カテゴリ:レッスン( 139 )

ヴィクトリアサンドイッチ

パンケーキ+今月のもう一品は 初心に返り「ヴィクトリアサンドイッチ」

イギリスで イギリスの代表的なケーキを1つあげてと言われたら
きっと誰もが真っ先に挙げるであろう このヴィクトリアサンドイッチ
そんな日本のショートケーキ的存在のこのケーキだけれど
イギリス菓子好きじゃなかったら
きっと 「え なに? この素人ケーキ、、、」 と思うであろう シンプルさ
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バター・卵・砂糖・小麦粉すべて同割りで作る いわゆるパウンドケーキのような生地で
ラズベリージャムだけをサンドしたケーキ
イギリスのティールームやカフェで よく見かけるのは バタークリーム&ジャム
たまに 生クリームやフレッシュのいちごをサンドしてあるものもあるけれど
それは ちょっとスペシャルバージョン
やっぱり王道は 潔くジャムだけかせいぜいバタークリームまで
これほど紅茶にあうケーキはきっとない
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パウンドケーキのような生地とは言いつつも
イギリスケーキの特徴で クリームなどサンドするケーキの場合
生地を大抵二つの浅い型(サンドティン)に分けて 短時間で焼き上げるせいか
なぜかふんわり軽い仕上がり
軽いといっても日本のスポンジケーキの比ではありませんが
しっとり口の中でほどけていく ほどよい食感なのです

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イギリスで「スポンジケーキ」と言ったらこの生地をさすので
イギリス菓子の基本の基本

去年夏に行ったイギリスでは
ちょうどこのヴィクトリアスポンジのCake Off (ケーキコンテスト)をやっていて
みんなの手作りヴィクトリアを 「あ~もう1年分のヴィクトリアを食べた~」
と思うほど食べたのを思い出しました(笑)

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この日は セイボリーのパンケーキで使った クレームフレッシュ(クレームラフィネ)が余っていたので
贅沢にヴィクトリアに添えて~
ふわふわ生クリームでは このスポンジに負けてしまうところも
しっとりテクスチャー&軽い酸味のこのクリームだと ぴったりなのです☆
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時として(いえ 結構な確率で) コアなイギリス菓子フリークが集まる我が家のレッスン
ヴィクトリアはやはり 不動の人気なのでした(^^

さて 4月のとある日 友人が集まる機会があった時
さぁ 何のケーキを持っていこう、、、
イギリス菓子好きの面々だったので
やっぱりヴィクトリアサンドかな

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ヴィクトリアサンドイッチをヴィクトリアサンド風の缶に詰めて
「こんにちは~☆」

イギリス菓子は 持ち運びにもあまり気を使わなくていいし
いつでもおうちにある材料でできるし ほんとうに便利☆
バターと粉と お砂糖と卵
このいつもの4つを適当にぐるぐる混ぜて
オーブンに任せておけば
あっという間に 幸せな香りの美味しいものが出て来るのですから
ほんとう 魔法のようです(^^)




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by lesgalettes | 2017-04-30 10:01 | レッスン | Comments(0)

イギリスのパンケーキ

今月のレッスンは 「パンケーキ」 と「ヴィクトリアサンドイッチ」

ほんとうはもっとイースターっぽいものを~とも思ったけれど
しばらくイギリスのぺらぺらパンケーキをレッスンで作っていなかったので
一応イースター関連だし、、と
4月は少々遅ればせながら パンケーキレッスン
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春分の日の後の最初の満月の次に来る日曜日が毎年イースター
そしてそれに先立つレント期間の前日にやって来るのがShrove Tuesday
いわゆるパンケーキデイ
イギリスでは 毎年パンケーキレースその他で 国中にパンケーキの香りが漂う日

でもこれが 日本人の想像するパンケーキとは大分違います
日本人がパンケーキといって想像するのは
いわゆるアメリカ風のふんわりホットケーキタイプですが
イギリスでただ 「パンケーキ」と言われて みなが頭に浮かべるのは
ぺらぺらのクレープのようなもの

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クレープよりはちょっとだけ厚みがあって もっちりしたそれに
お砂糖をた~っぷりふりかけ レモンをぎゅ~っと絞って
端からくるくるくる~っと巻いて食べるのがお約束

