カテゴリ:レッスン( 153 )

Derbyshire oatcake

今月のレッスン
ベイクウエルタルトともう一品作っているのが 「ダービーシャーオーツケーキ」
Bakewell の町もダービーシャーなので 今回はダービーシャーつながり
ふつうイギリスで 「オーツケーキ」 というと オーツ(カラスムギ)で作るザクザクしたヘルシーな塩味のビスケット
以前レッスンでも フムスと一緒に作りましたが
ダービーシャーのオーツケーキは 姿かたちが相当違います
a0107981_11372875.jpg

簡単に言ってしまえば オーツを使った塩味のパンケーキ
そして一番の特徴はイーストを使って膨らませると言う点
細かく挽いたオーツに全粒粉などを足してイーストも加えたら
あとは牛乳とお水を混ぜるだけ
温かい所において ぶくぶく発酵してくるのを待ちます
a0107981_11364459.jpg

あとはフラインパンで焼くだけなので なんともお手軽簡単レシピ!
イーストを使うのは難しそうとか 面倒とか思う人でも全然大丈夫
混ぜたら放っておくだけですから
では 焼きましょう~
フライパンに流すと~プツプツぷつぷつ開いてくる大きな穴
そう これはイースト独特のあの感じ クランペットのそれと一緒
焼いている時のイーストの香りもクランペットっぽい
そしてモチモチの食感もまさに一緒
オーツ入り薄焼きクランペットを想像してもらえば 食べたことがない人でも当たらずとも遠からず

a0107981_11365241.jpg

リングがない分お手軽なのと 薄いのですぐに焼けるので クランペットよりさらに気軽に作れます
さぁ 焼けたら温かいうちに食べましょう~
クランペットと違うのは お茶の時間にと言うより食事に向いているというところ
オーツの香りのせいかな
もちろんバターとジャムや ゴールデンシロップなどもありなのですが
それよりも合うのが チーズ・卵・ベーコン・ソーセージなど
a0107981_113717.jpg

現地でも多いのは甘いものとのコンビネーションより もっぱらお惣菜系
特に朝食的なものとの組み合わせが定番

レッスンでは オーツケーキが軽く焼けたら チーズをたっぷりのせてパタンと半折に
チーズがとろけるまでもうちょっと加熱
チーズがとろ~りとろけて 穴から流れ出した頃が食べごろです (^^
a0107981_11371137.jpg

今回はおまけに チーズオーツケーキに合わせて
グリーントマトや 洋ナシとくるみなどのチャツネ数種添え
(我が家の冷蔵庫はいつもチャツネの瓶でいっぱい☆)
ほかにドライトマト味やビーツ味のフムス・ キドニービーンズのパテなども いくつか用意したので
みんなで 「これも合うね でもあれをあわせても美味しそうだよね~」とワイワイ オーツケーキ試食^^

わりと味の想像の出来るベイクウエルタルトはそっちのけで
今回の主役はモチモチが楽しい新食感の 「ダービーシャーオーツケーキ」 だったような、、、
でもわたし的にも こちらのほうが 「押し」 だったので
喜んでもらえて非常に嬉しかったのでした (^^
お菓子じゃないって言われそうだけれど
こういうイギリスの粉ものも捨て難いので これからもきっと時々レッスンに入れちゃいます☆





にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-04-30 11:34 | レッスン | Comments(2)

ベイクウェルタルト

今月のレッスンではイングランド中部 Derbyshire のお菓子(粉もの)から
「Bakewell tart」と「Derbyshire oatcake」 をご紹介☆

まずは「ベイクウェルタルト」
これはショートクラストペストリーの上にラズベリージャム そしてアーモンドクリームをのせて焼いた
シンプルイズベストな味わいのタルト
「なにかひとつタルトの名前をあげてください」 と言ったら ジャムタルトかこのベイクウェルタルト
が筆頭にくるのではないかと思うほどに イギリスでは基本のタルト
a0107981_16301885.jpg

ベイクウエルタルトを小さく焼いて アイシングをかけてドレンチェリーをのせたものは
「チェリーベイクウェル」と呼ばれ これまたポピュラー☆
どれだけポピュラーかと言うと 上の写真のように チェリーベイクウェル味のグリーンティーが売られているほど・・・
a0107981_16302816.jpg

