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スノードロップ


「January blues」
そんな言葉があるくらい どんよりとしたイギリスの1月
この1年で一番暗い季節の終わりを告げるように 1月末頃から咲き始めるのが
スノードロップ

ありがたいことに ジャニュアリーブルーとは無縁な わたしですが
スノードロップを見ると 本当にうれしくなります
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スノードロップの咲く1ヶ月の間の週末午後だけ オープンする Colesbourn Park
小川が流れ ちいさな湖や丘があり
そこにナチュラルに咲き乱れるスノードロップの美しさで有名

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Henry John Elwes (1846-1922) によって始められたスノードロップのコレクション
その種類はイギリス屈指
近隣だけでなく 全国から訪れる人で賑わっています
といってもそこは 6000エーカーもある広大な敷地
静かに みな思い思いに 散策を楽しんでいます
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ここまでの写真でお分かりのように 必需品は長靴
大人も子供も準備万端 駐車場で長靴に履き替えるので
どろどろの道もへっちゃら(^^
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でも 長靴で長時間歩くと 結構これがくたびれるんです
寒いしね。。。
そこで欲しくなるのが 温かい紅茶 ♪
散策の後は 「TEAS」 の看板に向かってまっしぐら
部屋に入ると みんなマグを手に おいしそうに紅茶をすすっています
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お目当ては手作りのケーキたち
多少見てくれが悪くても どれも紅茶にぴったり
こんなときほど ティーバックの紅茶がおいしいと思う時はありません~

「写真を撮っていい?」
スノードロップの写真を撮る人は沢山いても
こんなところでケーキの写真を撮る物好きは わたしくらい
「お好きなだけ どうぞ~」 いつも笑われます(^^;
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でも スノードロップの写真を撮るのと同じくらい いえいえ確実にそれ以上に
お菓子の写真を撮るのが好きなので
仕方ありませんね 。。。(笑)


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今年も おかげでおいしい紅茶がいただけました
毎年 きれいな花を咲かせてくれて ありがとう~



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by lesgalettes | 2012-02-29 03:05 | イギリスの花 | Comments(4)

パンケーキレース


今年は 2月21日(火)が Shrove Tuesday またの名を「パンケーキデイ」
なぜそんな名前がついたのかと言うと~
Lent (四旬節) の断食の間
食べることを禁じられている乳製品や卵などを使い切るために
その前日に当たる Shrove Tuesday に
パンケーキを焼いて食べる習慣があったから~

今はイギリス各地で行われているパンケーキレースですが
発祥は バッキンガムシャーにある Olney という町
1445年 せっせとパンケーキを焼いていたため Shrivingのミサに遅れそうになった
町の主婦が 慌ててフライパンを持ったままエプロン姿で
教会まで疾走したのが始まりだとか。。

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この500年の伝統を持つレース オルニーでは町の中央のマーケットプレイスから
教会までのハイストリート415ヤードを走ります
このレースを見るために 沿道にはすごい人数の見物客
そしてもちろん パンケーキも売っています
こちらも当然 レモン& シュガー (^^
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パンケーキ片手に レース参加者たちがいるテントに入ってみると
なんだかとっても盛り上がっています 楽しそう ♪
参加資格は 町に住んで3ヶ月以上の18歳以上の女性
エプロンと三角巾 手にはパンケーキ入りのフライパンを持つことが条件
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ルール説明の後 参加者がスタートラインに立ちました。。。
スタートは11時55分
笑顔の後ろに 参加者たちの本気感が伝わってきて
見ているこちらのほうがちょっとドキドキ(笑)
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さて いよいよ パンケーキベルと呼ばれる鐘の音と同時に スタート!
かなりの速さ !
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勝者を見ようと
ゴールの教会に向けててくてく歩いて行ってみると・・・
優勝者を囲む沢山の報道陣
今年のレースを制したのは 初出場18歳の彼女です☆
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なんとその記録は58.5秒! レース史上初の1分以内の完走です
そして優勝者には 教会のBell Ringer から 平和のキスが与えられます ^^
1988年 1989年 1993年と過去に3度も(!)優勝しているという 彼女のお母さんも
さぞ喜んでいることでしょう~

