フランスのシャンブルドット アルザス
Q: アルザスと言えば~?
A: 「ワインとクグロフ」!
ドイツと国境を接するアルザス地方はフランスとドイツの美味しいとこ取りの食の宝庫
名物は山のようにあるけれど 私にとっては何をおいてもこの二つ
そんなアルザス地方でどこかいいシャンブルドットはないかしら~と探していたら
ありました☆ もうこれ以上ないくらいに魅力的な名前のお宿が
B(ベッド)&B(ブレックファスト)ならぬ
「ベッド&クグロフ」
朝からクグロフ食べられるってこと??そんな期待を持たせてくれる素敵なネーミング(笑)
ここはアルザスの中心都市ストラスブールや アルザスワイン街道の出発点の村Marlenheim から
車で30分もかからないところにある Mittelhausbergen という町
ここもこれまでの2軒と同じく納屋を改造した barn conversion タイプ
素朴な外見や内装の趣きのある大きな梁などは残しつつ
中はとってもきれいに改装され 非常に快適です
まだシャンブルドットを始めて間もないとのことで 水周りもとっても広々してきれい
2階は寝室
階下は自由に使っていいダイニングとキッチン
ここもまたまた広々としていて コージーな雰囲気 落ち着きます、、、
私たちの他にいたのは ドイツからファミリー一組
かわいい女の子3人とお母さん
部屋のなかはもちろん 表にもクグロフ型がそこかしこに (^^
ひとしきりおうちの中の探検が済んだら 今度は町の探検
夜ご飯がつかないシャンブルドットでは大抵 そこのご主人が親切に周囲のおススメのレストランやビストロを教えてくれたり 予約をしてくれたりします
この日もいろいろ教えてもらったものの なにせあまりに日中
「わ~いクグロフだ~プレッツェルだ~」 「シュークルートにワイン!」と調子にのって食べ過ぎて
残念なことに40代の胃袋には これ以上ボリューム満天のアルザス料理を入れる余裕がない、、、
どうしうようね~とぷらぷら散歩をしていると
遠くになにやら怪しい黒煙を発する 真っ黒の大きなトラックを発見
食いしん坊の勘で近づいていってみると~
お~アルザス名物の 「タルトフランベ」屋さんではないですか
しかもしっかり薪釜焼きの移動タルトフランベ屋さんとはすごい☆
どうやら夜の営業開始準備中だったようで 薪に火をつけたばかりで黒煙もうもうだったよう
おかげで遠くからも発見できた訳ですが ^^
聞いてみると ちょっとだけ待っていてくれれば準備できるからいいよ~とのこと
今回はまだタルトフランベを食べていなかったのでラッキー☆ 今晩の夕飯決まり~
タルトフランベとはアルザス独特の超薄焼きピザのようなもの
極薄の生地に敷くのは トマトソースではなく 酸味のあるたっぷりのクレームフレッシュ
基本はそこに玉ねぎとベーコンをパラパラちらして焼くだけ
チーズものらないので非常にさっぱりあっさりで ワインにビールにぴったりです
ここにトッピングを選べるわけですが それがきのこだったり ハムだったり
アルザスのくさ~いチーズ マンステールだったり色々
Gratinee を選べば全体にたっぷりのチーズのせにもなります
「写真撮ってもいい?」と聞くと ちょっぴり恥ずかしそうに 「どうぞ~」 と優しいおじさん ^^
熱々焼きたてタルトフランベを持って ニコニコと宿へ、、、
せっかくだからクレマンダルザスも開けちゃおう!
「それってお土産じゃなかったっけ?」 「まぁまた買えばいいし~」
おうちでのんびり アルザス気分を大満喫
で あっという間に翌朝
毎朝思うのですが うちにいると起き抜けはあまりお腹がすいていないのに
旅に出るといつもよりずっと遅くまで飲み食いしているのに 今日の朝ご飯どんなかなぁ~と
幸せに目覚めるのは何故なんでしょう。。。^^;
約束の時間に下に下りていくと~
カウンターの上には美味しそうなチーズにハム類にフルーツがたっぷり
パンのカゴの隣にはもちろん クグロフ!
わ~い とワクワクしていると 「今日はお天気がいいから表にテーブル用意したわね」と
導かれた先には 手作りのジャムがずら~り☆
わたしにとって これ以上のご馳走はありません
星つきレストランより 手作りのパンやジャムや乳製品が並ぶテーブルのほうが
100倍も魅力的に見え
キラキラ豪華なサービス満天5つ星ホテルより
家庭的なシャンブルドットのほうが1000倍も嬉しいわたしって エコノミー ^^
(~なんて言うと フランス行きたがる時点でエコノミーじゃないっていうつぶやきが
隣から聞こえてきそうだけれど、、、)
ここの宿の若くて本当~に優しいオーナーArmande 手作りのジャムはどれも絶品
クグロフはアルザス風のイーストタイプかと思いきや ドイツ風にケーキタイプ
「クグロフも美味しいよ~」 と言うと
「でも 結構日によって違くて たまにお砂糖入れ忘れたりするのよ~」 だそう(笑)
帰り際 ジャムがあんまり美味しかったので 買っていこうとどれにしようか悩んでいたら
「どれでも好きなのあげるわよ~」 と どこまでも優しいArmande
シャンブルドットに欠点があるとすれば 朝去りがたくて 出発が遅れてしまうこと
でしょうか、、、
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A: 「ワインとクグロフ」!
