残ったビールで、、、

5月のレッスンの間
ウエルッシュレアビットを作るのにエールを毎日一瓶あけるものの
使うのは半分弱
みんなに「飲まない?」と聞いても意外と遠慮して あるいは車の人も多かったりで
結局残るエール
最初の数日はひとり夜に飲んでいたものの それもだんだん飽きてきて
次第にお肉やお魚のビールソースなどを作り始めます
でもエールは加熱して生クリームとあわせても意外と苦味が残るため
シンプルなソースにはあまり向かないよう

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そこで次に作り始めたのは 料理本の中に見つけたBeer bread
全粒粉と重曹とお塩を入れたボールに ビールを加えるだけという 超お手軽ソーダブレッド
まぁまぁ
うん
でもやっぱりエールじゃ苦すぎる、、、
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じゃあやっぱりこれかな
Fochabers gingerbread
スコットランドの小さな町の名がついたジンジャーブレッド

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エールとドライフルーツそしてブラックトリークルがたっぷり入った
ジンジャーブレッドフリークのわたしが本当に美味しい、、、といつもしみじみ思うケーキ
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これにはエールがぴったり
フルーツを漬け込むとかではなく
生地に直接しゅわしゅわしゅわ~っと混ぜてあげます

ジンジャーや他のスパイス類と合わさって
苦さは残らず 味の深みだけ残る感じ
他のジンジャーブレッド同様 すぐには食べられず数日おいてからが食べ頃

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Fochabers ・・・
未だに正確な発音が分らない
知り合いのイギリス人に聞いても スコットランド出身の人に聞いても分らない、、、
この町までおいでってことかな?
古いお菓子だからもう見つけることはできないかもしれないけれど~

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こんなマニアックなお菓子ではなく
ビールを使うイギリスケーキの代表と言えば 「ポーターケーキ」
ドライフルーツたっぷりのいわゆるフルーツケーキの一種
でも作り方は ボイルドケーキや バラブリス風に お鍋が登場するタイプ

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このケーキに使うのは その名のとおりエールではなく
ポーター(普通のエールよりもっと色や味の濃いビール)

スタウト(ギネス)を使うギネスケーキとあわせて
詳しくこちらに書きましたのでご覧下さい~

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これまたフルーツケーキ・ジンジャーケーキ同様のおあづけ系ケーキ
焼きあがりの素敵な香りをかぎながら 食べられるのは
数日後、、、




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# by lesgalettes | 2017-06-10 10:42 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ウエールズのトースト と イギリスのトースト


先月のウエルッシュレアビットのレッスンの時に使ったのは
重すぎず軽すぎずのサワードウのパン
周りにシードがまぶされていて チーズともよく合いおいしかったのですが
これといってパンに決まりはなく~
食パンでも カンパーニュでも(穴が大きすぎると チーズが落ちちゃうけれど)
以前 ピクニックに持って行ったような バゲットの縦スライスでも

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日本の甘いふんわりパンはチーズに負けちゃいますが
そうでなければ 基本 なんでもOK
この日の朝は ブラウンのしっかり食パンがあったので
ウエルッシュレアビット
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朝ごはんらしく ポーチドエッグをのせたバージョンは Buck rarebit と呼ばれます
ふつうのウエルッシュレアビットは ウエールズ語で CAWS POB
卵をのせると 「Caws pob a wy」
う~む 難しい、、

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黄色に黄色
元気が出そうなウエールズのトースト

一方 イングランドのトーストといったら?
色々ありそうだけれど 最初に思いつくのは やっぱり「ビーンズオントースト」
缶詰のベイクドビーンズを温めて ただトーストにどば~っとのせて食べるという
摩訶不思議な というか 微妙な食べ物
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実はわたし ベイクドビーンズはあまり大好き~という食べ物ではないのですが
Waitroseのものは 比較的大丈夫なので ごくまれに気まぐれに食べます
でも食べて 思うのは う~ん なんてはっきりしない味、、、、
トーストは百歩譲っても ジャケットポテトのベイクドビーンズがけは絶対ないな、、
思うのです
一度チャレンジしてみたけれど やっぱり味がない上にのどが詰まって入っていかない
もちろんベイクドビーンズはイギリスの国民食のひとつですから
悪く言うつもりは毛頭ないけれど
毎回なんだかな~と思う食べ物のひとつ(^^;
じゃあ食べなきゃいいのにね
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でも次はもしかしたら美味しく感じるんじゃないかって、、、
子供の頃嫌いだったものが大人になって好きになるように