町をあげての 年に一度の大イベント
この平和なイベントがこれからもずっと続くことを願ってやみません^^



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by lesgalettes | 2012-02-26 02:45 | イギリスイベント | Comments(3)

ボイルドケーキと パンケーキ


先日 Boiled Cake について書きましたが
偶然にも その「ボイルドフルーツケーキ」を教えてもらう機会が~
なんてグッドタイミング☆

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今回教えてもらったボイルドフルーツケーキには デーツとゴールデンシロップ入り
お鍋に バター・お砂糖・シロップ・ドライフルーツ・牛乳などを入れて 火にかけ軽く煮たら
卵と 粉類を入れて生地の完成
ワンボールケーキならぬ ワンお鍋ケーキです☆
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焼きたてもいいけれど 一晩たって味が馴染んだころが食べごろ
薄くカットして バターを塗れば 11時や午後のお茶のお供に最適です
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そしてもう1品は 季節柄 「パンケーキ」
昨日 21日は「Shrove Tuesday」
イースターの47日前のこの日は 次の日から始まるレントで食べられなくなる
卵や牛乳・ バターなどを使い切るために
パンケーキを焼いて食べる習慣があったことから
「Pancake day」 とも 呼ばれているのです
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イギリスのパンケーキは大きく分けて二つ
「ドロップスコーン」とも呼ばれる 「スコッチパンケーキ」 と
いわゆる トラディッショナルな 「パンケーキ」
ずっと小さめですが ふつう日本人が想像するパンケーキに近いのが
「スコッチパンケーキ」のほう
ウェルッシュケーキなどを焼く時に使う 分厚い鉄の鉄板 「グリドル」で 焼くのが
昔ながらの習慣です

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イギリスでふつう 「パンケーキ」といって イギリス人が想像するのが こちら
どう見ても ほんの少し厚めの クレープと言った感じですが
これがイギリスの 「パンケーキ」 なのです
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食べ方は レモンをぎゅっと絞って お砂糖をパラパラ、、、
これだけ
これをみな 面白いほど一様に 端からくるくる巻いて 食べます
くるくる巻くこの食べ方は 手でもフォークでも 食べやすいし
案外効率的かも
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こんなに甘いもの好きな国なのに パンケーキだけは いたってあっさりですが
これが慣れてくると きゅっと酸っぱいレモンと しゃりしゃりするお砂糖が
ちょっと癖になって ついつい 「もう一枚~」
と言いたくなります^^

次回は パンケーキデイには欠かせない「パンケーキレース」について~



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by lesgalettes | 2012-02-23 12:39 | イギリスで学ぶ | Comments(0)

イギリスのバンズについて~


前話の ハム作りと同時に教えてもらったのが イギリス各地の 「Buns」 について
Buns (バンズ)とは 一般に小型パンのことで
甘みやドライフルーツが入っていることが多いのが特徴
地方地方の名前のついた 似かよったものが 数限りなくある中で
今回教えてもらったのは その中でも特徴的な数種

まずはお店で買ってきたパンでお勉強~
地元ウィルトシャーから 「Lardy cake」と 同じく地元「marlborough buns」
黄色い断面のサフランたっぷり「Saffran cake」 はコーンウォールから
デボンシャーからは クロテッドクリームをサンドする 「Devon sprits」
他にも 「Eccles Cake 」 「Weslsh cake」 「Chelsea buns」 「Scottish baps」
「Bath buns」 etc...
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お気づきのように ケーキや バップ などと名前がついても それらもバンズの仲間
ブレッド と名前についても ケーキだったり
ケーキ とついていてもパンだったり イギリスの名前の付け方はとっても曖昧
知らないでメニューだけで頼むと 「あら?」と思うこともしばしば。。。

