2015 フランス旅 ~ショコラとアニスキャンディー~
ディジョンから北西に60kmほど ひたすら平和な景色の中を走っていくと
緑の中の小高くなった所に 可愛らしい村が見えてきます
ここは 「フランスの最も美しい村」 にも選ばれている Fravigny sur-Ozerain
人口300人ほどのちいさな村
「美しい村」 に選ばれている村の中には やたらと村中で統一された飾りつけがされていたり
お土産屋さんやレストランが所狭しと並んでいたりと
観光地化されているところが多い中 ここは静けさを保っています
行き交う人もほとんどなく 猫がう~んとのびをしているくらい
飾っているからきれいなのではなく あるがままの佇まいが美しい村
この村を訪れてみたかった理由は二つ
ひとつはこの今は空き家になっている建物 ↓
映画好きの方 この窓の形に見覚えがありませんか?
ここは ジュリエットビノシュとジョニーデップの映画 「ショコラ」 の中で
ヴィアンヌとアヌーク親子が開いたあのチョコレートショップ
もう15年も前になりますが ここであのお店のシーンが撮影されたのです
北風にのってやってきて またある日風にのって去ってゆきそうになる親子
あのちょっと閉鎖的で 古いしきたりが残る村の雰囲気が よく似合う街並みです
窓から中をのぞいたら ガランとした中に 家具がポツリポツリ寂しげに置いてありました
甘いものは時に薬であり ちょっとした魔法をもっている
全体に不思議な空気が流れる 雰囲気のあるいい映画でしたよね^^
夕暮れ時 闇に村が飲み込まれていく様子は
絵のようにきれいで 家に入るのがもったいないくらい
今回たくさんの村を訪れましたが ここが案外一番好きな村かもしれません
華やかさや 賑やかさは全くないけれど 地味好きな私には染みるようです
村にひとつあるレストランでのんびりご飯を食べ また夜のお散歩
家(シャンブルドット)にほろ酔いで帰ったら 居間で待っていてくれたご主人いわく
「夜の村もきれいだろう」って村自慢 ^^
ここから60km 仕事にディジョンに通う苦労をしてもなお この村に住みたいのだそう
それも分かる気がします
翌朝はこの村に来たもうひとつの目的
「アニスドフラヴィニー」 のお店へ
可愛らしい絵が描かれた楕円形の缶に入った 「アニスドブラヴィニー」
フランスで あるいは日本でも 買ったことある~見たことある~という方も多いはず
あのパールのようなキャンディーはこの村で作られているのです
何百年も前にこの村の修道院で作られ始め 今も1591年からのレシピを変えることなく
手作業で作り続けているそうです
このアニスキャンディーの売店と製造所は古い修道院の跡に建っているので
村の景色にすっかり溶け込み うっかりすると見逃してしまいそう
庭の奥に今も残る地下聖堂は見学することも出来ます
アニスシード一粒を核にして少しずつ少しずつ糖衣をまとわせ 15日かけてようやく
あの真珠サイズのキャンディーが出来上がります
スミレ味・ ローズ・ オレンジフラワー・ リコリスにミント・・・ 10種類ものフレイバーのキャンディーは
試食もいっぱいで どれも試してみたくなるけれど
時間をかけて作られている分 一つ一つがものすご~く固いので
こんなに小さくとも口の中で溶けきるまで相当の時間を要します
ダイエットにはいいかも (笑)
売店の奥には可愛らしいカフェスペースも
このアニスキャンディーについては 日本語のサイトがあるので
詳しくはこちらを (ページによってはかる~く音が出るので注意)
外に停めてあったこんなレトロなお店の車も 素朴な街並みによく似合っています
今回ひとつ残念なのは ここを訪れたのが土曜日だったこと
作っている所を見学できるのは月~金曜日 分かっていたけれどやっぱり見てみたい
次回のフランス旅は この村にもう一度来たいので ここを含めてブルゴーニュから南下し
リヨン・ オーベルニュ地方かな~ なんて(いつのことやら分からないけれど~)
にほんブログ村
緑の中の小高くなった所に 可愛らしい村が見えてきます
ここは 「フランスの最も美しい村」 にも選ばれている Fravigny sur-Ozerain
人口300人ほどのちいさな村
「美しい村」 に選ばれている村の中には やたらと村中で統一された飾りつけがされていたり
お土産屋さんやレストランが所狭しと並んでいたりと
観光地化されているところが多い中 ここは静けさを保っています
行き交う人もほとんどなく 猫がう~んとのびをしているくらい
飾っているからきれいなのではなく あるがままの佇まいが美しい村
この村を訪れてみたかった理由は二つ
ひとつはこの今は空き家になっている建物 ↓
映画好きの方 この窓の形に見覚えがありませんか?
ここは ジュリエットビノシュとジョニーデップの映画 「ショコラ」 の中で
ヴィアンヌとアヌーク親子が開いたあのチョコレートショップ
もう15年も前になりますが ここであのお店のシーンが撮影されたのです
北風にのってやってきて またある日風にのって去ってゆきそうになる親子
あのちょっと閉鎖的で 古いしきたりが残る村の雰囲気が よく似合う街並みです
窓から中をのぞいたら ガランとした中に 家具がポツリポツリ寂しげに置いてありました
甘いものは時に薬であり ちょっとした魔法をもっている
全体に不思議な空気が流れる 雰囲気のあるいい映画でしたよね^^
夕暮れ時 闇に村が飲み込まれていく様子は
絵のようにきれいで 家に入るのがもったいないくらい
今回たくさんの村を訪れましたが ここが案外一番好きな村かもしれません
華やかさや 賑やかさは全くないけれど 地味好きな私には染みるようです
村にひとつあるレストランでのんびりご飯を食べ また夜のお散歩
家(シャンブルドット)にほろ酔いで帰ったら 居間で待っていてくれたご主人いわく
「夜の村もきれいだろう」って村自慢 ^^
ここから60km 仕事にディジョンに通う苦労をしてもなお この村に住みたいのだそう
それも分かる気がします
翌朝はこの村に来たもうひとつの目的
「アニスドフラヴィニー」 のお店へ
可愛らしい絵が描かれた楕円形の缶に入った 「アニスドブラヴィニー」
フランスで あるいは日本でも 買ったことある~見たことある~という方も多いはず
あのパールのようなキャンディーはこの村で作られているのです
何百年も前にこの村の修道院で作られ始め 今も1591年からのレシピを変えることなく
手作業で作り続けているそうです
このアニスキャンディーの売店と製造所は古い修道院の跡に建っているので
村の景色にすっかり溶け込み うっかりすると見逃してしまいそう
庭の奥に今も残る地下聖堂は見学することも出来ます
アニスシード一粒を核にして少しずつ少しずつ糖衣をまとわせ 15日かけてようやく
あの真珠サイズのキャンディーが出来上がります
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by lesgalettes
| 2015-10-20 14:22
| フランス
|
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お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
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