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Pork and apple pie

今年の〆になるであろうブログもまた 食べ物ネタ
人間ふつうに生きていれば それなりにいろいろ書くこともありそうなものだけれど
結局 ここに 記すことは ほぼほぼ食関係
今年も食に始まり 食に終わる、、、
まぁ それもこのブログらしいといえば らしいのかも

人に限らず 食物にも相性のよい組み合わせというものがありまして
ポークとりんごは 日本でこそ見ないけれど
イギリスでは定番中の定番

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炒めたたまねぎと豚肉に セージなどのハーブ類とサイダー(りんごのお酒)を加え
オーブンに入れる事 2時間
煮汁だけを取り出したところに 小麦粉少量と 角切りのブラムリーアップルを加えて
ショートクラストペストリーに詰め込みます
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この日はクリスマスのお客さんが来るので パイもちょっとおめかし
豚さんパイファネルも 愛嬌バッチリ
煙突としては たいして役に立っているとは思えないけれど
とりあえず 卓上の話題提供にだけは いつも一役買ってくれています^^
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先程取り分けておいた 煮汁でグレイビーを作り
ポーク&アップルパイの サイダーグレイビー添えの出来上がり

ローストチキンやビーフなどでもいいけれど
たまにはポークメインでも悪くないもの
思いの他 りんご感は消え 優しい味のポークパイです

そう言えば先日チラッと登場した 巨大ソーセージロール
豚肉にアップル&セージ入りのソーセージロールでした

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あとは
近所でたくさん活きのよいビーツが売っていたので
丸のまま オリーブオイルをかけてオーブンでじっくりじっくりロースト
甘みがさらに増したビーツをオニオンマーマレードと共にペストリーにのせて焼き
さらに葉野菜をのせた 女子向きビーツのタルト
フレッシュディルたっぷりのクレームフレッシュを添えて
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他にも妙に美味しいおつまみが集い テーブルは賑やか☆
どれも最高にワインに合うものばかりで
これはエンドレス。。。
陽も大分高いうちから始めたはずのパーティーが幕を閉じたのは
いったい何時だったのか

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さてこんなマイペースなブログに
今年もお付き合いいただき ほんとうにありがとうございました

そして今年も一年 遠くから 近くから
貴重な時間を費やして教室に通ってくださった皆さんに
心からお礼を申し上げます
みなさんと イギリス菓子や美味しいお茶を共通項に出会え
共に 楽しく和やかな時間を過ごせること いつもほんとうに感謝しています

皆さんに幸多き1年が訪れますように☆


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by lesgalettes | 2017-12-30 15:17 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

クリスマス

楽しい冬のイベント クリスマス
クリスチャンではないけれど なんだかウキウキして誰かと集いたくなってしまうのは
子供の頃から刷り込まれているからなのか
毎年のこの世間の雰囲気のせいなのか、、

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といっても お客さんは多いものの わたし自身はほぼ外に出ず
テレビもあまり見るほうではないので 外からの刺激というよりは
やはり クリスマスはなんだか楽しいものなんだよ~と
もう潜在意識に刷り込まれているのでしょう
実際 子供の頃は毎年 25日の朝
枕元においてあるプレゼントを見つける瞬間は
心臓が止まりそうになるくらいに ほんとう~~~に嬉しかったから (^^
三つ子の魂百まで これからも変わらないのでしょう
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大人になり
手紙の出し先が サンタさんではなく amazon になり
トナカイの代わりに 宅急便屋さんがプレゼントを運んできてくれるようになったとしても
ふだんと違う 数日であることには変わりありません

25日の昼間までは誰かしらお客さんがいた我が家
25日の夜は その分余計に静かに感じるのでした~

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毎年のことながら ご報告が遅い 夏のチャリティーお茶会
その時のブログにも書きましたが 皆さんにご協力いただいた金額は136,700円
宮城県のちいさな島 網地島のイベントスペースに変身する予定
今は寒~い東北 春になって土が軟らかくなったらとりかかるとのこと