クレープと違って 溶かしバターもお砂糖も何も入らない
ただ卵と牛乳と小麦粉だけで作るゆるゆるの生地
そのシンプルな生地に
ただお砂糖とレモンだけなんて シンプルすぎやしない?と思うところですが
ところがどっこい (~なんて今時言わないか、、、)
これがものすごく癖になる美味しさ
特にイギリス菓子好きに多い シンプル好み派ははまるはず
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より美味しく食べるポイントは
とにかく一度だまされたと思ってお砂糖とレモンの両方をとにかくたっぷりふる事
みんな最初は 「え~そんなに?」 とひくけれど
一度食べれば納得☆
パンケーキにシュガーシフタースプーンや クラシカルなシュガーシフターで
さらさらお砂糖をふりかけるのも楽しい瞬間ですし(^^

このパンケーキの魅力はシンプルさ
よってセイボリー風にして食べることもあります
フィリングはお好みですが
イギリス家庭でよく作られるのが ほうれん草とチーズの組み合わせ
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今回レッスンで作ったフィリングは
ほうれん草とマッシュルーム・ベーコンを炒めてそれをクレームフレッシュであえたもの
それをくるくるとパンケーキで巻いて チーズをのせてオーブンで軽く焼き上げます
パンケーキが水分をすって さらにモチモチ食感になり
たっぷりのほうれん草でボリュームも充分
ランチとして ワインのお供として かなり満足できる一品に大変身
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イギリスで人気のクレームフレッシュは
サワークリームとグリークヨーグルトと生クリームを足して割ったような
酸味が穏やかで ミルキーな発酵クリーム
加熱しても分離しないので お料理のソースに
あるいはフルーツとあえたり ケーキの脇にただ添えたりと
デザート系にも大活躍の乳製品
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今回のフィリングでも ただあえてオーブンで焼くだけで
まるで手の込んだホワイトソースでまとめたような仕上がりにしてくれる 陰の仕事人
日本にはなくて寂しいなぁ~と思っていたら
NAKAZAWA さんの 「クレームラフィネ」 が実はそれ☆
もちろんフィリングにするだけなら リコッタやサワークリーム
あるいは他のチーズでもいいのだけれど
こんなにお役立ちのクレームフレッシュ
一度みんなに食べてみてもらいたかったのでした(^^)

この他にもセイボリー風なら
スモークサーモンやハーブを混ぜたクリームチーズなどを巻いて前菜にしてもいいし
ただサラダや生ハムでも巻いて ラップ風に
チリビーンズを巻いてタコス風でも とにかくなんでも使える
イギリスペラペラパンケーキ
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もちろん甘いもののバリエーションもいくらでも浮かぶけれど~

まずはまずは 王道 レモン&シュガー
これほんとうに何枚でもいけちゃいますから (笑)





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by lesgalettes | 2017-04-27 15:37 | レッスン | Comments(0)

treacle tart

今月のパンづくしレッスンのもう一品は 「トリークルタルト」
イギリスでは相当定番の昔ながらのタルトですが
日本ではまずお目にかからないであろう パン粉がフィリングというタルト

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タルトのフィリングがパン粉だなんてある意味斬新というか大胆と言おうか、、、
思うに~タルトを作ろうと思いたったはいいけれど
中に入れるものが卵も砂糖も何にもな~い!
棚の中にあったのは パン粉とトリークル(ここではゴールデンシロップのこと)だけ
仕方ない とりあえずこれを混ぜて焼いてみようか、、、
「あら」
「意外といけるじゃない!」 といったところではないかと~

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なので 味はご想像どおりゴールデンシロップ味ではあるのですが
香り付けに入れるレモン
それに今回はほんのちょっぴりジンジャーパウダーも隠し味に入れるので
甘いだけではない 案外深い味わいに仕上がります
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そうそう ここで使うパン粉は必ず生パン粉
できれば自分でパンをフードプロセッサーか何かで細かくしたもの
意外ですが イギリスに日本のようなサクサクパン粉は売っていません(でした)
breadcrumb として売っているものはもっと細かくて固い
主にチキンなどのスタッフィングに使う用のもの
ハーブ入りだったり チーズ入りだったり 、、
それがここ数年イギリスで なんと日本のパン粉が大人気
さくさくのジャパニーズスタイルの軽いフライが作れると
「panko breadcrumbs」 として 今ではいろいろなメーカーから発売されています

