<   2014年 05月 ( 10 )   > この月の画像一覧

ヨークシャーカードタルト

今月のレッスンのテーマは イングランド北部ヨークシャー地方のお菓子
ファットラスカルともう一品は 「ヨークシャーカードタルト」 でした
名前から全く姿の想像のつかないファットラスカルと違い こちらは多少分かりやすいですね(^^
名前から察するに 「ヨークシャー地方のカードチーズを使ったタルト」
ショートクラストペストリーのケースに
カッテージチーズのようなカードチーズと オレンジピールやカランツが入った
イギリス菓子にしては大分甘み控えめの さっぱりタルト

a0107981_1949233.jpg

地元では 非常にポピュラーなお菓子ですが やはり地方菓子
ヨークシャー以外では あまり見かけません
先日もイギリス南西部に住む知り合いのイギリス人に
「今月は レッスンでヨークシャーカードタルト作っているんだよ~」 と言ったら
「それって甘いタルト? それともセイボリー?」 と聞かれました
そうですよね チーズですから セイボリー系(お食事系)もありえますものね
a0107981_19494311.jpg

このタルト イギリスに居る頃から好きでレシピを見てよく作っていたのですが
ヨーク(ヨークシャーの州都)で食べるものとどうも違うな~と思っていたのです
何が違うかって
ヨークで食べると どこのものを買っても 表面は軽くプツプツしており
食感もポロポロとても軽いんです
でも自分で作るといつも滑らかな普通のチーズタルトになってしまってなんかつまらない
どうしてかなぁ~思っていました

そんなある日 ヨークシャーの田舎の ティールーム兼 農場兼 B&Bに泊まる機会があり~
そこで出会ったんです 今までで一番美味しいヨークシャーカードタルトに☆
これはもう 聞くしかないと
「ヨークシャーカードタルトを自分で作るとなんか違うの~」 と切り出すと
奥様が 「簡単だから教えてあげるわよ!」 と キッチンへ連れて行ってくれました
How lucky!
a0107981_19495351.jpg

アーガ(イギリスの伝統的なオーブン)で まずは手際よくカードチーズ作り
「市販のカードチーズじゃだめよ 簡単だから自分で作ってね」 と取り出したのは
牛乳と 「エプソムソルト」
日本なら薬局などで バスソルトの材料などとして売られているあれです
確かにこれなら酢などをいれるのと違って 酸味もつけずにカードチーズを作ることが出来ます
イギリスだと このエプソムソルト派と レモン果汁を入れる派に分かれるよう
あ それとチーズ作り用のレンネットも普通にスーパーで手に入るので それを使う人も
とにかく
ちゃちゃちゃっと作って サラサラさらっとレシピまで書いてくれた親切なマダム

家に帰ってからその通りに作ったら ほんとう!思っていたとおりのカードタルトできました
うれしくて 「ありがとう~できたよ~」 写真つきでメールをしてしまったくらい^^
というわけで 今月レッスンで作っているのは
このB&Bのレシピそのままです
あ エプソムソルトだけは ちょっと心配だったので今回レモン果汁に代えてチーズを作りますが
それ以外はそのまま ヨークの味
a0107981_19493267.jpg

あの粒々軽い感じに仕上げる方法も 単純明快
要はイギリス的に 気楽に楽しく作ればいいんです
泡だて器なんて必要なし ボールに木のスプーン それでぐるぐる混ぜていけば
なんてことない ヨークで売っているあの仕上がりに
なんでも律儀にダマがあると気になって ホイッパーでなめらかに混ぜようとする染みついた習性
これがジャマしていたんですね(笑)
その土地のお菓子は 当然その土地のように作れば
より容易に本場の味に近づけるわけで (道具や材料ばかりの話しではなく~)
イギリス菓子は楽しくおおらかに作れば より本場の味に(^^
そこで
教室では生地を混ぜるのに木のスプーンを使うことも 多々
「なんかほのぼのしちゃうね~」 と わりと人気です(笑)
ゴムベラなんかと比べると 確かに機能的ではないですけれどね
でも いいんです
私が伝えたいのは 緊張しながら効率よく作る完璧なお菓子ではなく
おしゃべりしながら楽しく作れる 素朴で美味しいイギリス菓子の空気ですから☆







にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-29 01:47 | レッスン | Comments(2)

ファットラスカルを作る

さて 前回は「ファットラスカル」 とはなんぞや~だけで終わってしまったので
今度こそ レッスンでのファットラスカル作りの様子を~

と言っても ロックケーキとスコーンの中間と説明したとおり
作り方はいたって簡単
いつものように ボールに粉類とバターをいれて イギリス菓子の基本動作 Rub in
(粉の中でバターをサラサラの状態になるまで 手ですり合わせること)
あとは卵やクリームなどの液体でまとめるだけなのですが
a0107981_16113777.jpg

大事なのはカランツやミックスピール(オレンジ・レモンピール)と
たっぷりのスパイス を入れること
シナモンに おろしたてのナツメグも忘れずに
a0107981_16114619.jpg

仕上げに卵を塗ったら
ドレンチェリーとアーモンドで目と口をつくります
このときのポイントは とにかく顔の上のほうにぎゅっと全部くっつけて並べること
この段階でかわいい顔になるようなポジションにチェリーを置くと
焼いている間に広がって とんでもない顔になってしまいます☆

a0107981_16115529.jpg

ファットラスカルのレシピはベティーズのクッカリースクールでも
「トップシークレット~!」 とやらで教えてもらえなかったけれど
ファクトリー見学をさせてもらえる日があり 成型や飾り付け はしっかり見てきましたから~
でも それはそれ
別に好きなように表情はつけてもらって大歓迎☆
いたずらなニヒヒ顔もいいけれど にかっとスマリーなフェイスもとってもラブリー (^^)
オーブンから出すと
「あ~ちゃんと 目が離れて顔になっている~」^^

スパイスの香る 焼きたてのずっしり大きなファットラスカルを頬張れば
マグカップいっぱいのミルクティーが欲しくなります♪
気取らないおやつにぴったりのお菓子だけれど
ベティーズのティールームでオーダーすると 温めてバターとナイフが添えられて登場します
a0107981_1612495.jpg

そこで ちょっぴり気取って うちでもマフィンウォーマーに のせてみました
このシルバーのマフィンウォーマーは お皿の下にお湯を入れられるようになっており
さらに蓋をして 温かいままマフィンをサーブするための器
(アメリカの甘いマフィンではなく 平たいパンのようなイングリッシュマフィンのほう)
これは珍しく 下に火を灯せるようようアルコールランプもセットになっています

いたずらっ子(ラスカル)もこんな お上品な器にのせられれば 大人しくなりそうですね^^
このマフィンウォーマーから 今NHKで放送している「ダウントンアビー」の話題によくなりました
100年前のイギリス貴族のお屋敷が舞台のドラマなので
食事のシーンで 実際このような器がよく登場するのです
ストーリーはさておき 当時の豪華なキッチンやダイニングの様子 衣装などをみるだけでも
楽しいですよ♪
このドラマがイギリスで放映されている頃は 忠実に再現した豪華な衣装やお屋敷が話題になり
ダウントンアビーのロケ地を巡るワンデイツアーなんていうのが よく目に付きました^^
当時イギリスで観ていて 当然英語だったので よく理解できない部分があったわたし
今回は日本語で観られるので
はぁ~なるほどそういうことだったのね~と 100%理解できてスッキリ!(笑)



にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-26 01:10 | レッスン | Comments(2)

