バウムクーヘンの故郷
ブレーメンから電車を乗り換えながら移動すること約3時間
どんどん寂しくなる車窓に少々不安をおぼえながら
到着した駅が Salzwedel
駅を出るとやっぱりどこか閑散とした雰囲気、、、
あまり観光に力を入れているようには見えないけれど ここには
日本人の(もちろんわたしも)大好きな ドイツの甘いもの
「バウムクーヘン」 がたくさんある!、、、 はずなのです
期待にワクワクしながら 翌朝真っ先に向かったのは
「Erste Saltzsedeler Baumkuchen」
町外れにあるその黄色い建物
バウムクーヘン型のドアノブにうれしくなりながら 一歩店内に足を踏み入れると~
そこはもう バウムクーヘン一色の世界
甘い香りが漂う店内に バウムクーヘン以外他には何もありません
この日ここに一番に来たのには訳があります
心優しいことに ここでは その製造の様子を見学させてくれるのです☆
お店の方にお願いすると 店舗の奥の工房に連れて行ってくれるのですが~
。。。かなり感動です
あまり大きくない工房の中では ミキサーで生地を混ぜる人
直火の特殊な窯で バウムクーヘンを焼く職人さん
奥にはまるで巨大なちくわのように焼きあがったバウムクーヘンがかかるラック。。。
1807年創業のこのお店
ザルツヴェーデルで最も古いレシピを使用し 200年変わらず作っているとのこと
説明によると 生地は 卵黄・バター・砂糖と小麦粉でまず混ぜあわせ
そこに卵白で作った メレンゲを合わせるとのこと
それを釜の前の容器にセットします
釜の熱で固まってしまわないよう 時々生地をかき混ぜながら
まずは 芯に帯状に生地を流していくところから スタート
焼き目がついたら そこに どんどん生地を重ねていくので
独特のでこぼこした木の形に焼きあがるというわけ
300℃あるという釜の前で 巨大なバウムクーヘンは 瞬く間に焼き色がついていきます
ここのお店では 全部で6~8層ほど重ねるとのこと
説明してくれながらも 決して手を休めることのない職人さん
釜の前は常に60℃はあるそうで とても暑そう
昔はバウムクーヘン職人は長生きしないと言われていたとか。。。
完全に冷ましたバウムクーヘンに チョコレートや糖衣をかければ
元祖バウムクーヘンの完成
焼きあがったバウムクーヘンを手に ポーズをとってくれた職人さん
どうぞ長生きして おいしいバウムクーヘンを作り続けてくださいね
このお店では 基本のダークチョコレートコーティングの他に ミルクチョコレート
ホワイトチョコレート ・ フォンダン そして珍しくプレーンもおいてあります
1リング、2リングと 好みの分だけカットしてもらい グラムでお支払いするシステム
ホールのバウムクーヘンをそのままウェディングケーキに用にデコレーションしたものも
もう一度結婚式が出来るのなら このウェディングケーキがいいかも☆
このバウムクーヘンのように共に年輪を重ねていきましょう~的な(笑)
なによりその 感動的にしっとりと軽い焼き上がり
甘さはかなり控えめです
こんなにおいしいバウムクーヘン みんなで分けて食べられたら幸せですよね。。。
といいつつ 自分だけで食べてごめんなさい(^^;
にほんブログ村
どんどん寂しくなる車窓に少々不安をおぼえながら
到着した駅が Salzwedel
駅を出るとやっぱりどこか閑散とした雰囲気、、、
あまり観光に力を入れているようには見えないけれど ここには
日本人の(もちろんわたしも)大好きな ドイツの甘いもの
「バウムクーヘン」 がたくさんある!、、、 はずなのです
期待にワクワクしながら 翌朝真っ先に向かったのは
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町外れにあるその黄色い建物
バウムクーヘン型のドアノブにうれしくなりながら 一歩店内に足を踏み入れると~
そこはもう バウムクーヘン一色の世界
甘い香りが漂う店内に バウムクーヘン以外他には何もありません
この日ここに一番に来たのには訳があります
心優しいことに ここでは その製造の様子を見学させてくれるのです☆
お店の方にお願いすると 店舗の奥の工房に連れて行ってくれるのですが~
。。。かなり感動です
あまり大きくない工房の中では ミキサーで生地を混ぜる人
直火の特殊な窯で バウムクーヘンを焼く職人さん
奥にはまるで巨大なちくわのように焼きあがったバウムクーヘンがかかるラック。。。
1807年創業のこのお店
ザルツヴェーデルで最も古いレシピを使用し 200年変わらず作っているとのこと