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さて お楽しみの試食タイム
焼く前の 茶色く変色したおろしりんごか はたまたポン酢大根おろしのような代物を
見ているだけに みな訝しげに食べ始めたトリークルタルト
でも 意外な美味しさに びっくり (^^
温めたゴールデンシロップに レモンとパン粉を混ぜ
タルトに詰めて焼くだけで こんなしっとりとしたジャムのような
パン粉感はまったく分らないフィリングができるなんて

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今回は 余ったペストリーで抜いたハートをのせてあげたので
見た目もちょっとだけラブリー
このトリークルタルト
もちろん何ものせないのが一番多いかもしれませんが
ペストリーをラティス(格子)模様にのせるか このハートのせもまぁまぁ定番

もっとデザートっぽくしたければ
泡立てない生クリームや 温かいカスタードを添えたり
イギリスの南西部に行くとクロテッドクリームがよくついてきます

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それにしてもイギリスでは パンやパン粉がお菓子(プディング)作りにほんとうに大活躍
パンを使ったお菓子だけで余裕で本が一冊できちゃうほど
わたしもパンが余ったら 生パン粉にして冷凍庫に常備
ショートクラストペストリーもたいてい冷凍庫にストックがあるので
これさえあれば 卵もバターもお砂糖もない!なんて時も トリークルタルトだけは作れちゃうのです
まぁ お米とお味噌がない事はあっても 小麦粉とバターがうちにない事はあり得ないけれど…




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by lesgalettes | 2017-03-28 15:18 | レッスン | Comments(0)

Whisky and marmalade bread and butter pudding


今月のレッスンのお題は 「パン」
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といってもパンを焼くわけではなく
パンを材料として作るお菓子がテーマ

イギリス人は残り物のパンを変身させる天才
スライスしたそのままで あるいはちぎって パン粉にしてからもよくお菓子に投入します
サマープディングシャルロット
フランスならビスキュイやスポンジを使うところをイギリス人は食パンで済ませてしまいますし
クイーンオブプディングクリスマスプディング
姿は見えないけれど パンはお菓子の材料として大活躍
パンを使ったお菓子には貴重な食料を粗末にしないための 昔からの知恵がいっぱい詰まっています
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そんなパン再生お菓子の中で 一番といっていいほどメジャーなのが
「ブレッドアンドバタープディング」
もう1つ紛らわしいイギリスおかしに「ブレッドプディング」というのがありますが
これとは全くの別物
日本なら パンプディングといったほうが分りやすいでしょうか
名前のとおり パンにバターをたっぷりたっぷり塗って
今回は大人バージョンで 「ウイスキーとマーマレード」風味なので
マーマレードもぺたぺた
ここで毎回誰か一人は必ずつぶやくのが 「あ~このまま食べた~い☆」
そう シンプルにバターとマーマレードのサンドイッチ 絶対美味しいですもんね、、、
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ですが今日はもっと美味しいプディングに仕上げるために 我慢がまん
器にきれいに並べたら
卵にお砂糖 +生クリームに牛乳 + スコッチウイスキーにバニラ
間違いなく美味しいこの液体をひたひたに注ぎます
30分ほど置いて パンがしっかり液体を吸ったところで オーブンに投入
そうそう パンを使ったお菓子を上手に作るコツは
新しくないパン(乾いたパン)を使うこと
日本の異常にしっとりふっくらしたパンは 美味しい液体を飲み込んでくれず
べろべろの食感のプディングになってしまいますから 要注意
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オーブンから出したてはまるでスフレのように膨らんでいます
外側カリカリ 中ふっくらのコントラストが最高の
これが残り物のかさかさパンだったとは思えない シンデレラもビックリ(?)の変身ぶり

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サルタナやナツメグの香るシンプルバージョンももちろんいいけれど
たまにこんな風に マーマレードの苦味とスコッチの香りが効いた大人バージョンもデザートらしくていいもの
マーマレードとウイスキー
スコットランドの王道の組み合わせ おいしくないはずがない
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バーズの温かいなんちゃってカスタードソースをたっぷりかけて
お腹の中からポカポカ~
気取りがなくって 穏やかで優しい気持ちになれるプディング

