スティルトンチーズ

前述のメルトンモウブレイの町をもうひとつ 有名にしているのが
「スティルトンチーズ」
チーズ好きの方はご存知のように
スティルトンチーズと言えば ゴルゴンゾーラ・ロックフォールとともに世界3大ブルーチーズのひとつで
名実共にチェダーチーズと並び イギリスを代表するチーズ
イギリスでは どこのチーズ売り場にも沢山並んでいるので
さぞや大量に生産されているのであろうと思っていたら
スティルトンチーズは(メルトンモウブレイポークパイや コーニッシュパスティー同様)
原産地名称保護制度の対象のため 生産できる場所や製法が厳しく定められており
実は イギリス中でたった6軒のチーズ工房でしか作れないとか
それが メルトンモウブレイ周辺にほぼ集中しているのです

イギリスのチーズはその生産地の名前がつけられているものが多いのですが
(チェダーとか シュロプシャーブルーといったように)
実はスティルトンも町の名前
メルトンモウブレイから少し南に向かったところにある古くからの街道沿いの町です
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現在 「PDO(Protected Designation of Origin)」 原産地名称保護制度によって
スティルトンチーズを生産できるのは ダービーシャー・ ノッティンガムシャー・ レスターシャーの3県
と決まっているので ケンブリッジシャーに属するスティルトンは
スティルトンチーズを作れない ということになっていますが
では何故 「スティルトンチーズ」 という名になったか、、、

1500年までその歴史を遡れるというスティルトンにある宿屋 The Bell Inn
時は1730年 当時のオーナーCooper Thornhill が
メルトンモウブレイ近郊で作られていたブルーチーズをいたく気に入り
独占販売する権利を手に入れ 街道沿いにある地の利を生かし
ロンドンはじめ イギリス中に スティルトンから このチーズを広めていったのだとか
スティルトンで売られているチーズだから 「スティルトンチーズ」という訳

このスティルトンチーズ
美味しいのですが 刺激的な香りと味わい そしてその塩分
旅の途中で買っても かじりつくわけにもいかないし~ でも食べたい
しかもたった6軒しか作っている所がないのなら あわよくば食べ比べもしてみたい~
なんて思って探していたら その Bell inn に見つけました素敵なメニューを ♪
「スティルトンチーズの食べ比べセット」
これはお泊りして ゆっくり飲みながら食べなくては~ ということでこの日のお宿決定(笑)
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さて 無事チェックインし お楽しみのスティルトンタイム☆
なのですが~
イギリスだとチーズは 食事のあとのデザートとして
あるいはデザート後のデザートとして食べるもの
なのでメニューとしても当然プディング(デザート)の欄に載っています
でも食後にチーズは無理 最初にワインと楽しみた~い! と思う日本人は私だけではないはず
ということで 「ゴメンナサイ このチーズ最初にいただきたいんです」~と 日本人なお願い(^^;
やってきました☆ 念願のスティルトンチーズたち
6種類スレートのプレートに一つ一つクリーマリーの名前が書いてあるので分かりやすい
なぜかひとつだけスティルトンではなく スティッチェルトンが入っていますが
それはともかく 美味しい! そして違いははっきり言って 分かりません(笑)
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はじめは違うような気がしているものの 食べ進めるうちに その塩分と
ぴりぴりした刺激で舌が麻痺し 徐々に食べ比べようという意識が消えてゆき
全部美味しいからいいかぁ~(^^;
本当はそれぞれ
Webstersは Creamy& Tangy ・ Cropwell Bishop はElegant & Full
Colsotn Basette はRounded でSmooth&Rich などなどということだけど、、、
他にもスティルトンを使ったお料理としては
クレソンとスティルトンチーズのスープ・ スティルトンチーズビーフバーガーなども楽しめますよ
かくして 血中塩分がマックスに達したまま この日は眠りについたのでした、、、
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さて 翌朝 塩分も薄まり 元気に朝食へ
さすがに朝食にはスティルトンメニューはありませんが
なかなか素敵な 品揃え
いつもの ベーコン&エッグ&ソーセージのイングリッシュブレックファストの他に
スモークハドック&ポーチドエッグ
スモークサーモン&スクランブルエッグ etc...

スモークハドック(鱈)やスモークキッパー(ニシン)・ スモークマカレル(鯖)などの
イギリスのスモークしたお魚が大好きな私は 迷わずハドック(^^)
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それにしても イギリス人ってどうして 朝に限って(だけってことはないけれど)
スモークしたお魚を食べるんでしょう
お昼や夜に食べたくても 出してくれるお店が少ないので
朝に食べ損ねると なかなかめぐり合えなかったりするのが いつも残念
前菜にはたまにあったりしますが
夜のメインはもっとガツンとお肉か お魚でも揚げてボリューミーにしないと
ということなのかな
あるいは日本だと 開いて干したお魚がどちらかというと朝食向きなのと一緒ぐらいの感覚とか?
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それにしても 毎晩お腹いっぱいでベッドに入るのに
朝になるとしっかり 朝食が楽しみなくらいにお腹がすいているのは 旅の不思議です☆





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by lesgalettes | 2014-08-31 18:23 | イギリスのおいしいもの | Comments(0)


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