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ちなみに去年は同じくこの網地島のコミュニティースペースのキッチンのオーブン代へ寄付
でも まだまだまずは現在そのキッチンを作り中
なかなか思うようには進まないけれど でももうすぐ出来ます~と
その工事中の写真が先日送られてきました(^^)
毎日暖かい部屋にぬくぬくいて クリスマス~♪ なんて浮かれているわが身
今回のお礼のメールにも
まったく言葉がみつかりません。。
最後に みなさん去年に引き続きご支援ありがとう と書いてあります^^

I am happy to confirm that Joyful Ajishima received your transfer late last week. We will likely begin construction of the stage in spring of next year, once the ground softens up enough, and depending on the availability of workers to do the actual physical work. Several Joyful Ajishima members met recently and decided on a design concept for the stage and they chose a masonry stage that will last quite a long time with minimal maintenance. We are looking forward to building, using and enjoying the event space.
The good news is that the kitchen is nearly completed.The oven will be located in the area with the stone floors in the first picture, which is to the far back and right of the space in the second picture. We have the oven design basically worked out and planned, and the area prepared, we are just waiting for the carpenter to finish the kitchen and to get approval from the officials in Ishinomaki.
中略
Thank you so much for your continued and expanding support of our projects on Ajishima. We appreciate your kindness and that of your donors as well.

Kind regards from Ajishima,

Rick Mickelson
on Ajishima



2018年 実り多き1年になりますように


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by lesgalettes | 2017-12-27 09:35 | 日常 | Comments(0)

Happy Christmas ☆★


皆さんはどんなクリスマスイブをお過ごしなんでしょう

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ここのところ連日賑やかだった我が家は
今日は大分のんびり穏やかなクリスマスイブを迎えています
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わたしは とりあえず今年のレッスンを無事終えて ホッと一安心
あ まだ今月のレッスンの様子をブログにしていませんが~
「クリスマスの パーティーフーズ」 というテーマで
洋ナシとブルーチーズとくるみのタルトや
ソーセージロール
ミンスミートをサンドしたミックススパイス風味のお菓子などを作っていました

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↑ この夜テーブルにのっている 巨大ソーセージロールやスモークサーモンのオープンパイなども
それらの応用編
こんな風におうちで適当にアレンジして 色々楽しんでもらえるといいな、、、


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なにはともあれ
Happy Christmas!
みなさん 素敵なクリスマスをお過ごしください





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by lesgalettes | 2017-12-24 16:07 | 日常 | Comments(0)

Robin

ジンジャーブレッドマンに りんごに柊
ベルに ベツレヘムの星
赤い実や松ぼっくり etc...
クリスマスによく登場するモチーフはたくさんあるけれど
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わたしの好きなTOP3は やはりクリスマスプディングとミスルトゥー
そしてロビン
この3つに関連するものがあると もうしまうところがないから買わないと思いつつも
ついつい手が伸びてしまいます(^^:
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胸のところが赤い(本物はオレンジ色に近いかな)ロビンはイギリスではよく見かける小鳥
小さい割には わりと人懐っこく
畑や庭仕事などで土をほっくりかえしている人がいると
ご馳走が出てくるのを知っていて ぴょんぴょんその周りを飛び回ったりしています
冬になると ふく~っと羽を膨らまし まん丸になっているのですが
その体をささえる折れそうに細い脚が いつも印象的でした
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イギリスには年から年中いるこの鳥がクリスマスの鳥となったのはいつのことなのか
はっきりは分りません
理由も諸説
茨の冠をかぶらせられ 十字架に磔にされたイエスキリスト
あのちいさなくちばしで その茨をなんとか引き抜こうとロビンが頑張っている時
イエスの血がロビンの胸につき 赤く染めたのだとか

マリア様と生まれたばかりのイエスがいる馬小屋で 焚き木が消えそうになった時
ロビンが懸命に羽ばたき 火をおこし その炎の熱が茶色だったロビンの胸が赤く染まり
それを見たマリア様が赤い胸を親切の印とし その後のロビンの胸を全て赤いものとした、、、