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でもフワフワ~なんて調子にのって食べていると やはりもとはパン
結構お腹がいっぱいになってきますが
今月のもう一品も 試食してもらわないと~



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by lesgalettes | 2017-03-25 21:06 | レッスン | Comments(2)

チーズストロー

2月のレッスンのもう一品は 「チーズストロー」
イギリスの家庭で手軽に作るスナックの代表選手
ちょっとお腹が空いた時などに 軽くつまむのにぴったりなのでわたしもよく作ります
が 軽くつまむ~では済まず 結局なくなるまで食べてしまうので
あまり作らないようにしようと思うもののひとつ(^^;)

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一応この月のテーマはチョコレートだったので
キャドバリーのチョコレートマグにチーズストロー 入れてみました↑ 分るかな?

「チーズストロー」 その名のとおり藁のような姿に焼くのが基本スタイル
なので クラシックな(昭和な)スタイルの盛り方は 同じ生地で輪っかも作っておき
藁を束ねたようにプレゼンテーション ↓ 今時はもう見かけませんが、、、
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昨今の流りはもっぱら 棒状よりはツイストスタイル
生地もショートクラストっぽい生地よりは もっとバター多めで層になる
パフペストリーで作るのが人気
スーパーの市販品も パフ(パイ)系が主流になってきました
(パフペストリーだとちょっとバターが強すぎるので わたしは未だにショートクラストペストリー派、、、)

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生地の中に練りこむチーズは基本はチェダーチーズですが
最近はパルミジャーノやグリュイエール
スティルトンやゴルゴンゾーラなどのブルーまでいろいろ
とにかくたっぷりのおろしたチーズをペストリーを作るときに入れたら
後は伸ばしてカットして焼くだけです
そうそう生地の隠し味はコールマンのマスタードパウダー
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トッピングはお好みで~
ポピーシードでも黒こしょうでも カイエンでもスモークパプリカでもなんでもOK
もちろんチーズをさらにおろしかけても美味しいし
さくさくかる~い食感の危険なおやつ
チョコレートのケーキと交互に食べればもうエンドレスです(笑)
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おススメはビールやワインのお供
イギリスでは 食事前のカクテルタイムやパーティーの時に軽くつまむものを
canapes (カナッペ)や nibbles(ニブルズ)と言いますが
まさにそれに最適

この形だからこその チーズストローですが
別に形にこだわらず 伸ばして四角にカットしても 丸で抜いてもいいし
クリスマスとかならわたしは星型に抜いておつまみに~
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さらにチーズやチャツネを添えれば 少し豪華
スープの脇に添えるのも かなりおすすめ

お酒好き あるいはお酒は飲まないけれどおつまみ系は大好きという女子には大好評の
セイボリースナックなのでした




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by lesgalettes | 2017-03-06 19:39 | レッスン | Comments(0)

チョコレートバターミルクケーキ

2月3月と巷はチョコレートの甘~い香りで満たされていますが
わたしはチョコレート色は好きだけれど
「Save the earth! It's the only planet with chololate.」
「If there's no chocolate in heaven, I'm not going!」
なあんて言うほどのチョコレートの大ファンでもありません~

でも チョコレート味の粉ものなら話しは別
ということで 毎年2月はなんとなくチョコレート味風のものをレッスンではとりあげています
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今年は 「チョコレートバターミルクケーキ」
その名もバターミルクを大量に生地に入れたケーキ
イギリスにいる頃お手伝いしに行っていたティールームで これはいつも大人気
ほんとイギリス人は年齢性別問わず 可愛らしいほどのチョコレート好き国民 ^^
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バターミルクは最近アメリカのパンケーキブームで脚光を浴びたのでご存知の方も多いと思いますが
もともとはバターを作るときにでる余分な水分で
シャバシャバのヨーグルトのような 酸っぱい液体
イギリスでは 今はバターの副産物というよりは
製品として牛乳からバターミルク自体を作って販売されていますが
膨張剤の働きを助けてくれたり しっとり効果も絶大なので
今回のココア生地をモイストに仕上げてくれる影の主役
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サンドイッチティン(浅いスポンジ用の型)で薄く焼いた生地が冷めたら
いかにも甘そうなチョコレート入りのバターアイシングでラフに仕上げます^^
甘そう~ですよね
でもこれが実はそうでもないのがまた恐ろしいところ
この生地 お砂糖がそれなりに入るわりには
ココアの苦味とバターミルクの酸味のせいか意外と甘み控えめに感じるので
なんともいいバランスなのです