そう言えば 子供の頃は
生クリームもチーズケーキも
豆類全般(枝豆もお味噌も サヤエンドウもグリンピースも全部)も
カレーライスもみ~んな苦手だったなぁ
今は全部大好きだけれど
半熟卵もダメだったから ビーンズオントーストなんてもってのほか
レーズン類もダメだったから バラブリスもウエルッシュケーキもきっとNG

おとなになって良かった☆




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# by lesgalettes | 2017-06-07 17:37 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

ウエールズ特集~ウエルッシュレアビット~

5月のレッスンのウエールズ特集
甘いものをふたつ作るので もう1つはセイボリータイプの
「Welsh rarebit」 (ウエルッシュレアビット)
ウエールズのウサギという意味ですが ウサギ肉は入っていません
でも このちょっと手間をかけたチーズトーストは
まるでウサギ肉のステーキを食べているような満足感
とろけるスライスチーズをひらっとのせて焼いた日本のチーズトーストとはわけが違います
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一般にウエールズの名物とされていますが
基本はチーズトーストですから イギリス中どこでもお目にかかることができます
このレアビットの特徴はなんと言っても
チーズのほかに ビールとマスタード・ウースターシャーソースが入る点
特にエールやスタウトといった苦味の効いたビールを使うので
チーズの後ろにほのかに苦味が利いた大人っぽい味

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作り方は人それぞれ
今回レッスンでは一番まじめ(?)に ベシャメルソースを作る要領で作っていきます
牛乳の代わりにエールを使い イングリッシュマスタードとウースターソースを加え
しっかりしたベースができたら そこに削ったチェダーチーズを加えて溶かし込みます
あとは 軽くトーストしたパンにたっぷりのせて 焦げ目がつくまでグリルしたら出来上がり
もっと簡単にしようと思えばできるけれど
やっぱりこの作り方が一番美味しくできる気がします

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ちなみに簡単バージョンはと言うと~
全ての材料をお鍋に入れて 全部溶ければそれでOKというのもあるし
加熱もせずに 全部ボールに入れて 手でぐちゃぐちゃ混ぜるだけでOKなんていうものも
そう言えば以前 Betty's のクッカリースクールで教えてもらったレシピは
その手で混ぜるだけ方式

そして名前は ウエルッシュレアビットではなく Betty's らしく Yorkshire rarebit
ヨークシャーのビールとチーズを使うからですって(^^)
この時 授業で使うように言われたのは Theakstons Yorkshire Ale
ベティーズのティールームでも人気の一品ですが このエールを使っているのかもしれませんね

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今回のウエールズ特集レッスンは どれも簡単だけれど
出来上がりはそれなりにどれも手をかけたように見えるし
味はもちろんとっても美味しく かなりお役立ちのものばかり

「どれが一番好きだった?」
「う~ん どれもそれぞれ美味しいから選べない、、」
そんな声が嬉しい5月のレッスンなのでした~





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# by lesgalettes | 2017-06-04 19:34 | レッスン | Comments(0)

ウエールズ特集~ウエルッシュケーキ~

5月のレッスンのもう1つの甘いもの
「Welsh cake (ウエールズのケーキ)」

なんてシンプルな名前でしょう
言ってみれば English cake (イギリスケーキ) Scotish cake (スコットランドケーキ)
Japanese cake (日本のケーキ) みたいなもの
1つのお菓子の名前と言うより 総称みたいですよね

むかしウエールズに行ってきたイングランド人が
「この前ウエールズに行ったら すっごい美味しいケーキがあったんだよ」
「なんていうケーキ?」
「なんか難しい名前だった」
「じゃあウエールズのケーキだから 『ウエルッシュケーキ』 でいいよ」
みたいな、、?(笑)