などなどこれ似た話しは多数存在
でも ちょっと毛色の違うところでは~
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1800年代のイギリスの郵便配達人の制服はロイヤルカラーでもある鮮やかな赤
そのため 「ロビン」 というニックネームで呼ばれていたそう
クリスマス近くになると待ちわびるのは 遠くに住む愛する人たちからクリスマスカード
みな赤い服を着たロビン(郵便配達人)が来るのを心待ちにしていたため
クリスマスカードにはよくその赤い服の郵便屋さんの絵がモチーフに使われていたのですが
ある時 「ロビン」というその名からヒントを得た とあるイラストレーターが
小鳥のロビンがクリスマスカードをくわえて運んでくる~というカードを描きそれが大人気に☆
それから クリスマス=ロビン の図式ができた説

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などなど
由来はともかく ヨーロッパでは幸せを運んでくる鳥としてみんなに愛されているロビン

わたしもまたいつものごとく この季節になると
せっせとクリスマスカード代わりのジンジャーブレッドロビンを焼いています
今年も気づくとあっという間にクリスマスが目前です☆





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by lesgalettes | 2017-12-21 12:47 | 日常 | Comments(0)

クリスマスティー


先週と今週はレッスンウィーク
グリーンと茶色がベースのいつもはダークめの我が家も
この時期ばかりは クリスマスの赤が加わって 賑やかなフェスティブムードが漂っています
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当然のことながら 朝ごはんも夜ご飯も この雰囲気の中
レッスン中も 一人でお菓子を作っているときも
ず~っとクリスマスソングが流れているので
頭の中はかなり浮かれた感じ(笑)
だから
お茶の準備をしても ついついなんでもクリスマスにしたくなってしまいます
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例えば これはある日の友人とのお茶飲み風景
いつもは彼女の小学3年生になる女の子が学校に行っている間に
大人だけで楽しんでいるのだけれど
クリスマスくらい一緒に混ぜてあげようと 女子3人でお茶会した時の様子(笑)

クリスマスシーズンのスコーン
大人だけならミックススパイスを入れて クリスマス風味のスコーンにするのもいいけれど
今日はキュートに赤と緑のチェリー入り ^^
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イングリッシュマドレーヌにも チェリーだけではなくアンゼリカの緑を添えれば
あら ココナッツが雪に見えなくもない
小さく焼いたキャロットケーキや ヴィクトリアサンドなど
内容はいつものイギリス菓子だけれど
とりあえず粉砂糖をかけておけば
なんとなくクリスマス風?ということに~

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今年のツリートッパーはサンタさん
ツリーの上から みんな幸せにな~れと魔法の杖をふりまわしています

あのちいさなちいさな赤ちゃんだった彼女が ミルクティーを飲みながら
ぱくぱくイギリス菓子をおいしそうに頬張ってくれているのを眺めながら~

年をとると体は重くなるわ お肌はたるたる 記憶力も急降下
なにかとマイナス面ばかり目に付きがちだけれど
以前できなかったことが出来るようになっていることもそれなりにあるわけだし
まぁそんなに 悪いことばかりじゃないわよねと

真っ白のおひげを生やしたサンタさんを見上げるのでした
スリムで若くてイケメンのサンタさんなんて信用ならないし





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by lesgalettes | 2017-12-18 15:44 | アフタヌーンティー&ティー | Comments(0)

creme fraiche

サワークリームより酸味が穏やかでコクがあり
生クリームよりあっさりしていて 日持ちがする 「クレームフレッシュ」
フランス版サワークリームのようなこのクリームは本当に便利
イギリスではサワークリームよりポピュラーな存在
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生クリームの代わりに ケーキの横に添えたり
フルーツにただ ぽてっとのせるだけでもデザートになるし
フールやトライフルなんかを作るとき 生クリームに加えるとさっぱりしながらも物足りなくない
チーズケーキにはもちろん 焼き菓子に焼き込んでも◎
ディルなどのハーブや 刻んだスモークサーモンを混ぜれば 簡単ディップも出来ちゃうし
ゆでたポテトや キュウリをあえるだけで サイドディッシュもあっという間
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加熱しても分離しないので
スープに入れるのはもちろん
お肉やお魚のソテーのソース作りや
パスタのソース作りにも大活躍