因みに Bakewell とは「よく焼いた」 という意味ではなく ダービーシャーにある村の名前
自然豊かなPeak District 国立公園のなかにあるこの村は これと言った見所があるわけではないのに
いつも多くの観光客で溢れています
確かにかなり歴史のあるマーケットタウンだし 可愛い街並みではありますが
ここまでこの村がイギリス人を惹きつけるのは 「ベイクウェルプディング」の存在があるからこそ
みな この「ベイクウェルプディング」が食べたくてこの町を訪れるのです
みな、、、というのは語弊があるかな^^;
国立公園のrambling (カントリーサイドを歩くこと)メインで そのついでに立ち寄る人も多いので
a0107981_16303782.jpg

それとはともかく~「ベイクウェルプディング」って ベイクウエルタルトじゃないの?と思われたあなた
そのとおり~
詳しくはこちらに書いてあるので ゆっくりご覧になっていただくとして~

「ベイクウェルプディング」のお味は 正直名物に何とか、、、(ゴメンナサイ)
パイ生地にジャムまではいいのですが その上に流すフィリングがどうにも水っぽく~
生焼けっぽいパイの底と上のグニュッとしたやけに甘い中身が 「う~ん」・・・
でも ベイクウェルタルトは美味しいので ご安心を(^^
a0107981_1630457.jpg

フランス菓子にでもありそうなこの焼き菓子は
ふんわりとした食感の香りの良いアーモンドクリームが万人受けする味
スーパーで買う市販のイギリスものは 杏仁豆腐のようなビターアーモンドエッセンスの香りが強烈なことが多いけれど(笑)
a0107981_16305364.jpg

憶えておくと 他のフルーツタルトなどに応用が利くお役立ちレシピです

さて次回は今月のレッスンのもう一品
ベイクウエルの村でも売っていたイースト発酵のセイボリー系パンケーキのような
「ダービーシャーオーツケーキ」のご紹介☆
一部の地方でしか食べられていないのであまり聞かない名前かもしれませんが
わたしが非常に好きなオーツもののひとつ
これ ずっとレッスンでやりたかったのです^^






にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-04-26 20:29 | レッスン | Comments(2)

英国地方のお菓子と紅茶とちょっぴりアンティークの会 裏話

先日開催した「英国地方のお菓子と紅茶とちょっぴりアンティークの会」
前日の夕方4時過ぎ
大きなスーツケース3つとダンボールをいくつか抱えて山口ももさんがやってきました
お茶もそこそこに 開梱開始☆
a0107981_1754089.jpg

スーツケースを開けると~
出てくるわ出てくるわ プチプチに包まれたお宝の山
クレステッドチャイナやら アンティークのカップやら
次は何が出てくるのかな~と とっても楽しい^^
a0107981_1755735.jpg

でも~楽しんでばかりもいられません
わたしはお菓子を焼かないと!
ももさんがアンティークを出している間 脇でせっせとお菓子の準備を始めます
気づくと外はもう真っ暗
写真も大分暗さを反映(我が家は結構暗めの照明なのです、、、)
まずはヨークシャーカードタルトを焼いて~
a0107981_1754837.jpg

お次は bettys のファットラスカルのイースターバージョン 「Bury Simnel」 ↑
これはランカシャー地方のイースターのお菓子
スパイスやドライフルーツがたっぷり☆

下の写真は ショートブレッドタイプのバノック 「Picathly Bannock」
オレンジピールやアーモンドが入っています
a0107981_176628.jpg

今回はももさんのお話しに合わせて スコットランドと北イングランドのお菓子ということで
マーマレードを使った 「Sticky marmalade tea loaf」
Grasmere Gingerbread
繊細な味のフォーストルバーブには オレンジとお砂糖を加えて オーブンでロースト
こうすると煮崩れやすいルバーブの形を残したまま加熱することが出来ます
これはパブロヴァ用
どんどんどんどん作ります (^^
いつもこれだけ沢山作るの大変だったでしょう~と言われますが
短い時間にどういう順番で作れば一番効率よく作れるか考えながら
わ~っといっぱいお菓子を焼くのは結構好きだったりするんですよね、、、
(大雑把さ 炸裂ですが、、、)