さて 一通り身近で手に入る有名どころをのバンズを知った後は
いよいよベイキング開始☆
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まずは 「ウェルッシュケーキ」から
驚いたことに この日のレシピはイースト入りの生地
私の知っているウェルッシュケーキとは かなり別物 これはこれで面白い
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お次は 「Lardy cake」 その名のとおり 生地にラードが入ります
ウィルトシャーは豚の名産地 よって
バターより ラードのほうが 昔から身近な油脂だったのでしょう
今でも地元のパン屋さんや ファームショップに行くと見かけることが出来ます
パン生地にたっぷりのラードとドライフルーツを折り込んで 焼き上げるので
焼き上がりには 底にラードと砂糖がしたたる スティッキーな焼き上がり
なかなかエネルギーのつきそうな 地方色豊かなパンであります
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もうちょっと洗練されたイメージの 「Chelsea buns」 は その名のとおり ロンドン生まれ
こちらはバターをぬり 砂糖とドライフルーツを巻き込みます
これをカットして型に並べてオーブンへ
シナモンロールのシナモンなし ドライフルーツバージョン といったところ
とてもポピュラーな イギリスパンです
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「Eccles cake」 こちらはマンチェスターそばの エクルスという町生まれ
たっぷりのカランツなどのドライフルーツを
パフペストリー(パイ生地)で包んで焼いたものだと思っていたら この日は
こちらもイースト生地でフィリングを包んで ベイク
こういうエクルスケーキも あるんですね
ぷっくり膨らんだ姿は とってもキュート
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もっと作るはずでしたが さすがに今日はこの辺で時間切れ
アツアツをカットしてみると~
今見ても何ておいしそう!
ラーディーケーキも ちゃんと 渦巻きに層が出来ています
市販のそれは もっとベタベタにラードと砂糖が染み出していましたが
それは今回 まだまだラードを控えすぎたということでしょう
~思い切りが 少々足りませんでしたね(笑)
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それにしても 焼きたてパンの香りに包まれたキッチンは
なんて幸せオーラに包まれるんでしょう~
これに勝るのは アップルパイや バターたっぷりのクッキーが焼ける匂いか
挽きたてコーヒーを淹れているときの香りくらい
表が まだまだ暗くて寒い冬だろうが そんなことをすっかり忘れさせます(^^

パンが主食のイギリスでも スーパーでパンを買うことが日常化し
パンの焼けるこの幸せな匂いを知らない子供たちも多いはず
家庭での手作りどころか パン屋すらも数が年々減少しているイギリス
そんな中 今も家で食べるパンは全て手作りの
彼女の気負いのないパン作りからは いつも
「家庭でのベイキングは 気軽に 楽しんでやればいいのよ」 ということを教えられます☆


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by lesgalettes | 2012-02-20 10:09 | イギリスで学ぶ | Comments(0)

ハムを作る


私が住んでいるWiltshire の名物は 「豚さん」
緑の牧草の上に点々と目立つ 牛や羊と違って
豚さんは ブナや樫の育つ林そばの 茶色い土の上に茶色い姿で住んでいるので
かなりの巨体にもかかわらず あまり目にすることはありません
だから ふだん目にするときは いつももうすでにお肉状態 (^^;
イベリコ豚のように ブナや樫の実をえさに育った
その「ナッティー」とも評される風味豊かなお肉は
おいしいハムとなることで有名です

今回はそのハム作りのお勉強
昔は家庭でもお肉を保存するためによくハムを作ったと言いますが
その手間のかかる下準備は 今はもっぱらプロ (お肉屋さん)に お任せ
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「ガモン」とも呼ばれる塩漬けにされたお肉の塊は
スーパーでもいつでも売っていますが
お肉屋さんに頼むと 好みの部位を 好みの処理方法で準備してくれます
この日は 同じ部位をいくつかの方法で下準備してもらい
さらに数種の調理法でその違いを 確かめようと言うのが趣旨

