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2015 フランス旅 ~マドレーヌ~

ナンシーからそう遠くない所にコメルシーという小さな町があります
今から260年ほど前 この辺りを統治していた美食家としても有名なスタニスラス・レクチンスキー公
ある宴の直前 意見が合わず逃げてしまったパティシエに代わり
急遽お菓子を焼くことになったのがマドレーヌというメイド
そのお菓子があまりにおいしかったので スタニスラス公は このお菓子に「マドレーヌ」と名づけ
当時ルイ15世の妃としてヴェルサイユにいた娘のもとにレシピを送らせたのだとか

2015 フランス旅 ~マドレーヌ~_a0107981_1619241.jpg

現在のコメルシーは落ち着いた住宅地といった感じ

その後長い間秘密とされてきたマドレーヌのレシピはコメルシーの菓子職人が買い取り
以降マドレーヌはコメルシーの銘菓として作り続けられているのだそう
コメルシーの町のサイトによると 現在マドレーヌを作っているのは2社
ひとつは町の郊外にある la Boîte à Madeleine
ここではマドレーヌを作っている様子を見学することが出来ます
2015 フランス旅 ~マドレーヌ~_a0107981_16191120.jpg

普通のマドレーヌの他に あられ糖のついたプチのマドレーヌや チョコがけマドレーヌなどありますが
ロレーヌ名産のミラベルを丸ごと入れたマドレーヌが美味☆
でも基本的には奇をてらったものはなくプレーンなものが主流

一方町の中心部に店舗を構える A la cloche Lorraine は マドレーヌの木箱が壁一面にディスプレイされ
カウンターもすべてマドレーヌのシェル型の焼き型で覆われていたりと とても今どきな雰囲気
マドレーヌも普通のものももちろんありますが
もうとにかく迷うほど種類があります
2015 フランス旅 ~マドレーヌ~_a0107981_16192113.jpg

基本のマドレーヌはひとつ25gほどなのですが 1個350g!という巨大マドレーヌまで発見 ^^;
それにマドレーヌから離れ マドレーヌ型のギモーブやらチョコレート ・雑貨まであるからもう大変

2015 フランス旅 ~マドレーヌ~_a0107981_16193042.jpg


マドレーヌが1個だけ入る木箱なんていうのも可愛らしく
あれもこれも欲しくなってしまいますが 持って帰るのも大変なら
帰ってからイギリスもので溢れかえっている我が家にフランスものまでしまう余裕などあろうはずもなく、、、

お土産だけ少々(いやいや 結構かさばるので山盛り?)購入し
あとはレジのおば様からいただいた焼きたてマドレーヌを頬張りながら
「次のシャンブルドットはどんなお宅かなぁ~」 とまたその日の宿へと田舎道をひた走るのでした~



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by lesgalettes | 2015-09-28 16:17 | フランス | Comments(0)


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