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それぞれ違う顔のケーキが並ぶと ラフなイギリス菓子もかわいいもの
バレンタインにプレゼントしても おかしくない仕上がりです
今のケーキや チョコレートたち みな美人過ぎて取り澄ましていますから
これくらい素朴なほうが愛嬌があっていいと思うんですけれどね、、、

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冷蔵ケースなどなしで 常温でカウンターの上に並べておけるものが多いイギリス菓子
これもそんなケーキの1つ
20cmのケーキ1台に250mlものバターミルクを入れますから
ちょっとくらい放っておいても余裕の高保湿ケーキ
ふわふわではないけれど 紅茶にはぴったりの粉感です(笑)
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「Save the earth! It's the only planet with cake.」
「If there's no cake in heaven, I'm not going!」




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by lesgalettes | 2017-03-03 22:41 | レッスン | Comments(2)

Galettes and Biscuits 冬の遠足

2月 寒~い冬の真っ只中にもかかわらず びっくりするほど穏かに青く晴れ渡った空のもと
遠くに富士山を眺めながら電車に揺られて向かったのは
中沢フーズ湘南工場
そういつも美味しい生クリームを届けてくれるあの Nakazawa さんです

出不精のわたしにしては珍しく
今日はガレットアンドビスケットの冬の遠足
生クリームのファクトリー見学とキッチンをお借りしてスコーンを作り
出来立てクリームの食べ比べをしよう~という
スペシャルクリームティーレッスンなのです

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中沢フーズさんのご厚意により実現した なんとも贅沢なこの企画
まずは白衣に帽子をかぶり
普段は見ることのできない生クリームの生産されている現場を覗かせていただきます
日々 当たり前のように手にしていた乳製品
どれだけ丁寧に どれだけ万全を期して生産されているか
見学前の説明の段階でもうすでに 驚いているので
工場内ではそれがいかに実現されているかを目の当たりにし
すごいなぁ~ありがたいなぁ~とみんなでため息
この技術とこだわりの元に いつも美味しい生クリームを食べることができるているのですから

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それにしてもさらに驚くのはその種類の多さ
普段私たちがスーパーなどで目にするのはごくごく一部
濃度や風味 細かい用途によって作り分けられている
プロ向けの製品は生クリームだけでも数十種

今日はこれらを試食させてもらえると言うのですから
スコーン作りにも気合が入ります
というか 早く作って早く食べたい~!ということで
説明もそこそこにみな作成開始

いやぁ早い早い!わたし驚きました
こんなに手早くスコーンを作るみんなを見たことない(笑)
写真を撮る暇がないくらい 気づくとあっという間にスコーンはオーブンへ
さすがです(^^;
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いつもと同じレシピですが 普段はヨーグルト+お水で代用しているところを
今回は中沢さんのバターミルクを使わせてもらい
その上 いつも教室で使っているような重めの粉でもないので
焼きあがりは 作ったみんなも驚きの外側サックリ中ふわふわ
これはこれからいただく贅沢クリームと合わせるにも相応しい上出来ぶり(笑)

甘いものだけでは辛かろうと準備してくださったサラダをいただきながらも
目は山盛りの真っ白な生クリームに釘付け^^
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クロテッドクリームはもちろん
サワークリームやクリームラフィネ(サワークリームの酸味を穏やかにしたような発酵クリーム)
ミルクの甘みが凝縮されたクレームドゥーブル
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驚きのコクの乳脂肪分50%のスーパーフレッシュクリームに
北海道産の47%生クリーム
九州産の35%生クリームは 北海道産の35%と食べ比べ
実際食べ比べてみないと分らないこの違い 貴重な体験です☆