ファットラスカル

今月のレッスンのテーマはヨークシャー
イギリス中部ヨークシャー地方のお菓子
「ヨークシャーカードタルト」 と 「ファットラスカル」を作っています

まずは 「ファットラスカル」のほうからご紹介
「太っちょのいたずらっ子」 なんて意味の名前が示すように
チェリーのおめめとアーモンドの口が なんともユーモラスなお菓子
a0107981_21532770.jpg

スパイスの効いたロックケーキと スコーンの中間みたいな味と よく表現されるファットラスカル
大きくて食べ応えがあるけれど 中にたっぷり入ったスパイスやドライフルーツのおかげで
ついついもうひと口と手が進みます(^^

地方菓子なので ロンドンなどでは見かけませんが ヨークシャー地方に行けば
パン屋さんやティールームで見つけることができます
お店によって表情が違うので 比べてみるのもなかなか面白いですよ (^^)
a0107981_21533776.jpg

と言っても 全部が全部 顔になっているとも限らず
チェリーを刻んで中に混ぜ込んでいるお店もあったり
お菓子というより パンよりだったり さまざま

このファットラスカル
1800年代には Turf Cake と呼ばれていました
それは パイなどを作って余ったペストリー生地に ドライフルーツや砂糖を加え
1日の最後の残り炭で焼いたもの
それが1900年代初期には ファットラスカルと呼ばれるようになり、、
そして 時は1983年
なかなかキャッチーな名前ながらも まだまだ地味な存在だったこのお菓子を
一躍有名にしたのが ヨークシャーの有名ティールーム 「ベティーズ」
a0107981_21534767.jpg

このキュートな顔で大々的に売り出し 瞬く間に看板商品に☆
縦に3つ並んだアーモンド
いたずらっ子が二ヒヒと何か企んでいるような表情なんだとか (笑)
地元にこだわるベティーズは ヨークシャー内にのみ店舗を構えていますが
その店舗に出すお菓子とパンをまとめて製造しているのが
ハロゲイトの本店近くにあるファクトリー
スイス出身の創始者の流れか ファクトリーと言っても スイスのシャレーをイメージした
木作りの温かみのある建物 (中央の写真 ↓ )
a0107981_21535778.jpg

同じ敷地内にあるのは グリーンに真っ赤なティーポットがアクセントの
Taylors of Harrogate (紅茶とコーヒー部門)の工場
停まっているトラックがヨークシャーティーのパッケージと同じ柄になっていますね^^
以前 やはりこの敷地内にある ベティーズのクッカリースクールに通っていたのですが
門をくぐると コーヒーを焙煎する香りが敷地中に立ち込めていて
毎朝 「美味しい空気~」 と深呼吸していました (^^)

朝 学校に行くと テーブルの上には目の前のファクトリーから
焼きたてのパンやファットラスカルなどが届いており 食べ放題☆
実に幸せなひととき
紅茶もコーヒーももちろん テイラーズオブハロゲイト
a0107981_215481.jpg

これからすぐに朝ごはんを作って 食べなくてはいけないのに
ついつい目の前にある誘惑に負けて その日一日で作るレシピに目を通しながら
お腹いっぱい食べてしまうのでした。。。。

さて ファットラスカルの説明が意外と長くなってしまったので
我が家のレッスンの様子はまた次回にしましょうか~




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-23 07:46 | レッスン | Comments(0)

ルバーブトライフル


ようやくデザートまでたどり着きました
シードルも相当本空け お腹もヨークシャープディングとローストビーフで相当満腹
でもやっぱりデザートは別腹~
〆もイギリス風に この日はお手軽トライフルです
ちょうどピンクの Forcedルバーブがあったので ルバーブのトライフル ^^
a0107981_1955266.jpg

スポンジの上に ルバーブとザクロジュースで作ったゼリーを染み込ませ
その上に重ねるのはもちろん バーズのお手軽カスタード
いつもより濃い目に作ると ぷるんと固まるのでとっても便利なのです☆
a0107981_196219.jpg