まず塩漬けの方法には2種類
「wet cured(塩水漬け方)」と 「dry cured(塩を直接すり込む方法)」 があります
さらにそれを スモークするか しないか あるいはどんな木でスモークするか
などにもより大分変わります
お肉の大きさにもよりますが 塩蔵には最低4日 スモークも大分時間がかかるそうですが
ぱっと見は まるでどれも同じ普通の生のお肉のよう
ですから 何種類か頼むと このように紐の色を変えて区別してくれます

まずは ボイル
このままでは塩辛過ぎるので いったん茹でて余分な塩を抜きます
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塩が抜けたお肉を 今度は調理
今回は
・マーマレード&ウィスキーをたっぷり塗り オーブンでロースト
・マスタード&ハニー を塗ってロースト
・野菜やハーブなどとボイル
・上記と同じくボイルしたものを 冷やしてしばらく寝かせたもの この4種にトライ

焼きあがった姿は ハムと言うよりは一見 ローストポーク
かなりゴージャスなごちそう風の仕上がりです☆

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ついついハムと言うと
日本の薄くスライスされて真空パックされた あれを想像してしまいますが
イギリスではこれもハム
パブメニューによくある 「ガモンステーキ 」 は この塩抜きしたお肉を厚切りにして焼いた
ちょっと塩辛いハムステーキのこと
お肉やチーズなどのしょっぱいものに
フルーツのソースや チャツネ(野菜や果物を混ぜたジャムのようなもの)などの
甘いものを添えるのが大好きなイギリス人は
このハムに あま~いチャツネを塗ったサンドイッチも大好き
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さて お味のほうですが みんな大絶賛
意外と ローストしたものはしっとり
ボイルしたもののほうがより 繊維がホロホロに仕上がります
寝かせて冷やしたものは 一番イメージするハムに近いもの
スモークは味にはそう影響はなく あくまで鼻に抜ける香りをプラスする感じ
ドライキュアードと ウエットキュアードの違いは
正直 お肉舌を持ち合わせていない私は (甘いものにすっかり毒された舌の私は)
調理後は はっきり区別するのが難しかったけれど
ウェット処理のほうが おいしいらしいです(^^)

そういわれてみれば 売っているベーコンも 見た目は生のふつうの薄切りお肉風で
スモークとアンスモーク の2種
イギリスに来たばかりの頃は イギリスには 薄切り肉はないと聞いていたのに
ちゃんと売っているじゃない~と買ったら
しっかり塩蔵のベーコンで 「あらあら、、、」なんて思ったりしたものです
今回のハムも 加熱前は生のふつうのお肉風だけれど
調理後は しっかりきれいな ハムのピンク色

とにもかくにも
普段何気なく見ているハムへの認識が新たになりました
近くに良いお肉屋さんがあれば 人が集まる時に これは簡単ごちそうでいいかも^^

実はこの日 ハムの他に イギリス各地の Buns(パン)も教えてもらったので
その様子はまた次回に~




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by lesgalettes | 2012-02-18 04:05 | イギリスで学ぶ | Comments(0)