説明によると 生地は 卵黄・バター・砂糖と小麦粉でまず混ぜあわせ
そこに卵白で作った メレンゲを合わせるとのこと
それを釜の前の容器にセットします
釜の熱で固まってしまわないよう 時々生地をかき混ぜながら
まずは 芯に帯状に生地を流していくところから スタート
焼き目がついたら そこに どんどん生地を重ねていくので
独特のでこぼこした木の形に焼きあがるというわけ
300℃あるという釜の前で 巨大なバウムクーヘンは 瞬く間に焼き色がついていきます
ここのお店では 全部で6~8層ほど重ねるとのこと
釜の前は常に60℃はあるそうで とても暑そう
昔はバウムクーヘン職人は長生きしないと言われていたとか。。。
完全に冷ましたバウムクーヘンに チョコレートや糖衣をかければ
元祖バウムクーヘンの完成
焼きあがったバウムクーヘンを手に ポーズをとってくれた職人さん
どうぞ長生きして おいしいバウムクーヘンを作り続けてくださいね
このお店では 基本のダークチョコレートコーティングの他に ミルクチョコレート
ホワイトチョコレート ・ フォンダン そして珍しくプレーンもおいてあります
1リング、2リングと 好みの分だけカットしてもらい グラムでお支払いするシステム
ホールのバウムクーヘンをそのままウェディングケーキに用にデコレーションしたものも
もう一度結婚式が出来るのなら このウェディングケーキがいいかも☆
このバウムクーヘンのように共に年輪を重ねていきましょう~的な(笑)
なによりその 感動的にしっとりと軽い焼き上がり
甘さはかなり控えめです
こんなにおいしいバウムクーヘン みんなで分けて食べられたら幸せですよね。。。
といいつつ 自分だけで食べてごめんなさい(^^;
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by lesgalettes
| 2012-01-27 03:00
| 日本&イギリス以外
|
Comments(6)
Commented
at 2012-01-27 11:17
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
tom-sou-ya at 2012-01-27 16:23
いま日本でもバウムクーヘンが流行りだしてるみたいで、あちこちで表立って見られるようになりました。
昔はケーキ屋の贈答品として焼き菓子とかと一緒に隅っこにあるイメージだったんですけど、ホール買いも当たり前になってきてます。
昔はケーキ屋の贈答品として焼き菓子とかと一緒に隅っこにあるイメージだったんですけど、ホール買いも当たり前になってきてます。
0
Commented
by
lesgalettes at 2012-01-28 05:05
tom-sou-ya さん
焼き菓子好きとしては純粋にシンプルな生地を味わうバウムクーヘンはたまらないものがあります。。近頃流行りのふわふわ系バウムではなく、1枚1枚はがせるくらい重量感のあるバウムがいいですね。。。
焼き菓子好きとしては純粋にシンプルな生地を味わうバウムクーヘンはたまらないものがあります。。近頃流行りのふわふわ系バウムではなく、1枚1枚はがせるくらい重量感のあるバウムがいいですね。。。
Commented
at 2022-08-07 20:10
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
三橋栄香 民秋史也
バウムクーヘン
お菓子教室 「Galettes and Biscuits」 の日常 ☆
by lesgalettes
ガレット アンド ビスケット
シンプルで温かいイギリス菓子の魅力を伝えるべく 宇都宮から発信中☆ これまで見たことの無いお菓子に出会えるかも☆
詳しくは こちらを↓
Galettes and Biscuits
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イギリス菓子にご興味ある方は
こちらもどうぞ ↓
「イギリスおかし百科」
「BRITISH HOME BAKING おうちでつくるイギリス菓子」「イギリスお菓子百科」「ジンジャーブレッド 英国伝統のレシピとヒストリー」「BRITISH SAVOURY BAKING イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」
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