ももさんは開梱が終わり セッティングに入っています ↓
a0107981_176214.jpg

そうそう 今回のお菓子はイギリスの粉で作っていたんですよ
焼き菓子が多かったのですが どれもざっくりよりイギリスの味 だったはず

わたしもももさんも ようやくひと段落ついて時計を見ると~
あらもう10時を越えているではないですか
「お腹空いたね~」
でも その日の夕方まで家を留守にしていたため冷蔵庫を見てもお菓子の材料以外入っていない
(いつもだけれど、、、)
今さら外食も面倒だし~というので 急遽スコーンやらオーツケーキやら
たまたまあったコッペパンやらコロッケパンまで並べて ほ~っ☆
a0107981_1763199.jpg

こんなに遠くまで来てもらって遅くまで働かせた上に なんてごめんなさいな夜食 ^^;
本当に申し訳ない、、、
冷蔵庫からチーズやらフムスやらチャツネやらを並べているうちに~
そのうち 「疲れたし 飲んじゃおっか!」
なぜかワインを飲み始める (笑)

それにしてもこんなに沢山のアンティーク 梱包してイギリスから運んできて
どんなに大変だったことでしょう
ももさん 本当に ありがとうございました
a0107981_1764127.jpg


そんなこんなで 翌朝~
無事 会をすることができたのでした☆

会の裏話し(舞台裏)でした (^^



にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-04-07 07:18 | レッスン | Comments(0)

英国地方のお菓子と紅茶とちょっぴりアンティークの会

先週開催した 山口ももさん を迎えてのスペシャルレッスン
「英国地方のお菓子と紅茶とちょっぴりアンティークの会」
今日はそのご報告~

会のコンセプトはこのゆる~いタイトルそのまま
ももさんによる イギリスの地方菓子やアンティークのお話しを聞きながら
わたしが作った地方菓子でお茶しましょう~というもの

a0107981_8352837.jpg

いつもより沢山の人が入るため イス類はいつもと違う配置
ももさんがイギリスからせっせと運んできたクレステッドチャイナをはじめ
ティーカップ類などのアンティークも並び なんだかお店屋さんのような雰囲気

a0107981_8354853.jpg

ももさんの手書きのイラストも可愛らしい著書も並びます
もう絶版になったものもありちょっとした貴重品

なんやかやとバタバタしながら全ての準備が整ったのはレッスン開始のちょっと前
ふ~ 危ない危ない

a0107981_8355823.jpg

今回は初回ということで 地方菓子のお話しはスコットランドと北イングランド編
スコットランド編では さまざまなバノックやダンディーケーキスコッチパンケーキ
ウォーカーズの工場を訪れた時のお話しなど~
スコティッシュブレックファストを飲みながら 食べていただいたのは
「オーツバノック」と 「スティッキーマーマレードティーローフ」
イーストで膨らませたパンタイプの Selkirk bannock のようなものもあれば
オーツケーキのようなもの はたまたショートブレッドのようなものまであるバノックですが
「oat bannock」 は以前レッスンで作ったこともあるオーツケーキを分厚くしたようなもの
それにこの日はチェダーチーズと ルバーブのチャツネ添え
a0107981_836156.jpg

北イングランドのお話しでは シンギングヒニーエクルズケーキ
ベティーズやWakefield のフォーストルバーブのお話しなど盛りだくさん
それに合わせて 紅茶はピンク色がきれいな ルバーブスプリッツァーティー
お菓子は 「ヨークシャーカードタルト」に この時期限定ベティーズのファットラスカルのイースターバージョン
「Bury Simnel」
a0107981_836239.jpg

その後のアンティークのお話しの時は
ちょっとスモーキーな香りの English Drawing room scented tea に合わせて
「グラスミアジンジャーブレッド」 ショートブレッドタイプの 「Pitchathly Bannock 」
「フォーストルバーブのパブロバ」

a0107981_8363314.jpg

そうそう紅茶はイギリスでもまだ珍しい Kent & Sussex カンパニーのもの
ももさんおススメのこのメーカーは 定番からちょっと珍しいフレイバーまで揃い
HPを見ているだけでも楽しい(^^

a0107981_836546.jpg

アンティークのお話しは ももさんが今はまっているクレステッドチャイナについて
これは各村や町の紋章がついた陶器のお土産品で
ヴィクトリア時代から1930年ごろまで作られていたもの
形は本当に様々で 小さなティーポットだったり 動物だったり 花瓶だったり、、、
イギリスではコレクターも多い どれも100年前後昔の立派なアンティーク
a0107981_8354133.jpg