さ あとは 生クリームとチョコレートで仕上げも完了
ルバーブの爽やかな酸味のおかげで
お腹がいっぱいでも 手がでるプディング
ズボラな私は大抵大きな器で作るので 取り分けた姿は美しいとは言えないけれど
どうせ酔っているし暗いし 気にしない~気にしない^^

ピンクのルバーブも もちろん自家製
3月に登場したルバーブの赤い頭
あの頭が出てきたら ルバーブフォーサーをかぶせる合図
よいしょっと素焼きのポットをかぶせたら
あれよあれよという間に ひょろひょろひょろ~っ 暗闇の中で
ピンクのもやしっ子ルバーブが伸びてきます
a0107981_1962484.jpg

↑ 上の写真の ポットの手前にある緑色のルバーブと全く同じものが
光を遮断するだけで ・・・・
ほ~ら 葉は黄色
茎はフューシャピンクのルバーブへ大変身!
a0107981_1963851.jpg

何回見ても 感動する瞬間
毎年書いているけれど イギリスでこのforcedルバーブに出会ってから
どうにも魅かれて仕方のない存在

a0107981_1964843.jpg

今はまるで同じ種類のルバーブとは思えない 緑と赤の茎だけれど
フォーサーをはずして お日様にあたれば
瞬く間に 矢じり型の黄色の葉も ピンクの茎も グリーンの本来の姿に戻るんです
マジックみたい!





にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-20 02:00 | イギリスのおいしいもの | Comments(6)

ヨークシャープディング

イギリスの国民食ローストビーフ
そのローストビーフに欠かせないのが 「ヨークシャープディング」
イギリス好きならともかく そうでなければ そんな食べ物聞いたこともない~という人も少なくないはず
見た目 味共に 少々もっちりとしたシュー皮を想像してもらえれば遠からず
これをローストビーフと一緒に皿に取り グレイビーをたっぷりかけていただきます
a0107981_21492659.jpg

粉ものなので私は好きだけれど 味があまりないので
慣れないと 「何これ 必要?」 と思う人も・・
今ほど食べ物が豊かでない時代には 先にこれを食べてお腹を膨らませ
お肉が少しでも満足できるように~という役割もあったそうなので
やはり 必要だったのでしょうね(^^)
18世紀にはもう存在していたというイギリス伝統の味 ヨークシャープディング
彼の地へご旅行の際は 是非チャレンジしてみてください

そんな予定はないわ~という方は 簡単なのでおうちでチャレンジしてみるのも楽しいかも☆
a0107981_21495447.jpg

★ ヨークシャーのご婦人に教えてもらったレシピ ★

小麦粉 4オンス+塩小さじ1/4をボールにふるい入れたら 卵1個をミックス
そこに1/2パイントの牛乳を加えて ムラなく混ぜるだけで生地はOK
ラードまたはドリッピング(お肉をローストしたときにでる油) 2オンスを
型に分け入れ 220度のオーブンで煙が出はじめるまで温めます
そこに 先程の生地を 型の高さの半分弱程度まで流し
200度のオーブンで 小さい型なら20分大きい型なら30分ほど焼けば完成 ☆
ぶわ~っと膨らんでくれれば大成功 ^^

油はサラダ油でもOKですが とにかく煙が出るほどに熱された油に生地を投入して
速攻オーブンに戻すのが 成功の秘訣 ( でも やけどにはご注意を!)


