地方のジンジャーブレッド
今月のレッスンは秋満喫
ジンジャーブレッドレッスンです
これまでも一般的な moist treacle gingerbread や パーキン
ジンジャーブレッドマンや コーニッシュフェアリングなどなどたくさんのジンジャーブレッドを
レッスンでも作ってきましたが
今月は超マニアック☆
地方の珍しいジンジャーブレッドを作ります
イギリスでのしょうがの使われ方は お料理の材料や薬味というよりは
お菓子や ジンジャービアなど飲みものの材料だったり
甘いものと組み合わせがメイン
特にジンジャーブレッドはしっとりケーキタイプから かりっとしたビスケットタイプまでさまざま
昔から各地方のお祭りごとと深く関わってきたジンジャーブレッド
地方地方により異なる姿のジンジャーブレッドが 恐ろしく多数存在します
ジンジャーブレッドマニア(なんだろうな)のわたし
数あるご紹介したいジンジャーブレッドの中から お気に入りをセレクト
まずはスコットランドから 「Fochabers gingerbread」
特徴はたっぷり入るビールとドライフルーツ
ビールはもちろんですが ドライフルーツが入るのも意外とジンジャーブレッドとしては珍しい
しっとりほろ苦く 大人の味
ジンジャー以外にもたくさんのスパイスが入った深い味わいで 秋冬にぴったり
ミルクティーがどんどんすすみます
その名もスコットランド北東部 人口2000人弱の小さな町
Fochabers 生まれのジンジャーブレッド
お次はイギリス菓子ファンならご存知の方も多い
グラスミアジンジャーブレッド
どんなジンジャーブレッドなのかは この夏訪れた時に詳しく書いたのでこちらを読んでいただくとして~
オリジナルのレシピはトップシークレットというこのジンジャーブレッド
巷に溢れているレシピを片っ端から試してみた結果
今の時点で味的には一番近いと思うレシピ
これはざっくりともしっとりともほろりとも違う噛み応えと はっきり効いたジンジャーがくせになる味
見た目は相当地味だけれど~
そしてもうひとつ 「Grantham gingerbread」
こちはらリンカーンシャーのGrantham という町に伝わるジンジャーブレッド
サッチャーさんが生まれた町としても有名です
このジンジャーブレッドは レシピを見つけて初めて作ったときからはまりました
これってまるで 「仙台まころん」!(仙台の郷土駄菓子です)
見た目&食感ともにそっくり
一見ふつうのビスケットですが カシャッと噛むと 中が空洞になっているのです
ジンジャーブレッドといえば 大抵真っ黒だったりスパイシーだったり
そんな中これは味・見た目共に異色の存在
ちょっとイギリス菓子っぽくない軽さに
今回のレッスンの中では 食べてみな 一番驚いていたジンジャーブレッド
日本と同じくフランスのマカロンだ~アメリカのウーピーパイだ~
なんだかんだ~とカラフルで人目を惹くお菓子が溢れる今のイギリス
地味~なジンジャーブレッドは日陰の存在
地方のお祭りごとも衰退し そのために作られてきたジンジャーブレッドも衰退の一途
このグランサムジンジャーブレッドも
1970年代から作る人がいなくなり 忘れられた存在でしたが
数年前にようやくグランサムの町でまた作るお店が現れて~
遠い日本からそんなことで一安心
おいしいお菓子が消えてしまうのは寂しいですから
いつかジンジャーブレッド巡りの旅でもしてみようかな
ありすぎてきっと廻りきれないし 行っても出会えないものがほとんどだと思うけれど、、
日に日に寒くなる11月
ジンジャーブレッドと紅茶で胃袋から じんわり温まって欲しいな
そんな地方のジンジャーブレッドレッスンでした
にほんブログ村
ジンジャーブレッドレッスンです
これまでも一般的な moist treacle gingerbread や パーキン
ジンジャーブレッドマンや コーニッシュフェアリングなどなどたくさんのジンジャーブレッドを
レッスンでも作ってきましたが
今月は超マニアック☆
地方の珍しいジンジャーブレッドを作ります
イギリスでのしょうがの使われ方は お料理の材料や薬味というよりは
お菓子や ジンジャービアなど飲みものの材料だったり
甘いものと組み合わせがメイン
特にジンジャーブレッドはしっとりケーキタイプから かりっとしたビスケットタイプまでさまざま
昔から各地方のお祭りごとと深く関わってきたジンジャーブレッド
地方地方により異なる姿のジンジャーブレッドが 恐ろしく多数存在します
ジンジャーブレッドマニア(なんだろうな)のわたし
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まずはスコットランドから 「Fochabers gingerbread」
特徴はたっぷり入るビールとドライフルーツ
ビールはもちろんですが ドライフルーツが入るのも意外とジンジャーブレッドとしては珍しい
しっとりほろ苦く 大人の味
ジンジャー以外にもたくさんのスパイスが入った深い味わいで 秋冬にぴったり
ミルクティーがどんどんすすみます
その名もスコットランド北東部 人口2000人弱の小さな町
Fochabers 生まれのジンジャーブレッド
お次はイギリス菓子ファンならご存知の方も多い
グラスミアジンジャーブレッド
どんなジンジャーブレッドなのかは この夏訪れた時に詳しく書いたのでこちらを読んでいただくとして~
オリジナルのレシピはトップシークレットというこのジンジャーブレッド
巷に溢れているレシピを片っ端から試してみた結果
今の時点で味的には一番近いと思うレシピ
これはざっくりともしっとりともほろりとも違う噛み応えと はっきり効いたジンジャーがくせになる味
見た目は相当地味だけれど~
そしてもうひとつ 「Grantham gingerbread」
こちはらリンカーンシャーのGrantham という町に伝わるジンジャーブレッド
サッチャーさんが生まれた町としても有名です
このジンジャーブレッドは レシピを見つけて初めて作ったときからはまりました
これってまるで 「仙台まころん」!(仙台の郷土駄菓子です)
見た目&食感ともにそっくり
一見ふつうのビスケットですが カシャッと噛むと 中が空洞になっているのです
ジンジャーブレッドといえば 大抵真っ黒だったりスパイシーだったり
そんな中これは味・見た目共に異色の存在
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日本と同じくフランスのマカロンだ~アメリカのウーピーパイだ~
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地味~なジンジャーブレッドは日陰の存在
地方のお祭りごとも衰退し そのために作られてきたジンジャーブレッドも衰退の一途
このグランサムジンジャーブレッドも
1970年代から作る人がいなくなり 忘れられた存在でしたが
数年前にようやくグランサムの町でまた作るお店が現れて~
遠い日本からそんなことで一安心
おいしいお菓子が消えてしまうのは寂しいですから
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ありすぎてきっと廻りきれないし 行っても出会えないものがほとんどだと思うけれど、、
日に日に寒くなる11月
ジンジャーブレッドと紅茶で胃袋から じんわり温まって欲しいな
そんな地方のジンジャーブレッドレッスンでした
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by lesgalettes
| 2017-11-24 14:48
| レッスン
|
Comments(0)
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by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
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