バーンズナイト
家の中をごそごそ整理していたら
奥からでてきたのが ハギスの缶詰とクルーティーダンプリング
折りしも その週末は1月25日 「バーンズナイト」
ハギスを食べるには最高のタイミングです
バーンズナイト とは スコットランドの詩人ロバートバーンズの誕生日に
彼の生涯と作品を偲びながら ハギスとスコッチウイスキーを食す日
いやいや 逆
ハギスとスコッチを楽しみながら 彼の生涯と作品を偲ぶ日
なぜ彼の誕生日にハギスを食べるのかと言うと~
もちろん彼がスコットランド出身というのもありますが
招待されたある友人宅で供されたハギスに感動し 彼が
「Address to a haggis」 という ハギスに捧げる詩を書いているため
ちょうどその週末友人と 「フィッシュ&チップスを食べよう~」 と言うことになっていたので
形だけでも バーンズナイトをすることに (^^
(なぜ形だけかと言うと 正直 彼の詩をほとんど知らないため、、、これからお勉強します)
さて スコットランド料理 と言って頭に浮かぶのは 「オーツ」
寒いスコットランドで カルシウムや鉄分を多く含むオーツ麦は大事な栄養源
ポリッジとしてだけではなく 様々に調理されて食卓に上ります
そこでまず スターターとして 作ったのは
「Cheese and Onion oat pie」
じゃが芋を型に敷き込み その上に炒めた玉ねぎとオーツ
ハーブや卵・ チーズなどを混ぜたものを詰め 焼き上げたもの
お次はスープ
スコットランドのスープと言えば 「スコッチブロス」か これか と言うくらいメジャーな
「Cock-a-Leekie Soup」 チキンとリークのスープ
本来は丸ごとのチキンを煮込んで作るのですが そこはちょっと簡略化(笑)
特徴は とろみ付けのため(?)に一緒に煮込むオーツまたはお米 とプルーン(!)が入る点
プルーンは本来 細切りにして入れるのだけれど 丸ごとのほうが風味が出過ぎないかもと
今回は 用心して丸ごと投入(^^;
とろとろになったチキンとスープとオーツは まるでサムゲタンのよう
体が芯から温まる スコットランドらしい 栄養たっぷりスープです
デザートにもオーツ
Cranachan は空煎りしたオーツと泡立てた生クリーム
そしてスコットランドの産物 ラズベリーを混ぜ合わせるだけの簡単デザート
生クリームには やはりスコットランドのお酒 ドランブイかスコッチを加えておきます
ちょっと甘みがほしい時には はちみつをひとたらし~
さて 肝心のハギスのほうは お鍋の中で茹でられ中
その間にハギス用の 「ウイスキーソース」 も作ってしまいます
バターで炒めたエシャロットにウイスキーを加えて煮詰めたら
クリームを加えて 塩こしょうで味を調えるだけ
スコットランドでハギスを頼むと スコッチをかける?と聞かれたりするけれど
こういうソースが加わることも
さてさて そろそろ陽も暮れてきたので 「バーンズサパー」 スタート
ハギスの付け合せは 定番の 「Tatties and Neeps 」(じゃが芋と かぶのマッシュ)
今回のハギスは缶詰なので 皮はビニール製で食べられませんが
一応 形だけ ぐさっとナイフを指して 登場です(笑)
ところで 今更ですが 「ハギス」 とは
羊の胃袋に 羊の内臓とオーツなどを詰めて加熱した スコットランドを代表する郷土料理
なかなか見た目にグロテスクなので 好みは分かれるところだけれど
味は言うほど悪くないんですよ
こうやってそのまま食べるもよし
スコットランドに行った時は ジャケットポテトにのっていたり
サンドイッチになっていたり ポーチドエッグのせや はたまたフライになっていたり
手を変え品を変え登場してきました(笑)
そうそう こんなに食べたのに この日のメインは初心貫徹で
「フィッシュ & チップス」!