そんなこんなで冷蔵庫にあるとほんとうに助かるクリームなのですが
なにせ日本ではなかなか手に入らない
中沢さんの「ラフィネ」 が一番イギリスのそれに近くておいしいけれど
いつも常備というわけにもいかないし~
なんて考えていたら ふと思い出しました
イギリスにいる頃
生クリームが余ってしまってどうしよう~というときにたまにクレームフレッシュ(もどき?)を作っていたことを~
で 日本でも同じように出来るかちょっと実験
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生クリーム300ccに対して 大さじ1~2のバターミルクを混ぜて煮沸消毒した瓶に入れ
ペーパータオルで蓋をして 室温で24時間放置
これで大分発酵がすすみ濃度がつくので
あとは1日ほど冷蔵庫に入れればちょうどいい硬さのクレームフレッシュの完成

その後も少しずつ発酵は続くので 徐々に固めになっていきますが
1週間~10日くらいはおいしく食べられます
これで焦って 余った生クリームをキャラメルやトフィーにしなくとも大丈夫

。。。ふむ どうやら同じようにできました

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キッシュの生クリームをクレームフレッシュに置き換えてもおいしいし
メレンゲルーラードやケーキにサンドするクリームに 加えてもさっぱりして◎
危険だけれど そのままジャムをかけてヨーグルトのようにも食べれちゃう(笑)
久しぶりに作ってみたら やっぱりおいしい

だけどやっぱり日本でもサワークリーム程度に気軽にスーパーで手に入るといいな、、と思うのでした


☆★お知らせ☆★
2月のレッスンの日程UPは12月26日(火)21:00頃の予定です





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by lesgalettes | 2017-12-15 21:05 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

Wensleydale cheese apple pie

今日のアップルパイはチーズ入り
アップルパイにチーズ? と思われるかもしれませんが
イギリスでは案外定番の組み合わせ

An apple pie without the cheese is like a kiss without the squeeze
~そんな諺があるくらい

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でも酪農大国のイギリスのこと チーズといっても相当の種類
やはり どれでもあうというわけではなく
もっともポピュラーなのはヨークシャーのウエンズリーデイルチーズ
白くてあっさり風味 ちょっとほろっとした食感で 塩気が少なく軽い酸味
チーズ専門店に行けば日本でも手に入ります
クランベリーやアプリコット入りが好き!なんて方も少なくないはず


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そのままでもデザートになりそうな ウエンズリーデイルチーズ
ヨークシャー方面に行くと
ただ焼きたてのアップルパイの脇に添えてサーブされることもありますが
フィリングにりんごと一緒に焼きこんだタイプのものは
特に 「Wensleydale apple pie」 として知られています

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我が家ではふつうのアップルパイに飽きた頃に登場する 変化球アップルパイ
冷たいバニラアイスと一緒か 温かいカスタードの海におぼれた
ふつうのアップルパイのほうが好きだけれど これはこれで悪くないもの

ティータイムに~というよりは
ランチやワインのおつまみにしたくなる味
クラッカーにチーズとりんごのスライスをのせて食べるのに近いかも

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焼きたては中のチーズが軽くとろけているので 何も添えなくても充分なのですが
クレームフレッシュやベリー系のジャムなどがあっても美味しい

カスタードやアイスクリームはひどく合わなそう、、、
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生クリームじゃ物足りない
サワークリームでは酸味が強すぎる
そんな時にとにかくちょうど良かったのがクレームフレッシュ
軽い酸味とコクが お菓子にもお料理にもとっても便利で 大活躍
イギリスではサワークリームよりポピュラーな存在で
日本のスーパーにも売っていたらなぁ~といつも思ってしまう乳製品のひとつ