一通りお話しが終わった後は ちょっとしたアンティークの販売も~
前述のクレステッドチャイナはじめ アンティークのカップ&ソーサーや ティーポット
トーストラックや お茶周りの小物など
どれも魅かれるものばかり
しかしよくもまぁこれだけの荷物をイギリスから運んでこれたものです
前日 スーツケース数個にダンボール数個の大荷物を抱えてやって来たももさん
そのお宝がどんどん出てくる開梱の様子や準備もとっても楽しかったので
次回のブログでちょっとご紹介しちゃいます (^^

この日の会は午前と午後の2回
スコットランドと北イングランドは ご紹介したいお菓子がありすぎる地方だったので
全体に思ったより急ぎ足になってしまいましたが
「英国地方のお菓子と紅茶とちょっぴりアンティークの会」
楽しんでいただけたといいのですが~
お越しいただいた皆さん 本当にありがとうございました☆
今回はちょっと欲張りすぎたかな?
次回のレッスンの際にでも忌憚ないご意見をお待ちしております(笑)

では次は会前夜の準備の様子を少々、、、



にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-04-04 11:24 | レッスン | Comments(3)

3月のイースターレッスン


もう4月だというのに まだ3月の話しをしていますが~
3月のメニューはメインのシムネルケーキ プラス 「イースタービスケット」
a0107981_10371954.jpg

ボールひとつと木のスプーンかゴムベラ1本あれば出来てしまうお手軽レシピ
バターにお砂糖 卵に小麦粉
全部ぐるぐる混ぜるだけ
a0107981_10363380.jpg

いつものビスケットをイースター風味にしてくれるのは
ミックススパイスとカランツ
仕上げには卵白とお砂糖をぱらり、、、
卵黄の艶とは違うカシャッとした透明な表面を作ってくれます
a0107981_1036438.jpg

a0107981_10365138.jpg

少し色白に焼き上げて
お皿に盛れば あ~なんて美味しそう☆
紅茶が何倍も美味しくなること間違いなしのビスケット
a0107981_1037166.jpg

こんなに簡単美味しいビスケットを イースターシーズン限定にしてしまうなんて勿体ない
「イースタービスケットどうぞ」 なんて名前まで正確に言わないで
「ビスケット焼けたよ」 そう言って 1年中食べちゃいましょう(^^

a0107981_10371078.jpg


こちらに簡単なレシピを載せているので
是非作ってみてくださいね☆




にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-04-01 10:34 | レッスン | Comments(0)

3月イースターのレッスン


イースターが過ぎて 急に春らしい陽気になってきましたね

3月のレッスンはイギリス王道イースターレシピ
「シムネルケーキ」と「イースタービスケット」
実際のところ 今のイースターの圧倒的主役はチョコレートエッグですが
やはりシムネルケーキなしには イギリスのイースタースイーツは語れません
3月の我が家は卵&ひよこだらけ ^^
a0107981_8153764.jpg

クリスマスやイースターといった 大切な行事の際には どっしりフルーツケーキがイギリスの基本
レーズンやオレンジピールといったドライフルーツがまだまだ貴重品だった頃から
スパイスやブランデーなど 贅沢なものを詰め込んで作るお祝いのケーキ

クリスマスケーキほどではないけれど 大量に入れるドライフルーツは粉よりずっと多くって
さらにシムネルケーキの特徴でもある ケーキの間に挟み込んで焼くマジパンもあるので
低温でじっくりゆっくり焼き上げます
a0107981_8154660.jpg

しっかりケーキが落ち着いたら マジパンでおめかし
普段は焼いたら 「ハイ出来上がり!」というケーキが多い中
春を祝うこのケーキはきちんとデコレーション
アプリコットジャムを薄く塗ったら
イースターのシンボルカラーでもある黄色のマジパンでカバー
11個のマジパンのボールを乗せてあげます
(どうして11個?~そんな理由などはこちらを☆)
a0107981_8155716.jpg

ここまでは結構 「見た目より案外簡単だね~」なんて みな順調だったのですが
一番手こずっていたのが仕上げのリボン巻き
「こういうの一番苦手 立て結び~!」 賑やかに手こずっていました(笑)
a0107981_816138.jpg