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ウエルッシュケーキのウエールズ語の名前は 「Picau ar y maen 」
意味は cake on the stone
その名のとおり ウエールズで伝統的に使われてきた調理器具
「ベイクストーン」 あるいは 「グリドル」 と呼ばれるものの上で焼かれるから
でも「Picau ar y maen」 なんて バラブリスと違ってそのまま使うには難しすぎる名前
「ウエルッシュケーキ」 になってしまったのも納得(笑)
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これはわたしも大好きなお菓子の1つ
バラブリスと同じく ハンドミキサーやフードプロセッサーのような賑やかな道具を使わず
基本 ボールと 手か木のスプーンがあればオッケーという
心穏やかに作れるお菓子
できることならこういうお菓子だけを作っていきたい と思うくらい(笑)
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バターとお砂糖を増やした ちょっとリッチなスコーンのような生地を
型で抜き あとはグリドルでのんびり焼きます
焦らずじっくり。。。
両面こんがり色づいて 中までしっかり火が通ったらグラニュー糖をまぶし
はい出来上がり☆

焼きたてはもちろん美味しいけれど
荒熱が取れ 余分な水分が飛んでからのほうが
独特のほろっとした食感が楽しめてわたしは好み
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スコーンまでいらないけれど
ビスケットよりはちょっとケーキっぽいものが食べたい
でも手でつまめるようなもの、、、
そんな気分の時にぴったりのウエルッシュケーキ

ウエールズのマーケットにでも行けば
まるでお好み焼き屋さんのような大きな鉄板で焼きながら売っているけれど
そこまで行かずとも ロンドンでもスーパーなどで袋入りが売っていますから
もし お出掛けの予定があったら是非お試しを☆








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# by lesgalettes | 2017-06-02 21:49 | レッスン | Comments(2)

ウエールズ特集~バラブリス~


今月のレッスンは ウエールズ特集
「バラブリス」に「ウエルッシュケーキ」 そして 「ウエルッシュレアビット」

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バラブリスはバラブリスでも イーストタイプではなく
ベーキングパウダーで膨らませるタイプは本当に簡単☆
ここのレッスンで作る中で 一番簡単なんじゃないかと思うほど
だって前の晩 ドライフルーツ類とお砂糖を入れたボールに紅茶を注いでおきさえすれば
あとは スプーンでぐるぐる粉を混ぜるだけなのですから~
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詳しくはこちらに書いていますが
もともとはウエールズの中でも北部はイーストで膨らませるパンのような生地
南部は膨張剤で膨らませるケーキタイプが主
だから南部のものには名前も本当は別にあって bara brithではなく
ローフケーキを意味する「teisen dorth」
今はお手軽なこのケーキタイプも含めて 全部 「バラブリス」 ですが、、
ティールームなどで出てくるのも 大体このタイプ
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イギリス菓子にしては珍しく バターも油脂も一切入らないバラブリス
焼き上がりはちょっと固そうに見えますが
たっぷり入れる紅茶とドライフルーツのおかげで あら不思議
翌日には全体に色も濃くなって水分が馴染み
表面に艶が出てしっとり~
薄くカットして バターをたっぷり塗っていただくのがお約束☆
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バターも入れないで こんなに簡単で こんな美味しいのなら
普段苦労して作っているケーキってなんなの~もうこれでいい~という声が多数(笑)
バターや卵を前もって室温にしなくっちゃとか
卵を入れたら分離しちゃったとか~ それなりに気を使いますもんね(^^
バターたっぷりのケーキもそれはそれでとっても美味しいのですが
イギリス菓子を始めると いかに手を抜けるか いかに気楽に美味しいケーキを作れるかに
傾倒していく気持ちは非常に分ります(笑)

バラブリス作りを一瞬で終え
オーブンに入れたらお次は 「ウエルッシュケーキ」 ☆




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# by lesgalettes | 2017-05-31 21:29 | レッスン | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


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