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まずはみんなで味に集中 意外と生クリームだけをしっかり味わう機会ってありませんから
そして1周した後は あれが美味しい これが好みと大盛り上がり

わたしのお皿の上もこんな感じ(笑)↓ これを繰り返し
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う~ん 両方の意味で胸がいっぱい しっかり味わわせていただきました^^

この生クリーム1リットル作るのに必要な牛乳は約12リットル
クロテッドクリームにいたってはさらに必要
お菓子作りではふだん素材のひとつとして扱っている乳製品ですが
原料づくり・技術・手間暇含めこれひとつで恐ろしく手の込んだ完成品なのだと再認識
とてもいい勉強になりました

そしてたまには狭い我が家を離れ 他所でみんなで集まるのも楽しいものですね♪
貴重な時間を割き 笑顔で迎えてくださった中沢フーズの方々
遠いところまで 冬の遠足にお付き合いいただいた皆さん
ほんとうにありがとうございました☆





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by lesgalettes | 2017-02-12 07:21 | レッスン | Comments(0)

デーツスクエア

1月のレッスンのもう1品は 「デーツスクエア」
またまた登場した私の大好きなオーツものお菓子シリーズ
似たようなのなかった?と言われそうですが
また違うのです
今回は 軽く煮て柔らかくしたデーツをオーツでサンドして焼くという
見るからにファイバーたっぷりのひと品

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トレイベイクの一種で 気軽につまめて栄養や繊維がたっぷりなところから
イギリスのカフェやティールームでも よく見かける人気のお菓子です
大きく正方形にカットするなら 「デーツスクエア」
バー状にカットしてある時は 「オーツ&デーツバー」
単に「デーツスライス」 など呼び方はいろいろですが 要はほぼ同じもの
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バターとゴールデンシロップを溶かしたものをオーツに加えるのですが
フラップジャックと違うのは ここに小麦粉が入る点
今回は わたしがイギリスのオーガニックショップのお菓子レッスンで習ったグルテンフリーのレシピなので
小麦粉の代わりにライスフラワー(米粉)が入ります
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しっとりさせたら それを型に敷き詰めプレスし 柔らかく似たデーツをサンド
後はこんがりするまでオーブンに~という
あっという間にできるお手軽レシピ
ゴールデンシロップは入りますが
後はデーツの甘みのみでお砂糖は使いませんので 自然な甘み
噛み応え食べ応え充分なので 朝ごはんにも最適なのです

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使用するオーツの粒の粗さによって 食感が大分代わるので
色々試して好みの固さを見つけるといいかもしれません
別に色々なメーカーのオートミールを買ってこなくとも 粒の大きなタイプのオートミールを買ってきて
あとは好みの細かさにフードプロセッサーで砕けばいいだけですから

でもイギリスだと ただ蒸して潰したロールドオーツから
細かい粉状のファインオートミールまでよりどりみどり
デーツもはじめから刻んである袋入りを使えばいいし 便利だったなぁ~
なんて贅沢言っても始まらない ここは日本
ゴールデンシロップだって スーパーで手に入るのだからよしとしましょう^^

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毎月お菓子に合わせてなんとなく食器やテーブルの小物を選ぶのですが
先月はお菓子が フォークもティーナイフもいらない
スプーンと手でつまめるお菓子という いつもよりさらに気取らないお菓子だったので
スレートの板や ピューター
フロストグラスのキャンドルホルダーなどを使って ちょっぴりコンテンポラリーにグレーなテーブル
(なんて言うほどたいそうな物ではないけれど、、)
そしてスージークーパーで唯一好きなスモーキーカラーのウエディングリング

かと思えば~
合わせて選んだ紅茶が アフタヌーンティー発祥のお屋敷 Woburn Abbey
The Duchess' afternoon tea だったので
ちょっとだけ説明しようかなぁと その辺にはティーキャディーボックスなどが並んでいるという
ミスマッチぶり(笑)

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紅茶もね 実際わたしよりずっと詳しい紅茶の先生などが多いうちの教室
今さら説明なんておこがましいのだけれど~

なんて日に日にマイペース化がすすんでいる Galettes and Biscuits
今年はおみくじで2回も末吉をひいたので 静かに日々丁寧に過ごすことを心がけます
はい