さぁ 完成☆
みんなのシムネルケーキが整列したら 本当に黄色のお花が並んだように
ぱっとお部屋が明るくなりました^^

a0107981_816226.jpg

カットするのが勿体ないほどの出来栄えです☆
あ そうそう シムネルケーキはボールを並べたら 上にうっすら焦げ目を付けるのが特徴
グリルがついているオーブンなら そこにさっと入れるか
もしくはバーナーでちょっと炙るか、、、とにかくちょっぴり焼き団子風に焦げ目がついたマジパンは
さらに美味しそうな表情に~
a0107981_8163191.jpg

イギリスで習った中で一番美味しかった手作りのマジパンは全卵入りで加熱するタイプ
生の卵白をアーモンドや砂糖と混ぜるだけのマジパンは手軽でいいけれど
日持ちも心配だし 色も白っぽい
今回レッスンで作ったタイプだと 卵のおかげでイースターにちょうどいい黄色加減に
a0107981_8164095.jpg

ミックススパイスの効いたフルーツケーキの美味しさはもちろんだけれど
本物のマジパンの美味しさに開眼するシムネルケーキです

初めてイギリスのマジパンを食べた時は あの強いアーモンドエッセンスの香りにクラクラしたものだけれど
今ではあのビーターアーモンドエッセンスのいわゆる杏仁臭なしでは物足りなくなっているわたし
今回も みんなが引かない程度に でもちょっとは主張する程度に 加えたアーモンドの香り
「ほんとうは マジパンって美味しいんだ☆」
そんな声に 「そうでしょ そうでしょ (笑)」
自分が美味しいと思うものに 共感してもらえる喜び
そして美味しい笑顔を見れるのがうれしくてお菓子教室をやっているのかも と思うのでした

イースタービスケットまで至らなかったので それはまた次回に~



にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-03-30 09:04 | レッスン | Comments(0)

2月のレッスン~ブルボンビスケット

今月のレッスンのもう一品は 「ブルボンビスケット」
もう結構な種類のビスケットがレッスンに登場しましたが
イギリス人が毎日のお茶のお供として愛する市販品の定番ビスケットにはまだ手を出していませんでした
マリービスケットのような「リッチティー」に ジャムを挟んだ「ジャミードジャー」
「ショーティー」に「カスタードクリームビスケット」
「ホブノブ」に「フルーツショートブレッド」etc...
悩んだ挙句 選んだのは 「ブルボンビスケット」
一応2月ということもあり チョコレート物を、、、
a0107981_93198.jpg

「ブルボンビスケット」だなんて なんだか聞いたことのある名前ですが
あの日本のお菓子メーカーのブルボンとは全くの別物
長方形のこの手のチョコレートクリームサンドビスケットを 一般に「ブルボン」というのです
基本的に家庭で作るお菓子ではなく スーパーで買ってくるお菓子なので
もしイギリスのスーパーで探す時は
バーボンとブルボンの中間くらい 「ボーブン」ぐらいに発音するときっと通じるはず
色々なメーカーから発売されているので食べ比べも楽しいかもしれません(^^

a0107981_932935.jpg

このブルボンビスケット たま~にミルクティーと一緒に食べたいな なんて思うのですが
なんせ日本では手に入らない
そこで今回はみんなで ブルボン作りにチャレンジ
要はココア生地で ココアバタークリームをサンドしただけのシンプルなビスケット
作り方はそう難しくはありません
ただ 丸めてポイ的な成型のビスケットが多い中 今回はブルボン型にしようというので
それが結構面倒
面倒といっても 薄く延ばしてカットするだけなのですが
なにせラフなスタイルに慣れてしまっているものですから、、、
a0107981_933822.jpg

大体の大きさや厚みが合っていれば食感や味には変わりはないので
模様にまでこだわる必要はないのですが 今回はお遊びで表面の模様も市販品そっくりに作ります
ベイキングブームのイギリスでは 近頃様々なベイキンググッズが販売されているのですが
その中のひとつが下の写真の 市販ビスケットそっくりなものをおうちで作ろうというビスケット型
スタンプ状だったり ばねがついて型抜きまで一気にできるものまで、、、
やはりみんな作ってみたくなるのか 定番のブルボンとカスタードクリーム
そしてジャミードジャーにカラフルなパーティーリングが 揃っています
a0107981_934657.jpg