ドイツと国境を接するアルザス地方はフランスとドイツの美味しいとこ取りの食の宝庫
名物は山のようにあるけれど 私にとっては何をおいてもこの二つ
そんなアルザス地方でどこかいいシャンブルドットはないかしら~と探していたら
ありました☆ もうこれ以上ないくらいに魅力的な名前のお宿が
B(ベッド)&B(ブレックファスト)ならぬ
「ベッド&クグロフ」
朝からクグロフ食べられるってこと??そんな期待を持たせてくれる素敵なネーミング(笑)
ここはアルザスの中心都市ストラスブールや アルザスワイン街道の出発点の村Marlenheim から
車で30分もかからないところにある Mittelhausbergen という町
ここもこれまでの2軒と同じく納屋を改造した barn conversion タイプ
素朴な外見や内装の趣きのある大きな梁などは残しつつ
中はとってもきれいに改装され 非常に快適です
まだシャンブルドットを始めて間もないとのことで 水周りもとっても広々してきれい
2階は寝室
階下は自由に使っていいダイニングとキッチン
ここもまたまた広々としていて コージーな雰囲気 落ち着きます、、、
私たちの他にいたのは ドイツからファミリー一組
かわいい女の子3人とお母さん
部屋のなかはもちろん 表にもクグロフ型がそこかしこに (^^
ひとしきりおうちの中の探検が済んだら 今度は町の探検
夜ご飯がつかないシャンブルドットでは大抵 そこのご主人が親切に周囲のおススメのレストランやビストロを教えてくれたり 予約をしてくれたりします
この日もいろいろ教えてもらったものの なにせあまりに日中
「わ~いクグロフだ~プレッツェルだ~」 「シュークルートにワイン!」と調子にのって食べ過ぎて
残念なことに40代の胃袋には これ以上ボリューム満天のアルザス料理を入れる余裕がない、、、
どうしうようね~とぷらぷら散歩をしていると
遠くになにやら怪しい黒煙を発する 真っ黒の大きなトラックを発見
食いしん坊の勘で近づいていってみると~
お~アルザス名物の 「タルトフランベ」屋さんではないですか
しかもしっかり薪釜焼きの移動タルトフランベ屋さんとはすごい☆
どうやら夜の営業開始準備中だったようで 薪に火をつけたばかりで黒煙もうもうだったよう
おかげで遠くからも発見できた訳ですが ^^
聞いてみると ちょっとだけ待っていてくれれば準備できるからいいよ~とのこと
今回はまだタルトフランベを食べていなかったのでラッキー☆ 今晩の夕飯決まり~
タルトフランベとはアルザス独特の超薄焼きピザのようなもの
極薄の生地に敷くのは トマトソースではなく 酸味のあるたっぷりのクレームフレッシュ
基本はそこに玉ねぎとベーコンをパラパラちらして焼くだけ
チーズものらないので非常にさっぱりあっさりで ワインにビールにぴったりです
ここにトッピングを選べるわけですが それがきのこだったり ハムだったり
アルザスのくさ~いチーズ マンステールだったり色々
Gratinee を選べば全体にたっぷりのチーズのせにもなります
「写真撮ってもいい?」と聞くと ちょっぴり恥ずかしそうに 「どうぞ~」 と優しいおじさん ^^
熱々焼きたてタルトフランベを持って ニコニコと宿へ、、、
せっかくだからクレマンダルザスも開けちゃおう!
「それってお土産じゃなかったっけ?」 「まぁまた買えばいいし~」
おうちでのんびり アルザス気分を大満喫
で あっという間に翌朝
毎朝思うのですが うちにいると起き抜けはあまりお腹がすいていないのに
旅に出るといつもよりずっと遅くまで飲み食いしているのに 今日の朝ご飯どんなかなぁ~と
幸せに目覚めるのは何故なんでしょう。。。^^;
約束の時間に下に下りていくと~
カウンターの上には美味しそうなチーズにハム類にフルーツがたっぷり
パンのカゴの隣にはもちろん クグロフ!
わ~い とワクワクしていると 「今日はお天気がいいから表にテーブル用意したわね」と
導かれた先には 手作りのジャムがずら~り☆
わたしにとって これ以上のご馳走はありません
星つきレストランより 手作りのパンやジャムや乳製品が並ぶテーブルのほうが
100倍も魅力的に見え
キラキラ豪華なサービス満天5つ星ホテルより
家庭的なシャンブルドットのほうが1000倍も嬉しいわたしって エコノミー ^^
(~なんて言うと フランス行きたがる時点でエコノミーじゃないっていうつぶやきが
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「でも 結構日によって違くて たまにお砂糖入れ忘れたりするのよ~」 だそう(笑)
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by lesgalettes
| 2016-01-08 10:09
| フランス
|
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お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
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