パンで作るお菓子
前回 サマープディングとタルトタタンについて書きながら
「あ~これがあったっけ」 と思い出したお菓子がありました
ちょうどサマープディングと タタンを足して割ったような
「アップルシャルロット」
洋菓子好きの人が 「シャルロット」 といって 頭に思い浮かべるのは きっと
ビスキュイ生地の中に ババロアを流して固める冷たいケーキ
でも イギリスのシャルロットは 大分様相が違います
まずは中に詰める フィリングの準備
りんごに砂糖やバター レモンやシナモンを加えてピュレ状に加熱 それだけ
そして さらに簡単なことに
ビスキュイの代わりには なんと食パン そのまんま☆
溶かしたバターを食パンに塗りながら 型に敷きこんでいきます
本当は 大きく作るのだけれど 今日はなんとなく 小さいものと 中くらいに分けてみようかな・・
そして 先ほどの食パンの中に りんごを詰めて
またパンで蓋をしたら オーブンへ~
パンがこんがり狐色になったら 出来上がり☆
型には前もって バターを塗って お砂糖をまぶしつけておいたので
外側はラスクのような風味の焼き上がり
温かいうちにいただきます
スプーンをいれると 中には 優しい味のりんご
ね これちょっと 温かいバージョンサマープディングのようではないですか
パイ生地より お腹に優しそうだし 冬にはもってこい
材料はパンとバターとりんごなので 朝ごはんにもなりそうだけれど
小さく作って 温かいカスタードを添えれば デザートにもOK
サマープディングより パン感が出るので 人によってはちょっとボリューミーかもしれないけれど(笑)
大きめに作ったほうが フィリングに対するパンの割合が少ないので より軽い感じです
かのアントナン・カレームが ビスキュイにババロアをつめるスタイルを作るまでは
フランスでも このパンにフルーツをつめるスタイルが 「シャルロット」だったそう
「シャルロット(フランス語で貴婦人のかぶる帽子)」 に似ているからその名がついた
というのが定説だけれど
イギリスでは かなり前からこのお菓子は存在し その名前の由来のほうも
ゲーテの小説のヒロインの名前から とられたとか
ヘブライ語で「schaleth」 という カリカリのクラストのなかに甘くてスパイスの効いたドライフルーツをつめたものからきているとか~
ジョージ3世の王妃の名前に由来したとか 諸説あるよう
なんにせよ 昔の人の 残りもののパンをおいしいお菓子によみがえらせるその術に
ほんとうに感服します
だってこれが残りもののパンだった なんて信じられないくらい美味しいお菓子が
他にもたくさんあるのですから~
今月のレッスンでは その中から
「ブレッド&バタープディング」
「トリークルタルト」 を 紹介しています ^^
☆☆お知らせ☆☆
1月13日(祝)10:00~ レッスン空席できました
にほんブログ村
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ちょうどサマープディングと タタンを足して割ったような
「アップルシャルロット」
洋菓子好きの人が 「シャルロット」 といって 頭に思い浮かべるのは きっと
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でも イギリスのシャルロットは 大分様相が違います
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サマープディングより パン感が出るので 人によってはちょっとボリューミーかもしれないけれど(笑)
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かのアントナン・カレームが ビスキュイにババロアをつめるスタイルを作るまでは
フランスでも このパンにフルーツをつめるスタイルが 「シャルロット」だったそう
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というのが定説だけれど
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by lesgalettes
| 2014-01-08 10:54
| イギリスのおいしいもの
|
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お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
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こちらもどうぞ ↓
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