先日ちょっと思い出して作ってみたので 次回はその様子でも、、、




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by lesgalettes | 2017-12-12 08:13 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

Elderberry and Bramley jelly and chutney

エルダーベリーとブラムリーアップルの大量消費のために
この日作り始めたのは 「ブラムリーとエルダーベリーのチャツネ」

エルダーベリーはそのままだと種が邪魔なので
まずはヒタヒタのお水を加えてやわらかくなるまで煮て裏ごします
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それを他の材料と一緒に鍋に投入 ことこと煮詰めていきます
ブラムリーにたまねぎにレーズン
お砂糖にお酢
パプリカ・ジンジャー・シナモン・カイエンペッパーといったスパイス類
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いろんな味が複雑に交じり合い
おいしいチャツネになっていきます
すっかり水気がなくなる頃には 深い赤が潜んだおいしそうなピカピカのチャツネの完成
でもこれが今食べても今一歩
最低1ヶ月寝かせることで 砂糖の甘さや酢のとんがった酸っぱさなどがそれぞれまろやかに溶け合って
なんともおいしいひとつの味になるのです

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我が家のエルダーベリーのチャツネ
一体どんな味に仕上がるか
今から楽しみ(^^)
ほろっとするくらいに熟成したチェダーチーズとサンドイッチを作ったらおいしいだろな~なんて

さてチャツネを作ってもまだ余っているブラムリーとエルダーベリー
次は 「ブラムリーとエルダーベリーのジェリー」を作ることに
ほんとうはジェリーにするなら 収穫してすぐのブラムリーがいいのだけれど
まぁ仕方ない
何とか固まってくれることを期待して
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ジェリーを作るには その果物が持つ自然のペクチンが大事
だからジャムを作るときとは違い りんごは皮も軸も種も全部そのままぶつ切りにしてお鍋に投入
エルダーベリーとシナモンも加え ヒタヒタのお水を注いで火にかけます

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さすがブラムリー
他のりんごと違い あっという間にぐずぐずに煮解けていきます
すっかり煮崩れたら ジェリーバッグに入れて吊るして
ぽたりぽたりしずくが垂れるのを待つこと一晩

大きな銅鍋ひとつ分の果物からでも 採れる液体はわりと少し
大部分はピュレ状のままジェリーバッグの中に残ります
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これを絞ったらさぞかしもっともっとジュースが採れるだろうに!
と思いますが ジェリー作りにそれだけはご法度
このときばかりは 「せっかち 」と「勿体ない」は封印しないと濁ったジェリーしか作れません。。

でも絞ってないはずなのに ジュースがなんか濁っているみたい、、、
ご心配なく☆お砂糖を加え火にかければあっという間に澄んだ液体になりますから
翌日 このジュース1パイントに対して1パウンドのお砂糖を加え
105℃になるまで煮詰めます
後は瓶に注いで固まってくれるのを また待つだけ

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あんなにお鍋にいっぱいあったブラムリーとエルダーベリー
チャツネは同じくらいの量からたくさん出来たのに
こちらはたった3瓶
これは大量消費にはもってこいだけれど
なかなか貴重品
ブラムリーがもう相当経っていたのでちゃんとセットしてくれるか心配だったけれど
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いつもより若干ソフトジェリーではありますが 充分にセットしてくれました
ルビーのような赤色をしたジェリー
こちらは作るときに待った分 チャツネと違って出来上がったらすぐに食べられます(^^

イギリスでは このジェリーはベニソン(鹿)やいのししの料理
あるいはハード系のチーズに添えるのが定番ですが
日本人にとって お肉料理やチーズに甘いジェリーを合わせるのは好みが分かれるところ
クレームフレッシュや フロマージュフレにあわせてデザートにしたり
シンプルにパンケーキや トーストにのせて食べるのがいいのかな