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by lesgalettes | 2017-02-06 10:17 | レッスン | Comments(0)

バナナバタースコッチプディング


今日は 1月のレッスンの様子をちょっとご紹介☆

寒~い1月のレッスンは温かいプディング というのここ数年のお約束
温かい焼き立てが美味しいプディングが多いイギリス菓子のこと
どれにしようか悩みましたが 今回は大好きなセルフソーシングプディングから
「バナナバタースコッチプディング」

セルフソーシングプディング」とはその名のとおり
ひとつの器の中で自然とソースとプディングが出来上がるという楽しいプディング
これまでもレッスンで
「ホットチョコレートプディング」や「レモンスポンジプディング」などを作ってきましたが
この バナナ&バタースコッチソースの組み合わせもまた最高なのです
名前を聞いただけでなんだかもうすでに美味しそうな予感がしますよね(^^

相変わらずミラクルな作り方です
まずはグルグル混ぜるだけのバナナケーキの生地作り
それを器に入れ
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上からだ~っと注ぐのは 熱々の真っ黒の液体
これはお鍋で ブラウンシュガーとお湯 それにちょっぴりのバターを溶かしたもの
まだただの甘い砂糖水のような状態で 決して美味しいものではないのですが
これを容赦なく熱いまま 先程作ったパナナケーキの上に流すのです
当然ケーキの生地は溶け始め でろでろの状態になりますが
そこは何も考えず とにかくオーブンに投入
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すると~
あ~ら不思議 オーブンから出してみると 先程の液体はどこへやら
現れたのは普通のスポンジ状に焼けたバナナケーキではないですか

ここからがお楽しみ
ケーキにスプーンを入れると~
ふわ~っと上がる湯気と共にあふれ出てくるバタースコッチソース
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先ほどのシャバシャバな黒い液体は ケーキの層を通過し下に沈み熱せられ
いつの間にかとろ~り美味しいバタースコッチ味のソースに変身しているという
摩訶不思議な(合理的な)プディングなのでした

しかも 最初にソースの元をかぶったため いつもよりクリスピーに焼けている表面
その下にはふわふわのバナナスポンジ
ソースがちょっぴり染みた一番下のしっとり部分と 色々な食感が楽しめるのも嬉しい点

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さて
器にスポンジとソースを取り分けたら ここに欠かせないのが冷たいバニラアイス
熱々のプディングの上でとろけるアイスクリームは 絶妙の組み合わせ
わたしの中では このアイスがのってはじめて完成系
冷たい生クリームを泡立てずにたらりとかけるのも またいいのですが
まずはバニラアイス☆
これぞ冬のお楽しみプディングです^^

これはティールームやレストランで食べるというよりは
家庭で作るデザート
だから大きく作って みんなで取り分けるのが定番ですが
お持ち帰り用はそういうわけにも行かないので 小さく作ってみました
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時間をおくとスポンジがソースを吸ってしまうけれどそれはそれでまた美味しく~
レンジで軽く温めて バニラアイスをのせれば
もう一度楽しめます

でもやっぱりこのプディングは出来立てをみんなでワイワイ取り分けて食べるのがベスト
胃も心も満たされ温まる
バナナバタースコッチプディングなのでした

次回は1月のもう一品 「デーツスクエア」 について~




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by lesgalettes | 2017-02-03 10:06 | レッスン | Comments(0)

クリスマスの Edible gifts レッスン つづき

チャツネというとマンゴーチャツネくらいしか耳にしない日本
まずは「チャツネとは何ぞや?」 ということなのですが
保存食であり 調味料のような薬味のような
お野菜や果物に酢とお砂糖とスパイスを加えて煮込んだジャム状の
コールドミートやチーズになくてはならない
というか
イギリスではいつもその脇に当たり前のように添えられているもの

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とんかつにソースくらいあまりに当たり前の存在なので
「日本にチャツネはないよ」 と言ったら 「え~っ」と とてもびっくりされたのを憶えています
「チーズやハムにはチャツネでしょ」 と、、、
それはきっとイギリスにはいわゆる中濃ソースがないのと一緒
一緒?
コロッケや揚げ物にはソースでしょ~みたいな(笑)
イギリスのコロッケに近い存在に フィッシュケーキというものがあるのですが
それにはよくスイートチリソースがついてきて
あ~これじゃないんだけどなぁ~とよく思っていたものです

