さなアームが飛び出します
まるでUFOキャッチャーのようなそのユーモラスな動きに
使う度に思わず笑顔(^^)
お砂糖に限らず
チョコレートを入れても オリーブを入れても 使い方は自由
梅干やラッキョウを入れようが
金平糖や柿ピーを入れれば 食べ過ぎ防止にも?(笑)

ヴィンテージ キッチングッズ_a0107981_12543518.jpg

ステンレスやプラスチック製品全盛期に入る前のキッチンガジェットは
木やガラスものがメイン
木製に比べて 清潔に保てるガラス製品は
キッチンや 医療関係のグッズには最適だったのでしょう
今の時代はプラスチックもさることながらシリコンモノが人気
上記のパイファネルはじめ キッチングッズはシリコンものが本当に増えました
次はどんな素材が現れるのかな?
プラスチック製品(使い捨ての)に過敏になっているイギリス
使いやすくて環境にやさしいNEW素材が現れる日もそう遠くないかも?












# by lesgalettes | 2020-01-14 07:29 | 日常 | Comments(0)

イギリスのベイキンググッズ


たっぷり一か月間 賑やかなクリスマスデコレーションの中で過ごしたため
今はなんとなくガランと感じる我が家
それでも 他所の人から見れば
きっと相当ごちゃごちゃと 訳の分からないモノにあふれているはず


イギリスのベイキンググッズ_a0107981_22401716.jpg

散らかっているのが好きなわけではないけれど
サッパリしすぎているのも落ち着かない
理想はイギリスのおばあちゃんの家のような
たくさんの愛着あるモノにあふれているけれど
それでいて それらが馴染んで部屋の一部となっているような
住んでいる人のカラーにまとまった うるさくない部屋

我が家はうるさい部屋の一歩手前 ( もう 片足つっこんでいるかな)
なので もうモノは増やさないようにしよう~と思っているのですが
どうしてもちょっとずつ増えてしまうのが
イギリスの古いベイキンググッズ
オリジナルの箱に入っていると さらに弱く。。。
見る人によっては ただのオンボロ紙箱ですが
わたしにとっては ノスタルジーと情報がぎっしり


イギリスのベイキンググッズ_a0107981_22402404.jpg

その型や道具が昔は何と呼ばれていたのか
レシピや 使用法
関連グッズの広告や 値段など 色々なことを教えてくれます

<上の写真>
現在はダリオールモールド呼ばれる縦長のプリン型のようなものは
以前はキャッスルプディングと呼ばれるスポンジプディングを焼く(蒸す)のに使われたので
Castle pudding mould の文字が

右上の可愛らしい形の小さな型たちは
Princess patty pans
小さなタルトレット型がパティパンと呼ばれていたのですが
これはフリフリラブリーな形だから きっと「プリンセス パティパン」と名付けられたのでしょう

下の写真は今で言うバッテンバーグ型ですが
Russian cake tin となっています
箱裏のレシピを見てみると~

イギリスのベイキンググッズ_a0107981_22401696.jpg

2色のスポンジを作って市松模様に組み合わせ
マジパンで巻くよう書いてあります
面白いのは スポンジを色付けるのがココアあるいはコチニールと書いてある点
カイガラムシ(コチニール)色素でピンクか ココアで茶色にしたケーキのマジパン巻き
バッテンバーグが
「Russian cake (ロシアケーキ)」と呼ばれている時代もあったのですね
ドイツではなくロシアなのが面白い
日本でロシアケーキというと あのレトロなビスケットをイメージしますが~

下の写真のタルトレット天板(Bun tin)は
その可愛らしい茶色の天板と
黄色のスリーブに描かれた美味しそうなイラストに魅かれて買ってしまったもの

これもそうですが ヴィンテージのキッチンツールで多いのが
Skyline と Tala というメーカーのもの
Tala は今でもちょっとレトロなデザインの商品で人気です

イギリスのベイキンググッズ_a0107981_22404211.jpg

これは ジャムやフルーツのシロップ煮などの瓶詰を真空に保つためのゴムパッキンや金具
瓶のラベルなどがセットになったもの

下の写真の 「クリームホーンケース」 と書かれているのは
パイ生地をチョココロネ的な円錐型に焼き そこにクリームを詰めるお菓子を作るためのもの


イギリスのベイキンググッズ_a0107981_22404219.jpg

箱の裏を見るとクリームホーンに詰めるための 「mock whipped ceam」の作り方が~
マーガリンとお砂糖をよく混ぜたところに
牛乳にコーンスターチを加えて加熱し とろみをつけて冷ましたものを少しずつ加えてホイップ
バニラエッセンスを加えて冷やせば
mock whipped ceam(なんちゃってホイップクリーム)の出来上がり☆


そうそう Nutbrownも ヴィンテージキッチングッズ好きにはおなじみのメーカー
イギリスのベイキンググッズ_a0107981_22404350.jpg
ペストリーカッターとビスケットスタンプ ↑

ペストリーカッターと言えば
コロコロ転がすと円形に生地をカットできる こんな便利グッズも

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「カクテルビスケットカッター」と名付けられた上のものは
ミニミニのクッキー型のようなもの
カクテルパーティー用の小さなフィンガーフーズを作るための抜型です
ペストリーや食パンなどを抜いて カナッペのベースを作ったりするのに便利

今の時代はもっぱらカラー写真入りのパッケージですが
昔の箱は製品がイラストで描かれているので
古くなるといい味わいに☆
眺めていると 想像が膨らみ 軽くトリップできます(^^)
アンティークの一客数万円するカップより
こんなガラクタのほうが好きだというのだから
良かったですね うちの旦那さまは(笑)
だから多少モノが増えても 見逃してくれているのかな?







# by lesgalettes | 2020-01-10 14:45 | 日常 | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


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