バレンタインズデイ

今日は2月14日
教室のための材料を並べながら なんとなく写真を撮ってみたら
案外板チョコもかわいい姿☆

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有名ブランドの高級チョコレートを使えば それはもちろんおいしいけれど
ふだんおうちで作るお菓子になら
スーパーの製菓材料売り場のチョコレートでも結構充分
多少失敗しても もう一回チャレンジしようかなって 気にもなります(^^
特に フォンダンショコラなんかは
オーブンや型によって はたまたオーブンに入れた個数や生地の温度なんかによっても
焼き時間が変わってくるので 要実験
高いチョコレートじゃもったいない!
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ふだん甘いチョコレートには
酸味のあるベリーや 苦味のきいたオレンジなんかを合わせたくなるけれど
なぜかバナナだけは 話しが別
甘いバナナの香りが チョコレートのほろ苦さを引き出してくれるようで
これはやっぱりナイスコンビネーション
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チョコレートを流したタルトにしても イギリス風のどっしりケーキでも
ロールケーキにしても どうしてもおいしい (^^
ひとつ問題があるとしたら それは
今作りたいって思ったときに 手元にちょうどいい熟れ具合のバナナがないと困ること
スーパーに行っても イギリスでは やけに青~いバナナばかり
みんなあの青いバナナを食べているのかしら。。。
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チョコレートの個性で ちょっとごまかして食べるのが
ベジタブル系ケーキ
ビートルートや ズッキーニのケーキは 大抵チョコレート味
ここでの野菜のお仕事は しっとり感を与えるということと
野菜だからちょっとはヘルシーなんじゃないかという 免罪符的役割 (笑)
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ルバーブのチョコレートプディングは 作ってみたものの
ルバーブ自体のおいしさがちょっと負けてしまうので リピートはなさそう
酸味自体はチョコレートに合うので もちろんたまにはいいですが

そんなこんなで チョコレートはあんまり~などと言っている割には
案外チョコレートケーキも作っていることが判明
それにしても
イギリス人の一人当たりの年間平均チョコレート消費量約11kgにはいたりませんが、、、



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by lesgalettes | 2012-02-15 03:19 | イギリスのおいしいもの | Comments(2)

チョコレート


気づくともう2月も11日
言われるまで忘れていた「バレンタインデー」
ここでは 日本ほどバレンタイン商戦が激しくないせいか
はたまた バレンタインに盛り上がる年齢を過ぎてしまったせいなのか。。。

正直 チョコレートのビックファン~というわけではない私
チョコレートケーキを作るとしたら それは大抵 頼まれたケーキを作る時くらい
しかも自分の好みで作るので
ついついベリー系などをあわせた 酸味多めのケーキになりがち
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そんな軽めの 日本風チョコレートケーキと違い
イギリスのそれは どっしりタイプが主流
基本ティールームでは 常温でケーキを並べていることが多いので
デコレーションも バタークリームがほとんど
温度調節されたガラスケースの中の まるで宝石のように並ぶ
日本のチョコレートケーキたちと比べると 随分たくましいケーキです
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チョコレートの塊は あまり欲しない私ですが
チョコレートを使った焼き菓子は 時々食べたくなります
しかも ブラウニーのように 全面チョコレート色のものよりは
生地の中に ところどころチョコレートを感じるものを
そのほうが味に変化があって 飽きずに食べられますよね
(チョコレート好きは 徹頭徹尾チョコづくしのほうが いいのかもしれないけれど... )
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そして さらにベリーやオレンジ ・ パッションフルーツなど
酸味のあるフルーツが 加わっているともっとうれしい
シェル型のクッキーには ラズベリー
ハートの生チョコレートには マンゴー
私が好んで作るチョコレート菓子は
チョコレートがそんなに好きじゃない人向け(?)なのかもしれない (^^;
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その点 イギリス人は 大の大のチョコレート好き
歯が溶けてしまうかと思うような チョコバーを 大人も子供も
老いも若きも みなおいしそうにかじっています

先日参加したチョコレートのクラスでは
自分が使ったボールなどを洗うのに シンクの前に行列が、、、
そして 並んでいる間に チョコレートだらけだったはずのボールやゴムベラが
みなさんなんだかすっかりきれいになっていますよ~
まぁ 洗うのも楽になっていいけれど。。。(笑)

2台のチョコレートケーキを自分で焼いて持っていき
クラスでは チョコレートでのデコレーションの仕方を教えてもらうわけですが
帰りには当然 チョコレートで 重みがずっしり倍になったケーキを2台お持ち帰り
「こんなに大量のチョコレートケーキどうしようかな、、」 と言ったら
「えっ なんで? これくらいあっという間よ~」
「 。。。 」

さすがですね イギリス人☆



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by lesgalettes | 2012-02-12 07:42 | イギリスのおいしいもの | Comments(4)

Boiled Cake (茹でケーキ?)