日本ならさしずめ 「ビスコ」 や「たべっこ動物」 そっくりなビスケットを作ろう そんなイメージ
せっかくホームメイドなのに なんでわざわざ市販品に似せるのか、、
それは、、、単に面白いから (笑)
ブルボンのお決まりの柄は 5個の穴が2列で10個
そして 大きくBOURBON の文字
a0107981_935529.jpg

なぜ穴が10個か なぜ「BOURBON」なのか
それは~マクビティーに勤めていたDr. Hans Zehnloch がこのビスケットを作り出したから~
ドイツ人の彼の名 Zehnloch を 訳すと 「10個の穴」 の意
そしてマクビティーの工場のあるBournville と 彼の故郷 Bonn を合わせて 「BOURBON」
なぁんてまことしやかな俗説もあるけれど
真実はどうやら このビスケットを作り出したのは ピークフリーンズというメーカーで
名前の由来は 「ブルボン王朝」 のブルボン とのこと、、、
その辺りの云々かんぬんは こちら をご覧下さい

a0107981_94321.jpg

ビスケットひとつとっても話しはつきませんが
レッスンではどうにかこうにか 偽造 「ブルボン」の作成に成功 (笑)
いえ 模造・・・
お味は市販品より上
ほろにがビスケットに甘いココアクリームが ミルクティーにどぼんと浸したくなる味です☆

a0107981_94218.jpg


なにせビスケットが大好きなわたし
ビスケットグッズを見るとついつい欲しくなってしまいます
ごみ屋敷ならぬ ビスケット屋敷にならないよう気をつけよう・・・・





にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-02-25 15:10 | レッスン | Comments(8)

2月のレッスン~ブレッドプディング

今月レッスンで作っているのが 「ブレッドプディング」
いわゆる「パンプディング」のこと?と思われそうですが それとは全くの別物
それに近いのは 「ブレッドアンドバタープディング」で
こちらは以前レッスンで作ったので 今回ご紹介するのは さらにイギリス的でさらに古風な
プディングとケーキの中間のようなスタイルのお菓子です

まずはパンを小さくちぎる作業からスタート
a0107981_14454779.jpg

パン粉にしてから使うお菓子も多い中
これは手でちぎるというのが面白い点 ある程度小さくなったら
牛乳をたっぷり回しかけて しばしおいておきます

イギリスのパンを使ったお菓子は基本あまったパンを 無駄なくどうにかしておいしく食べよう
という工夫の下に生まれたものなので 新しいパンを使うのは得策ではありません
焼いてから数日たった ちょっと乾き目のパンのほうが適しています
そのほうが美味しい液体をたっぷりすってくれますから(^^
a0107981_14455978.jpg

加えるのは パンと変らないくらい大量のドライフルーツ
卵にお砂糖に 小さく削ったバター(昔はスエットを使っていました)
ミックススパイスにナツメグ あとはオレンジ
オレンジは作り手によりけりですが 入れたほうが絶対美味しい!
全部材料が入ったらよ~く混ぜます
何かを彷彿とさせるこの光景
そう香りも見た目も よく考えたら材料もクリスマスプディングそっくり
(アルコールや粉は入りませんが)
「願い事しておく?」 なんて声も聞こえたくらい←どっぷりはまってくれていますね(笑)

今回は蒸すのではなくオーブン焼きなので 型につめ
あればデメララシュガーなければ細かめのザラメ糖をたっぷりふってオーブンへ in
a0107981_1446633.jpg

クリスマスプディング同様 じっくり時間をかけて焼いてあげます
上にかけたお砂糖がカリッとなったら焼き上がり
中はモチモチ 外側はカリッとこのコントラストが美味しいので
デメララシュガーはたっぷりがおススメ☆
このプディングは なぜか必ず四角の型に入れて焼き 四角に切り分けるのがお決まりです
丸い型で焼くのは見たことありません
別にいけないわけではないけれど
どうしても四角い型で焼きたくなるブラウニーと似たような理由かな、、
a0107981_14461633.jpg

家庭やティールームで登場する時は 温かいプディングに
温かいカスタードをたっぷりが基本

そしてカフェやベーカリーでは 大きめにカットされたものが山積みになって売っているので
冷たいまま お茶のお供にぱくっといただきます
どちらもそれぞれのおいしさ
a0107981_14462815.jpg