オンス? パイント?
そう イギリスはメートル法が施行されているとはいえ
まだまだある程度の年齢以上の方は インペリアル(ヤード・ポンド法)のまま
( というか 年齢にかかわらず 飲み物などは基本 ml よりは パイントだし
道路標示だって kmではなく マイル表示 )
a0107981_2150939.jpg

という訳で 上の写真のような インペリアルからメトリックへの レトロな換算マシーン(?)が
イギリスのキッチンには かかっていたりするわけです
( 例えば 4oz(オンス) にメモリをあわせれば 上の窓に125gと表示されます )
で 結局 1オンスは何gなのかというと~約28g
1パイントは 約568ml
大体で大丈夫です(^^)この換算機もかなりアバウトですから~

「大体で大丈夫よ~」 がレッスンでの口癖のわたしですが
計量は割と好きだったりします
そのせいか ちょっと古い量りが好き
しかも うちの旦那さんは 何故か天秤と分銅が好きときているので
我が家はやたらと計量器具がそちらこちらに点在☆

イギリスのはかりもいろいろあって面白いのですよ^^
↓ 左上は 銀行用 (例えば 50ペンス硬貨 10£分と吊り合う分銅などが付属しています )
a0107981_21504717.jpg

↑ 左下写真の天秤と 右下写真の小さな方の量りは郵便局のレター用
黒い大きな量りは軍隊のキッチン用
右上のちょっとだけのぞいているのは 家庭のキッチン用などなど、、、
どれもかなりレトロに見えるけれど イギリスでは案外現役で活躍していたりするんです

今回はヨークシャープディングから いつの間にか量りの話しになっていましたが
スタートはホースラディッシュ? でしたよね
なかなか進みませんが 次回はローストビーフの後の〆デザートについて~




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-17 01:48 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

ホースラディッシュ


我が家の庭は 日本的なスモールサイズ
しかも草むしりが大変だからと
半分以上はレンガなどで埋めてしまっているので 土スペースはほんの少し
にもかかわらず 気がつくと 大分いろいろな植物が自生しています
食い意地が張っているので 基本 実のなる植物やハーブ類

急に暖かくなったせいか 冬の間 消えていた植物がぐんぐん出てきます
中でも勢いがダントツなのが 「ホースラディッシュ」
このホースラディッシュ 放っておくと異常に巨大化
貴重な土スペースを占拠されてしまうので もう思い切って抜いてしまうことに~
a0107981_191104.jpg

去年イギリス人の友人が遊びに来た時 「ホースラディッシュを植えたよ」 と言ったら
「馬鹿みたいに大きくなるから止めたほうがいいわよ~」 と言っていたけれど
今思えば あの言葉は なかなか正論だったかも(^^:)

さて 引っこ抜かれたホースラディッシュ
この上なくフレッシュですから すぐに食べないともったいない
何にしよう?
やっぱり王道 ローストビーフ?
お刺身にわさびが付き物のように ホースラディッシュはローストビーフに欠かせない名脇役
ただおろすだけでも あるいは 酢やクリームなどを加えてソースにしても美味
スモークサーモンなどの お魚類にもとっても合うし、、、
a0107981_1912158.jpg

でも今回は やはり ローストビーフに決定☆
ホースラディッシュソースは手作りするから
グレイビーはインスタントで手抜き~
粉末グレイビーはお湯で溶くだけでOKのお手軽ソース^^
余力があるなら お肉を焼いたトレイで玉ねぎを炒め
そこにこの粉末とお湯を入れて フツフツ温めれば ちょっとマシな感じにもなります

この日の夜は シードルナイト(?)
フランスシードルに 国産シードル それにイギリスのロゼサイダーなどなど
a0107981_191476.jpg

ひと口にシードルと言っても 何本も飲み比べてみると 違いが分かりますね
透明茶褐色のものから 白濁したまるでりんごジュースの様な色のもの
スティルのものや 泡のはじけ方も もちろん味も香りも皆それぞれ

せっかく シードルなので
前菜は お得意そば粉のガレット☆
つづくはメインのローストビーフ
サイダー(イギリス版シードル)には ビーフじゃなくてポークじゃないの?と言われそうだけれど
まぁまぁ なにせ昼間にホースラディッシュを収穫してしまったので
それを使いたいではないですか
なんと言っても オーブンに放り込めばいいだけというのが魅力的(笑)
a0107981_1915733.jpg