スーパーやファームショップのチャツネ売り場には数え切れないほどの種類のチャツネが並び
どれにしようかワクワクしてしまうコーナーのひとつ
ジャムはいちごジャムとか ブルーベリージャムとか単独の物が多いけれど
チャツネの場合 お野菜・果物・スパイスの組み合わせが数限りなくあるので
とにかくバリエーション豊富なのです
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そんな中 今回作ったのは 「クリスマスチャツネ」
りんごと洋ナシ・玉ねぎをベースに オレンジやクランベリー
赤ワインにジンジャーやクローブ・シナモン・オールスパイスと言った
とにかくクリスマスっぽいものをぜ~んぶ集めて煮込んだチャツネ
作り手の数と同じくらいあるチャツネのレシピ
きっと「クリスマスチャツネ」 も沢山沢山レシピがあると思うけれど
今回のはチーズでもハムにでもターキーにでも 何にでも合う万能チャツネです
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ビスケットを作りながら
「誰か思い出したら時々混ぜておいてね~」 なんて言っていたけれど
結構すぐ脇にあるのに ビスケットに没頭しちゃうと忘れちゃうんですよね
前半はともかく 後半はしっかり水分を飛ばすまで煮詰めなくてはいけないので
たまに混ぜてあげないと 鍋底が危険危険☆
でも ビスケットが焼きあがる頃にはつやつや美味しそうなチャツネも煮上がって
瓶に詰めてラッピングすれば はい完成!
「食べごろは 瓶に詰めてから1ヵ月後だけどね、、、」「え~っ 待てない」
ごめんなさい クリスマスチャツネを作るのなら11月にすべき、、、
とは分かっていたのだけれど 12月に作りたかったのです(^^;)
ということで
「瓶にはクリスマスチャツネじゃなくて アップル&ペアチャツネって書いてもいいかもね」
食べる頃にはクリスマスは終わっちゃっているから…
すみません 相変わらず大雑把な教室で。。。

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いや 別に食べられるんです もちろんすぐにでも
でも1ヶ月おいたほうが味が馴染んでさらに美味しいのです
その食べ比べも含めて お楽しみのチャツネテイスティングタイム☆
今回テーブルに並んだのは
1ヶ月前に仕込んだ「クリスマスチャツネ」
「ルバーブチャツネ」「グリーントマトチャツネ」「キャラメライズドレッドオニオンチャツネ」など
チリが効いたピリッとしたものあり 酸味が効いたものあり どれもそれぞれ
オーツケーキにチーズとチャツネをのせて食べているとエンドレスです
「これだけでワインが飲める~」 そう ずばりそんな味

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でも案外お酒の飲めない方の多いこの教室
今回はノンアルコールの 「Mulled cranberry」 用意しておきました
ブランデーを加えてアルコール入りにもできるので
もちろん飲みたい方は よりクリスマスムードをUPすべくアルコール入りをチョイス
どちらにもふれるお役立ちの スパイスたっぷりホットなクリスマスドリンクです
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そうそう 出来立てクリスマスチャツネのお味見も一応、、、
「あ これはこれで美味しい~」
「ちょっと酢がつんときたり スパイスの味が強かったりするけれど
妙に洋ナシがフレッシュで これもありかも」
「でもやっぱり熟成させると一体感が全然違うね」
レッスンでセイボリー物を作るとき 試食の際にちょこちょこチャツネを出しては
せっせとチャツネファンを増やしてはいたものの
今回一気に増えてくれて非常に嬉しい (^^)わたしなのでした

***********************************

さて 振り返るに 今年もいい一年でした
みなさん こんなマイペースのレッスンにご参加いただき
また ブログにお付き合いいただき
ほんとうにありがとうございました
2017年も大きな変化は求めていないので きっと何事もなければこんな感じですが
お付き合いいただければ幸いです

どうぞよい新年をお迎えください☆
2017年が 皆さんにとって幸多き一年となりますよう







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by lesgalettes | 2016-12-31 09:48 | レッスン | Comments(0)


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