マーマレードを作っている間
お鍋の中で揺れるオレンジを見ながら思い出したのが
「Boiled Orange Cake」 (ボイルドオレンジケーキ)
マーマレードが入ったケーキの オレンジの皮の風味が好きな人になら
大抵気に入ってもらえるそのケーキ
名前のとおり まずは大胆にオレンジを丸ごと茹でるところからスタートします

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お鍋でオレンジを茹でること 約1時間
表の皮まで柔らかくなったら 粗めにカットして フードプロセッサーでピュレ状に

後は卵やアーモンドパウダーなどを加えて混ぜるだけ
オレンジの味や香りを丸ごと封じ込めた しっとりおいしいケーキです
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オリジナルがどこの国発なのかは分かりませんが
小麦粉やバターを使わないので 最近はカフェなどで
グルテン&デイリーフリーのケーキとして よく並んでいるのを見かけます

そして最近お気に入りで作っているのが これのレモンバージョン
「Boiled Lemon Cake」 (ボイルドレモンケーキ)
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やはり レモンを丸ごと1時間ほど茹でてから ピュレ状に
そのままでも充分おいしいけれど
レモンの青い香りによく合う タイムを合わせて
アプリコットのグレーズで仕上げます
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まるでレモンをそのまま食べているような そんなフレッシュなケーキ

イギリスで 「ボイルドケーキ」 というと
昔からあるのは 「Boiled Fruits Cake」 (ボイルドフルーツケーキ)
こちら どんなケーキかというと
焼き上がりは いわゆるイギリスチックなレーズンたっぷりどっしりケーキ
けれど 変わっているのはその作り方
粉類と 卵以外の材料を全てを お鍋に入れ それに1カップほどの水を加えて煮るのです
それが冷めたところで 卵と粉類を加えれば生地の完成
あとはオーブンに入れてゆっくり焼き上がりを待つばかり
泡だて器も ボールさえもいらない お鍋ひとつで出来てしまう 超お手軽ケーキ
しかも水分がたっぷり入っているので しっとりさもより長持ち
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時間はあるけれど 洗い物も力を使うのも 今日は嫌~
という時に最適なケーキです☆
イギリス風のどっしりフルーツケーキがお好きなら、、、
という条件付ですが ^^




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by lesgalettes | 2012-02-09 02:04 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

マーマレード

大量に出来た セビルオレンジのマーマレード
イギリス人のように 朝食でトーストにつけて食べるだけでは 到底消費できないので
(なぜかマーマレードは朝用のジャムと位置づけられているので
アフタヌーンティーなどには 登場しないのです。。。)
お得意のケーキ作戦☆

教室のメニューも強制的に マーマレード菓子。。。(^^;
だって ほらシーズンですから☆
まずはイギリスらしく 「Sticky marmalade cake 」
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生地にたっぷり マーマレード
焼き上がりにも もちろんたっぷり
ビターオレンジの香りと ほのかな苦味がくせになるケーキです

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お次も イギリスから 「Marmalade tea bread」
ティーブレッドといっても 紅茶が入っているわけでも イーストで膨らませるわけでもなく
お茶のお供としての 比較的あっさりしたケーキのこと

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柔らかくしたバターに お砂糖を練り混ぜていく作り方の
上記のマーマレードケーキとは違って
こちらは 冷たいバターを粉に混ぜてサラサラの状態にするところから始まります
(ちょうどスコーン作りのような感じです)