一番簡単な付け合せは ローストポテトと 茹で野菜
「ローストポテトには 絶対グースの油よ~」 教えてもらったけれど
日本でも売っているのかな?グースファット。。。

そしてもうひとつイギリスのローストビーフに欠かせない大事な大事なものが、、
好きな人 嫌いな人 の分かれるイギリス料理のひとつ
そう 「ヨークシャープディング」☆
もちろん作りましたよ 粉ものはお得意分野ですから ^^

さて ホースラディッシュから シードルナイト
ローストビーフからヨークシャープディングと話しが長くなってきたので
つづきはまた次回に~




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-15 01:13 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

レモンのお菓子

リモンチェッロからレモンのプディングまで ここのところレモンを大満喫
それでもなお飽きることなく 外に行ってもついつい手が出るレモンのお菓子
最近食べたレモンのお菓子はと言うと~

ローズベーカリーの 「レモンタルト」
ずっしりがっしりしたタルトケースに軽く焼いたカスタード そしてレモンカードの組み合わせ
食べ応え充分☆ イギリスというよりは
フランスのパン屋さんにおいてありそうなレモンタルト
a0107981_18351249.jpg

パティスリーSATSUKI では 「クラシックレモンパイ」
こちらはイギリススタイルというだけあって
フィリングは水とコーンスターチの入ったプルプルタイプ
けれど うす~く焼き上げられたパイ生地に
水分を遮断するよう レモンクリームの上下に敷かれた極薄スポンジ
メレンゲは お上品にほんの少し全体を覆う程度
けっしてイギリスではお目にかかれない 手の込んだ繊細なレモンパイ☆

ぷるぷるのクリームの上をずりずり動くたっぷりメレンゲ
パイとクリームとメレンゲの一体感なんて まったくお構いなしの
おおらかなイギリス的レモンパイと言えば
やっぱり宮城県は塩釜の 昔から変わる事のない土井精果の 「レモンパイ」
ものすごく美味しい~というより 子供の頃とイギリスを思い出す懐かしい味 (^^

レモンのお菓子ばかり作っている~といっても
なんだかんだでイギリス的なものばかりだったので
以前よく作っていたレモンのお菓子も 思い出したように焼いてみるこの頃・・・
「レモンスクエア」
a0107981_1836714.jpg

レモンの皮を風味付けに加えたサクサクの生地を下に敷き詰め
上に流すのは たっぷりレモンのアパレイユ
焼き固まったら 小さくスクエアにカットする ぎゅ~っと甘酸っぱいアメリカ的なお菓子

a0107981_18363596.jpg
先月レッスンで作っていたイギリスのマドレーヌではなく
メジャーなほうの フランス風シェル型マドレーヌにも
たっぷりのレモンの皮と ジュースを加えて焼いてみる。。
a0107981_1837344.jpg


さあ 明日はどんなお菓子を焼こうかな。。。



☆★☆★ お知らせ ★☆★☆
17日(土)14:30~ 空席できました
6月レッスンの日程UPしました


にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-12 01:35 | イギリスのおいしいもの | Comments(4)

スエットプディング with レモン

イギリスのペストリー生地は 大きく分けると
1 食事系のパイから デザートのタルトまで なんにでも使える「ショートクラストペストリー」
2 日本でいうパイ生地に近い 「パフペストリー」
3 最も庶民的でイギリス的な 「スエットペストリー」
4 ポークパイなどのお惣菜系に使う 「ホットウオータークラストペストリー」
ほんとうは 細かく分けるともっとあるのですが
めん棒でのばして使ういわゆるペストリー生地としては この4種