こういったチャツネやジェリー類
ちゃんと消毒したビンに入れて冷暗所に保管すれば大抵1年は大丈夫
秋に一度に収穫される食料を無駄にしないための
昔の人の知恵がたっぷり詰まっています
さぁ 冬篭り(笑)



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by lesgalettes | 2017-12-08 14:59 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

Elderberry (エルダーベリー)

気づくと12月
大分時機を逸しましたが 今日はエルダーベリーのお話し

5月6月ときれいな花を咲かせて楽しませてくれたエルダーフラワー
9月には紫の実をたわわに実らせ重そうに頭を垂れていました
エルダーフラワーのあの馥郁とした芳香には及びませんが
ベリーから作るその深い紫色のコーディアルも捨て難いもの

ですから エルダーフラワーは摘みきらずに残しておかないといけません
もちろん溢れるように咲くエルダーの花は
到底採りきれるような量でもないけれど、、、
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花が枯れると エルダーのあの房状の小さなお花の一つ一つが実になるので
ひと房の実でもあの柔らかくしなるエルダーの枝にとっては 相当な重さ
最初は緑の固い実だったものが 徐々に赤く そして茎まで紫に染まっていきます
房全体が濃い紫色に色づいたらようやく採り頃
若いエルダーの実は毒があるらしく お腹を壊してしまうから要注意
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一粒一粒枝からこの小さな実をはずすのは結構な労力
全部鳥たちにあげてしまおうかと思うほどですが
庭の椅子に腰掛け おいしいコーディアルのためなら これもまた楽し と思うことにして
手を紫に染めつつ頑張るのでした

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さてここからがようやくコーディアル作り
この実にヒタヒタのお水を加えたら 実を柔らかくなるまで煮ます
それを実をつぶしながら裏ごして(エルダーはスグリのように種ばっかり!)
その液体にお砂糖を加えてもう一度煮れば完成
だからエルダーフラワーコーディアルに比べたら 手間がかかるわりには
大量の実を使っても作れる量は少し
でもその分濃厚な味の 秋冬向けのコーディアルができあがります

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エルダーフラワーコーディアルが爽やかなシャブリなら
エルダーベリーのコーディアルは渋みの効いたボルドー

炭酸水で割って飲むというよりは お湯で割ってほっこり飲むほうが似合う味
でも今日はもうちょっとおしゃれにしたいかもなんて時は
スパークリングワインにちょっと足して紫色のカクテルにしても案外いけます


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イギリスではエルダーベリーのコーディアルは 昔から
のどや風邪のひきはじめに効くと 重宝されてきました
確かにお湯で割って飲むと いがいがしていたのどもほっとする気が、、

今はお酒が飲めない人用に クリスマスのマルドワイン代わりの
スパイスの効いたエルダーベリーのドリンクのレシピを色々試し中
飲みすぎて それまでになくならないように気をつけないと(笑)

たくさん採れた今年のエルダーベリー
アップルパイに入れたり アップルクランブルに混ぜたり
食べ切れなかった分は冷凍庫

そして今頃また まだ余っているブラムリーアップルと同時に使い切ってしまおうと
せっせと消費中
種が大きすぎる上に 味が濃すぎるエルダーベリー
それ単独のパイやクランブルは無理
りんごと合わせるのが やっぱり味的にも季節的にも一番

次回はこの季節になると 毎年まるで冬篭りの支度のように始める
保存食作りの様子 エルダーベリー&ブラムリー編について、、、






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by lesgalettes | 2017-12-05 09:07 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

Stir Up Sunday プディングテイスティング 2017

さぁ クリスマスプディングもとりあえず作り終えたので
今年も恒例のお楽しみタイム プディングテイスティングです☆

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クリスマスプディングの当日の蒸し直し方や食べ方の説明
~というのが主旨だった このプディングテイスティング
でもそれだけは物足りないかもというので
いつの間にか 色々なプディングを食べてみよう~という会に