かる~くミントで風味をつけた マッシーピー(グリーンピースのマッシュ)も添えて~
フィッシュ&チップス屋が出来るんじゃないかと思うくらい 上出来 上出来 ^^
そしてデザートには クラナッハンと 前述の「クルーティーダンプリング」
クルーティーとはスコットランド語で「布」のこと 布で包んで茹でた(あるいは蒸した)
ドライフルーツのかたまりのような ずっしりプディング
温めてカスタードソースと共にデザートに スライスしてフライパンで焼いて朝食に
とにかく ずっしり、、
「バーンズサパーフルコース + フィッシュ&チップス」 さすがに大満腹です 笑
遠い昔学生の頃 エジンバラの語学学校の寮の食事で 「ハギスよ」 と出てきた
得体の知れない食べ物
この夜 「ハギス」を食べながら わたしが偲んでいたのは ロバートバーンズではなく
何なのか正体を分からず食べていた 「ハギス」そのものと 自分の若かりし日々なのでした~
☆★ お知らせ ★☆
2月11日(祝) 空席できました
にほんブログ村
奥からでてきたのが ハギスの缶詰とクルーティーダンプリング
折りしも その週末は1月25日 「バーンズナイト」
ハギスを食べるには最高のタイミングです
バーンズナイト とは スコットランドの詩人ロバートバーンズの誕生日に
彼の生涯と作品を偲びながら ハギスとスコッチウイスキーを食す日
いやいや 逆
ハギスとスコッチを楽しみながら 彼の生涯と作品を偲ぶ日
なぜ彼の誕生日にハギスを食べるのかと言うと~
もちろん彼がスコットランド出身というのもありますが
招待されたある友人宅で供されたハギスに感動し 彼が
「Address to a haggis」 という ハギスに捧げる詩を書いているため
ちょうどその週末友人と 「フィッシュ&チップスを食べよう~」 と言うことになっていたので
形だけでも バーンズナイトをすることに (^^
(なぜ形だけかと言うと 正直 彼の詩をほとんど知らないため、、、これからお勉強します)
さて スコットランド料理 と言って頭に浮かぶのは 「オーツ」
寒いスコットランドで カルシウムや鉄分を多く含むオーツ麦は大事な栄養源
ポリッジとしてだけではなく 様々に調理されて食卓に上ります
そこでまず スターターとして 作ったのは
「Cheese and Onion oat pie」
じゃが芋を型に敷き込み その上に炒めた玉ねぎとオーツ
ハーブや卵・ チーズなどを混ぜたものを詰め 焼き上げたもの
お次はスープ
スコットランドのスープと言えば 「スコッチブロス」か これか と言うくらいメジャーな
「Cock-a-Leekie Soup」 チキンとリークのスープ
本来は丸ごとのチキンを煮込んで作るのですが そこはちょっと簡略化(笑)
特徴は とろみ付けのため(?)に一緒に煮込むオーツまたはお米 とプルーン(!)が入る点
プルーンは本来 細切りにして入れるのだけれど 丸ごとのほうが風味が出過ぎないかもと
今回は 用心して丸ごと投入(^^;
とろとろになったチキンとスープとオーツは まるでサムゲタンのよう
体が芯から温まる スコットランドらしい 栄養たっぷりスープです
デザートにもオーツ
Cranachan は空煎りしたオーツと泡立てた生クリーム
そしてスコットランドの産物 ラズベリーを混ぜ合わせるだけの簡単デザート
生クリームには やはりスコットランドのお酒 ドランブイかスコッチを加えておきます
ちょっと甘みがほしい時には はちみつをひとたらし~
さて 肝心のハギスのほうは お鍋の中で茹でられ中
その間にハギス用の 「ウイスキーソース」 も作ってしまいます
バターで炒めたエシャロットにウイスキーを加えて煮詰めたら
クリームを加えて 塩こしょうで味を調えるだけ
スコットランドでハギスを頼むと スコッチをかける?と聞かれたりするけれど
こういうソースが加わることも
さてさて そろそろ陽も暮れてきたので 「バーンズサパー」 スタート
ハギスの付け合せは 定番の 「Tatties and Neeps 」(じゃが芋と かぶのマッシュ)
今回のハギスは缶詰なので 皮はビニール製で食べられませんが
一応 形だけ ぐさっとナイフを指して 登場です(笑)
ところで 今更ですが 「ハギス」 とは
羊の胃袋に 羊の内臓とオーツなどを詰めて加熱した スコットランドを代表する郷土料理
なかなか見た目にグロテスクなので 好みは分かれるところだけれど
味は言うほど悪くないんですよ
こうやってそのまま食べるもよし
スコットランドに行った時は ジャケットポテトにのっていたり
サンドイッチになっていたり ポーチドエッグのせや はたまたフライになっていたり
手を変え品を変え登場してきました(笑)
そうそう こんなに食べたのに この日のメインは初心貫徹で
「フィッシュ & チップス」!
かる~くミントで風味をつけた マッシーピー(グリーンピースのマッシュ)も添えて~
フィッシュ&チップス屋が出来るんじゃないかと思うくらい 上出来 上出来 ^^
そしてデザートには クラナッハンと 前述の「クルーティーダンプリング」
クルーティーとはスコットランド語で「布」のこと 布で包んで茹でた(あるいは蒸した)
ドライフルーツのかたまりのような ずっしりプディング
温めてカスタードソースと共にデザートに スライスしてフライパンで焼いて朝食に
とにかく ずっしり、、
「バーンズサパーフルコース + フィッシュ&チップス」 さすがに大満腹です 笑
遠い昔学生の頃 エジンバラの語学学校の寮の食事で 「ハギスよ」 と出てきた
得体の知れない食べ物
この夜 「ハギス」を食べながら わたしが偲んでいたのは ロバートバーンズではなく
何なのか正体を分からず食べていた 「ハギス」そのものと 自分の若かりし日々なのでした~
☆★ お知らせ ★☆
2月11日(祝) 空席できました
にほんブログ村
by lesgalettes
| 2014-02-02 16:51
| イギリスのおいしいもの
|
Comments(0)
お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
home
イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします
※写真の無断転載はご遠慮ください
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
home
イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
※リンクフリーです
※メールはHPに記載のアドレスまで あるいは
鍵コメで連絡先を書いていただければ、こちらからも
ご連絡いたします
※写真の無断転載はご遠慮ください
カテゴリ
全体日常
イギリスのおいしいもの
レッスン
アフタヌーンティー&ティー
ピクニック
イギリスイベント
イギリスで学ぶ
イギリスの花
日本&イギリス以外
イギリス散歩
フランス
未分類
以前の記事
2024年 03月2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
more...