ペストリー生地は油脂の違いはあれど 粉に油脂と水分を加えてまとめたもの
パイやタルトのように フィリングを包んで加熱して そのコンビネーションが楽しいのですが
今のように 陶器や金属製のパイ皿や型などが登場する前は
ペストリーは食品を調理するための器であり 調理後は捨てられていたとか、、
今では 前菜から メイン デザートに至るまで
イギリスの食文化に欠かすことの出来ない存在になったペストリー
とはいえ 乳製品の豊富なイギリスでも
やはりバターは手間のかかる高価なもの その代わりとして昔から 庶民は
牛の腎臓の周りのケンネ脂(スエット)や ラードなどを上手に活用していました

今日はそのスエットペストリーを使ったプディングから ジャムローリーポーリーならぬ
「レモンカードローリーポーリー」
a0107981_13595810.jpg

小麦粉とスエット それに香り付けのレモンの皮を入れたボールに 牛乳かお水を加えて
混ぜれば あっという間に生地は完成
そこに レモンカードをのばして巻いて あとはオーブンでこんがりするまで焼くだけ
古いレシピなら 布巾で包んで お湯で茹でるか 蒸すところですが
そうすると ど~っしり重くて 日本人の口には ちょっと厳しい(^^;
焼いたバージョンはサックリあがるので たっぷりカスタードを添えれば
多少軽めに(?)いただけます

a0107981_1401146.jpg
もう一品は 同じくスエットペストリーを使った 「サセックスポンドプディング」

↓ ATORA は スエットを使いやすく米粒状にして乾燥させた優れもの

a0107981_1403542.jpg

ペストリーを丸くのばしたら 1/4をふた用に取り分けておいて
残りをプディングペイスンに敷き込みます
デメララシュガーと角切りにしたバターを 底に詰め
真ん中にずぼっと丸ごとレモン
皮には前もって ぶすぶすいっぱい穴を開けておくのを忘れずに、、、
a0107981_1404738.jpg

レモンの上にもぎっしり バターと砂糖を詰め込んで
先ほどの取り分けておいたペストリーできっちりフタをします
クリスマスプディングの時のように
オーブンペーパーとホイルで覆ったら タコ糸で縛り お湯の入ったお鍋へ投入
a0107981_1405997.jpg

蒸し上げること 3時間半から4時間
以前は 「ひゃ~なにその調理時間!?」 なんて思っていたのに
4時間ね はいはい、、、くらいになっている自分が恐ろしい、、、(笑)

イギリスの南東部 Sussex(サセックス)生まれの郷土プディング
さぁ ようやく4時間経ちましたよ☆
アルミを取り除いてみると~
蒸したはずなのに
まるでオーブンで焼いたかのように すっかり狐色に色づいているペストリー
a0107981_1411030.jpg

ナイフを入れると シロップがあふれ出して pond (池)ができるから~というのが
このプディングの名前の由来
お隣の Kent 州にあるのは これにカランツがたっぷり入った 「Kentish Well pudding」
やはり well =井戸のようにシロップがあふれ出すからというのが その理由

あ~今回もレモンの皮がまだしっかりしています
もっとレモンが出始めの 皮が薄い時期に作らないとダメですね(毎回分かっているのにね。。)
お手軽にスライスしたレモンを入れる方法もあるけれど
やっぱり毎回 ホールレモンを入れたがるのでした。。。


☆★☆★ お知らせ ★☆★☆
5月14日(水)10:00~ 17日(土)14:30~
空席できました


にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-09 15:25 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

レモンスポンジプディング

国産レモンが沢山あったので 「レモンスポンジプディング」 作りました

イギリスのお菓子で「レモンスポンジプディング」と言うと 思い浮かぶのは2タイプ
プディング型の底にレモンカードを敷き ヴィクトリアスポンジのような生地を入れて蒸す
スチームタイプのプディング
a0107981_15162445.jpg