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普段レッスンでは作れない スエットや珍しい材料を使ったプディング
蒸し時間3時間越えのプディングなど
クリスマスプディング以上に興味深いプディングたち
セレクションの決め手は~基本私の食べたいもの(笑)

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みんなが恐る恐る口に運ぶ顔や ちょっと予想と違うので驚いた顔や
美味しい~の笑顔などが わたしの毎年の楽しみ(^^)

以前レッスンでも作った「アップルダッピー」は
ブラムリーにエルダーべりーを加えて作ったので
レモンのシロップにさらに酸味とキレイな色が加わりました
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スエット生地で作る「レモンレイヤープディング」
こちらはスエット生地を敷いたプディングベイスンに
卵とレモンとお砂糖とバターを混ぜただけのシャバシャバなソースと さらにスエット生地を
何段かのレイヤーに重ねて蒸すプディング
蒸し時間は3時間と少々長いのですが
その間にソースはレモンカード状にかたまり
スエット生地は蒸しただけなのにまるで焼いたパイのような色と触感に
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アフター↑と ビフォア↓ 蒸しただけなんて思えない変身ぶり

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まるっきり同じ作り方のスエット生地で レッスンの一番始めににオーブンに投入しておいたのが
「ミンスミートローリーポーリー」
そして それのバターバージョンの 「ジャムローリーポーリー」
こちらの食べ比べも実に楽しい ♪
1番目と2番目の写真をご覧ください

スエット生地のプディングはじめ
さすがバーズのなんちゃってカスタードがしっくり来るお菓子の多いこと

そしてそして本日のメインディッシュ
クリスマスプディングの登場
クリスマス当日 また2時間ほど蒸しなおしてもらい
温めたブランデーを注いで炎を灯します
どれくらいあるのか想像もつかないほど多いイギリスプディングの中
フレイム(火を灯す)するプディングは他には知りません

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知らないだけで それはあるかもしれないけれど
とにかく一年で一番スペシャルなプディング
添えるのはブランデークリーム
ブランデーバター派や ラムソース派もいるけれど
わたしは断然ブランデークリーム
普段はクリームものにはそれほど興味を示さないのに これだけはカフェオレボールいっぱいは抱えて食べられる(笑)できれば クリームの器にクリスマスプディングをうずめて食べたいくらい
そうだ! 今度クリスマスプディングが残ったら
そんなトライフルを作ろう(笑)誰も一緒に食べてくれなそうだけれど~

イギリスにいた頃 タイ人の友人がクリスマスプディングが大好きで
シーズン終わると買えないからと クリスマスシーズンにクリスマスプディングを買い込んでいたのを思い出しました
彼女のキッチンの戸棚には 「1年分なの」と 笑っちゃうくらいたくさんのクリスマスプディングが並んでいて
どれだけ好きなのよ、、、って思っていたけれど
今はそれにきっと同調できる自分がいます (^^;)
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クリスマスプディングには 6ペンスコイン入り
(入れる時は間違って食べちゃうと危ないので オーブンペーパーに包んで下さいね)
当たった人には 来年のハッピーと
わたしからは ちいさなプレゼント☆

最後にみんなのベストプディングを聞くと~
一番人気は ブラムリーアップルの酸味とさくふわのメレンゲが美味しい
「アップルアンバープディング」(3枚目の写真)
イブズプディングと クイーンオブプディングの中間のようなプディング
それとレモンレイヤープディングと~
結局 どれも捨て難い(笑)

わたしは何気に 一番最初の写真に写っている ルバーブとクリスタライズドジンジャーたっぷりの
「ヨークシャールバーブジンジャーブレッド」 も相当お気に入り
11月はず~っと家の中にジンジャーブレッドの香りが漂っていて 幸せでした (^^)

では皆さんよい週末を!
12月ですよ。。。




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by lesgalettes | 2017-12-01 09:20 | レッスン | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


by lesgalettes

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ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
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Galettes and Biscuits
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