ブレッドアンドバタープディングに比べると大分どっしりした食感と
スパイスが効いた大人っぽい味なので 万人受けする感じではないけれど
冬にこそ食べたいコンフォートフード
a0107981_14463772.jpg


もうふわふわのシフォンケーキやフルーティーなムースたっぷり軽~いケーキでは飽き足らなくなっている
イギリス菓子ファンには堪えられないクラシカルなブレッドプディングです
さらにクラシカルに1700年代のブレッドプディングについてもご興味のある方は
こちらもどうぞ☆



にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-02-22 15:37 | レッスン | Comments(0)

もうひとつのメルティングモメント

今月のお菓子 「メルティングモメント」
今時日本ではめったにお目にかからないドレンチェリーがのった素朴なビスケット
昔はドレンチェリーなんて 「色も嘘っぽいし あんまり美味しいものでもないよね~」 と思っていたはずなのに
なぜか今では これがのっていると 「あら 可愛い~」 とうれしくなってしまう人は
相当イギリス菓子ワールドに入り込んでしまっている証拠(笑)

美味しいビスケットが沢山あるイギリスですが
今日はもうひとつ 同じ名前なのに全く姿の違うチェリーののらない「メルティングモメント」をご紹介します
a0107981_16474541.jpg

オーストラリア生まれと言うそのメルティングモメントは
小さな丸いビスケットふたつでバタークリームをサンドしたもの
ころっとした形がキュートで 元祖イギリスメルティングモメントよりちょっと今時な雰囲気です
近頃はイギリスでも大分こちらのタイプを多く見かけるようになりました
柔らかい生地にして搾り出すときもありますが
大抵はクルクルっと丸めて フォークの背で軽くつぶすという成型
なんだかニョッキでも作っているような気分になりますね (笑)
a0107981_16475448.jpg

材料にはコーンスターチが入ることが多いのですが
そのコーンスターチ代わりにBird's のカスタードパウダーを入れることも~
まぁ カスタードパウダーと言ってもバーズのものはほぼ原料がコーンスターチなので
ちょっと生地が黄色くなるかなぁ~ それくらい ^^
私もカスタードパウダーを使い切れない時は よくビスケットに入れてしまいます
そしてなぜかカスタードパウダーが入ったメルティングモメント(この形のビスケット)は
yo-yo ビスケットと呼ばれることが多い気が、、、
形がヨーヨーみたいだから 「ヨーヨービスケット」 これまた可愛い名前ですね

a0107981_1648420.jpg

個人的にはチェリーののった元祖メルティングモメントのほうが好みですが
なかなかこのバタークリームサンドタイプも 高評でした^^

ところで毎月 レッスンで作るお菓子に合わせて食器やクロスなどを代えるのですが
(そんなにバリエーションはないけれど~)
今月はレトロな見た目のメルティングモメントに合わせて レトロな雰囲気のクロス
カラフルなお花が刺繍されたこの布は イギリスの友人がこのクリスマスに送って来てくれたもの
お花の少ない暗い冬 テーブルにぱっと明るいお花を咲かせてくれています
a0107981_16482138.jpg

イギリスに居た頃しょっちゅう一緒にアンティーク屋さんを巡っていて
わたしがこんな感じのヴィンテージのクロスをよく買っていたのを憶えていたらしく
「たんすを片付けていたらいろいろ出てきたから 使ってね~」 とのメッセージ
「私のおばあちゃんが作ったものだから 1920年頃の物よ」
友人がすでに60過ぎなので そのおばあちゃんが刺繍したのは なんと100年近くも前、、、
どおりで何度アイロンをかけてもまたいつの間にか折り目が復活するはず
きっと何十年も引き出しの奥底に眠っていたのでしょう(笑)
a0107981_16483211.jpg

以前は勿体無くて使えなかったこうしたクロスやカップ類も 今はどんどん使います
陶器には貫入が入ってしまったり 布にはしみがついて 「あ~あ」 なんて思うこともあるけれど
それでも 使わないでしまいこんでいるより ずっと持っている意味を感じられるので。。
そもそも私が持っている程度のアンティーク 次世代に残さなくちゃいけないほど貴重なものはないですし~

a0107981_9471774.jpg

それにしても まさか自分の刺繍したクロスが100年近くも後になって日本に渡り
こうして使われようとは 彼女のおばあちゃんも夢にも思わなかったことでしょう~
They are so beautifully embroidered, thank you so much !
こんなにきれいに刺繍してくれたおばあちゃん ありがとう~





にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-01-27 10:07 | レッスン | Comments(0)

1月のレッスン スティッキートフィー&メルティングモメント

今月は冬になると食べたくなるあのイギリスお菓子
「スティッキートフィープディング」 をレッスンで作っています

よく 「一番好きなケーキは?」と聞かれますが
イギリスお菓子の中ならきっと 「キャロットケーキ」とこの「スティッキートフィープディング」が双璧
正直 他にも大好きなお菓子がありすぎて甲乙つけがたいのですが
でも メニューの中にこの二つがあったら ほかにどんなに魅力的なケーキがあっても
結局負けて選んでしまうのです ・・・
パブのデザートでも ティールームの 「本日のプディング」でも
a0107981_10544187.jpg

スーパーのレディメイドでも つい手がでてしまう(笑)

しっとりモイストなそしてどこか懐かしい甘さの秘密はこれでもかとたっぷり入れるデーツ
刻んでから紅茶と重曹を加え 軽く煮た上で生地に入れるため姿は見えません
だから 教えられない限り(あるいは言われても)デーツが入っているなんて
分からないんです
a0107981_10545082.jpg

昨今のドライフルーツブームのおかげで 日本でもめっきり手に入りやすくなったデーツ
クレオパトラのドライフルーツなんて名札が付けられるくらいに 食物繊維やビタミンが豊富で
美容にいいのだとか、、、
いつぞやチュニジアの砂漠の真ん中のオアシスで たわわに実るデーツを目にし
「命の果実」と言われるのも納得しました
スティッキートフィーについては何度も登場しているので 詳しい説明はこちらを読んでいただく事にして~
今月のもう一品は 「メルティングモメント
a0107981_1055040.jpg

オーツをまぶしてちょこんとチェリーをのせて焼き上げるなんとも可愛いビスケット
ワンボールで あとは木のスプーンでもあればぐるぐる混ぜているうちに出来てしまう
なんとも気を使わない イギリスビスケットの基本のような作り方
テレビを見ながらでも お子さんと一緒でも 鼻歌を歌いながら出来ちゃう ♪
a0107981_1055882.jpg

チェリーの赤が映えるよう 優しい食感になるよう 普通のビスケットより色白に焼き上げます
「melting moment =とろける瞬間」 その名のとおり
紅茶と組み合わせると あっという間にいくつもお口の中に消えていく危険なお菓子
でも こんなビスケットがひとつ マグカップの脇に添えられていたら
それだけでニッコリしちゃいますよね (^^
a0107981_10551790.jpg

スティッキートフィーが焼きあがる頃には メルティングモメントももう完成☆
あとは お楽しみのティータイム
スティッキートフィーはもちろんデーツも食べたことがないという方も多い中
果たしてその反応はいかに~
a0107981_1056229.jpg

茶色い物体にとろ~りかかったソースの湯気 そしてアイスクリーム
「なんか見ためハンバーグみたい~」 なんて声もありましたが(笑)
お味のほうは大好評
a0107981_10563113.jpg

温かいふわふわのプディングにトフィーソース+冷たいバニラアイス の組み合わせ
美味しくないはずがありませんから~

冬らしく手足がかじかむ寒い日が続いていますが
日本中の人にこのスティッキートフィーを食べさせてあげたい~
エネルギー& 元気補給効果ばっちり
カロリー消費しなくっちゃ気分も手伝い 冬でも体を動かしたくなるプディングです(^^)



にほんブログ村 スイーツブログ お菓子教室へ
にほんブログ村
[PR]
by lesgalettes | 2016-01-24 08:47 | レッスン | Comments(0)


お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆


by lesgalettes

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ガレット アンド ビスケット

シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓

Galettes and Biscuits
home


イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
イギリスおかし百科


※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします

カテゴリ

全体
日常
イギリスのおいしいもの
アフタヌーンティー&ティー
イギリスイベント
イギリスで学ぶ
フランス
イギリスの花
日本&イギリス以外
イギリス散歩
レッスン
未分類

以前の記事

2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
more...

検索

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