大きなプディング型で作って取り分けても
小さく一人分ずつ作っても 可愛いい☆
a0107981_15163417.jpg

生地自体はバターや卵たっぷりのリッチな配合だけれど
蒸すことで しっとり どこか懐かしい味わい
a0107981_15164768.jpg

レモンカードがジャムになれば ジャムスポンジプディング
ゴールデンシロップに代われば シロップスポンジプディング

イギリスでも今のようにオーブンが普及する前は お菓子も 茹でたり蒸したりが主流
だからかな スチームタイプのお菓子は どこかほっとする素朴な味です

もうひとつの 「レモンスポンジプディング」は 蒸し焼きタイプ
以前レッスンでも紹介した セルフソーシングプディングの一種
ひとつの生地で 焼いているうちに 下の層がソース
上の層がスポンジプディングと分かれるデザート
a0107981_151728.jpg

ミルクたっぷりの生地に ラストに加えるメレンゲのせいで
軽いスポンジが上に浮いて焼きあがるのですね
底に沈むのは とろりとしたレモン風味のソース
温かいうちでも 冷やしてもまた美味しい
a0107981_15171415.jpg

「セルフソーシングレモンプディング」
「レモンスポンジプディング」
「レモンサプライズプディング」 etc... 色々な名前で呼ばれています

北国イギリスで レモンがそう採れるとは思えないけれど
スペインやフランスもそう遠くないからか 昔から色々なレモンのお菓子があります
次回は もう一声古いタイプのレモンのプディングをご紹介します~



☆★☆★ お知らせ ★☆★☆
5月14日(水)15日(木)10:00~
空席できました



にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-06 17:38 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

リモンチェッロ

ゴールデンウィークも後半 皆さんいかがお過ごしでしょう?
今日など まるで初夏の陽気
冷えた白ワインやビールも美味しい季節
そして 12月に話していた我が家のレモンから自家製のリモンチェッロも美味しく出来上がりました^^

a0107981_19115914.jpg

80日かけて作るこのリモンチェッロ
クリアで 想像していたものよりずっとすっきりとした飲み口
さっぱりしていてとても美味しい
ふむ、、、
でもね 何か物足りないのです
リモンチェッロはやっぱりもっと トロリと濃厚であって欲しい

クリアでサッパリもいいけれど 私の中では
リモンチェッロは エスプレッソのアルコールバージョン
濃~いドロリとしたエスプレッソが 食べ過ぎた胃をすっきりさせてくれるように
濃~いとろりとしたリモンチェッロが胃を洗い流してくれるそんなイメージ

ということで リベンジ☆
今度は王道 スピリタスで作ることに
a0107981_1912950.jpg

スピリタスはアルコール度数世界1と言われる96度のウオッカ
レモンの色も香りも漬けてすぐに飛び出してきます
おかげで超スピードアップ レモンの皮を漬けて1週間
シロップを加えて 1週間でもう完成
a0107981_19122059.jpg

レモンイエローの絵の具が付いた筆を水の中でシャバシャバ~洗ったような色
白濁した 甘くてかすかに苦みもある とろりとした口当たりはイメージどおり
冷凍庫に入れて きんきんに冷やして そのまま
あるいは たっぷりの氷にレモン果汁と炭酸を加えて~

興味のある方は是非トライしてみてください
2週間で美味しいリモンチェッロが出来ますよ

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

1ℓ のスピリタスウオッカにレモン10個分の表皮を漬けて1週間
皮を取り除いて
グラニュー糖700g+水1ℓでシロップを作って冷ましたものを加えて 1週間

これだけですから(^^
でも 飲みすぎと 火気にだけは気をつけてくださいね
96度のウオッカです シロップを加える前は引火しますから!




☆★ お知らせ ★☆
5月14日(水)10:00~空席できました




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2014-05-03 22:37 | 日常 | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


by lesgalettes

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

Galettes and Biscuits
home


イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
イギリスおかし百科


※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします

カテゴリ

全体
日常
イギリスのおいしいもの
アフタヌーンティー&ティー
イギリスイベント
イギリスで学ぶ
フランス
イギリスの花
日本&イギリス以外
イギリス散歩
レッスン
未分類

以前の記事

2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
more...

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