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最もイギリスっぽい スチームタイプの 「マーマレードプディング」 も
この季節は捨て難いけれど
たまに食べたくなるのが
フランスはプロバンス地方の 「ガレットオランジュ」
手で成型する素朴な形がなんともかわいらしい オレンジ風味の焼き菓子です
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よく見ると 我が家には 他にもたくさんのマーマレードが存在していました
定番 Frank cooper のオリジナルマーマレード
ウィスキー入りのその名も 「ジェントルマンズマーマレード」
セビルオレンジにスターアニスで風味をつけたもの などなど。。。

スーパーのジャム売り場で驚くのは そのマーマレードの種類
いちごなどその他全てのジャム売り場と同じくらいの面積が
マーマレードのためだけにさいてあります
薄切りカット・厚切りカット・ ピールなしに ダークマーマレード etc...
イギリス国内だけで 年間30,000,000 リットル消費されているというから(本当?)
どれだけ マーマレード好きなのか 推して知るべし
16世紀にヘンリー8世がポルトガルから贈られたmarmelada と呼ばれるものは
「クインスチーズ」( marmeloマルメロで作る固めのゼリーようなもの)だったとか
それが スコットランドの Dundeeでオレンジのマーマレードとなるまで約250年
そしてわたしがここで マーマレードについて云々語るまで さらに200余年

日本人より あまり食の変化を好まないイギリス人
マーマレードはこれからもずっと
イギリスの朝のテーブルにのり続けることでしょう
そして我が家のテーブルにも 当分の間 のりつづけるでしょう。。。


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by lesgalettes | 2012-02-05 03:00 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)

セビルオレンジ


「今年は暖冬ね~」 と喜んでいたら 急に寒さがやってきました
コタツにみかんの恋しい季節。。。
近頃はイギリスでも 「Satsuma (さつま)」という名前でみかんが売っています
でも今 それより気になるのは
イギリスで最も季節感のある柑橘類 「Seville orange」
1月末から2月初頭のわずか数週間だけ 登場するこのオレンジ
どんなスペシャルな オレンジかというと
生では全く食べることのできない 「マーマレード専用」 という スペシャル(?)さ
硬い皮と 苦味が特徴の このスペイン育ちのビターオレンジで
イギリスの朝食に欠かすことの出来ないマーマレードを
みんな今の時期に 1年分まとめて作ってしまいます

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2年前の冬にせっかく作り方を教えてもらったにもかかわらず すっかり忘れ
再度レシピを聞いて 作り始めたのですが
何も考えず教えてもらった分量そのままに作っていたら、、、
「えっと 砂糖は~ 9lbs」 。。。4kg!?
途中まで作ってしまっていたので 後戻りすることも出来ず
結局そのまま 大量のマーマレードを作ることに
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そうですよね~かさの減るジャムと違って 大量の水を加えるマーマレード
フルーツの何倍にも出来上がりが増えるんでした。。。(^^;)
柔らかく煮た皮に 絞っておいた果汁と モスリンに入れた種
コトコト煮ていると うち中 柑橘のいい匂い
ベルガモットの香り好きとしては かなり癒されます

今年はちょっといたずらして ライムとレモンも加えた Three citrus marmaladeや
コアントローフレイバー など作ってみたりしたのですが
中でも おいしかったのは
スコットランドのリキュール「Drambuie」 とアーモンドを加えたバージョン☆
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drambuie は モルトウィスキーに ヒースの花から採れるヘザーハニーや
スパイスを加えた 甘くてスパイシーなおいしいリキュール
スコットランド(マーマレードの本場)のお酒と スペインのアーモンド
同じ土地のものを合わせるのは やっぱり失敗が少ないのかもしれません
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オレンジの香りに癒された後は
マーマレードで やけにべたべたするキッチンの掃除と格闘しながら
この大量マーマレードをどう消費しようか 考えるのでした。。。

セビルオレンジによる舌のぴりぴり感 ゆえに
お得意の ジャム:ヨーグルト= 1 :1 という 公式による消費は 少々つらいので。。。




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by lesgalettes | 2012-02-02 04:27 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


by lesgalettes

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ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

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